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2026年7月11日土曜日

乗りを分けるものは

平安丸Webから
 2026年7月10日(金)釣行 若潮

平安丸 5号船 右舷トモ2番(左5、右5)
5:50出港 14:00納竿 14:50帰港
初島沖~真鶴沖 水深130~170m
波0.5m 晴れ 北西の風1mのち南南東の風3m

スルメイカ 36杯 胴長20~27cm 
3船中 スルメイカ 3~39杯

この時期になるとスルメイカのスプラッシュをかわしたくなる。昨年針数を増やせと言われた平安丸へ。可愛く2本増やして10本針で挑む。快晴のなぎとあって、3艘出しの盛況。

初島周辺は好漁場だ
船宿が南沖と呼ぶ初島沖から開始。右舷一同苦戦する中、掛けることができてタナを教える。だが単発が多く、多点掛けの感触は巻き上げ中にバラす。イカの移動が速い上に、潮も流れ気味だ。下針ばかりに掛かるので、指示棚よりも10~15m下げると、上針のみになる。なかなか3点以上にならない。それでも確実な拾い釣りで12時に移動。この時点では24杯、すべて干していた。バラシはトルク一定モードにしていたこともあったのだろう、速度一定モードにしてから減った。

船宿が西沖と呼ぶ真鶴沖。湯河原沖と言ったほうが良いかもしれない。街並みがすぐ近くに見える。それでも水深120m以上あるのだから、急峻な山並み同様、海底も急激に深まっている。河原からの栄養素が小魚を呼び、それらがイカを呼ぶのだろう。すぐに単発追加したが以降船中で空振りが続く。今日はこれにておしまいかなと思った13時半頃、突如祭り騒ぎが始まった。僚船が群れを発見し、およそ13~14隻が接近戦を繰り広げる。イカの移動に併せて、船が次々とStop&Goで先回りする。まるでカツオ釣りのような様相だ。船間が5mほどのこともあり、船長たちの操船も見事だ。2点、3点、4点掛けとずっしりしたイカの重みを楽しみ、干す暇もない。わずか30分足らず、12杯を追釣した。5時間でポツポツ24杯、30分のラッシュで12杯…イカ釣りのだいご味か。

ユニークな灯台形状
3船中トップが39杯なので、36杯は上出来だ。5号船右舷では皆10杯前後で、掛けるのに苦戦していた。皆直結仕掛けで錘120号だ。ジャックが掛けてタナを教えても、なかなか掛けられないようだった。この違いは、逆の立場で何度も経験したことがある。この日奏功したと思うことを記しておこう。
  1. 仕掛けレンジ:一度に探れる層が厚いほどイカが乗る確率は上がる。昨年船長がツノ数を増やせと指摘した理由だ。ツノ間1.5mX10本針で全長15mを使った。他の人はおおよそ1.2mX8本で全長10m未満の様子。この5mのレンジ差が効いたのだろう。12本でも間に合いそうだった。
  2. 中錘効果:イカは真っ先に見つけたツノに乗る傾向がある(ので皆即投する)。ツノ数を増やすと抵抗も増して落下速度が落ちる、タナへの到着が遅くなる。これを相殺すべく錘を重くしたいが、底錘は船で統一されている。そこで中錘30号を使った。他の人は無しか付けても10号ほど。タナへの到達速度、つまり誘いの早さは右舷で一番だった。実は中錘の採用は釣果情報から早潮を予想して仕掛けが流されないようにするためだった。実際お隣が反対舷と何度かオマツリするなか、ジャックは一度もなかった。中錘は、仕掛けを立てるとともに早く沈める二重の効果をもたらしたのだろう。
  3. 新品ツノ針:真偽のほどはわからない。だが、新品ツノのほうがイカはよく乗る、と聞いたことがある。この日は前日自作の新品ツノを使った。ほぼ同時に誘い始めてもこちらには乗り、他には乗らないことが少なからずあった。新品ツノの効果か。隣の人は途中で市販の新品仕掛けに変えていたが、状況は変わらなかった。なので、ツノが新しいだけでなく、その種類が奏功したのかもしれない。ピッカピカ針だ。ただのそれではなく、FFT藤森フィッシングタックルのオーロラ塗りピッカピカ針。お気に入りのこれが効いたと思う。
誘い方、取り込み方、竿の感度や道糸の太さなど、様々な違いもあろうが、ことスルメイカを掛ける点ではそれらは支配的ではなかろう。上記のように、広く、早く、実績のあるツノのほうが効果的なのである。・・・ってなウンチクをたれていて、次回じり貧にならなきゃ良いが。

