2016年6月27日月曜日

穏やかに過ごせ

もう抱きついてこない…
クロベエを見てきた。
近寄ったが立ち上がらない。
俺を認識していないようだ。先月は喜んでいたのだが…
手を伸ばすと噛みそうになる。
老犬ホームのマスターを除きスタッフ皆噛まれたらしい。
散歩以外は立ち上がらないという。
首輪からボディベルトに代えて、つるように階段を上り下りしている。
餌は品を変えて飽きさせず食べている。
先月、下痢して、危ないシーンがあった。
2日ほどで回復して、今は落ち着いている。
穏やかな表情だ。
毎朝毎晩の散歩と状態にあわせた餌やり、毎月の風呂、いざの際の受診。
ここに連れてきていなければ、穏やかに過ごせなかったろう。
8月で丸一年。もう亡くなっていたかもしれない。
残された時間、穏やかに過ごせ。

2016年6月26日日曜日

銀の太刀

タチウオは
ショートの他半日船
も出す盛況ぶり
2016年6月24日(金、休暇)釣行 中潮
忠彦丸 ショートフィッシングLTタチウオ 右舷ミヨシ3‐4番(右10、左10)
7:30出港 13:05納竿 14:00帰港
金谷沖 タナ20-50m 波0.5m
曇り時々晴れ 北後南の風1-2m

ジャック タチウオ 21匹 50-70cm
Rさん タチウオ 13匹 60-70cm

忠彦丸Webから
二刀流でドヤ顔
日頃の行いが良いのだろう、連日降る梅雨が休暇には上がった。このところ釣果急上昇中の東京湾タチウオに急行。タチウオは10数年ぶりというRさんを同行。キラキラ光り物が陸でも海でも好きらしい。忠彦丸では恒例の出港前レッスン。あぁ、そうだったな、と市販仕掛けを改造する。レッスンが終わったころには改造完了。出港前のこの時間はいつもワクワクする。

旨い店はつき合わせがまず違う
八景島を横目に久里浜を抜けて金谷と目と鼻の先の沖合。べた凪のポイントに川崎の船が先着している。その中に入り込んで超が付くほどの接近戦。タチウオ船団の常だ。一投目、様子を見ていたが、餌付、投入、タナ取り、シャクリ、いずれもRさんは手慣れたものだ。突き出しに陣取った女性釣師が銀色に光るタチウオを抜き上げるのを見ると、もう我慢できずに参戦。ワンピッチジャークで付けエサのサバを躍らせるとガツガツと小気味良いアタリがでる。釣りで最も楽しい一瞬だ。

なるほどタチウオの刺身は細切りに
鋭い引き込みをいなしながら水面に現れた銀の刀を抜き上げる。釣りで最も嬉しい一瞬だ。楽しく嬉しい一瞬を繰り返しながら、午前船が沖上がりになる11時までに、食すには二人とも十分な釣果を得た。13時までのショートでなく、半日で十分だったか。時間の経過とともにサワリを掛けてペースを上げてきたRさんは、残り2時間がないと物足りなかったとまだ釣り気満々。終盤はサワリがあっても掛けるのが難しい展開に。それでも納竿までしっかりシャクって釣りを堪能。船中6-41。

釣るのは楽しいが、今や捌くのは面倒だ。併せて30匹以上の銀の太刀、いや銀の細刀か、は持ち帰っても処分に困る。6匹はRさんが持ち帰り、残りは居酒屋2軒に引き取ってもらう。その中の一軒、先週もお世話になった料理店Kで晩酌。楽しく嬉しい釣りに、新鮮な魚と腕の良い料理と美味い酒に美女。至福の一日に。

ジャック: ミサキ ライトマスターII-180改 + シマノ 幻風 PE1号
天秤30cm 錘30、50号
Rさん: ソリッドマスター改 + シマノ 1000SP PE2号
天秤30cm 錘40、60号

2016年6月19日日曜日

マグロとサバを従えて

はら丸Webから
船長も釣れているときに撮影
2016年6月18日(土) 大潮
はら丸 泊船長船 右舷トモ2番(右4、左4)
出港5:30 納竿12:30 帰港13:15
長井沖~城ケ島沖 水深90-140m
晴れ 東北東の風4-0m

スルメイカ 14匹 胴長23-28cm
ウルメイワシ 1匹 25cm

手前の竿先に朝日が射して
前夜の宴会が早く終わり、土曜は晴れで凪。となれば釣行しない手はない。ムギイカが一潮毎に大きくなって、今は小さめのスルメ。これが柔らかくて美味い。釣果は安定しないが久しぶりに長井港へ。船べりの竿に雲の隙間から太陽の後光が射して釣れそうな気分に。

あまり干し過ぎず生を残す
果たして長井沖の第一投から単発、ダブル、トリプル。1時間もしない間に9匹釣った。18cmだろうと準備した仕掛けは、イカがまだ小さくて使えない。14cmはブランコ1組しか準備しなかったが、これが却って奏功した。左右の直結ベテランが単発に苦戦していたからだ。群れが小さい上に乗りが悪いと判断。撮影の笑顔とは裏腹に日中の苦戦を予想していた。「朝のうちに撮っとかねぇとな…」と船長も同じ予想をしていたのだろう。

