2011年12月31日土曜日

2011年は6魚種デビュー

年末恒例の振り返り。今年は自宅で年を越せない人も多かろう。穏やかに越せることに感謝だ。
  • 記事書込数=60 昨年の72から落ち着き、一昨年の60と同じに。時事が11、記事が2。震災あり、友人の急死あり、悲しい年だった。
  • 釣行回数=47。昨年55から減って月3回ペースに。ちょうどいい。
魚種別釣行数は表にして昨年と比べながら、印象を思い起こす。
釣り物
2011年
釣行数
2010年
釣行数
備考
アカムツ
今年デビュー。激旨で連釣。
アマダイ
2年ぶりに。大型ゲット。
イサキ
これも2年ぶり。湾内と違い南房の濃さを実感。
イシダイ
今年デビュー。奥深い。煮付け最高。
ウィリー
引き味から遠のいたときに。
カワハギ
今年デビュー。掛けるのが楽しい。
コマセマダイ
11
昨年より減ったが、それでも一番多い。
シロギス
ついつい小物釣りから足が遠ざかり。
スルメイカ
ドスドス感が止められず。
テンヤマダイ
段々楽しみがわかってきて。
ヒラメ
年末に型が出て。
フグ
今年デビュー。楽しい。
マアジ
10
ビシアジ3、LTアジ3。
マダコ
今年デビュー。むにゅっと感が楽しい。
マルイカ
今年は反応薄く、行く気になれず。
ヤリイカ
繊細なアタリを取るのが楽しくなってきて。
ワカサギ
今年デビュー。初釣行でボウズ。
ワラサ
今年はブリ属の回遊多く。
合計が53になるが、リレー釣りがあるため。今年は6魚種に新たにデビューした。それぞれ楽しく、美味い。釣りの幅が広がってよい。

今年のベスト・ワースト釣行は、
で決まりだろう。初釣りこそボウズだったが、その後は釣果も内容も今年は良好だった。来年は西に足を延ばしてみたい。

2011年12月29日木曜日

2011年有終の一尾

64cm・2.6kgのヒラメ。分厚い。
2011年12月28日(水、休暇)釣行 中潮
よしえ丸 左舷ミヨシ
大原沖 水深20-40m 波1.5m
曇り時々晴れ 北北西の風5-2m

ヒラメ 4匹 48-64cm(2.6kg)
ショウサイフグ 7匹 20-25cm
マダイ 1匹 23cm リリース
マトウダイ 1匹 30cm 贈呈
ウマヅラ 1匹 28cm リリース

「タイとヒラメにフグがつく」釣りをどうしてもやりたい、と月例仕立て先輩のMさん。仲間を募り、よしえ丸に無理を頼んで5時―14時で仕立ててしまった。三目はタックルも仕掛けも餌も違うので重装備になるなと思っていたが、ライトタックルでビシも天秤も使わないから、意外とお手軽だった。

朝一はフグから。晴れて凪ぎる予報だったが、曇りで風があり寒い。手が悴んでフグ餌のアオヤギをつけずらい。軍手で温めながらアタリをとる。このところ喰いが悪い上に、波も高く、アタリが取りづらい。ミヨシ一番は前後左右上下に激しくゆられて、酔う。胃に何も入れていないので空げっぷを繰り返しながらも集中力を切らさず、なんとか良型7匹を釣り上げる。船中1-7。

よしえ丸Webから。
船長が検量してくれた。
次いでヒラメ。一投目から背後右舷ミヨシで1kg級。80号使用の横流しなので堅めの竿を準備したが、大きな波を吸収できない。潮上になる二流し目、底をトレースするがなかなかアタリがでない。エサをチェックしようと巻き上げたところ、4-5mも上でいきなり何やらヒット。タモを手に横にスタンバイする船長に「青物でしょう」と言ったそばからユラリと姿をみせたのは、後検量2.67kgの自己記録更新ヒラメ。潮が澄んでいて、イワシの群れを追っているのか、ヒラメは浮いているらしい。捨て糸40cmの錘を底から1m今日上げて置き竿にし、はりす1mの餌が底から1.5mを中心に±1mを波の上下動で勝手に探る作戦に。奏功したのか、1.5kg含む3匹追釣で計4枚。船中0-4。

ラストはひとつてんや。1投目着底と同時にそれらしきアタリ。すかさずアワセるが針掛りせず。以降はウマズラやベラ等外道との戦い。これも澄み潮の影響だろう。23cmの小型マダイを1匹だけ掛けたが、リリース。落とし込みだけでなく、回収時にタイラバ風のゆっくり巻き上げも試してみたが、奏功せず。ネクタイも試してみるとアタリが多くなったが、一投で時間切れ沖上り。効果のほどは次回に持ち越し。船中0-1。

やはり三目リレーは、少々延長したところで、せわしない。各種目短時間の勝負になるが、その日の状況が掴めてきた頃に次の釣りに替わるので、物足りなさが残る。とはいえ、船中釣果が芳しくない中、各魚種とも竿頭、特にヒラメは型・数ともに抜き出たので、大満足。仲間に悪い気がした一日だったが、ヒラメは引き取り手が多いため贈呈できず、マトウダイだけ差し上げた。