ダイワ極鋭ヤリイカAGS167 + シマノフォースマスター2000 PE3号
ヨリトリリング 中錘30号
14cm直結10本 錘120号

2025年6月21日土曜日

針数を増やせ

2025年6月20日(金)釣行 長潮

平安丸 5号船 左舷ミヨシ2番(左7、右8)
平安丸Webから

5:50出港 13:55納竿 14:50帰港
初島沖~真鶴沖 水深130m前後
波0.5m 晴れ 南南東の風0~1m

スルメイカ 32杯 胴長17~25cm 

船中 スルメイカ 1~45杯

「船長が針数を増やしてくださいって言ってましたよ」帰港中の仲乗りさんの言葉だ。これは嬉しい。腕があるのだからという意味合いが背後にある。この日トップ45杯との差13杯が針数だという。仲乗りさんは14本針、ジャックは8本針。6本の差は1.5m間隔として仕掛け長で9mの差に相当する。一投でその水深分広く探れる。その分イカが乗るのも早い。実際乗った水深を教える声を発するのは仲乗りさんが早かった。すぐにその水深に移動して掛けたことも少なからずあった。ジャックが先に掛けたこともあり、その度に船室から首を出した船長が聞いてアナウンスする。仲乗りさんに習って、掛けたら直ぐにその水深を周囲に知らせるようにした。

この日イカの乗りはそれほど濃くはなかった。単発やせいぜい2点掛けが多く、ジャックも3点掛け2回が最高だった。隣の左舷3番氏は結局1杯しか取れず、帰港前船長が仲乗りさんのイカを分けていた。多くの人は10杯前後だったようなので、32杯は上出来だ。2日前の自作仕掛けが奏功した。それでも船宿としてはもっと数を伸ばして欲しい。そこで冒頭の言葉になったようだ。仲乗りさんは5点掛けもあったので、それも多い針数のメリットだ。探る範囲が広い、乗りが早い、数が稼げる。

かつて、10本針や12本針を試したこともある。あまりそれらのメリットは感じられなかった。むしろ回収から投入器への収納や再投入時の手返しにトラブることが多くなる。ましてや長井や剣崎のイカ船は、着底後すぐに回収、移動のStop&Goを頻繁に繰り返す。10本以上の針数だと回収が間に合わないこともあった。そこで8本に落ち着いていた。5年もブランクがあるのだから、回収手返しも腕が上がったとは思えない。ただ小田原や真鶴のイカ船なら、一流しの間隔が長い上に、回収後も他の釣り人の回収を待つ間にイカを捌いて干す時間が充分ある。この海域でなら、10~12本針で楽しむのも一興か。

ダイワ極鋭ヤリイカAGS167 + シマノフォースマスター2000 PE3号
ヨリトリリング 中錘なし
14cm直結8本 錘120号

2025年6月8日日曜日

急な変更、魔多し

 2025年6月6日(金)釣行 若潮

出船準備中


平安丸 8号船 右舷トモ2番(左5、右5)
5:30出港 13:50納竿 14:20帰港
初島沖~真鶴沖 水深120m前後
波0.5m 晴れ 南南西の風1~4m

スルメイカ 22匹 胴長15~20cm 

船中 スルメイカ 0~46匹
凪ぎの真鶴
夫婦岩を南下

外川や飯岡のヒラメが好調だ。2日前に準備しておいたが、3時集合には0時半には出発する必要がある。かつては18時に寝て0時起きで出掛けたものだが、前日になって自信がなくなった。いずれ前泊でヒラメは楽しむこととし、今回は早川で少し大きくなったスルメの多点掛けを楽しむこととした。平安丸は8年ぶりだ。船長や女将の顔ぶれは変わらないが、若女将は初めて見るような・・・。

「いいよ。90から120m」という船長の声で第1投入れたのは1時間以上走った初島近く。船中空振りの後の第2投、同じ棚指示に上から5mずつ落とし込んで誘う。95mに至った途端にくいっというアタリからズシズシと一気に重くなる。これこれ。多点掛けのズッシリした重みだ。腰をそらせながら巻き上げて14cm直結8本針には5点掛け。型も2週間前より二回りほど大きくなった。第3投でも2点掛けで幸先の良いスタートになった。3時起きのスルメにして正解。
久しぶりに沖干し

