2013年1月20日日曜日

キンメデビュー

初キンメ10匹♫
2013年1月19日(土)釣行 小潮
国敏丸 右舷トモ1番 (左右各5人)
5:30出港 12:00納竿 12:45帰港
初島沖 水深220-350m 波0.5m
晴れ 北北西の風1m

キンメ 10匹 23-28cm
メダイ 4匹 35-45cm
シロムツ 1匹 20cm
カサゴ リリース

大きくしなる竿を立てて中錘を掴む。仕掛けは隣で竿を出す船長の道糸に絡んでいる。「先に魚を上げりゃあえっから」。船長の声にマツったまま10本針を手繰る。1、2、…計5匹。初島の沖合、水深220mから釣り上げた赤く輝くキンメ。これは楽しい。印象的なデビュー第一投に。ハリスを切ってオマツリを解き、新たな仕掛けにサバ切り身をつけて船据え付けのマグネット板にセット、次の投入に備える。待っていた船長は16本針から7匹のキンメと1匹のメダイを取込む。

以前からやってみたかった中深場。仕立てメンバーTさんのキンメ釣行に便乗。深場用のタックルがないが、リールは借りて竿は青物用で代用。「1番いいよ。…2番やって。…」と船長のアナウンスに従ってミヨシから順に投入。この日は5番に相当する大トモから様子を観察。船を後進させながら順に投入するので、皆若干後方に向けて投入するようだ。自らも投入を終えた船長の「はい、5番いいよ」に、200号錘を真後ろに投げる。マグネットに並べたサバの切り身が次々と宙を舞う。「5mほど底切って。ベタだと喰わねえよ」のタナ指示に従うと、間もなく竿先が魚信を伝える。船中で巻上げ音が響く中、追い食いを待つが巻上げタイミングがわからない。竿のしなりが深くなったので「もういいかな?」と聞くと、うなずく船長。巻き上げたのが冒頭のシーン。上方の針についたキンメに、「上げがたんねぇ」と船長。「糸フケ取るのを忘れた」の応答に笑う。船長を挟んで右舷胴間に入ったTさんの第1投もキンメ7匹。タックルがヘビーで敷居が高かった釣りだが、以外と簡単にズラズラ釣れた高級魚。思わず笑みがこぼれる。

快晴べた凪。このところ荒れた日が多く、久々の釣り日和。すぐ近くの初島の他、富士や大島を眺める。空気が澄んで、大島の奥の新島までくっきり。二投目以降は、多点掛けが船中で見られず、ポツリポツリと一、二匹ずつ拾う展開に。空気ばかりか潮も澄んでいるためか魚端反応に反して喰いが渋い。サメらしきに奪われることも。水深350mと深めも攻める。フケで400m以上道糸は出される。ガツガツと派手なアタリでメダイが釣れる。船中で型の良いクロムツも混じり、俺にはシロムツ。ポカポカ陽気に置き竿でのんびりする釣りも好きだ。メダイの二点掛けで終了。船中5-16。一投目以降日が昇るにつれて喰い渋ったが、デビュー戦ツ抜けに大満足。

マイロッド14 + 借用リール(ダイワレオブリッツ750)
ヨリトリリング中 中錘30号(船中統一) 錘200号(船中鉛で統一)
幹14号前後全長9-12m 枝10号前後60-90cm ムツ針17号前後 10-7本針

2013年1月13日日曜日

楽しみ方いろいろ

育丸Webから。
今日の狙いはこれではないのだが…
2013年1月12日(土)釣行 大潮
育丸→丸重丸 右舷トモ2番(左右とも各4人)
7:00出港 12:15納竿 13:15帰港 強風早上がり
洲崎沖 水深160-200m
晴れ 北のち南西の風 3-13m
波0.5-2.5m

ヤリイカ 1匹 胴長35cm
スルメイカ 6匹 胴長30-35cm

釣り人と同様に、船宿や船長にも得手・不得手な釣り物があるのだろう。長井の船宿や間口の喜平治丸、勝山の庄幸丸、洲崎の早川丸はイカ釣りを得意としている。いずれも操船がダイナミックだ。潮流や風向き、イカの移動速度と方向、水深や落下速度を計算しているのだろう、仕掛けをイカにあてるように、急旋回や急停止を駆使して投入指示を出す。釣り人も心得ていて間髪いれずに投入、着底またはタナ到達と同時にアタリが出る、というわけだ。錘の号数ばかりか形状も指定したり、道糸の号数や中錘やよりとりの有無まで指定したりする宿もあるのはそのためだろう。群れの小さなイカの移動が速かったり予想外の方向に進んだりして、すぐに回収指示が出ることも少なくない。大きな群れを捉えて大流しできるのは1、2回あるかないかだ。ゆったりしたクルージングや速い蛇行も、群れの探索中や追跡中だな、と操船意図を想像すれば楽しいし、投入指示が出るタイミングも予測できる。

