2012年2月26日日曜日

マルマル、モリモリ

佐島港内の船船。ボートで乗り込む。
2012年2月26日(日)釣行 中潮
つね丸 7号船 右舷トモ3番
7:30出船-14:30沖上がり
長井沖~三戸浜沖 水深40-50m
曇り 北北東の風6-2m 波0.5m

マルイカ 8匹 胴長8-13cm

昨年は全くダメで未釣行だったマルイカ、今年は湧きだしたらしい。♫マルマル、モリモリ♫とばかりに二年ぶりの釣行。剱崎が休みなので、佐島のつね丸へ。デカいアマダイを釣らせたくれた船長の担当。7cmブランコでは釣れないとのアドバイスに5cm直ブラで始める。

桶に余裕の型と数
左右でポツポツ釣れるが、俺には釣れない。久しぶりでアタリがわからない、それらしきも掛けられない展開。スッテをいろいろ代えるが好転しない。やっと型を見たのが10時過ぎ。なんだかホッとする。なるほどすごく小さい。デカいホタルイカと言っていいぐらいのいわばマイクロマルイカだ。♫マルマル、チビチビ、アタリが取れない♫だ。12時過ぎに1杯追加。今日は2杯で終わりか…?

どれくらい小さいのかと言うと、
タバコ箱ぐらい…
残り2時間の終盤、直結に変更。5本ヅノの一番下だけ直ブラなので、厳密には直結ブラだ。アタリが取りやすくなった。と言っても竿先が1mm動くかどうかなのだが、明らかに直ブラよりもわかりやすい。チップも多いが怒涛の挽回でなんとか8杯にして沖上がり。初めから直結にすれば良かった。船中0-30。ツ抜けは少ない。トップは直結、スソはブランコ。船長の言うことは聞くもんだ。♫マルマル、チビポツ♫だったが、終盤になってマルイカ釣りの感覚が蘇ってきたのが収穫。それにしても型が小さい。だが、このサイズが多く、そのアタリが取れたのだから、今シーズンは楽しめそうだ。

マイロッド7 マイリール7 PE1.5号
5cm直結ブラ5本針、錘60号

2012年2月19日日曜日

屏風に上手に

2012年2月18日(土)釣行 中潮
育丸 5号船 左舷トモ1番
剱埼沖 水深30-65m
晴れ 北の風13-8m 波1.5-1m

マダイ 0

丸坊主。ただ、それだけ。

釣れない時の風景画…。
月例仕立て。予定は沖の瀬でメバル釣り。乗船前に「沖に出れるかなー?」と釣り仲間。「強風、荒波で無理でしょう。湾内でも寒いし、潮流れないし、修行釣りになりますね。」と予想。乗合なら回避する日並だ。剱埼沖南北のポイントを転々、マダイを狙う。船が少ないのが一路の期待だったが、ビシから伝わる水温が冷たすぎる。悪条件に、昨夜の雪による水温低下が決定打になって、船中不発。底を狙った仲間がホウボウやウマヅラを掛けたのがやっと。俺は小魚一匹。完全無欠の丸坊主は5年のキャリアで二度目。

♫坊主が屏風に上手に坊主の絵を描いた♫という早口言葉を思い出した。
♫坊主が剱崎下手な富士の絵を撮った♫ってところか…。

マイロッド4 マイリール1 PE3号
天秤70cm、プラビシL80号、クッション1m
6-4号テーパ9m2本針、3号10m2本針、2.5号8m1本針
アミコマセに付け餌オキアミ

2012年2月12日日曜日

赤目

2012年2月12日(日)釣行 中潮
一郎丸 28号船 右舷ミヨシ2番
鴨居沖-観音崎沖 水深15-20m
晴れ 北東の風7-5m 波0.5m

アカメフグ 1匹 30cm
ショウサイフグ 2匹 25-28cm

外房フグとどう違うものかと、湾フグに初挑戦。開始早々に良型アカメを掛け、その後どうにかショウサイ2匹を掛けたが、後は一日通してダメダメ。外房は砂地が多いのに対して、湾内は岩場ばかり。根掛りで仕掛けロスト3回。底を擦っているからか、ナマコ、タコ、ヒトデ、貝殻、ワカメ、石の根物外道を連発。

外房の25号カットウではアタリをとれるマルイカ竿も、湾フグ10号カットウでは難しい。底は取れるが、細かいついばみを感知できない。竿先の柔らかい専用竿でないと、この釣りは苦しい。観音崎の北側のポイントでは潮流速く、10号カットウではラインが寝てしまう。釣果中1匹は強引に25号を使ったものだが、ラインが縦になるので俺にはこのほうが釣りやすい。ただし掛け針2本なので、すぐに根掛りロスト。10号カットウは掛け針も小さく、アワセが甘いのか、水面バラシも。外房のアオヤギに対して湾フグはエビを餌に使う。装着の仕方が悪いのか消耗激しく、餌がなくなり一人10分ほど早じまいに。北風が寒い、クーラーボックスも寒い。

船中1-17。狙いのアカメが釣れ、スソを引かなかったのが、せめてもの救い。鍋用として充分な良型だったが、これは小型のアタリを取れなかったことの裏返しだろう。食べ比べてみると、なるほどアカメはショウサイよりも身が柔らかくて味も良い。それにしても、このところの釣りはヘボ続きだ…、フグ同様、日差しと風と酒でアカメにして思う。

マイロッド7 マイリール7 PE1.5号
10号カットウ、喰わせ仕掛け2本針

2012年2月5日日曜日

藪蛇

引きはアジよりイシモチが強い
2012年2月5日(日)釣行 大潮
関義丸 午前アジ 8号船 右舷ミヨシ1番
走水沖-大津沖 水深70m 波0.5m
曇り 北東の風 7-3m

マアジ 7匹 20-25cm
イシモチ 1匹 28cm 他リリース

オニカサゴ釣り挑戦を正当化すべく一計を案じた。つり丸の特集にあったしゃぶしゃぶ鍋を見せれば興味を示すだろうと。「ふーん」と反応を示したものの、ペラペラとページをめくって「こっちのほうが良い」と返された答えは、アジのつみれ鍋。オニをつついてアジを出す、だ…。

アジは5匹もあれば充分だし、単にビシアジだけでは釣趣がない。そこでアジに紛れて潜んでいるかもしれないマダイやヒラメ狙いをテーマにしてみた。長めの竿で3号ハリスの仕掛け、先針にイカ短やイワシ切り身をつけて、半日通して狙ってみる。序盤、太めのハリスにもアジが喰ってきて、つみれ鍋食材はすぐに確保できた。サバが喰ってくればタイ用の良い餌になるのだが、イカ釣りでは邪魔するサバも、こういうときにはまるで来ない。

のんびり気味の手返しでタイ・ヒラメを待ち続ける。それどころか、中盤・終盤とアジの喰いも落ちてきて、船長もポイントを転々とする。イシモチが群れているようで、入れ食い状態に。型の良い一尾だけキープして、小型はカモメにプレゼント。通常11:30沖上がりのところ11:50まで粘ってくれたが、尻すぼみのまま、好転せずに沖上がり。結局、アジをつついてモチ出てタイは出ず、だった…。

マイロッド14 マイリール1 PE3号
天秤50cm、ビシ130号、クッション50cm
3-2号、2.5-2m、3-2本針、グレやムツ針