と思った次の一投。またしても多点掛けの感触に巻上げ直後、ガクガクと竿を揺らす引きからバチンとハリス切れ。オモリも含めて下5本のロスト。魔物はサメかタイだろう、4番針に乗ったスルメをカンナごと食いちぎられたようだ。14cm直結仕掛けの予備がない。急な釣り物変更で準備不十分な魔だ。14cmはブランコばかりあるので試すが、上層のサバに邪魔されて仕掛けを棚まで降ろせない。18cmなら直結があるので交換したが、イカのサイズが小さくなったからか、乗らない。

11cm直結に替えてようやく小さめのスルメをポツポツと拾えるようになった。4点掛けもあり、目的だった多点掛けは堪能。ただし、取り込み時に単に足元に降ろしていると手前祭りの魔。手返しできず、長めだったその流しをふいにした。真鶴沖まで戻った最後の数流しでは船中ポツポツ掛けているが、大きめのスルメ群れは11cmには乗ってこない。総じて、この日主流だった14cm直結仕掛けの不足という魔を避ければ、もっと釣果は伸びたろう。

下二つは沖漬けで色つき

早川の帰港は遅い。準備不足だったが釣果は充分。子供らに配ってから帰宅すると5時の歯科医予約にはシャワーも浴びずに行くことになる。帰路を急いでいると、小田原厚木道路で追い抜きざまにクラウンの乗員を確認するとヘルメット二人組。急減速して走行車線に戻る。しばらく追尾されたが、速度測定されても制限速度以下。ここは覆面が多い。この日最悪の魔は回避できた。帰宅して釣具と身体を洗ってから歯科へ。その後子供たちに配りに走る。長男も次男もすぐに刺身やバター炒めにして楽しんだようだ。久しぶりに沖干しの炙りを肴にビールが旨い。

ダイワ極鋭ヤリイカAGS167 + シマノフォースマスター2000 PE3号
ヨリトリリング 中錘なし
14cm直結8本→14cmブランコ7本→18cm直結9本→11cm直結8本 錘120~130号

2017年5月15日月曜日

スルメは海パンなのに

柔らかサイズ♪
2017年5月15日(月)釣行 中潮
平安丸 右舷トモ2番(右6、左6)
6:00出港 14:15納竿 14:30帰港
真鶴沖ー小田原沖 水深50-70m
雨 南東の風1-6m 波0-1m

スルメイカ 39匹 同調15-20cm

入っていた予定が全てキャンセルになった月曜日、休暇にしない手はない。金、土の深酒で土日は釣行できなかった。満を持して釣れ始めたムギイカへ。晴れで凪の予報だったが小田原へ着く前に降り出した。すぐに上がるだろうと思っていたが、結局一日中振ったりやんだり。帰港したら晴れてきた…。

朝からポツポツ乗る。派手さはない。ムギイカと呼ぶには大きめで、スルメイカと呼ぶには小さめのサイズ。柔らかくて食すにちょうどいい。マルイカ用の敏感な竿に、PE1号手巻きリール、錘60号なので、小さなスルメ1杯でも引きが強く楽しめる。2点がけや3点がけになると竿のしなりが嬉しい。2回あった4点がけでは巻けなくなるのではないかというほどの重みだった。

乗船時間はほとんどの船宿で7時間なのだが、平安丸は8時間だ。古くからの慣習を守っているのだろう。雨も強くなってきたので早めに引き上げたい。だが船中の釣果が芳しくないからか、若干延長する船長。俺も止めればいいものをついつい仕掛けを投入してしまう。船中6-85。トップは手釣りだ。10杯台が多かったので竿釣りで39は好成績だろう。

シマノ バイオインパクトマルイカ165 + シマノ幻風 PE1号
11cmブランコ7本針 11cm直結8本針 錘60号


2015年4月26日日曜日

選択ミスは何に

船宿土産が豪華
2015年4月25日(土)釣行 中潮
平安丸 8号船 右舷ミヨシ2番(右7、左7)
6:30出港 14:30納竿 15:00帰港
小田原沖~真鶴沖 水深40-80m
晴れ 北東の風2-5m 波0.5m

