2016年9月25日日曜日

諏訪湖のワカサギを堪えて

久しぶりの夕焼け
前宮は静寂さが良い
24日(土)の朝、ようやく雨が上がったので、まず洗車。諏訪大社と松本城までドライブしようと思い立つ。外環道や中央道の朝の渋滞も終わった頃に出発。快調に諏訪に着いたが、道中また雨が振り出した…。諏訪について諏訪大社というのは4社あることを知りすわ大変。松本まで足を延ばすのをあきらめ、4社を巡ることに。

本宮。巫女さんを撮ったのではない
秋宮の神楽殿。本殿はこの奥
下社と上社に分かれ、前者には前宮と本宮が、後者には秋宮と春宮がある。その南から北へとその順序で巡った。全国に諏訪と称するのは神社が至る所にあるが、諏訪大社がその総本山。さすがに歴史が古く、建築物も荘厳だ。前宮は本宮より古いらしく、閑散とした山中にある趣きが良い。本宮は敷地が広く、長い廊下も含む建築物、古くて真っ黒になった太鼓、土俵など見所が多い。秋宮は神楽殿のしめ縄が勇壮で天皇皇后も訪れたらしい(なるほど菊紋もあった)。春宮はこじんまりとしているが、川と浮島を隔てて安置してある万治の石仏が面白い。各500円と少々高い朱印をそれぞれでもらう。社の名前と朱印が異なるが、皆信濃国一之宮と表現は統一してある。もう一つ共通項が。いずれの社にも御柱が4本植えてある。これは大社だけでなく、諏訪地方の神社には皆植えてあるようだ。道中その御柱を曳いていくところに出くわしたが、渋滞になりそうなので脱出。

直径3mはある石仏
を3周回る
小さくてもサーキットにくるとワクワク
25日(日)になってようやく太陽が出てきた。昨日雨中の高速走行で、ドロドロになったクルマをまた洗う。光沢を放つボディもそうだが、ホイルとタイヤ、つまり足元が光ると嬉しくなる。クルマもヒトも同じだ。良い陽気になったのでドライブしたいがさすがに2日続けて長野まで行く元気はない。平塚のカート場へ。

道中、滅多に寄ることのない海老名SAに。たこ焼きならぬエビマヨ焼きで小腹を満たす。3回目のカート走行。これまでのベストラップが、39.127と35.416。今回の目標は35秒を切ること。他の3台と一緒の走行だったが、一人が33秒台と速く、遅い人もおらずタイムアタックの障害にはならなかった。前回よりもグリップ走行を心掛ける。ライン取りに迷いはないのだが、どうしてもブレーキングタイミングを早めることができず、突っ込み過ぎてしまう。10周の間に2回のフルスピン、ハーフスピンも何度か。それでも3、4周目に34秒台、ベストラップは7周目にたたき出した34.175。もう少しで33秒台だ。

2016年9月19日月曜日

埼玉山間の高麗

満開までもう少し
今年のシルバーウィークは日並びが悪い。3連休と飛び石の木曜休み。昨年はどうだったか。5連休だ。何していたのだろうとブログを振り返ってみる。次男K一家の引越後に残されたゴミ山の処分と掃除に明け暮れていた。そうか、あれからもう一年。早いものだ。なんだかんだと自活の道を歩んでいるようなので良いことだ。

白い彼岸花は珍しいと思う
3連休しかない上に月曜を仕事にするのを金曜夕刻に決められるのだからたまらない。波崎のアカムツ、外川のヒラメのいずれかまたは連釣をするか、相模湾のマグロまたはヤリイカにするか。と思案していたが、普通の週末と変わらぬ二日の休みで、一日は眼科診察と散髪と家事に追われるとなると、遠征も大物も準備や片付けも含めて難しい。釣行はいずれもキャンセル…。

