2009年2月22日日曜日

やっちまった

2月22日(日)
長井 はら丸 6時船
洲崎沖のち城ケ島沖 100m-140m
晴れ時々曇り 無風のち強風
0.5mのち2.5m

ヤリイカ 20-30cm 8杯

やっちまった、良いところなし。13名と混む中の右舷胴の間。開始直後から船中ノリ良く、左右は2-3点掛けを連発するが、こちらは単発でしかか上がらない。これは仕掛けがあってないとみて、11cmと14cm、ブランコに直結といろいろ代えるが、どれも単発ばかり。むしろ交換の時間ロスのほうがもったいないかと思っているうちに、うねりが強くなってきた。風も強まり10時に城ケ島沖へ大移動。が、ここでも顔をみないうちにたちまち強風になり、11時に早上がり。船中8-22。スソになってしまった。結局多点掛けなし。右は最高5点掛けしていたが、既製の新品だった。どれもお古の仕掛けがまずかった。短時間でもこれだけ釣果に差がでる。使い回しの自作より、既製の新品か・・・。

2009年2月14日土曜日

下宿さがし

強風のため今日はどこも出船しない。もっとも今朝4時まで飲んでいたので風がなくても船に乗れる状態ではなかったが。明日は凪で天気も良く絶好の釣行日、特にイカなら時化後も期待できそう。・・・なのに、二男Kが下宿さがしに連れて行ってくれと・・・。とほほほ、今週は釣行なし。

2009年2月12日木曜日

スルメイカ沖干し、うまいよ

右の写真がスルメイカの沖干し。冷凍保存も効く。そのまま焼いて食べるだけだが、ちょっとしたコツが。

  • 解凍する必要なし。
  • 海水の塩分がついているので、調味料をかける必要もなし。
  • 胴の縁両側にに1cm間隔ぐらいで5mm程度の切り込みを包丁かハサミで。
  • 足がコンロに入りきれなければ引きちぎる。
  • 外側(皮の付いている側)に火があたるようにコンロに置く。
  • 中火。
  • 焦がさない、焼きすぎない、硬くなるので。表面の水分がなくなったかな~ぐらいでOK。
  • 小皿に、マヨネーズ、七味を準備。お好みでラー油を加えてもうまい。
  • 手で裂きながらいただく。薄皮が苦手なら裂くときに引き離す。
  • 肉厚なので5mm幅ぐらいに裂く。
  • エンペラ(頭部)は堅めだがうまい。胴の最下部ヘリは堅いので食べない。
表面しんなり、中身しっとりふんわか。ビール、酒、ワイン、何にでも合う。

2009年2月10日火曜日

半ブラ、壊れる

2月9日(月、休暇)
はら丸 8時船
沖の瀬 150-200m
曇り時々晴れ 弱風、凪のち1m

スルメイカ 15杯 胴長30-40cm
ヤリイカ 7杯 胴長17-30cm

ヤリイカ乗り調子165+B
3000ビーストマスター PE6号
半ブラ 11cm 7本 ピッカピカオーロラ
ブランコ 14cm 11cm 7本 ピッカピカオーロラ
直結 14cm 9本 ピッカピカ
120号

楽しめた。休みを取った平日釣行はこうでなきゃ。朝4時起床、風チェック。依然強いのでやめるつもりだったが、次第に弱まり大丈夫と判断、8時船に間に合う。右舷ミヨシ。べた凪、正解。イカ釣りを0から教えてもらっているはら丸、船長はご他聞に洩れず口調は荒いが気が良い。専門にしているだけあってイカを追う操船術が秀でているように思う。反応の濃さにこだわるからか慎重に追う。見切りが早いかと思えば、再投入指示ですぐに乗る。長々と空振りを続けることがまずなく、大流しもある。