ムギイカ 6匹 胴長15-20cm

貧果でも晩酌にはちょうどいい
東伊豆でもムギイカが始まったと聞き、昨年の楽しい釣行を思い出す。昨年は内容良く84匹も釣って裾分けに苦労したので、今年は釣れたら飲食店にもらってもらおうと目論む。最近の釣果を調べてみると真鶴の宿が高位安定、小田原の宿はパッとしない。真鶴に行くつもりでタックル準備。金曜夜の宴会終了後そそくさと帰宅したが、遠く朝早い真鶴に行くには睡眠時間が不足。まぁ小田原でもなんとかなるだろう、昨年爆釣も同じ宿だし、と予定変更。

べた凪は久しぶりだ
1投目から1匹取り込んだが、反応の少なさを予感。群れが大きく濃い日とそうでない日は投入前の操船で類推できる。探索や位置決めに時間をかけるこの日は後者。2時間弱で3匹。平素は数を伸ばす手釣り組も苦戦。要するにイカが少ない。飲食店に持ち込みは早々に諦め、息子家族に喰わせるイカの確保に目標を大幅下方修正。この言葉、今にしてみれば業績目標の下方修正を思い起こさせるが、仕事のことは露とも思い起こさせないのが沖釣り船上の最大の魅力だ。南へ転々とポイントを探る船長。船中で空振りやポッツンが続く。誘いや仕掛けを変えてあれこれ試すが奏功せず。イカがいないのではイカんともしがたい。

出船前。この時間が好きだ。
後は濃い群れに遭遇するか、活性の上がる時合に期待するしかない。幸いなことに、快晴でそよそよの風。暑くも寒くもなく気分爽快。探索・移動中ウトウトしたり、SNSを楽しんだり。投稿やチャットをこれだけ楽しんだ船上は初めてだ。元来忙しいイカ釣りで、スマホをいじっていては釣果は出せない。しかし、これはこれで船上の楽しみ方の一つだな、と妙に清々しい。イライラしたり、焦ったりすることがなくなった。沖釣り経験を積んだからか、年のせいなのか…。

ザルからあふれるはずが…
結局濃い群れも時合もなく、6匹で終了。船中1-19。普段裕に100を超える手釣り師でも20に届かないのだから船宿にとって最悪の日になった。小田原名産のアジの開きをお土産に持たせてくれる、しかも冷凍品ではなく新鮮な干したてを5枚も。真鶴の宿も伸び悩んだようなので、結局この日のこの釣り物を選んだことが失敗ということに。同じタックルで剣崎のマルイカか、そうでなければ洲崎のヤリイカ、久里浜のマダイのほうが釣りとしては楽しめたろう。釣り以外の船上の楽しみ方を発見させてくれた天候に感謝。

シマノバイオインパクトマルイカ165M + シマノ幻風 PE1号
錘50号 スッテ直結・直ブラ5本
錘60号 11cmプラヅノ直結8本

2014年10月12日日曜日

これぐらいで勘弁したろ

山盛り60杯
2014年10月11日(土)釣行 中潮
平安丸 1号船 左舷ミヨシ1番(左7、右7)
6:30出港 14:00納竿 15:15帰港
曇り時々晴れ 北東の風8-5m
初島南沖 水深110-130m 波1.5m

ヤリイカ 56匹 胴長17-25cm
スルメイカ 4匹 胴長23-28cm

9月22日以来3週間間ぶりの釣行。前回8月31日に続き今季好調な東伊豆初島のヤリイカに。波があり上下左右前後に揺れるミヨシ。体力を消耗するので、かなりのんびりしたペースで釣ったのだが、それでも再び自己記録更新の60匹(船中13-62)。30匹もあれば充分と考えていたのだが、ついつい手をとめられなくなる。大流しで群れも濃いから、多点掛けを意識的に狙い、5~2点掛けを楽しめた。足切れや墨のみの取りこぼしも回収毎にあったので工夫の余地も多い。これで手返しやペースを落とさずに取り組むともっと数は伸びるだろう。別船の12-99釣果がそれを物語る。だが引き取り手探しに苦労するだけだ。60匹を数えた時点で「これぐらいで勘弁したろ」と若干早めに竿を片付ける。いつか吐いてみたいと思っていたこのセリフ、実際には揺れにくたびれたからなので声には出せなかった…

