2009年9月27日日曜日

ちょこっとシロギス

2009年9月27日(日) 小潮

進丸 第8号船
猿島沖 水深25-35m
晴れ 風多少 波1m

BJSライトゲーム64 155I+B18
ダイワスピニング PE1号
錘15号 進丸胴突き2本針 

シロギス 23本 15-23cm
トラギス多数リリース

鮮烈なヒラメ釣りの感覚がいまだに残っていて、マダイにもワラサにもスルメイカにも行く気にならず、昨日は一日のんびりした。今朝は早く目が覚めた。前回置き忘れたカッパ上下を回収がてら、進丸に半日サクッとシロギス釣り。6時前到着。連休後だからか、釣り人少なく一番乗り。右舷トモを確保。

「混まなければ泳がせてもいいですか?」に船長快諾。右舷は5人しかおらず、左舷も同じくらいだろう。7時半出船。思ったより風があり肌寒い。保管していてくれたカッパを早速着込み、堤防裏住友ドック前で開始。アタリはあったが乗らず、二流しで猿島沖へ移動。ポツポツ釣れる。型も悪くない。

4匹目にようやくピンギスが釣れ、泳がせ開始。波がなく風があるときには、中通しがぴったり。ABU5500に巻いたPE3号に60号の発光丸錘のヒラメ仕掛けで、何か喰わないかと目論む。半日アタリすらなし。海底の古い仕掛けをひっかけて、エサのピンギス一匹に逃がしたのみ。猿島沖ではダメか、やっぱり。

その間シロギスのほうは、喰い渋りでポツポツ。船下だけではアタリが遠いので、後方に投げてサビくと乗ってくる。大中小混じり。船中あまり釣れていないようで、船長は15分延長、11時15分沖上がり。下船時、「渋かったけど23獲れたよ。」に、船長も少しホッとした様子。船中5-25。泳がせながらも、のんびりと飽きることなく楽しめ、気分転換できた。

2009年9月23日水曜日

ヒラメ デビュー

2009年9月22日(火、祝) 中潮

三浦丸 21号船
鹿島沖 水深40~50m
曇りのち晴れ 無風 うねり1.5m

BJSミヨシ255+B PE3号
錘60号 孫針シングル、トリプル
親孫間15cm 
幹糸6号80cm~100cm
捨糸4号50cm~80cm

ヒラメ 6枚 38cm~50cm
ワカシ 1本 30cm

船中6名の左舷ミヨシに陣取り、定刻5時に港を出てみてびっくり。うねりが2mほどもある。台風14号の影響がまだ残っているのだろう。21日釣行予定の電話予約で「22日にできねーか?」とお上さんの言に納得。去年ヤリイカでお世話になった銚子外川の三浦丸で、今年の目標のひとつ、ヒラメに初挑戦。曇り空のわずかな切れ目から昇る朝日にありがたいものを見た気にさせる。

「デカイ!」右舷トモで取り込まれた船中1枚目を見て声が上がる。70cmはあろうかというまさしく座布団。長さそのものはワラサと変わらないが体高があるので大きい。背びれ腹びれ尾びれを開いて威嚇するからド迫力。俺にもゴツゴツしたアタリ。聞きあげるとすっぽ抜け。ヒラメ40と言われるが、あれだけ明確なアタリでもイワシをモグモグ中だったらしい。予習はしていても実戦で体感してみないとわからんものだ。次のゴツゴツはじりじりしながら待つ。長い。ときおり糸がフケる。グーッと引き込まれたときに聞き合わせ。ずっしりと乗った感覚を味わいリーリング。取り込まれたのは40cm弱のソゲと呼ばれる小型。常連さんはなーんだという雰囲気(柔らかい竿にまどわされた様子)だが、俺には嬉しい初ビラメ。アワセのタイミングはわかったとばかり、続いてのヒットも確実に仕留めて45cm級の2枚目。もう満足、いつもは思いつかない船上での写真撮影。

どんな反応が魚探に出るのか分からないが、しばらく沈黙があると船長は小移動する。同じポイントを流しかえるのではなく、3分から10分かけた、まさしくポイントの移動だ。こうしてポイントを次々移動しながらポツポツと釣らせる。俺も3枚目、4枚目と釣りあげる。僚船が周囲に全く見えなくなったり、10艘近くまとまったりする。外房の広さと魚の濃さを実感する。東京湾ではもちろん相模湾でもなかなかこうはいかない。

正にビギナーラックか。5枚目50cm級を取り込んだ後に、右舷ミヨシ氏が「竿を変えて正解だったね。」出船前に、張りのある中通しを使おうとしていたところ、「型も大きくないから柔らかい竿のほうがひき味を楽しめるよ。イケスが近いほうが楽だから釣り座はミヨシ。」とアドバイスしてくれた30年通うベテランだ。素直に従ったのが奏功したか。60cm級を1枚取り込んだ後続かなかった左舷胴間氏は「白い丸錘は発光?最近効果あるって書かれているよね。」と尋ねる。「そうです。ヒラメ初めてなもので錘買いに行ったら、普通の錘の近くに発光って書いてあったから。寄せる気はしますよね。」と調子づく。