このジャンボヤリイカでは
泳がすわけにいかず…
月例仕立て。イシダイ五目で名を馳せる育丸にヤリイカ釣りを所望。委託された丸重丸も得意はコマセ釣りなのだろう。昨夏にはメジ・カツオ釣りに駆り出して苦労させたが、キハダを釣らせてくれた。今回は剱崎の大松丸・棒面丸などとともに、洲崎沖でヤリイカを追う。…というより、ポイントで回遊してくるイカを待つ、という感覚だ。一流し目はサバの大群に左右がオマツリ、その解消を手伝って終わってしまったが、左舷でヤリがポツポツ。一流しが長いが、入れ乗りには程遠く、ポツンポツンと回ってくる。実にのんびりしたイカ釣りで釣果は伸びないが、これはこれで悪くない。誘えども乗りは少ないので、低速自動巻きで、お握りやパンを頬張りながらゆったりする。マダイならともかくイカで投入中の食事は初めてだ。富士や大島が美しい。前半凪で暖かく上着を脱ぐこともあったが、予報通り10時半ごろから急速に南西風が強まり、波も2m以上に。さすがに直結ではバラスのでブランコでお土産を確保。12時過ぎに早上がり、船中3-11か。ヤリイカを泳がせてタイかブリを狙いたかったのだが、オマツリも頻発する潮なので断念。そもそも釣れたのはスルメばかりで、肝心のヤリはデカいのが一匹だけなので、泳がすエサを確保できなかったのだが…。

マイロッド1 + マイリール1 
PE3号 SP1000でも可能だが、やはりFM3000のほうが落下・巻上げともにスムーズ
ヨリトリリング 11-14cm直結8本針、11cmブランコ7本針 錘120号

2013年1月8日火曜日

姿造り二種

ツマを省略しても豪華な姿造り
焼き物や煮物、汁物など上さんは料理は上手い。ただし、捌きと刺身だけは自分でする。撒かせると、三枚下ろしの骨についた身のほうが厚かったり、挽肉と見まがう刺身になったりするからだ。釣りを始める前は包丁を握ることもなかったが、5年もするとそれなりに捌けるようになる。

あえてヒレを広げて。グロい、かわいい
と割れるが、旨いと味の評価は一致
一晩寝かしたマダイとホウボウを姿造りにしてみた。最近刺身に食傷気味な上さんは、マダイに「こうするとおいしそうに見えるな」と、その通りなのだが無粋なこと言う。こうしてもしなくても旨いし、「そう」ではなくて、確かにおいしいのだ。ホウボウには、沼津旅行で食べた時と同様、「ジュディオングはあかん」とその広げると青いヒレや風貌を嫌う。

久々の手巻きも好評。
新年にふさわしい食卓に。
各1匹ずつ丸々捌き、相当なボリュームがあるので刺身をつまみつつ、手巻き寿司に。Kと間借人たち5人で完食。甘みのマダイと同等かそれ以上に、脂と歯応えのホウボウの評価が高い。

2013年1月5日土曜日

不思議四件

瀬戸丸Webから。
強風と寒さでフラフラ
2013年1月5日(土)釣行 小潮
瀬戸丸 18号船 右舷ミヨシ3番(左5、右6)
7:00出港 13:50納竿 14:10帰港
剱崎沖 水深40-70m 波1m
曇り 北北東の風 11-5m

マダイ 2匹 35-40cm
ホウボウ 2匹 35-40cm

金曜は残業で21時前に帰宅。土日のいずれが良いか予報をチェック。土曜は晴れで風穏やか、日曜は雪で強風と、気象庁。迷わず土曜に決めて、すぐに準備、仕掛けを作る。睡眠4時間弱になってしまったが、釣行なら苦にならないのが、不思議だ。

予報はド外れ。沖に出ると北風ビュービュー。仕掛けが舞い上がる。指先がかじかむ。めげずに落とし込みで攻めて2投目に1枚。風が冷たく寒い。波がさほどないのが唯一の救いだ。8時までにサイズアップをもう1枚。条件は悪いが、調子は悪くないぞ、と思ったのが災いしたのか、以降ばったり。船中ポツリポツリと釣れるが、こちらには喰わない。この変化は何なのか、不思議だ。

愛嬌ではホウボウに軍配をあげたい
中盤、やっと引き出したアタリは、マダイの引きとは違う。顔を出したホウボウに嬉し悲し。タナを上げたのだが、終盤またしてもホウボウ。右舷では仕掛けが船下に入ってアタリが出ない。沖上がり。船中0-8、計32枚。2番手が2枚で、トップは左舷胴間でダントツ。何が違うのか、不思議だ。

帰宅後「今日は雲が多く北風が冷たい一日でしたが、明日はからりと晴れるでしょう」とTVの天気予報。どついたろか、気象庁。地震予報ならともかく、風予報がなぜ的中できないのか、不思議だ。

