2018年3月4日日曜日

幸せさまざま

育丸Webから
水を吐かせて密閉して持ち帰る
これで赤く柔らかいままに
2018年3月3日(土)釣行 大潮
育丸 右舷トモ(右3、左3)
7:00出港 14:00納竿 14:45帰港
洲崎沖~沖ノ瀬 水深180-220m
晴れ 北東の風1-2m 波0.5m

ヤリイカ 24匹 胴長25-40cm
スルメイカ 2匹 胴長30cm

これだけ混むと窒息気味
死ぬ前に水からあげないと
白く固くなる
「今月の墓参りは4日。前日イカを釣るが何匹いる?」と次男Kにライン。「3匹かなぁ」の返信に「そりゃ少なすぎるだろ。A(嫁)に聞いてみな」とつなぐ。「配るので全部貰うって。上限30匹」・・・そらみろ。というわけで目標は30匹。月例仕立て。メンバーはイカは不得手だが、今シーズンの好調さに今度こそはと気合充分でヤリイカ。記録は60匹だが、目標30は簡単ではない。イカ専門店で数を追うのも幸せな釣行だが、仕立てではむしろのどかな釣行の時空間を持てるのが幸せだ。

育丸Webから
このサイズなら1匹でも重い
洲崎沖で始めたが、反応がない。他船が探索を続ける中、若船長は早々に沖ノ瀬への移動を決断。これが良い判断だった。以降沖ノ瀬で一日遊ぶ。なぜか俺には3点掛けばかりだったが、船中では6点掛けだ、5点掛けだとにぎやかだ。そうそう味わえることのない多点掛けの連発に皆朝から満足そう。天気も良い。船長は年は若いが親父に負けず劣らず腕は良い。相模湾では群れが小さく移動も早いから、大流しにしてもイカは乗らない。マメに流し変えて探索し、的確にイカに当てる。

身に足にエンペラ
盛り付けは飾らず
5人の仕立てなので、空いた左舷胴の間に、珍しく大船長も乗り込み竿を出す。孫の操船で釣りをし、時に役割交代というのは、なんと幸せなことだろう。目標には至らなかったが、サイズも大きいので26匹は充分だ。退屈することなく釣りを満喫。幸せだ。

久しぶりに自宅で1匹さばく。マイペースで晩酌、ぐっすり眠る。この気ままさはそれなりに幸せだ。翌日、残り25匹を次男K一家に贈呈。6歳と2歳の孫娘たちは墓参にも慣れて、さっさと花入れを掃除、焼香に手を合わせて般若心経を口ずさむから驚きだ。ファミレスでハンバーグやステーキを食べながら小遣いに喜ぶ孫娘を見るも幸せだ。その様を眺めながらもう4年もたった上さんもあの世で幸せな気分でいるだろう。

ダイワ極鋭ヤリイカAGS167 + シマノフォースマスター2000 PE3号
ヨリトリリング 錘120号⇒流されるので150号に
11cm直結8本 11cmブランコ7本