2010年9月12日日曜日

釣りバトル第18戦 坊さん恐れて釣りができるか

久里浜発電所の三煙突
相模湾にいても方角確認に重宝
2010年9月11日(土)釣行
ムツ六釣船店 第28東丸
久里浜沖 水深30m 中潮
晴れ 南西の風 1~5m 波1m

マダイ 0 ゴマサバ 多数
上さん 同様

秋の数釣りにはまだ早いが、9月に入って大型マダイがポツリポツリと出始めた久里浜。台風9号の影響と定休日で3日ほど出船なし。明けた11日には沈黙か爆釣かのいずれかだろう。大型一発のギャンブルに出てみたが、トホホのボウズ。一日アタリなし。11人が乗り込んだ左舷胴の間。船中3枚0-1(別船も同じ)では無理。俺の釣果はのんびりした船上の一日。上さんには、サバの猛攻が取り込みの良い練習になったろう。渋い展開にも匙を投げずに一日竿を持ち続けたのは立派。

この日は久里浜沖すぐの
この航行灯回りを丹念に探ったが…
その上さんは帰路、「愛想が悪い」「タイがおらん」「サバばっかりやのに動かん」「食べ物もおみやげもない」と文句連発。初の本命ボウズに「あぁ悔しい」が本音だが、憤まんやるかたなしの態。まぁ言わせておこう、これだけベラベラしゃべれるなら復調だ。禁断パチンコをまたしてもしでかしたために、飲み物買う金にも困窮し、離別回避に人生初土下座した悔しさから、ドヨーンブスーっと閉じこもっていた昨日までとは、まるで別人。ふてくされの行かない宣言していた釣りにも、なけなしの金を前借できた途端に、「何のこと?行くに決まってるやん」だから、恐れ入る現金さ。幸せな性格と言うべきか。

散々悪態をついた挙句、「腹立つな~、明日ヒラメでもイナダでもええから釣れるもんに行こ!」 …勘弁してくれ~、準備も片付けも運転も魚捌きもなく、船乗って釣るだけのお嬢様釣行じゃないんだから、こっちは。…ま、今日は捌く魚がないだけ楽だったが。

シマノ BJSミヨシ40-255+B、電動丸3000BM PE6号
天秤70cm、プラビシ青物バスターL80号、クッション1m、3号8m1本針他

上さん アルファタックル パワーインナー船30-270、シマノ 電動丸1000SP PE3号
天秤70cm、プラビシL80号、クッション50cm、4号8m1本針他

2010年9月5日日曜日

釣りバトル第17戦 魚釣るなら船長を釣れ

マアジ41匹、中型金色で食べ頃。
右はサバ。細くてリリースサイズながら、
バアバに送るからキープと上さん。
2010年9月4日(土)釣行

忠彦丸 3号船 LT午後アジ
南本牧沖~磯子沖 水深15~20m 若潮
晴れ 東の風2m 波0.5m

マアジ 41匹 20-25cm サバ混じり
上さん 同4匹 20-23cm サバ混じり

先週末は先輩宅でBBQ。前回同様、楽しかった。イナワラ、ヒラメ、メジナ、アジを持ち込み、全ストックがなくなった。「久里浜でマダイが釣れ始めた。スルメは相模湾がダメだが南房で釣れてる。今週末はどっちにするかなー」と思案していると、「アジがいい。忠彦丸で。」と上さん。船宿指定は珍しい。金曜に飲み会があったので、土曜の午後船に。9月だというのに真夏日。暑い。

受付で座席ボード上の船長顔写真にニマニマする上さん。なるほど、お目当てはアジではなく、若いイケメンT船長らしい。いい年こいて…、は危うく飲み込む、反撃が厄介だ。乗船し左舷ミヨシ2番にクーラーを置くやいなや、そそくさと操舵室に向かう上さん。「今日はよろしくお願いします!」と元気いっぱいの挨拶。いつもは促さない限り挨拶などしないのだが…、とおかしみがこみ上げる。「笑顔がかわいい~❤」とルンルン気分で準備。「仕掛けも絡まずエサ付けも一発…。今日はいいとこ見せられそうな気がする。」と操舵室を見やる。その様子に俺もとうとう笑ってしまう。「わっはっはー、がんばんなー」とごまかすが、内心、そんな邪念を持ってできるほど釣りは甘くねー、だ。「いつもの竿は柔らかすぎてコマセが上手く撒けない」といっぱしの上さん。「じゃあ俺がそれを使って、竿の違いでなく腕の違いだと証明してやろう」と、硬めの竿を使わせる。