シマノBJSヤリイカ乗り調子165+B フォースマスター2000 PE3号
錘120号 11cmブランコ7本針 (直結8本は初投の3本足切れをみて以降使わず)



2014年8月31日日曜日

これぞイカ釣り

久しぶりの好釣果
2014年8月30日(月)釣行 中潮
平安丸 1号船 左舷ミヨシ1番(左7、右7)
6:30出港 14:00納竿 15:10帰港
初島南沖 水深100-120m 波1.5-1m
雨のち曇り 北東の風10-7m

ヤリイカ 50匹 胴長20-25cm
スルメイカ 1匹 胴長30cm

マグロ模様をサーチしていて、平安丸のヤリイカ釣果情報に目が留まった。「南沖でヤリイカ好調、ただし9月1日から禁漁」。冬~春の釣り物のイメージが強かったが、長井港はら丸の女将が8月初旬に「昔はこの時期江の島沖でヤリイカいたんだけどねぇ」と言っていたのを裏付けている。マグロは退屈だし、(絶好調になった)ワラサは先週とりあえず顔見たし、で早川港へ急行。道中結構しっかりした雨が降るので早めに出るまでもなかったかと思いきや、3艘も出すヤリイカ船はいずれも満船。皆考えることは同じらしい。

直結で始めた一投目から3点掛け。なるほど良さそうだと思ったのも束の間、その後数投は巻上げ中や海面でのバラシが続く。この日波が上下動に増幅されるミヨシで直結は難しいと判断、ブランコに変えて海面バラシを防止する。取り込めるようになったが、単発が多い。イカは小型で、身切れした柔らかい足がツノに残る。そこで速度を普段より下げて、巻上中バラシを防ぐ。これらが奏功したのだろう、周囲が苦戦する中、ポツリポツリと投入毎に追釣。アタリをとって掛けて、注意深く巻上て取り込む釣りを堪能、気が付けば11時を回っている。

後半はアタリが遠のく。ノリ渋りだがもう30杯以上取ったので充分とのんびりする。ここでは一流し南投もできて、のんびり感が良い。釼崎沖では群れが小さく移動も早いので一流し一投のStop&Goの連続だ。次投に向けて準備に忙しく、誰よりも先に着底しないとアタリを取れないので、緊張感が漂い、時には殺気立つ。初島沖ではそんな空気とは無縁で、沖竿でアタリを待つ人も少なくない。いくらなんでもそれではイカは釣れないのだが…。

それにしても、誰にもアタリがないのに流し変えないのはおかしいなと考えていると、「下ばかりでなく、10m位上まで誘って」の船長アナウンス。「しまった、群れが浮いていたのか」とピンときた。通常ヤリイカは底に張り付いていることが多く、乗るツノもほとんど下のほうだ。その印象が強くて底べったりで狙っていた。そういえば、朝から上のツノにも乗っていた。誘い上げると案の定ヒット。これで再びスイッチが入る。誘い上げの他、底上20mほどからの落とし込みも駆使。周囲が首を傾げる(思うに道糸が太くて小型ヤリのアタリを取れていない)中、一人毎投アタリを引き出して追釣。終わってみれば船中4-51。10~20杯代が多い中でダントツ。3艘(他船は8-47と5-38)全体でもトップ。数の自己記録も更新。釣果よりも中味として、久しぶりに釣りらしい釣りができて大満足。帰りの車中「どないすんの、こんなに~」とこういう日は言われたのをふと思い出し、あわてて引き取り手を探す…。

シマノBJSヤリイカノリ調子160+B、フォースマスター2000 PE3号
錘120号 11cm直結8本ツノ 11cmブランコ7本ツノ

2014年5月18日日曜日

季節のムギイカ

2014年5月17日(土)釣行 中潮
平安丸 8号船 左舷ミヨシ1番(左7、右7)
6:20出港 14:15納竿 15:00帰港
真鶴沖 水深40-50m 波0.5m
晴れ 北東後南西の風0-5m

ムギイカ 84杯 胴長10-15cm

先週は2年ぶりに美味いマルイカをそれなりに楽しんだのだが、イカ釣りの楽しさはやはり数釣りだ。茅ヶ崎から真鶴にかけてムギイカが釣れ盛っているようなので、小田原早川港へ。ムギイカは錘80-100号電動が一般的だが、水深も浅いので先週のマルイカと同じ40号手巻きのライトタックルで挑む。平安丸には電動、ライトの他に、当地で盛んな手釣りの人も多い。