怒るだろうな~と思いながら仕掛けた半ブラでの第一投、着底後すぐに強烈な乗り。スルメだ。多点か大型か、重い。巻き上げると一番上のツノに一杯だけ・・・?あっ、下のツノがグンニャリ曲がっている。さらに下のツノはポッキリ折れている。これだ!前回折れたのは。大きなスルメに弱いんだ。半ブラはツノの上下をハリスで幹糸に固定するので、スルメの引きをツノの横方向に喰らうことになり折れる!ダメだ、こりゃ、少なくともスルメに11cmは。と、残念さよりも発見を喜んでいると、「だめだおー、そんなややこしい仕掛けじゃー。」と船長、続いて「直結やんなおー、練習してたんだろー、あきらめちゃだめだおー。」苦笑いしながら、「はーい、変えます。」

直結は楽しい。多点掛けとバラシとが背中合わせのスリルが良い。相変わらず扱いは下手だと我ながら思う。「ホルダーにこだわらず竿に引っ掛けちまえばいいんだおー。」「持ち方が違う。こう下からすくい上げながら掴むんだ。」と船長から取り込み時の指摘、目が笑っている。なるほど、釣り情報に書いてあった鉛筆持ちはそういうことか、と体感できる。この日は直結最高3点ながら、スルメなら多点掛けも取り込めた。

ヤリイカは、バラす。どうも巻き上げ速度がわからない。ブランコに切り替える。ノリは良い。が、ブランコでも、一杯、二杯でしか取り込めない。直結含めて10回弱はバラしたのではなかろうか。早すぎると身切れするし、遅すぎるといなくなる。スルメは問題ない。最高4点掛け。11cmツノだったが折れない、曲がらない。型はいずれも大型だったがビーストマスターなら難なく巻き上がった。

船中10-29杯。22杯は上出来。竿頭であろう30年のベテランが同じビーストマスターを使っており、直結でもヤリイカを取り込んでいたので、終了間際だったが巻き上げ速度を聞いてみた。「直結は速度一定モードで17-19。ヤリだと思えば17前後だな。ブランコは楽々モードで14-16。ヤリイカは14前後だよ。引きを感じる程度に微調整するんだ。」なるほど。・・・最後のところが難しんだよな~。 

2009年2月8日日曜日

半ブラ、使えそう?


2月7日(土)
三喜丸 7号船
洲崎沖 100m-190m
曇りのち晴れ 微風 凪

ヤリイカ 9杯
スルメイカ 2杯

BJSヤリイカ乗り調子165+B
3000ビーストマスター PE6号 → 1000スペシャル PE4号
ピッカピカオーロラ 11cm 7本 半ブラ

ようやく風が治まった。久しぶりの三喜丸、右舷ミヨシ。12名乗せて7時20分河岸払い。このところ毎週末強風だったので、どの船宿も混んでいる。洲崎沖の船団は八景・湾奥の4-5艘と少なく、遠く沖の瀬方面に多数の船団が見えている。期待通りの凪。120mダチで開始。今日は壊れるまで半ブラを試す。

「スルメだけど顔見たよ」と船長、船中初顔を見せるのはうれしい。右も後ろもサバに飲み込まれて早くも仕掛けがお釈迦になっている。落とし込み中サバらしき触りはあったが大事に至らなかった。サバには、なるほど効果があるようだ。が、乗るのはスルメだけでヤリは触らないのではないかと疑念を抱きながら続ける。しばらくして良い重さで巻き上げ。ヤリの4点掛け。疑念も吹き飛び、これはうれしい。「4杯あがったよ。」と船長もうれしそう。

サバの猛攻で船中悪戦苦闘。半ブラにも喰いついてくる。飲み込まれたり仕掛けをグチャグチャにされるまでのことはない。引っかかるだけなので外しやすいし、直結と同じように扱えるので手返しも良い。期待通り。さすがに巻上げ中のイカ振り落としまでは回避できないが。それにしても渋い。6杯あげた後、沈黙。流し替えても船中ポッツリポッツリ。潮が濁っている様子。

