2011年10月30日日曜日

仕立ては楽し

ひとつテンヤでマダイ10枚他♫
2011年10月29日(土)釣行 中潮
よしえ丸 右舷ミヨシ2番
大原沖 水深15-30m
晴れ 北の風4m 波1.5m

マダイ 10匹 200g-1kg
ショウサイフグ 17匹 15cm-25cm
ヒラメ、ガンゾウビラメ、ワカシ2匹

中止になった剱崎月例仕立てのメンバーからひとつテンヤのお誘い。大原でフグとリレーで楽しむ。7人で仕立てた「よしえ丸」には初めて。宿も持たずに小さな古い船を出す夫婦の愛想とサービスが良い。


水にさらして
鍋に投入前のフグ
ショウサイフグも初めて。タックルはマルイカ用を流用してみた。イカ同様、敏感な竿先が小さなついばみを捉えて良い感じだ。ポツンポツンと釣れる。アタリが少ないが、こんなものかと思っていると、船中苦戦をみた船長が小型ながら群れの濃いポイントに移動。同じ釣りとは思えないほどアタリが頻繁に出る。シャクってもかする感触があるが掛け損じが増える。ミニサイズがごっちゃり群れているようで、15cmに満たないのも揚がってくる。なるほど掛け損じるわけだ。時折強い引きを見せて良型が揚がる。これは楽しい、夢中になる。アタリが小さいのも、「掛けた」感が味わえるのも、マルイカ釣りと似ていて、熱くさせるわけだ。生命感のない重みに「誰かオマツリしてる?」と聞くが、誰もいない。釣り上げたのはタックル。うねりと波で船酔いのSさんが落としたものだ。ミニフグ連発中だったので、隣Mさんの「今日一番の大物だ~」に船中爆笑。船中9-20。

小型マダイが多いものの、ひとつテンヤもアタリが多い。浅いので3、4号を使い、底から1m以内をイメージして落とし込んで誘う。根掛り(で3個テンヤロスト)も掛け損じも多いがポツポツ拾ってマダイ都合10枚は自己記録に。ソゲながらヒラメが混じる。時折強い引きでワカシも混じる。イナダと呼ぶにはやや小さく、コマセマダイならつまらない引きだろうが、テンヤタックルだとやり取りが楽しい。サイズアップを狙って底から3mぐらいまでタナを上げてみるが、そうするとアタリが出ない。やや深めの沖合へ移動して流すが、アタリがでない。「型を狙ってみたんでしょう?」と船長に聞いてみると、「そうなんだが、水色悪くて」。数も型もというはなかなか難しい。それでもポイントを戻したラストの流しで1kgを釣り上げて、納得の納竿。船中6-13。苦戦していた隣のMさんだが、小さなテンヤを勧めると、「幼児虐待だけど、ありがとう」と終盤小型ラッシュでトップに。

フグもタイも共に型が小さかったが、アタリも魚種も豊富で、和気あいあいとした楽しい釣行になった。大満足。フグの型の良い物を選んで持ち帰り、テッサとテッチリにして食べた。美味。

フグ
マイロッド7マイリール4 PE1号
25号カットウ2本掛け針

タイ マイロッド8マイロッド9マイリール5 PE0.8号、マイリール6 PE0.8号
テンヤ3-5号

2011年10月24日月曜日

やさしくないと難しい

赤黒くデカいスルメ。
小さく赤いヤリイカ。
2011年10月24日(月、休暇)釣行 中潮
はら丸 6時船 右舷ミヨシ1番
城ケ島西沖-城ケ島南沖 水深100-150m
晴れ 北北東の風2-5m 波0.5m

ヤリイカ 7杯
スルメイカ 13杯

2週続けて風雨の週末だった。そんなこともあろうと月曜休暇を取得していて正解。相模湾のヤリイカが始まった。トップでも1ケタが続く乏しい釣果だが、天候のせいもあろう。今日は凪予報なので様子を見に行くことに。久しぶりのはら丸。着くと、女将さんが断った常連さんを呼び戻して、釣り人二人。船長も含めて仲良く3人右舷に竿を出す。