直結・直ブラ5本スッテ仕掛けで開始。小さなムギイカにちょうど良いのか、5cmに満たないスッテに乗ってくる。一投目からダブル。以降ポツポツ掛けて楽しい。入れノリというわけではなく、底だったり中層だったり、誘いも早めだったり遅めだったり、色々試していると乗ってくる。何もしないと乗ってこない。マルイカと異なり、明確なアタリと小さい割には強い引きとが楽しい。

44杯贈呈後でもこのボリューム…
84杯持ち帰ったらゾッとしていたろう
乗りが遠のくと、周囲を観察。乗っている人の仕掛けに替える。11cm直結、14cm直結、11cmブランコと入れ替える度に乗るので嬉しくなる。単発が多いが、時々ダブル、トリプル、最高で5点掛けも。調子に乗って浮スッテのブランコ仕掛けも試してみたが、これは今一だった。群れが大きくて多点掛け連発という派手さはなかったが、一日を通して飽きることなくポツポツ乗りつづけ、結局自己記録更新の84杯。船中20-99。手釣りの人が130杯釣っていたが、協定でもあるのか船宿の発表はいつも99が上限だ。手釣りは慣れると感知できるアタリも多く、手返しも早くなるのだろう、数が伸びる。

スルメイカの子だが麦の穂がなる頃によく釣れるのでムギイカと呼ばれるようになったという。食べきれないので、同僚Yさんに30匹、ご近所に14匹もらってもらう。快晴・凪に、Tシャツ・海パンの夏仕様で釣行。移動時の風はまだ寒くて上着を羽織ったが、実釣中には良く焼けた。大雪は上さんの涙かと思った1月からもう4か月。梅から桜、桜から皐月へ。その皐月も散り始めて緑がこくなったと、季節の移ろいに気をとめるようになった。もう夏だ。

シマノバイオインパクトマルイカ165M + シマノ幻風 PE1号
錘40号 スッテ直結・直ブラ5本
錘50号 11cmプラヅノ直結8本、14cm同、11cmプラヅノブランコ7本、スッテブランコ5本

2013年10月6日日曜日

居ると言えば居るが

今期初ヤリイカ。まだ小さい
2013年10月4日(金)釣行 大潮
平安丸 8号船 左舷トモ3番(左7、右7)
6:30出港 13:40納竿 14:10帰港
真鶴沖~初島沖 水深100-160m
曇り時々雨 北東の風3-10m 波2-3m

ヤリイカ 6匹 胴長17-25cm
スルメイカ 2匹 胴長25cm
サバ 2匹 サバ餌用にキープ

繰り延べしていた夏休み。東伊豆でヤリイカが釣れ始めたと聞き様子見に。真鶴沖から探索。直結で始めるが、波高くバラスのですぐにブランコに交換。スルメとヤリのダブルだけで初島沖へ移動。ここも風波強くイカの群れを捉えにくい。アタリが取りにくい上に、せっかく掛けたイカを海面で波にさらわれる一幕も。巻上げ中の波に対応できていないのか、身切れ足だけも数匹。結局6匹だけ追釣して計8匹で終了。船中2-13。小型に中型が混じる。日並の良い日を選べば、楽しめそうだ。

BJSヤリイカ乗り調子165 + フォースマスターMK2000 PE3号
ヨリトリリング 錘120号 11cm直結8本 ⇒ 11cmブランコ7本
濁潮なため水中ランプを試してみるが効果不明 


2012年8月12日日曜日

マグロの子はマグロ

人生初キメジ。小さくてもマグロはマグロ
2012年8月12日(日)釣行 長潮
平安丸 5号船 左舷トモ3番
相模湾一周 水深不明 タナ20-30m
曇り時々晴れ 南西の風3-7m 波0.5-1m
キメジ 1匹 4.3kg

マスターに頼んでキメジ・カツオに初挑戦。ワラサ用のタックルでは若干柔らかいが、釣ることはできた。引きが半端でない。置き竿がいきなり海面に突っ込んだかと思うと、50m以上も一気に引き出された。ひとしきり走らせた後、電動ポンピングで引き寄せ、人生初キメジをゲット。2.5mハリスではビシと干渉しそうなので、3ヒロ4.5mほどの仕掛けを作って代えたのが奏功したか。