サバを避けたのだろう、100m前後の浅場に移動。ノリを感じるのだが、小さい。巻き上げてみても空揚げが度々。ラインの流され方が人より多く、オマツリしてしまう。イカも小さくてあたりが取りづらい。リール交換。船上で釣行中の交換は初めてだったが、意外とすんなり流し替え中にできた。オマツリなくなり、正解。が、直後の移動で190mの深場へ。

ノシノシっとブッコミから多点掛けの感触。しばらくしてさらにドスっ。お、重い。ドラグ一杯でも巻き上がらない。リール交換失敗か、ラインは切れないか、リールモータが逝かれないかとひやひやしながら、手巻きでアシストしながらなんとか引き上げる。ヤリイカ3杯(胴長30cm超含む)とスルメイカ1杯、本日二度目の4点掛け。濃い反応なようで船中にわかに活気づき、遼船も駆けつけあっという間に20艘はいようかという大船団が出来上がる。が、イカの移動は早い。1杯追加しただけで沖上り。

船中2-18杯。船長が今日はすんませんでした、と繰り返すようにノリが悪い一日だった。事後確認では良い船でもトップ30台がほとんど。凪で風なくポカポカ、気分爽快だったのが救い。11杯はまぁまぁか。半ブラ、使えそう。4点掛け2回あったし、ヤリイカのほうが多かったし、手返し良いし。ただ、下から2本目がカンナの付け根からポッキリ折られてしまった。何がどうなるとこうなるのか・・・?それに、こう渋い状況では納得ってまではいかない。月曜は休暇取得済み、もう一丁行ってみるか・・・。

2009年2月2日月曜日

久しぶりの釣行なき週末

土曜日は強風のため出れないだろうと金曜の飲み会はのんびり飲めた。 つり丸にヤリイカ用の新仕掛けが出ている。直ブラのカンナ部を幹糸に4~5cmの枝スで幹糸にとめた物で半ブラと称している。直結のサバ除け効果や手返しの良さとブランコの乗りやばれにくさの両立を狙ったものらしい。自作方法も丁寧に図入りで解説している。

土曜、FFTに出向く。イカスペハリスとオーロラヅノが良くてよく釣れたとお礼を述べて、つり丸の半ブラいかがなものかと水を向ける。「どうかなー、ヤリイカが直ブラに反応するかどうかだけど・・・?」と藤森さんは懐疑的。まぁベテランは直結でいかようにでも釣れるからこんな仕掛けはいらないってところか。11cmと14cmのオーロラピッカピカをそれぞれ10本、7本購入。

帰ってさっそく半ブラ仕掛け作り。・・・なんじゃこれは、ひどくめんどうくさい!クロスビーズをツノの上下につけるものだから、7本バリで14個のビーズ!複雑。おまけに下部が固定式、上部が浮動式で、それぞれの距離間隔も正確に作らないと効果が落ちるというから、やたら手間がかかる。11cm用、14cm用の2セット作るつもりでいたが、11cm1セット作るのにたっぷり2時間以上かかってしまった。ぐったり。14cmは断念。実績がないからか、14cm用仕掛けサイズは記述されていないし。なにより、クロスビーズにハリスを通すのがやたら疲れる、はや老眼か・・・。

日曜には風が治まることを期待したが、相変わらず15m前後の強風。弱まる気配もないので釣行断念。今日2日月曜は快晴・無風で良かろうとよっぽどサボっていったろかと思ったが、外せない仕事がある。帰宅後、釣果チェックしてみた。案の定八景から出ている一之瀬丸・忠彦丸や久しぶりに乗船予定だった三喜丸は爆釣。本場長井ははら丸・栃木丸・春盛丸ともまぁまぁだが、どうやら違いは朝早い長井は後半の乗りの良さを継続する前に沖上がり時間になったものらしい。いずれにせよ、週末の荒天が恨めしい好釣果。明日も穏やかそう、低気圧が近づく前はイカのノリもいいというし、平日は空いていて一人当たりの率が良いし・・・。行きたいな・・・。