醤油皿はわさびと生姜用に二つ
案の定7時以降ばったり。城ケ島西沖、南沖と移動しながら探るが、群れが小さい上に移動が速いようで、投入しても船のどこか数か所で掛るかどうか、という展開だ。移動・探索時間も長くなる。こういう時は、遅い朝食を取ったり、朝寝しながら日焼けするのが良い。ポツリポツリと単発で拾いながら、終わってみれば結局14匹。干すのは4匹だけにして、10匹を料理店Kにもらってもらう。店には顔を出さないが、ご主人は館山西川名でマダイ9Kgの釣り師だ。恥ずかしい釣果だが、新鮮なのをありがとうと気持ちよく受け取ってくれた。船中1-21。下の1に注目すべき日だった。長井の他茅ヶ崎や剣崎の他船も軒並み苦戦した釣果だった。

なるほど、ゲソは湯引きするのか。飾り包丁で透明な身に生姜醤油もわさび醤油もしみこむわけだ。などと感心しながら刺身を頂く。支援のために取り寄せたという熊本の日本酒とぴったりだ。マグロとしめサバは引き立て役で主役はスルメ。抜擢されたゲストのウルメイワシが、実は一番旨かった。

ダイワ 極鋭ヤリイカAGS167 + シマノ フォースマスター3000 PE3号
ヨリトリリング 錘120号 14cmブランコ7本針 

2016年6月12日日曜日

クルマは進化、人は退化

GTは車高も座面も低い
メットとグローブはAMG製を貸出
11日(土)、メルセデスベンツがドライビングアカデミーを開催するというので参加した。従来からAMGユーザー向けにサーキットでアカデミーを実施してきたが、一般向けには初めての試みだという。会場は茂原ツインサーキット。40台ほどの車種も年式も様々なメルセデスが集結すると壮観な眺めだ。

先導車付サーキット走行は…遅い
自動駐車や自動ブレーキも実演
メルセデスのポテンシャルを体感してもらいたいという主旨で、フルブレーキングとスラローム、コーナリング、先導車つきサーキット走行を体験する。街乗りでブレーキをこれでもかというぐらい踏み込むことはまずない。フルブレーキングを体感しておくと、いざというときにも躊躇なく踏める。昔のABSは、ロックと回転の間隔が長くてガタガタと感じたし、横滑りもしたものだ。今のはその間隔も制動距離も格段に短く、EPSが車体姿勢もまっすぐを保ち全くぶれない。

プロが駆るAMGに同乗すると
…やっぱり欲しくなる
参加者のドラテクはバラバラ
スラロームでは足回りを確認。わずかなロールを感じさせながら、吸い付くような設定に感心する。コーナリングはドリフトなしだが、ブレーキングからライン取り、加速しながら抜けていく感覚を楽しむ。

慣れない参加者には、各インストラクターが無線でアドバイスをくれるのだが、いずれのセッションも指摘されることがなかった。サーキット走行はペースが遅いので、攻めたいコーナーの前で前車との間隔を広げて楽しんだ。事故されても困る主催者側の思いはわかるが、タイムアタックなどがあればなお楽しめたろう。インストラクターがドライブするAMGに同乗してそのスピード感を味わうのだから尚更だ。


晴れて暑かった。30数年前のポートアイランドや六甲山、環状線を懐かしく思い出す。当時の反射神経や体力、気力(いや無暴力か)は、今はもうなく退化した。だが、クルマの機能・性能の進化がそれを補って余りある。その進化に感心する貴重な一日になった。

2016年6月5日日曜日

部屋も車も墓も心も身も

スカイウォーク紫陽花越しに
スマホ操作できるはずだが…
4日(土)は月例仕立てにエントリーしていたのだがキャンセル。前夜に腰の重い宴会が入った上に、土曜にも所用ができたためだ。案の定飲み過ぎで寝坊したので正解だったろう。所用を済ませる。天気が良い。洗車したいが夜中から翌5日昼まで雨の予報に延期。山道を走りたくて箱根から三島へドライブしたが、遅い出発だったので渋滞気味で攻めることができず。途中小田原の友栄でうなぎ重。良い値だが評判どおり柔らかくてうまいうなぎだった。三島に昨年12月にできたスカイウォークを歩く。うーん、ただの長い揺れる吊り橋って感じだな。眼下に沢があったので、いずれその沢にも行けるようになれば、少しは遊べるだろう。

翌5日は洗濯や掃除を済ませて、まずメルセデスの半年点検。当然何ら問題なし。来週が楽しみだ。次にケーズデンキ。以前買った扇風機や加湿器を次男K一家が持ち去ったので新調。空気清浄機付き羽根無し扇風機にした。スマホで空気清浄状態が見れるはずだがうまくつながらない…。まぁ、これでともかく寝苦しい夜はなくなろう。雨が上がらぬので早めに昼食を取り、日用品や食料の買い物を済ませる。午後になってようやく雨が上がった。洗車して磨き上げる。最後になったが、墓参り。砂埃を落として、焼香と読経。部屋も車も墓も、そして気分もすっきりした。風呂で身もスッキリして、真田丸を見ながら飲めば気持ちよく寝れるだろう。