喰ってこない小柴沖を早々にあきらめたイケメン船長、南本牧沖のポイントに移動。コマセ撒き役の左舷ミヨシ1番だが、まずまずの23cmを釣りあげる。「型見たよー」のアナウンス、船中1号はいつも気持ちいい。以降投入毎にポンポン釣れるが、船中ではポツンポツンな様子で、上さんにもアタリがなく「なんで、あんたばっかりー?」。潮が緩くて喰いが悪かろうと、俺は1.7号ハリスを使用。細いハリスが奏功しているのかもと、上さんの2号ハリスと交換させて、確かめてみる。ビンゴ。上さんにアタリ、俺にはアタらない。仕掛けのストックは2号以上ばかりなので、1.5号を船上購入。以降入れ食いモード。様子を見た船長は錨をおろして、このあたりのLTアジでは珍しい掛かり釣りに。終わってみれば、船中3-41の竿頭。

仕掛け交換後、相変わらずの手前マツリで1時間を要したものの、4匹+サバを釣り上げた上さん。灼熱の中でマツリ解きを繰り返したからか、目がうつろに。仲乗りさんに促されて、船室で休憩。「この船はエアコンついているから、すぐに良くなって戻りますよ。」と仲乗りさん。「すんません、ありがとう」とだけ応じる。爆睡して戻らないであろうことは、余人にはわかるまい。帰港して下船のドサクサに紛れて船室から出てくる上さん。珍しく起こさずにすんだかという思いと、バツ悪そうにコソコソする様子とに、ひとり爆笑する。

帰路、シロギス大会でゲットの食事券を使える割烹寿司店で夕食。高級感漂う店ながらリーズナブルな価格で旨い。沖上り後のビールが美味い。寿司が冷酒を誘う。運転は上さんに任せられるので助かる。「エエとこ見せるどころか、めっちゃカッコ悪いとこ見せてもた…」と上さん。「動機不純で釣れるほど甘くねー」は全く聞いていないのだろう、「でもな、操舵室の後ろやから、起きた時に船長の足がすぐ近くに見えてん、締まっててカッコ良かったー。アジはすぐ配るからまた行こな。今度こそエエとこ見せるねん。」 俗に「魚釣るならまず船長を釣れ」と言うが、…これは全く意味が違う。ま、釣りの楽しみ方、ひと様々。

シマノ BJSライトゲーム64 155I+B18、ABU 5500C PE3号
貸し天秤、貸しビシ40号、貸し輪ゴム20cm、2m 1.7~1.5号 3本針

上さん
シマノ BJSマルイカ直ブラM165+B、アルファタックル 船100PH PE1号
貸し天秤、貸しビシ40号、クッション30cm、2m 2~1.5号 2~3本針

2010年8月28日土曜日

釣りバトル第16戦 プレッシャー

2010年8月27日(金、休暇)釣行

喜平治丸 8号船
剱崎沖~城ケ島沖 水深30m 大潮
晴れ 南西の風2~4m 波0.5m

ワラサ 4本 1.8kg~2.2kg
メジナ、メバル、ソウダ混じり
上さん 同1本 1.8kg
イサキ、ソウダ混じり

「おめでとう」の声が左右からあがる。海面で暴れるイナダが無事タモに収まった瞬間だ。左舷トモ3番に陣取った上さんの釣果。喰いもすっかり落ちた終盤、半ばあきらめムードの置き竿に喰ってきた。ガンガン叩かれる竿を見て、頬張っていたパンを放り投げ、「来た!」と叫んだものの、何をしていいのかわからぬパニック状態。「電動のスイッチ入れろ!」とウインチ巻きさせる。手持ちでは竿がノサれるだけだ。ビシを取り込んでやり、「ハリスを手繰れ!」。あと6mだ。強い引きにサックを外していた左指が傷んだのだろう、ズルッとハリスが引き出される。直後に魚が反転、ハリスが弛む。バラシたかと観衆皆が思ったはずだ。周囲の思いをつゆ知らずの本人、ひたすら手繰り寄せ、テンションが戻る。良かった、まだ居た。仲乗り船長が差し出すタモに誘導し、勝負あり。竿を折りそうな勢いの割には小ぶりなワラサ(というよりでかいイナダ)。にもかからわず、常連さんらの拍手は、このやり取りに失敗すると、恐らくもう後がないことを知っているからだ。わずか、一、二分の出来事。一番ホッとしたのは船長だろう、釣果1-8と0-8とでは大違いだ。手を震わせてへたり込む本人。受付時他の釣り人に「あれ?姉ちゃんサンスポに出てなかった?旦那より上手いんだって?」と言われたプレッシャーから解放されて、ホッとした様子であたりを見渡す。「良かったなー、ボウズにならなくて」と水を向けると、「うん…。私のパン、どこいった?」…やっぱり気にするところが違うようだ。

