2010年8月2日月曜日

釣りバトル第11戦 もう行かない

2010年8月1日(日) 釣行

はら丸 6時船 晴れ 中潮
城ケ島沖 水深180~250m
南南西の風0~3m 波0.5m

スルメイカ 5杯 胴長22~23cm
上さん 2杯 胴長20、25cm

「ありがとうございました」帰港後の挨拶に「すんませんでした」と珍しく詫びる船長。船中0-13の貧果に胃も痛むだろう。土曜が17-25とまずまず。聞くと4人だけだったという。この日は総勢19人と大混雑。これだけ大人数になるとイカんせん一人あたりの分け前は減る。上さんはドスドスと駐車場へ一直線。「もうイカにはイカへん」と下手なダジャレかと思いきや、目がイカってる。3杯の重量勝負に届かぬ貧果で負けにイカっているわけではないらしい。そもそもヘビーなスルメ初挑戦、しかもオデコも出る状況下で、2杯は上等、イカにも釣運が強い。

一流し目に投入~誘い~巻き上げ~取り込みを実演。二流し目に投入できることを見定めてから俺も実釣開始。投入遅れが幸いしたのかダブルを取り込む。トモ3、4番で右舷操舵室横。次の流しで「お嬢さん(!?)に乗ったぞ」の船長の声。見ると上さんの竿先にスルメの引き。オタオタしているので代わりに取り込む。俺は直結9本、上さんはブランコ5本だが、潮が濁り気味なので濃いプラ角の選択が良かったらしく、幸先良い滑り出し。上さんもボウズがなくなったと上機嫌。2杯目は自ら取り込み、水鉄砲と墨噴射の洗礼をあびて笑顔。「しまった、1枚干して軽くしてしもた。このままやったら負ける」と持ち上げると、上さんの目が勝利に向けて光る。だが、左舷はいざ知らず、右舷では他に釣果なく、空振りの渋い状況が長引く。風なく暑いが、今日は日陰側なのが救いだ。

潮具合が変わった後半。他人とのオマツリは減ったが、上さんの手前マツリが頻発する。2、3の針が軽くからんだだけなのですぐに解けるだろうと、自分の釣りをしていると、あれよあれよという間に5本全部を巻き込む大手前マツリに発展させている。「そりゃーもうアカンやろ。上から順番に解かないと」仕掛けごと代えさせ、マツリの解き方を教える。5本針とはいえ、海中から一本ずつ解かずに、まとめて引き上げ事態を悪化させたのだ。俺は釣りを誘いなしの電動スロー巻き上げにまかせながら、ぐちゃぐちゃになった上さんの仕掛け解きに取り掛かる。と代えたばかりの二組目の仕掛けを同じパターンでお釈迦にした上さん。「それも無理!これに代えな。上から順番に」と三組目を手渡す。2組のマツリ解きをあきらめプラヅノを切っていると、上さんはなんと3連続の手前大マツリに。「これ使え!!無理に引っ張ってもひどくなるだけだと言ってるだろ!」とさすがにイラついてきて語気が強まる。続いて4組目をやらかす。「…」無言で代わりを差し出す。声にすると怒鳴ってしまうからだ。ほとんど釣りにならない状況だが、俺は合間になんとか追釣。都合5組の仕掛けをお釈迦にした上さんはすっかりふてくされモード。「最後に一杯釣れば、重さはいい勝負だぞ」と励まして続行させたが、そのまま沖上がり。

「もうイカはやらへん、一人で行き」と帰りの車中で上さん。やはり負けで機嫌が悪いのか、一緒に来てくれと頼んだわけではないのに…と考えていると、「面倒ばっかり見させて、釣りができんようにさせてしまうやろ。一人やったらもっと釣れたのに…」と、珍しく殊勝なことを言う。仕掛けを捌けない自分にご立腹で、俺を気遣っていたらしい。それでも詫びも礼もないのが上さんらしいが。「イカで手前マツリはつきもの。俺も良くやってた。今度は空いてる平日に行って放ったらかしといてやるから練習すれば。」と応じる。返事は「Zzz」、すでに爆睡…。