3ヒット1ゲット。バラシの1回はすっぽ抜け。走らせた後のアワセが甘かったのか、巻上げ中に抜けた。もう一回はやり取り中に多重オマツリに巻きこまれてハリス切れ。これはいかんともしがたい。それにしても16号ハリスを切るのだから凄まじい。船中0-4本、カツオは0-2。驚いたのは右舷トモ氏が釣り上げた25kgのキハダ。12号に代えた直後とのことで、200m近く引き出されたものを20分ほどかけて取り込んだ。
マグロとはいえ、小さいので水っぽいのだろうと思い込んでいたが、これがとんでもない間違い。刺身にして食したが、これが脂が乗ってチョー美味い。マグロの子はマグロ。こんなにうまいならもっと早くデビューすればよかった。
マイロッド14マイリール2 PE6号、天秤70cm、プラビシL80号
16号2.5-4.5m 1本針


2012年7月16日月曜日

相模湾のビシアジ対策


アジサバに埋もれてワカシ見えず
 2012年7月15日(日)釣行 若潮
平安丸 左舷ミヨシ2番
出船7:00 沖上がり14:30 帰港15:00
小田原沖-二宮沖 水深30-60m 波1m
曇り時々晴れ小雨 南南西の風2-3m

マアジ 14匹 23-30cm
ワカシ 1匹 25cm
ゴマサバ 無数

時々立ち寄るスナックの仕立て。釣好きのマスターが店のイベントとして企画し、客や従業員計8人が集まった。10人の予定だったが二人が前夜飲み過ぎてキャンセルになるところがいかにも。未経験者や初心者がほとんどなので釣り物はアジ・サバ。東京湾の半日LTアジが手頃だろうと勧めたが、馴染みの平安丸でヘビーな相模湾のビシアジにするという。

早川港も平安丸も初めて。考えてみると相模湾でのビシアジそのものが初めてだ。東京湾に比べてタナが高いことは知っていたが、問題はタナではなかった。サバだ。序盤からサバサバサバ。太いので数本キープしたが、アジに喰わせられない。上げ潮になった中盤にようやくアジが喰い始めたが、サバ5に対してアジ1のペースか。サバにアジが混じる様相だ。釣れ過ぎたサバの3本を開いて干してみた。その間にもサバがダブル、トリプルで喰ってくる。仕掛けも次々切られるかヨレヨレにされる。船長もポイント移動を繰り返すが、どこに行ってもサバが回ってくる。終盤に短時間ながら、アジがまとめて釣れるポイントがあってなんとか数をまとめたが、相模湾のビシアジのテーマはサバ対策と思い知った。効果のあった対策をまとめておこう。
  • 銀針: 金針だとサバが先に喰う。
  • ビース類: 全て外す。場合によっては赤タンもつけない。
  • コマセ: 撒かない。自然放出にとどめる。置き竿で静かに待つ。または
  • 手返し: でアジを引きだす。サバはちぎっては投げちぎっては投げ状態。
タックルの使い方や釣り方を教えたママも10匹前後のアジを釣り上げて良かった。睡魔で朦朧とする中、船長手ほどきのコマセ・餌なしの置き竿が奏功。手前マツリに閉口していたが、こればかりは慣れるしかない。同僚Sさんも、はじめこそサバのトルクフルな引きを楽しんでいたが、さすがに閉口。終盤に釣り上げたアジの型の良さにまぁまぁ満足な様子。一日船で疲労度マックスらしく、下船後スナックでの宴会はパス。驚いたのはマスターのタフネスぶり。前夜(というより当日朝)店を閉めてからの釣行、竿頭、行き帰りのドライブ、休むことなく店で魚を捌いて調理。アジフライ、ナメロウ、サバの竜田揚げ、シメサバと次々に提供。「釣りに行く時はいつもこんなもの」とあっさり。脱帽。

ジャック
マイロッド14 マイリール2 PE6号
天秤50cm、プラビシ130号、クッション50cm、2-3号2-3m2-3本ムツ針、ウィリー等

Sさん
マイロッド1 マイリール1 PE3号
天秤50cm、アンドンビシ130号、クッション50cm