2026年7月11日土曜日

乗りを分けるものは

平安丸Webから
 2026年7月10日(金)釣行 若潮

平安丸 5号船 右舷トモ2番(左5、右5)
5:50出港 14:00納竿 14:50帰港
初島沖~真鶴沖 水深130~170m
波0.5m 晴れ 北西の風1mのち南南東の風3m

スルメイカ 36杯 胴長20~27cm 
3船中 スルメイカ 3~39杯

この時期になるとスルメイカのスプラッシュをかわしたくなる。昨年針数を増やせと言われた平安丸へ。可愛く2本増やして10本針で挑む。快晴のなぎとあって、3艘出しの盛況。

初島周辺は好漁場だ
船宿が南沖と呼ぶ初島沖から開始。右舷一同苦戦する中、掛けることができてタナを教える。だが単発が多く、多点掛けの感触は巻き上げ中にバラす。イカの移動が速い上に、潮も流れ気味だ。下針ばかりに掛かるので、指示棚よりも10~15m下げると、上針のみになる。なかなか3点以上にならない。それでも確実な拾い釣りで12時に移動。この時点では24杯、すべて干していた。バラシはトルク一定モードにしていたこともあったのだろう、速度一定モードにしてから減った。

船宿が西沖と呼ぶ真鶴沖。湯河原沖と言ったほうが良いかもしれない。街並みがすぐ近くに見える。それでも水深120m以上あるのだから、急峻な山並み同様、海底も急激に深まっている。河原からの栄養素が小魚を呼び、それらがイカを呼ぶのだろう。すぐに単発追加したが以降船中で空振りが続く。今日はこれにておしまいかなと思った13時半頃、突如祭り騒ぎが始まった。僚船が群れを発見し、およそ13~14隻が接近戦を繰り広げる。イカの移動に併せて、船が次々とStop&Goで先回りする。まるでカツオ釣りのような様相だ。船間が5mほどのこともあり、船長たちの操船も見事だ。2点、3点、4点掛けとずっしりしたイカの重みを楽しみ、干す暇もない。わずか30分足らず、12杯を追釣した。5時間でポツポツ24杯、30分のラッシュで12杯…イカ釣りのだいご味か。

ユニークな灯台形状
3船中トップが39杯なので、36杯は上出来だ。5号船右舷では皆10杯前後で、掛けるのに苦戦していた。皆直結仕掛けで錘120号だ。ジャックが掛けてタナを教えても、なかなか掛けられないようだった。この違いは、逆の立場で何度も経験したことがある。この日奏功したと思うことを記しておこう。
  1. 仕掛けレンジ:一度に探れる層が厚いほどイカが乗る確率は上がる。昨年船長がツノ数を増やせと指摘した理由だ。ツノ間1.5mX10本針で全長15mを使った。他の人はおおよそ1.2mX8本で全長10m未満の様子。この5mのレンジ差が効いたのだろう。12本でも間に合いそうだった。
  2. 中錘効果:イカは真っ先に見つけたツノに乗る傾向がある(ので皆即投する)。ツノ数を増やすと抵抗も増して落下速度が落ちる、タナへの到着が遅くなる。これを相殺すべく錘を重くしたいが、底錘は船で統一されている。そこで中錘30号を使った。他の人は無しか付けても10号ほど。タナへの到達速度、つまり誘いの早さは右舷で一番だった。実は中錘の採用は釣果情報から早潮を予想して仕掛けが流されないようにするためだった。実際お隣が反対舷と何度かオマツリするなか、ジャックは一度もなかった。中錘は、仕掛けを立てるとともに早く沈める二重の効果をもたらしたのだろう。
  3. 新品ツノ針:真偽のほどはわからない。だが、新品ツノのほうがイカはよく乗る、と聞いたことがある。この日は前日自作の新品ツノを使った。ほぼ同時に誘い始めてもこちらには乗り、他には乗らないことが少なからずあった。新品ツノの効果か。隣の人は途中で市販の新品仕掛けに変えていたが、状況は変わらなかった。なので、ツノが新しいだけでなく、その種類が奏功したのかもしれない。ピッカピカ針だ。ただのそれではなく、FFT藤森フィッシングタックルのオーロラ塗りピッカピカ針。お気に入りのこれが効いたと思う。
誘い方、取り込み方、竿の感度や道糸の太さなど、様々な違いもあろうが、ことスルメイカを掛ける点ではそれらは支配的ではなかろう。上記のように、広く、早く、実績のあるツノのほうが効果的なのである。・・・ってなウンチクをたれていて、次回じり貧にならなきゃ良いが。

ダイワ極鋭ヤリイカAGS167 + シマノフォースマスター2000 PE3号
ヨリトリリング 中錘30号
14cm直結10本 錘120号

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