フグ: マイロッド7 マイリール7 PE1.5号、カットウ25号
ヒラメ: マイロッド10 マイリール1 PE3号、ハリス6号100cm、捨て糸40cm4号、球状夜光錘80号
タイ: マイロッド8 マイリール5 PE0.8号、先糸2.5号3m、テンヤ5-6号

2011年12月25日日曜日

正月用追加食材

苦労したが、納得のアカムツ5尾
2011年12月24日(土)釣行 大潮
正一丸 1号船 右舷トモ1番
片貝沖 水深220-270m
曇りのち晴れ 北の風1-2m 波1m

アカムツ 5匹 25-35cm
サバ 数匹 エサ用の他はリリース

正月の雑煮用のイクラが届いた。我が家の雑煮は釜石流で、すましに焼き餅、蒲鉾と人参と大根の千切りを入れ、イクラをまぶしたものだ。イクラは遡上するサケを河口でとらえたもので粒が大きく張りがある。すし屋等で毎回イクラを食すが、勝るものに今だお目にかかったことがない。毎年取り寄せていた釜石の商店は震災で流されてしまった。店や工場の再建に懸命だが、サケが例年通り戻ってくるかどうかが心配とのことだった。地形が変わってもサケは出身地を覚えていて戻ってきた。復興を祈る。

「これで正月食材は揃ったな」と、プリプリのイクラ丼に舌鼓を打つ。「…焼き魚をアカムツにしたい」と、困ったことを言い出した上さん。波崎は12月に入って一斉にヒラメに切り替えており、唯一アカムツでも出船していた信栄丸も23日で終了だと言う。本場の富山まで行けば釣れるだろうがその気力がない。調べると片貝の正一丸がアカムツで出船している。例年この時期はキンメなのだが不調なので替わりに狙っている様子。波崎よりも水深があり、タックルもヘビーだが、保有のものでなんとかなるだろうと初釣行。釣り人7名で船長も竿を出す。沖へ1時間ほど。前日に続いての釣行と言う人が300m巻で届かなかったと聞き、もしやと持ち込んだ道糸100mを追加で巻き込む。

初めての錘250号に手を焼く。錘負けする竿(負荷表示最大180号)が、曲がりきっている。置き竿でアタリは出るが、喰い込んだのか離れたのかが、重みでわかりにくい。乗せたつもりの空揚げが数度あり出遅れた。中盤、空揚げのつもりが乗っていた一尾に苦笑いしつつホッとする。釣り方にも迷う。連日釣行氏から「一度掛けたら仕掛け分送り出して追い食いを待つ」と聞いたが、隣で竿を出す船長がそうした釣り方でアカムツやクロムツを2点掛けする。ライトな波崎と異なり、中深場の釣り方に近いらしい。真似てみるが、追い食いを待っているうちに掛けたはずの一匹目が外れて空揚げになったり、オマツリが増えてバラシている気がする。終盤、アタリを手持ちで掛けて、乗ればすぐ巻き上げる自分流で挽回。ラストの一投でも30cmクラスを混じえて都合5匹に納得の納竿。「潮が効かず大型が喰ってこない」と船長は不満顔。船中1-7か。トップは連日釣行氏で、糸が払い出す左舷のほうが良かったようだ。

「今日は苦労したけど、これでなんとかなるやろ」とご要望のアカムツ確保にどや顔。「ボウズやろと思ってたのによう釣れたな」と上さん。「でも、小さいのもいるな」と余計なことを言う。「お隣かばあばにあげれば」と切り返すと「あかんに決まってるやん!」…ほらみろ、やっぱり全部ガメる気だ。

マイロッド14 マイリール2 PE6号
錘250号
幹糸8号、枝ス4-6号、2-3本針

2011年12月19日月曜日

イシダイ リベンジ

大小のイシダイ7尾
2011年12月17日(土)釣行 小潮
育丸 5号船 右舷トモ1番
剱埼沖 水深35-45m
北の風2-6m 波0.5m

イシダイ 7匹 28-35cm
イナダ 5匹 40-45cm
マアジ 2匹 38cm

釣行後の深夜、38.8度の高熱で目覚めた。腰や関節のいたるところが痛む。日曜なので医者は休み。市販解熱剤で抑えて安静。一夜明けた月曜も38度を下回らず、上さんはインフルエンザだと言う。念のため、休んで検査してもらうとシロ。結果になぜかがっかりする上さん。滅多に病むことがないので、3-4日寝込むことを期していたらしい。処方された抗生剤と解熱剤でようやく楽になってきた。

そんなわけで記憶があやしくなりつつある釣行記。9人参加の月例仕立て。今回は前回惨敗のイシダイ。船宿間のポイント争奪戦が激しいらしく、6時過ぎには港前に出て7時ちょうどに猛ダッシュ。10分ほどで実釣開始。隣のTさん一投目からイシダイを連発。俺にはイナダとアジ、たまーにイシダイ、な展開。なにが違うのかとあれこれ聞いてみると、標準4号ハリスに対して3号を使っているという。アマダイ用だが3号仕掛けを取りだし、短さを長いクッションでカバーしてみる。なるほどイシダイが喰ってくる。が仕掛けが重いので底の外道が多く喰ってくる。ならばと3号で2本針仕掛けを船上作成。簡易な枝スを切られることが多かったが、なんとか7匹釣り上げることができた。