西沖。サワリはあるが掛けられない。掛けてもバレる。浅場でまだイカが小さいらしい。船中顔見ず、1時間ほどで見切って南沖に移動。やや深くなりポツポツ釣れる。スルメが優勢、ドスッと乗るので釣りやすい。ヤリイカはそうはいかない。サワリを掛けようとシャクルが空振る。熱くなってきてシャクリが強くなる。足だけが揚がってくる。「ヤリは聞き上げるように掛けねーと」と船長のアドバイス。なるほど。ようやく取り込みニンマリ。船中で皆単発。反応が薄いと船長もぼやく。それでもポツポツ飽きない程度にサワリが続く。「糸巻きは入れといたほうがいいぞ、特に初期は」と船長。なるほど今日のアタリヅノなのか、船長には黄緑色の糸巻きスッテにばかり乗る。仕掛けを代えるが俺の赤白糸巻きには1回だけ。不思議なものだ。

船長は直結でヤリも半数ぐらい取り込む。俺はブランコでも、ヤリはカスる、ちぎれる、バラすのオンパレード(スルメは問題ないのだが)。二点掛けが一回あったが、7杯と同数以上掛け損じたりバラしたりしたろう。反省。それでもスルメ含めて20杯釣って満足。良い日を選んだ。

マイロッド1マイリール1 PE3号
11-14cmブランコ6-8本針 錘120号

2011年10月11日火曜日

釣り三昧DAY2

ヒラメにカンパチ等
2011年10月10日(月、休)釣行 大潮
三浦丸 右舷胴の間
利根川河口沖 水深35-40m
大雨後晴れ 南の風10-2m 波2m

ヒラメ 4匹 0.5-1.5kg
カンパチ 3匹 0.4-1.2kg
イナダ 1匹 45cm
マトウダイ 1匹 30cm

「乗った。…けど、ヒラメじゃなさそう。青物かな」と船長に言う。6人乗船の右舷胴間は操舵室のすぐ横だ。窓越しの船長アドバイスに、すでにヒラメは3匹釣れた中盤。断続的にみせる強い引きにドラグが滑る。イナダの引きとも違い、瞬発力が強い。タモ入れした船長「カンパチだ」。うれしい人生初カンパチ。後検量1.2kgの小型でも、なるほどその引きは強い。10kgに迫るようなものだと凄まじいに違いない。

和歌山の猟師が移り住み
港町を造成した外川。
古い駅はずっと新しい
外川から犬坊崎を廻って北上、風強く波高い海をゆっくり1時間弱沖合へ。出船後すぐに大雨にも見舞われたが、実釣開始後まもなく止んだ。1時間ほど船中で魚信なくヤキモキしたが、数回の流し替え後アタリ出す。今日のヒラメはソゲが多いが、1匹は着底直後に引き込まれたキロオーバーの良型。4匹釣れたが、バラシも同数以上あった。喰いが浅く、前あたり後喰いこまずに逃げるケースが多い。巻上げ中のバラシも。トレブルが開いたバラシもあり、ハーブレスは避けたほうが良さそう。大型らしきは孫針外れ。トレブルフックへの結びに、牙が当たったか、すっぽ抜けか、微妙。深海結びではダメなのか、結びが甘かったのか。親針のズレ防止ビーズは、ヒラメへの針掛かりが浅くなるので外したほうがよいと船長。

反省も多かったが、アタリが多く、外道も多彩で楽しめ、大満足な釣り三昧の閉めになった。

マイロッド4マイリール1 PE3号
ハリス5号60cm捨糸3号50cm、ハリス6号1m捨糸4号50cm
錘60号発光球形、水中ランプ青

2011年10月9日日曜日

釣り三昧DAY1

前回よりも型、数とも物足りないが
渋くてオデコもでる中、価値ある3匹
2011年10月9日(日)釣行 中潮
浜茄子丸 左舷トモ3番
波崎沖 水深120ー140m
曇り後晴れ 東の風 波1m