その上さんに後半つきっきりで釣り方指導をした仲乗り役の若船長。親父さんの船長は「釣れなかった人のためにいっぱい釣っておけとプレッシャーかけてやったら、釣れるかな~と頼りなげだった。」と出船前。なんのなんの、さすがに上手い。開始早々から左舷ミヨシ2番で、ポンポン釣り上げる。頻繁に誘い、コマセの打ち返しサイクルも短い。

左舷トモ4番(ミヨシからも4番)の俺もマネしてみるが、何が違うのやらアタらない。それでも4本を前半喰いの立っている時間に釣り上げたので満足。残念だったのはバラシの2回(計6ヒット、4キャッチ)。ともに原因はわからず。一回は取り込み時の針外れ。もう一回は掛けた直後のすっぽ抜け。これはまずかった。群れを連れて逃げたのだろう、流し替えになってしまった。針はヒラマサ12号と十分な大きさなので掛け外れにはなりにくい。原因不明では対策の立てようがない。

上さんは2ヒット、1キャッチ。1回目のヒットは直後にラインの高切れ(またしても天秤以下の一式ロストで痛い)。ドラグはきつめに調整してあったが、ラインが切れるほどではない。やたらとオマツリしていたので傷んでいたのだろう。ソウダに喰われてもモタモタしているうちにオマツリさせてしまう。「ラインがフケるとソウダかサバだから、すぐに巻き上げろ」と、その度に注意するのだが繰り返す。体重計で測量後の夕食時「ソウダとかサバとかは喰ったら上に突っ走って錘ごと持ち上げるからラインが止まってしまうことがあるんだ」と話すと、「えっ、魚って横か下にしかいかないと思ってた。竿が揺れないから魚は喰ってないし、急に糸が出なくなるからリールが壊れたのかと思ってた。それでわかった、魚が上に泳いでたんか。なんやー、早く言ってよ。」実釣中何度も言っていた(つもりな)んだが…。

がまかつ 船鯛50-330、シマノ 電動丸3000DM PE5号
天秤1m、サニービシ青物バスタービシL80号、クッション1m、8号6m1本針

上さん
アルファタックル パワーインナー船 30-270、シマノ 電動丸1000SP
天秤50cm、サニービシL80号、クッション1m、10号6m1本針 → ロスト

2010年8月22日日曜日

釣りバトル第15戦 一人早上がり

2010年8月21日(土)釣行

関義丸 8号船 午前アジ
走水沖 水深70m 中潮
晴れ 南東の風3~0m 波なし

マアジ 21匹 25~38cm
上さん マアジ 3匹 25cm

「開きにするでっかいアジが欲しい」と上さん。「え~、この前いっぱい釣ったろう」「あれは小さかったし、全部配った」で、走水でビシアジ。土曜にしては珍しく混まず一艘出しの関義丸の左舷トモ2、3番に陣取る。

9時の潮止まりまでは上潮が早い。目の前を横切るミヨシ寄りからの道糸数本がかいくぐり、ポツポツ釣れる。期待通り30cmオーバーがほとんどで、40cm近い良型も。オマツリによるタイムロスも長かったが、後半は潮も弛んで追釣。型・数とも満足な釣行。痛かったのが仕掛けのロスト。スナップ壊れでプラビシロスト。続いて道糸高切れ(上さんのタックル)で天秤、金ビシ、クッション、仕掛け一式をまとめてロスト。上さんはロッドホルダーの留め金具を海ポチャ。半日でこれだけまとめて失うのも珍しい。

上さんのテーマは手前マツリの自己解消。あいかわらず頻発させるものの、交換も含めてなんとか自分でこなす。この日の問題はコマセワーク。30m程度の浅場で小型を狙うならともかく、50m以上の深さの大型狙いでは130号でのコマセワークは、少々無理。完全にタナボケしておりアタリがない。左右で抜きあげる大アジを眺めては口先が尖る。アドバイスするが、重さのため短く鋭い振りができない。忘れたころにアジを取り込むが、残り1時間でギブアップ。初の一人早上がりで船上ふて寝。沖上り時釣果を聞いて回る船長に、「3匹」と憮然と上さん。あわてて「船長がかわいそうだろ。カウントしなくていいよ、船長」とフォロー。

帰宅後「測量までもないな」と勝利を確認後、大アジの鱗・内臓を処理して10枚を開き干し、大サバをシメサバに。午後の延長ふて寝から目覚めた上さん、これで懲りてもう止めるだろうと思いきや、「腹立つなー。明日リベンジや。ワラサ行こ!」…あかん、完全にハマっとる。

シマノ BJSヤリイカ165+B、 シマノ 電動丸3000BM PE5号
天秤70cm、プラビシ130号、クッション30cm、2号3本針2m~2.3m

上さん
シマノ BJSスルメイカ直結120+B、シマノ 電動丸1000SP PE3号
天秤50cm、金ビシ130号、クッション30cm、2号2本針2m