船中4-15匹、船中86匹でリベンジ成功。俺も型・数ともに記録更新。アタリが多くて楽しめた。アオリも準備していたが、模様が芳しくないらしく、狙わなかったのが残念。イナダもアジもストックがあるので、全て釣友に引き取ってもらった。刺身にしたイシダイは、マダイよりも甘く歯応えがあった。良い気分で早めに床に就いたのだが、冒頭の通り。先週のうちにもらって潜伏していた風邪が発症したらしい。

マイロッド1 マイリール1 PE3号
天秤70cm プラビシ80号+25号増し錘 クッション50cm→途中1m
4号3.5m2本針 3号2.2m2本針 3号3.5m2本針

2011年12月11日日曜日

ソゲ4枚

綺麗な満月なのだが、写真が下手
2011年12月10日(土)釣行 大潮
力漁丸 3号船 左舷トモ3番
太東沖 水深20m前後 波1m
晴れ 北北西の風5-2m

ヒラメ 4匹 28-35cm
イナダ 1匹 45cm

月例仕立てメンバーから誘われ5人で大原にヒラメ狙い。初めての力漁丸。2艘保有で、ヒラメには総勢13人。もう1艘はオニカサゴ。冷え込む夜明け前に満月を眺めながら太東岬の沖合へ。凪に大型を期す。

ソゲばかり…
開始早々に前あたり。かじっているのだが待てど暮らせど引き込まず。埒が明かぬと聞きあげると30cmなさげなソゲ。「大きいの取れたら放流してやって」とタモ入れした船長。続いていきなりの引き込み。「よしよし、さっきのは逃がしてやろう」と巻き上げるが、イナダ。次のアタリも待ちくたびれた挙句ソゲ…。日が昇ったが、北風の横流しのため、流し変えごとに日向と日影が入れ替わる。日影だと寒い。釣座すぐ後ろのデッキで陽を受けながら、反対弦のお仲間の様子を眺めたり、置き竿を睨んだり。

船中ポツポツと釣れているが、バタバタと忙しくなるほどではない。1-2kgの型も時折顔を見せるのだが、俺の竿にはいかにも小型ですと言わんばかりのアタリしか来ず。タナを上げてみてもソゲ。結局4枚釣り上げるも小型ばかりに苦笑い連発。お仲間内では数はトップで型はビリ。船中1-7枚。

「ソゲ4枚」の釣果メールに、「なにそれ。いらん」と上さん。別の魚と思っているらしい。帰って見せると「ヒラメやん。わけわからん魚かと思た」と案の定。「ちょうどええやん、焼くにも揚げるにも」と悪気ない言葉が、胸をグサリと突く。今期のヒラメは盛況なのだが、俺の釣果は昨年・一昨年よりも見劣りする。年内にもう一度行けるかどうか…。

マイロッド4 潮流早くて曲がりすぎ マイロッド10に変更
マイリール1 PE3号 同じく途中で マイリール5に変更 PE2.5号
ハリス6号100cm 捨て糸4号50-40cm 水中ランプ
錘80-100号

2011年12月4日日曜日

グジ 40cm

朝焼けの富士
2011年12月4日(日)釣行 長潮
つね丸 7号船 左舷ミヨシ2番
城ケ島西沖 水深80-100m 波1m
北北西のち北北東の風 3-8m

アマダイ 5匹 28-40cm
ヒメコダイ、ガンゾウ、キダイ、トラギス等リリース多数


つね丸Webから。眠ってしまった
 誕生日前後の1週間を半額にするサービスが嬉しいつね丸。今の釣り物はマダイ、アマダイ、カワハギ。つり丸の特集をみて、3年振り2回目のアマダイ釣行に。京都ではグジと呼ばれ、今回は干物にしてみようと目論む。

昨日の雨から一転、快晴で視界が良い。13人の釣り人を乗せ、右舷に富士を見ながら城ケ島へ向かう。伊豆大島の近くで竜巻が見えるが、こちらには全く影響なし。
型・数ともに満足
開始早々、お隣左舷ミヨシ氏に続いて、アマダイを釣り上げる。小型ながら前半に3匹釣れてまずまず。ゲストも多くて飽きないが、持ち帰っても処理に手間かかるし、文句言われるし、なので皆リリース。後半、二枚潮になり苦戦。錘を80号から100号に代えて対処。喰いが渋いのでナイロンの仕掛けを試してみる。これらが奏功したのか40cmを連釣。船中0-5で、前回に続き竿頭。前回、今回と運がいい。型も数も自己記録更新。最高のバースディ釣行になった。

マイロッド1、バラスことはなかったが胴に乗るマイロッド10のほうが良さそう
マイリール1 PE3号
天秤70cm、錘80-100号
2-2.2m 2-3本針