アカムツ 3匹 30cm
マサバ 2匹 40cm

遅い夏休み。初めての一泊釣り三昧。ご要望がアカムツとヒラメ。初日は波崎でアカムツ、外川に宿泊して、二日目ヒラメの計画。
三連休の中日、アカムツは18名乗り込む盛況。晴れて風なく波なく好コンディション。だが船中アタリは遠い。上潮が速くオマツリも頻発。右舷側から引っ張られ、船底にこすって100m以上の高切れ、とほほ…。前回よりも喰い渋いが、巻き落としを増やし、タナを探る。何とか3匹確保。船中0-4。
宿から犬坊崎灯台を望む

いつもは帰宅して釣具一式を風呂で洗う。船宿に洗い場がないし、旅館ではやりにくいので、波崎の公園でさっと水洗い。釣果は保冷力の高い大型クーラーに移して氷漬け。波崎と外川は近くて便利だ。午後3時にチェックイン。翌朝早いので前払い。のんびり風呂につかる。近くの回転すしで晩飯。釣れないマグロやウニ、カニを楽しむ。明日はヒラメがんばるぞ。

マイロッド14マイリール1 PE3号
幹糸8号枝ス6号ムツ18号2本針 錘150号スカリー


2011年10月2日日曜日

朝一を逃さない

一枚隠れているが、好調3枚。
棒面丸WEBから。
2011年10月1日(土)釣行 中潮
棒面丸 LTマダイ28号船 右舷ミヨシ1番
下浦沖 水深35-45m 波1m
曇り時々晴れ 北北東の風3-11m

マダイ 3匹 300g、500g、1.2kg
イナダ 1匹 45cm

剱埼も久里浜もまだワラサ熱が冷めないが、その陰でマダイが上向き模様。まだ出船が少ない中、通年ライトタックルで狙う棒面丸で秋シーズンを占う。ワラサ客でごった返す剱埼江奈港では、4時45分では駐車できないかと危惧したが、意外とすんなりスペース確保。6時に出るはずの船が船着場にまだない。氷とオキアミにつけ餌を漁協で買いながらはてなと聞くと、当日から6時30分出船だという。そうか、月が替わってもう10月だ。風が強いが北風なので大丈夫と船長。

1投目から型は小さいが左舷ミヨシ2番、3番でダブルヒット。こちらにも来るはずと誘った2投目、俺にもヒット。抜き揚げたのは300gの小型だが、久しぶりのLT、引きが楽しい。続く3投目に500g。流し変えた後落とし込むと、緩めのドラグを引き出す良い手応え。仲乗りさんが近寄り「タモいるかい?」と聞く、やり取りを見ていたのだろう。「いや、それほどでもない」と答えながらハリスをたぐり海面に浮いたマダイ。これまでのより二周りほど大きいなのであわてて「やっぱりお願い」。納得の1.24kgが無事タモに収まったのが7時30分。朝まずめを外さずホッとする。推奨6-8mに対して重くて長い仕掛けで底を狙ったのが奏功したようだ。

マダイ3姉妹(?)に
お騒がせイナダ。
その後は、久里浜寄りに移動したり戻ったりしたが、アタリはばったり。仕掛けや誘いを変えてもダメ。船中で忘れたころにアタる程度。それでも大型が突然喰うかもしれない、と気を抜けない。終盤、30mのタナを「25mに上げて」の船長アナウンスに、誘いあげるイメージで置き竿のままゆっくり巻き上げる。途中でいきなり竿が突っ込みドラグが滑る。「来たか、大型」と竿を手にやり取り開始。見ていたのだろう、船長も「前の人、無理せず糸出して」。激しいファイトの期待に反して、素直に巻かれ、時折見せる抵抗も小さい。振りかえって首を振り「青物です」と船長に合図。船下で旋回した小さなイナダ。紛らわしい奴め、とすぐに絞めて血抜き。船中0-4。

久しぶりの棒面丸。以前のサービス券がスタンプカードに替わっていた。一年以上ご無沙汰して無効にされるかと思ったが、女将は無料乗船までの回数が以前と変わらない勘定になるスタンプ数にし、Tシャツ2枚をおまけ。LTマダイは釣果情報で船長が「最近では元気がない感じです」と評した一日だったが、朝一の時合いを逃さず満足な釣行に。

マイロッド5マイリール1 PE3号
天秤70cm、プラビシL40号、クッション1m
2段テーパ 5号5m3号4m2本針
ストレート 4号8m2本針、2.5号5ヒロ(9m)1本針