竿や発光錘の効果かもしれないが、丹念な棚取りが一番効いたかと、自分では思う。潮が濁り気味だったので、低めに。底立ちをマメに取る。根がかりの少ないポイントらしいが、フラットではなく、時には2-3mも伸ばしたと思うと直後には同じぐらい巻き上げるほど、起伏がある。捨て糸の長さに応じて。50cmの仕掛けでは50cm浮かせ、うねりでたまに底を打つように、80cmではあまり浮かせずにやや頻繁に底を打つように、いずれも底から1m以内をイメージして。手持ちでも置き竿でも同様。そうこうしているとアタリがでて退屈しない。6枚目を無事取り込んで納竿。途中、大型らしき引き込みを強引にひきはがそうとしてハリス切れ!これは悔しかったが、この釣りの難しいところも体感。船中1-6(二番手5枚2名)で、デビュー戦、竿頭!大満足。「ヒラメ6枚」の釣果メールに、「やったあ、全部家に置いておく」と、裾分け禁止宣言の上さん。手のひらサイズと思っているらしい、ブツをみればガメる気もしなくなろう・・・。

行程1時間の帰港中、横になってウトウト。銚子に日帰り釣行はやはりきつい(前泊がよかろう)。前夜8時に寝て深夜12時に出発。トイレ休憩とコンビニ買い物含めても予想外に早く3時に到着。午後1時30分に港を後にし、連休渋滞も覚悟していたが、携帯ナビが最も少ないルートを選んだか(大井JCから東名へ)、5時前には帰宅。ヒラメを新聞紙にくるんでチルドに入れ、犬の散歩、洗濯、釣具掃除がてらの風呂を済ますと朦朧。バイト後鶴間会合の上さん帰宅と入れ違いに8時には爆睡。翌朝ブツを見た上さん、「こんなん捌かれへん、6枚もどうすんの?!」・・・やっぱり。

佐島デビュー

2009年9月21日(月、祝) 大潮

つね丸 17号船
三戸沖~城ケ島沖~亀城 水深30m~70m
曇り時々晴れ 凪 微風

BJSミヨシ40-255+B PE3号
サニービシ80号 2.5号~5号 1、2本針

ゴマサバ 2本 30cm
ヒラソウダ 1本 45cm

9月の5連休、シルバーウィークと言うらしい。ゴールデンウィークにあやかったか、敬老の意味合いか。敬老の日が第3月曜に変わったため、秋分の日23日が水曜になる年は、間の火曜を国民の祝日と称して、土日と併せて5連休になるらしい。21世紀中に8回しかなく、次は2015年とか。それまでには、また法律改正で変わっているだろう。前半は台風14号の影響で釣行見合せ、中日に以前から気になっていた佐島のつね丸へ。

6時出船に対して4時半に着いたが、すでにほぼ席は埋まっており、10名左舷の胴間にかろうじて確保。潮風からは右舷が良さそうだが、しょうがない。港が遠浅で大型17号船は岸から数10mに停泊、行き帰りは8名乗りの渡し船がユニークだ。三戸沖40mで開始後船中ポツポツ取り込む。左右の人もあたる。俺はタモ入ればかりでヒットしない。城ケ島沖50~70mではソウダの猛攻。三戸沖に戻って船中追釣後、最後は亀城根も探る。結局ゴマサバ2本と、リリースを繰り返したソウダの中で太いヒラ1本のみ持ち帰り。朝一を除き、喰いは渋く、0-3枚。船中10枚程度か。一番嬉しいのがステッカーの追加で、佐島デビューは散々な結果に。

2009年9月14日月曜日

全船イマイチな一日

2009年9月13日(日) 長潮

関義丸午前アジ 第5号船
走水沖~海堡沖 60M~40M
晴れ 凪 無風~南西微風

BJSヤリイカ165+B
電動丸1000SP PE3号
テンビン50cm ビシ130号 クッション30cm
2.5号2m2本針、1.75号2.5m3本針

マアジ 4本 28cm~33cm
マサバ 2本 40cm

土曜は上さん連れて藤沢、後仕事、雨模様なのでちょうどよかった。ワラサ各船不調、マダイ各船も不調、スルメ各船も回復には遠い。こんな時はアジ、と久しぶりに走水港へ。横横道路が馬堀海岸まで伸びて、早くて楽。5時半予定が5時過ぎには着いてしまった。船がまだ岸に寄せられていない。車内で朝飯喰い周辺散歩の後再び見に行くと、いつの間にやら常連さんが渡しをかけて左右トモ、右舷トモ二番を獲っていた。右舷9名のトモ3番を確保。