BJSスルメイカ直結120+B 電動丸3000BM PE6号
ヨリトリリング 18cm直結9本針 錘120号

上さん BJSヤリイカ165+B 電動丸1000SP PE3号
ヨリトリリング→中錘10号付クッション 18cmブランコ5本針 錘120号

2010年7月27日火曜日

スポーツ紙デビュー

今日の某有名スポーツ新聞に載った。朝から電話で知らせてくれた喜平治丸の大女将、ありがとう。数日前のワラサ釣行で乗り合わせた記者の記事だ。記念にスキャンした…、著作権法抵触は多めに見てもらえますように。「良い絵が撮れたから記事になると思う、いつになるかわからんけど」とは言っていたが、こんなに大きなスペースで写真がデカデカ載るとは…。記事もわずかな行数にストーリを折り込んでいて見事としか言いようがない。この記者、なんとアカアマダイの世界記録保持者!びっくり。上手いわけだ。知らぬが仏とはいえ、乗船中数々の非礼、迷惑、失礼しました。記事の主役になった上さん。掲載に大喜びだが、「やっぱり船宿で測量すれば良かった…。それに…柳原加奈子みたい…」と、負けと写真映りにはご不満…。

2010年7月25日日曜日

釣りバトル第10戦 なめんなよ

2010年7月25日(日)釣行 中潮 

進丸 8号船
中の瀬 水深 10-20m
晴れ 南の風 4-7m
波 0.5m

俺 シロギス 6匹 17-21cm
上さん シロギス 4匹 15-19cm
コアジ、トラギス、メゴチ リリース

今日はスルメ釣行の予定だった。上さんもくたびれたので次はパスと言っていたのでちょうど良い。が、今週は貧果続きだ。より問題なのは、23日灼熱地獄の後遺症が残っている。一日のんびりした24日夜になっても、目ヤニ、肩こり、頭痛が治まらない。日焼けによるものなのか。中止にしようと思ったその時だった、回復した上さんが「やっぱり行く!」と。「…調子悪いからやめとこ…。」「ほんならシロギス。午前半日やったら楽やし、赤身食べたからあっさり白身。呪いのTシャツは私が着るから。3匹の重さ勝負な」普段起こさない限りいつまでも寝てるから、寝坊すればあきらめるだろうと計算し「…おやすみ。」 …ところが、5時前に目覚めると、上さんはすでに起きてスタンバイしていた。

「あかんな、このシャツ。これで3連続バラシや」とふくれっ面の上さん。船長は11時納竿のところ延長してくれているが、総じて渋い。今日も日差しは強いが、風があるため爽快。俺の体調もすっかり良くなった。…釣果は悪いが。先行したのは上さん。開始早々に中小2匹釣り上げ上機嫌だった。俺は、残り30分まで大1匹のまま。サビいてアタリはあるのだが、どうにも掛けられない展開。その時点で3匹目を釣り上げた上さん「これで規定数。あんたは?1匹?勝ったな今日は。呪いのTシャツ着てなくてもバラしてばっかりやん」と言いたい放題。答えず内心逆転を期す。胴突きで船底狙いにスイッチ。怒涛の5匹追釣で逆転、型も上さんのよりは明らかに良い。「わっはっはっはー」と笑い飛ばしてやったところ、冒頭の言。それにしても、計6匹は情けない…。

帰りの車中も当然ふて寝の上さん、家に着いて念のため測量したが、負けを確認するやいなや、さらに爆睡。その間に、釣果の鱗と内臓の処理を済ませ、釣具一式を洗いがてら午後風呂。道具立てが手軽なキスも二人分となるとそれなりだ。目覚めた上さん「あー、すっきりした。キス開いといた?天ぷら用に」「知るか、自分でやれ」「…、明日する。今日はもんじゃおごって」「キス開いたら連れてったる。ブーたれるなら行かんぞ」これで上さんはようやく重い腰をあげた。ったく、甘くすると、すぐに調子こく。なめんなよ。