これは日本の神社
ではまず見ない
その点ドライブは思い立った時に、限られた時間で好きなところに出向ける気楽さが良い。近場埼玉の巾着田という所までドライブ。500万本の曼珠沙華という花が咲き始めた。マンジュシャゲと言われてもわからないが、彼岸花と聞くとわかる。1週間ほどしか見所がないらしい。まだ3分咲きだったがそれなりに綺麗だ。飛び石連休の頃が満開で見応えがあるだろう。

高麗の間に小さく句が入っている
近くにある高麗神社にも寄ってみた。日本の一般的な神社とは建物や雰囲気が明らかに異なる。西暦668年に滅びた高句麗からこの地に入植した王と1799人からなる高麗人を、716年に大和朝廷が高麗郡として認定したらしい。日本海側の各地ではなく、なぜ埼玉の山深いこの地なのか。

未開の地に追われたのかもしれない。だが、当時から朝鮮と日本には相互に交流があり、大和人は高麗人を受け入れる度量をもっていた証ではある。それからちょうど1300年。かの地の為政者は核開発を進め、それを搭載しうるミサイルを日本の排他的経済水域にぶっ放している。1300年前に難を逃れて日本に入り、後に神となった高句麗の王も頭を抱えて嘆いていよう。

2016年9月4日日曜日

医者は選ぶに限る

クアラルンプールの
名所その1
3週間ぶりの更新になってしまった。8月14日のメジ・カツオ空振りの再挑戦に、タックル準備はできているのだが、体調が良くない。
クアラルンプールの
名所その2

8月20、21日の週末は盆休み中に吹割の滝まで遠征した疲れからか、39度まで発熱してしまった。いつものように一晩で引く。月曜までにはきっちり平熱に戻ってしまうのが、最近は腹立たしく感じる。結膜炎も改善が見られず、コンタクトレンズが入れられない。メガネで海に出ると偏光グラスがかけられない上に、波ある日にはしょっちゅう拭く必要があるので、ますます釣りから遠ざかる。

8月27日(土)は朝7時過ぎに成田に着いた。出張先のマレーシアを夜に出発して機中泊で朝帰り。土日を日本で効率的に使えるのが良いが、日中やはり眠たくなる。初めてのマレーシア。週末は現地で観光に当てたほうが良かったかもしれないが、目の調子が悪く、それどころではなかったろう。

ホテルの窓からの眺め
昼食ラーメンは数十円
結膜炎がますますひどくなり、ついに左目が腫れて熱を持つようになった。前回行った眼科を再訪すると、「どうされましたか?」と人の顔を見もせずに問う。「どうしたもこうしたも、この目を見りゃわかるだろ」と答えることになる。「細菌かウィルスか?炎症がひどくなっているので、今の薬が効かない。もっと強い目薬に代えろ。」と話すと、「どちらかわからない。前回から時間が立ち過ぎているので経緯がわからないから、同様の目薬で回数を増やして様子を見ましょう。」の応え。「もう、結構」とその眼科医には見切りをつける。原因も特定できず、言い訳ばかりで、様子を見ましょうとする医者にロクなのはいない。
吹き抜けが
気持ちいい
遷都予定の公官庁街は観光地に
別の眼科に行くと、検査薬を使って、ウィルス性の結膜炎であることが判明。それも強いウィルスで数も多いらしい。感染力も強いので、他の患者から隔離される。目薬も全く違う種類が処方された。1週間後には腫れが引くはずなので、予約するという。これなら信用できる。

9月3日(土)は月例仕立てだったが、この目の調子ではいけない。腫れは確かに引いて、痛みもかゆみも少なくなり楽になってきた。再診察に訪れて「視界が白いんだけど」と聞いてみる。「上まぶたの裏にまだ炎症のブツブツが多く残っており、眼球に細かい傷をつけてしまうので白く見える。同じ目薬でもう一週間すると、症状が良くなるはず」とのこと。コンタクトに戻すにはまだ時間がかかりそうだが、治療に向けた仮説と検証が進むのは安心できる。
もうすぐ成田
この視界では、船にもカートにも乗りにくいし、ドライブも近場はともかく遠征はしにくい。まずは治療に専念しよう。