朝一のマズメのみ。型は良いが数伸びず。その後は探検丸でも反応あるが、アジは口を使わない。潮が効かずラインが立つ。移動しても同様。喰ってくるのはサバばかりに。船中1-11。午後への延長を考えたが、所用があるし、帰宅後の処理と明日がきつくなるので断念。へこみの半日を選んでしまったようだが、事後確認では湾内・三浦はどこもぱっとせず、カツオのみ好調。

二人には十分な釣果。上さんはアジ1本を丸のまま塩焼き、俺は久しぶりに〆サバ。でっぷり肥って油がノリノリ。絶品。大きな半身をあっさり平らげた。〆た半身を焼いても旨いという。明日やってみよう。ヤリイカがぼつぼつ出始めた様子だ。

2009年9月7日月曜日

天ぷらネタ調達

2009年9月6日(日) 中潮

進丸 8号船 午後キス
住友ドッグ沖~猿島沖
水深15m~30m
風あり 波1m

BJSライトゲーム64 I165+B18
ダイワスピニング PE1号
三咲ライトマスター II-180
ABU1601左巻き PE1.5号
錘15号 進丸胴突き2本針仕掛け

シロギス 21本 17cm~23cm

左のひじと両肩が痛い、シャクリすぎの影響か。一日のんびりする予定だったが、快晴で暑い。「信州そばをもらったので天ぷらにするキスが欲しい。」の上さんに、これ幸いと進丸の午後船に。左舷6名のミヨシ3番。台風の影響か風が結構あり、「今日は堤防の中」と船長。喰いがわるく、ピンギスばかりなので、しばらくして「凪てきたので沖に出る」と、猿島沖に移動。ここでは型は良くなり20cm級も。で流し替えごとにポツポツ拾い釣り。船中12~44とあるが、左舷ではそんなに伸ばしていなかった。左右ミヨシは9、11だし、良型を結構釣っていた右の人でも25だし、ひだり二人は一ケタだろう。トモに和竿で通しの人がやっていたのでダントツだったのか、右舷の誰かか・・・?

天秤2本針も試したが風で絡むので、胴突き2本針でほぼ通す。柔らかいライトゲームを置き竿に、硬いライトマスターで誘う。前回同様ゲームはかかるが、マスターではアタリがあっても喰いこむのが2-3回に1回程度になる。やはりはじいている気がする。後から気付いたが、ライトマスターではクッションゴムをつけてみるのも手かもしれない。

「ご要望の品21匹」の釣果報告メールに、めずらしく「ありがとう」と素直な返答。生活費使い込みが堪えているらしい。いい薬だ。

2009年9月6日日曜日

でかいクーラーに

2009年9月5日(土) 大潮

ムツ六釣船店 第21東丸
久里浜沖~下浦沖 35-45m
曇り後晴れ 風多少 波0.5m

アルファタックル船中通し30-270
電動丸1000SP PE3号
サニービシL80号
6号6m、8号6m

ワカシ1本 35cm
サバ、ソウダ リリース

小さなワカシ1本になってしまった、ワラサ狙いなのだが。乗船券が10枚たまり、無料乗船。北東の風で下げ潮なので右舷トモを狙っていたが、前回同様2艘目客待ちの2番目になり、28号船からの移動組二人がトモから2席を採る。右舷5名の真ん中。潮が速かろうと細いPEを巻いた1000SPを使う。左のビギナーが一式揃えての初釣行か。太い道糸が目の前を横切り、右の人と苦笑い。潮風の読みとリール選択は正解。開始直後に左舷トモにヒット、続いて右舷トモ2番とトモ、さらに右の人の2本目をタモ入れ。こちらには来ない・・・。

棚取りの迷いからか、勝負どころの朝1時間を逃す、またしても。底から7-10mの棚指示。着底後、潮で時には10m以上流された糸ふけを取るべく底ダチを慎重に数回取り直してから棚を探っていた。右の人を観察すると、着底即糸ふけを取り、底ダチは1回浮いたことを確認して棚取りしている。この早潮では道糸はどうせなびくし、その間にもコマセはバラバラとでてしまっているはず。素早く棚取りするほうが良かった。8mの仕掛けを準備しなかったことも敗因か。早潮時に付けエサをコマセと同調させるには6mでは短い。

長い沈黙が始まったが、せっせと巻き続けるしかない。潮止まり前後に喰いが立つのを期待したが、それもない。それも見極めたのか、船長はラスト1時間で下浦沖に移動。すぐにバタバタ釣れるがサバとソウダばかり。さして太くもないのですべてリリース。またかと思いつつ巻き上げるとワカシ。これはお土産に。船中0-2で7本。人数の多い28号船でも0-4で13本。剣崎沖や城ケ島沖も喰いは渋かった模様。先週といい今週といい、どうも週末となると釣果が渋くなる。各船宿はまだまだロングランと宣伝しているが、今シーズンのワラサはボチボチ終わりか、少なくとも俺は。バカでっかいワラサ用クーラーに、小さなワカシ一本。氷だけよりはまだマシか。