シマノ BIマルイカ165
ダイワ スピニング PE1号
小型天秤 錘15号→20号
1号2本針1m、胴突き1号2本針1m

上さん
シマノ BJSライトゲーム64 155I+B18
アルファタックル 船100PH PE1号
錘15号
胴突き1本針、2本針、1m

2010年7月24日土曜日

釣りバトル第9戦 灼熱とギャラリーに要注意

2010年7月23日(金、休暇、中潮)釣行

喜平治丸 8号船
剱崎沖 水深40m
晴れ 無風 波0.5m

奥の左向き:俺
ワラサ 2本 1.8kg~2.0kg

手前の右向き:上さん
ワラサ 3本 1.6kg~1.8kg

前回ヒラメで初勝利の上さん「次何行くの?」と賞金狙いで虎視眈眈。「夏はスルメだ、水鉄砲!」と、運要素の小さい釣り物を宣言しておく。先週末の三連休は三連勤(かなり疲れたが結果は良好)。足止めを喰らっていた上さん「どうもイメージがわかない」と、それでも同行・勝つつもりで予習していたらしい、釣り雑誌の棚位置が変わっている。「スルメは今一か。今週からワラサ開幕、小型ながら好調だな」と釣果チェックしていると、「去年頭だけ持って帰ってきたヤツやろ(ワラサ無惨)、それにしよ」とのたまう。…無謀だ。1kgのヒラメにも竿をノサれるのに、イナダ・ワラサだと、船中巻き込む大マツリ必至だ。開幕直後の週末は船も人も大混雑。下手すると他船とのオマツリに…。だが待てよ。置き竿ならノサれない、太ハリスで電動ならガンガン巻き上げられる、金曜なら休みが取れるし混みも少ない、予約乗合ならオマツリも少ない。木曜になって喜平治丸に電話してみると、ワラサはちょうど明日から始めるがまだ席ありとのことで、予約。「数は釣れんかもしれんから一匹の重さな」と、強気なのか弱気なのかよくわからぬ上さん。第9戦はワラサ1本の重さ勝負に決定。

港前待機の江奈・間口両港数十艘が5時半ちょうどに黒煙上げて走り出す。勇壮な光景に喜ぶ上さん。ポイントまで全速力の船上、風を受けて気分爽快。…は、わずか5分。残り一日中、暑い。やたら暑い。釣り人14名の右舷トモ3番4番は朝から強い日差しが照りつけ、無風がこたえる。すきっ腹のワラサが突っ込んでくる一流し目が勝負だ。はやる気持ちを抑えて、オキアミの針の付け方、ビシ調整とコマセ量、長ハリスの投入方法、コマセワーク、電動リール操作方法等をていねいに実演して教える。オマツリ騒ぎを繰り返されては元も子もない。「型が小さいので5号6mを基準に」と出船前の船長。上さんには10号でためらうことなくガンガン巻かせる作戦だ。俺は5号を採用、遅れて第一投。すぐにファーストヒット、海面に突っ込みガクガク揺れる竿先、ドラグが滑る。熱い!も束の間、左舷とオマツリの挙句、カギ外しになってバラシ。呪縛からの解放を目論みあえて着てきたが、Tシャツの返り討ちが頭をよぎる。船中あちこちで取り込みヒートアップするなか、間もなくセカンドヒット。今度はやや強引に巻上げ、無事ゲット。ワラサと呼ぶには小さく、イナダと呼ぶには大きい、約60cmのイナワラだ。

8時ごろには喰いが落ち着く。暑い。朝マヅメにヒットがなかった上さん「今日はボウズかも…」と、めずらしく弱気。細ハリスに代えさせるつもりでタックルバックをまさぐる。と、「来た!きたきた!!お父さん!!!」と、置き竿の暴れる竿先を指さす上さん。「電動で巻け!」と叫ぶが、リールを両手で包むような仕草で、操作方法も忘れたパニック状態らしい。駆け寄りスイッチオン。硬い中通し竿がガンガン叩かれるが、まず切れることのない太ハリス。一気に巻上げ、ビシを取り込みハリスを手繰る。仲乗り船長がタモ入れしたのは小型ながら、上さんの初ワラサ。「やったね、姉ちゃん(違和感…)」「良かった、良かった」と、周囲の喝采にも安堵感が漂う。朝一だけで後は全く喰わない展開も多々あるからだ。スポニチ記者だという右隣氏(取材兼釣行だがさすがに上手く誘い釣る)が、すかさず写真撮影。上さんも「良かったー、ボウズにならんかった」とホッとした様子、喰わせたもののなす術を失ったことなどお構いなし…。

