2020年1月26日日曜日

トラブル苦釣

スルメ2匹は干してキモも持ち帰り
2020年1月25日(土)釣行 大潮
庄幸丸3号船 左舷胴間(左5、右5)
6:00出港 13:20納竿 15:00帰港
洲崎沖 水深205-180m 波2m
曇り 北東の風 10-5m

ヤリイカ 6匹 胴長25-35cm
スルメイカ 3匹 胴長30-35cm
ゴマサバ リリース多数

今年の初釣行。風が収まりそうだったので洲崎沖に出てみた。10時頃に少し弱まったが、帰港まで体感10m程度が吹き続けて波高く、苦釣になった。風や並以上に悩まされたのがサバの猛攻。ブランコでは着底前に邪魔される。直結でサバを交してポツポツ拾うが、うねりで身切れやバラシが多い。

やってもたー
の巻き込み
波風やサバ以上に今回は3つのトラブルに悩まされた。まずバッテリー。急にリールが電源切れになる。落下中ならともかく巻き上げ中だ。しかも直結で途中停止するので致命的だ。すっしりしていたイカが全てバレてしまった。シマノ電力丸が出力低下するようで、リールの巻き上げレバーをオフオンすると切れたり入ったりを繰り返す。この現象は釣行2回目なのでおそらくバッテリーの寿命だ。うーん、やはり消耗品と割り切って安い場って-リーに交換した方が良いか。

バッテリーの不調が次のトラブルを呼ぶ。竿折れだ。取り込み後竿先を見ると、曲がっている、しかも360度!2-5番のガイド4つが折れている。どうやら電源のオフオンが生じて停止後さらに巻き込んだらしい。普通の竿ならポッキリ折れているところだが、さすがはスーパーメタルトップ、折れずに360度曲がるとは恐れ入った。ガイドの取り替え修理だけで済むなら不幸中の幸いだ。

わかりにくいが
道糸の1/3が消えた
バッテリーをやめて船電源に接続し、6番ガイドを先端として釣り続行。予備の竿を持ってこなかったときに限ってトラブルは生じるものだ。竿先のしなり感度が全くないので、重みだけでイカの乗りを察知する。こうなると小さな乗りは波のうねり重さとの違いを判別するのがむず難しい。それでも多点掛けしたときの重量感ははっきりわかる。ずっしりした重みを感じながらニンマリと巻き上げていると最後のトラブル。高切れだ120mほどの道糸が、錘、ヨリトリリング、仕掛けとともに海の藻屑と消えた。早潮でオマツリにも数度巻き込まれてガシガシされて痛んでいたのだろう。こればかりはしょうがない。

船中4-22。釣果9匹はこれらのトラブルがなければ2-3倍には伸びたろう。次々訪れるトラブルそのものを楽しんだ釣行になった。釣果は伸びなかったが、配る必要もなく、食すには適量だ。ヤリイカの身をスルメの肝であえる塩辛を久し振り楽しむとしよう。

ダイワ極鋭ヤリイカAGS167 + シマノフォースマスター2000 PE3号
後 シマノ1000SP PE2号
ヨリトリリング 後 中錘10号
11cm直結8本 11cmブランコ7本 錘150号