マイロッド4 + マイリール8 PE5号
天秤70cm、プラビシL80号、クッション1m、
10-8m二段テーパ1-2本針 10-8mストレート1-2本針

2013年1月3日木曜日

こうでなくちゃ

大中小のヤリイカ
スルメのキモで塩辛にも
2013年1月3日(水、休)釣行 小潮
はら丸 8時船 左舷ミヨシ2番(左右各7人)
7:50出港 14:45納竿 15:45帰港
長井沖-洲崎沖 水深120-240m
曇り時々晴れ 西のち北北東の風11-7m

ヤリイカ 11匹 胴長23-30cm
スルメイカ 8匹 胴長25-33cm
マサバ 1匹 40cm
三浦大根 1本 40cm
シラス 1パック
ゴマサバ多数リリース

風が弱まる予報に今日は出れるだろうと剱崎へ。「洲崎はまだ15m吹いていて今日もお断りしたんだ」と喜平治丸。長井の船なら出るだろうと、はら丸へ回る。6時半の船は様子見をしていたが、8時船は14人と仲乗りに乗せて出船。「久しぶりだな」と船長。「去年はスルメがダメだったからね」と応じる。港を出て神社前でお神酒。安全と大漁を祈願。2mの波と依然強い風にゆっくりと沖へ。「凪ぎるまで近場でやっから」と長井沖で10時半まで流す。スルメがポツポツ。マグロやカツオが相模湾から消えてようやく顔を見れた感じだ。

洲崎沖へ移動した頃風向きが北に変わったが依然強い。スルメが釣れるので11cmブランコを14cmに替えたが、ヤリイカもポツポツ。2mの波にバラシも多い。後半サバに邪魔され着底が難しくなるが、底まで落ちればヤリやスルメが釣れる展開。風が弱まらず船中苦戦するが、なんとかツ抜けてホッとする。サバを避けてイカを追ってくれているのだが、3連続のサバ多点掛けにうんざりな終盤。幾分風が弱まったようで波も1mほどに。ならばと14cm直結に替える。ドスドスと大小ヤリイカの4点掛け。続いてスルメ2とヤリイカ2の4点掛け。やっぱりイカ釣りはこうでなくちゃ、なのだが後ろ髪を引かれるタイムアップ。船中3-24なので、19匹は上出来。イカ釣りを0から教わった船だ。「うまくなったのぉ」と船長の言葉が嬉しい。

初釣り年賀のシラスに加えておねだりした大根と併せ、5目を携え帰宅。「シラスと大根が一番嬉しい」と心ないことを言う上さんだが、ヤリイカ・イクラ丼はしっかり完食していた。

マイロッド1 + マイリール8 PE5号
ヨリトリリング 錘120号 
11cm7本ブランコ、14cm7本ブランコ、14cm8本直結

2013年1月2日水曜日

2012年スタティクス

年末29日から年始3日までの休み。4日(金)を休めば大型連休になるが、すでに仕事が入っている…。年末3日・年始3日の休みは、釣行には不都合な日取りだ。大晦日と元日に出る船が少ないので、年末と年始からそれぞれ1日選ぶことになる。暮れは30日に釣行した。明けは本日2日にしたかったが、強風予報で回避。明日3日に凪ぎてくれると行けるのだが…。

2012年の振り返りがまだだった。11年と同様に釣行数をまとめておこう。HTMLは不得手だが、コピペで楽だ(^v^)

釣り物
2012年
釣行数
2011年
釣行数
2010年
釣行数
感想
アオリイカ
今年デビュー。シャクったときのガシッが快感。
アカムツ
要望No.1だが、プチ遠征に足伸びず。
アマダイ
船上干しが美味い!
イサキ
好調に釣行したかったが、要望低く。
イシダイ
煮付けも美味いが刺身も脂乗り良く。
ウィリー
あれこれ釣れるのが楽しい。
カワハギ
人気魚種が、家の要望低く。
コマセマダイ
11
今年も最多釣行。獲得率は上がった気が。
シロギス
天ぷら要望根強し。
スルメイカ
今年は沈黙。マグロに追われたか。
テンヤマダイ
川津港にもデビュー。…釣れなかったが。
ヒラメ
昨年の反動なのか絶好調。釣れ過ぎで回数減。
フグ
コツが掴めてきて楽しい。
マアジ
10
要望高く。ビシアジのみでLTアジ無しだったとは。
マダコ
釣れず…。たこ焼きを口実に、もっと行きたい。
マルイカ
好調と言われたが、腕悪く…。
メジ・カツオ
今年デビュー。豪快!
ヤリイカ
この釣りが一番好きだ。
ワカサギ
ファミリー向けだが賛同低く。
ワラサ
ヒラメ同様今年は釣れ過ぎ。

  • 記事書込数=52  時事が5、記事が0。
  • 年間釣行数=47  昨年と同数。すっかり一定ペースに。
  • ベスト釣行   デカツオ カツオとメジ1本ずつしか釣れなかったが、最も印象深い。
  • ワースト釣行  工夫と親切の船宿 テンヤで完全ボウズに近く。宿は良いのだが腕悪く。
アオリイカ、メジマグロ、カツオにデビューして楽しい2012年だった。
2013年も気ままで楽しい釣行ができるように。