そういう人は勢いづくものだが、はたしてほどなく上さんにセカンドヒット。今度は自分で釣り上げさせようと近寄りアドバイス。と、俺にもサードヒット!慌てて巻上げを開始するが、遅かったか、右舷トモ氏とオマツリ、ハリス切れ…。オマツリを解消して振り向くと、今度は自ら手繰った上さん、同級を手にしてVサイン。しばらくして落ち着きを取り戻すと、血抜き中のクーラーボックスをやおらまさぐる。目印の付けていない俺のワラサを持ち上げ「あー、こっちのほうが大きいー」。ニンマリで応えるが、暑さとバラシショックと数負けで声も出ない。

9時の潮止まり前後はアタリが遠い。ますます暑い。こんなに暑いのは初めてだ。真夏でも海上は風そよそよで心地良いのだが、今日は無風。どの船もスパンカーを立てていない。誘う気力も萎える。コマセの詰め替え頻度も下がる。前夜の飲み会で睡眠3時間も響いてくる。氷を額や首筋に当てて、デッキの日陰から置き竿を眺める。10時をかなり回った頃、遠足前の小学生のように眠れなかったという上さんにサードヒット。暑さでぼんやり・ウトウトして初動にもたついたのだろう、ほどなく俺を含むトモ三人を巻きこむ大マツリに。大トモ氏がマツったまま抜き上げようとしてワラサが暴れる。見ていた船長「姉ちゃん(だから違うって)の落としたら、かわいそうだろ!」とすかさずタモ入れ。3本目も無事に取り込まれ、上さんは3ヒット3ゲット0バラシの強運を発揮。

内2回は喰わせただけだし、やはり釣運は上さんが上か…などと思いをめぐらせる。と、11時、俺にも4回目のヒット。久しぶりのファイトを楽しむ。絞り気味のドラグを滑らせる重量感からサイズアップを予感。ポンピングで順調に浮かせてあと10mだった、パチン!ハリス切れ単独バラシ…。4ヒットで1ゲット3バラシ!…落胆。Tシャツを脱ぎ棄てようかとも思っていると、5回目のヒット。「今度は釣りあげてよ」とスポニチ記者も声援。6号に交換済だが慎重に2本目を取り込み、溜飲を下げる。上さんはさすがにグロッキー、顔をタオルにくるみ釣座で爆睡のラスト30分。二本竿を操り、大型を目指すがアタらず。「もうすぐ終わっから片付けな」と仲乗り船長に起こされた上さん、片付けの手際も良くなった。帰港中に思う「複数とはいえ船中2-9のスソ。5ヒットで3バラシ。内、一本は大きかったかも…。あかん、このTシャツは捨てよう。」

死ぬほど暑い。フラフラの沖上り。「ラーメン上手いぞ」に「クソ暑いのにいらん」と言う上さん、一目見て「田舎のラーメンとそっくり」、一口すすって「おいしい!」と、完食。船宿がかつて住んでいた漁師屋敷を髣髴させ、一家の雰囲気にもすぐになじんで、大のお気に入りになった様子。「ママさんはどうだった?」の大女将に、「3本、3打数バラシなし。俺は2本、5打数3バラシ。でも重さ勝負だから。」と笑って応じる。事情も取材済のスポニチ記者が「量って行きなよ」と、記事ネタを増やすつもりか勧める。「いや、もうフラフラなんで、お先に」とそそくさと後にする。重量勝ちは確実だが、ここで測量したら最後、ギャラリーが多くて雰囲気で負けにさせられそうだ。帰宅してすぐに測量した上さん「あんたのが2kg、私は1.8kgで負け。やっぱり船宿で測れば良かった、みんな応援してくれてたから…」…やっぱり、…危ない危ない。

がまかつ 船 真鯛50-330
シマノ 電動丸3000BM PE6号
天秤1m、サニービシ青物バスターL80号、クッション1m
5号6m1本針、4号6m2本針、6号8m1本針

上さん
アルファタックル パワーインナー船 30-270
シマノ 電動丸1000SP
天秤50cm、サニービシL80号、クッション1m
10号6m1本針