2011年2月27日日曜日

釣趣様々

3枚卸しにしたアジ10匹
ここまでしとけば後は楽
2011年2月26日(土)釣行 小潮
忠彦丸 17号船 LT午後アジ
横須賀赤灯沖 水深30-35m 波0.5m
晴れ 東の風5-1m

マアジ 20-25cm 40匹
イシモチ 28cm 1匹

「アジに行ってきて」と上さん。「え~、また~?この前のがあるやろ」「もうない。皆がツミレにして送れって」…どうやら旨い旨いとあちこちに話して引き手あまたになったらしい。こういうときは、近い・安い・短いの半日LTアジがありがたい。右舷8名のトモ2番に陣取る。

朝には最大17mも吹いていた風が、予報通り午後には凪いで暖かく釣りやすい。「午前はドッタンバッタン?」と船長に状況を聞いてみる。「それよりも魚の活性が低くて…」との答えどおり、喰いが渋い。潮が流れず強くシャクルとコマセが吹きあがってタナボケするらしい。良型狙いをテーマにしていたが、それどころではない。数を稼がなきゃ何言われるかわからぬ。柔らかい竿でソフトに撒き、誘ってようやくアタリを出す展開でポツリポツリ。後半にかけて潮が効きだすと活性も上りたまにダブルも。船中11-45の次頭。前回ビシアジとたまたま同数だが、タックルの違い・深場と浅場・活性の高低等から釣趣が異なる。いずれも“アタリを出す”楽しさを味わう良い釣行になった。

渋滞疲れしたのでアジを10匹だけ三枚にイシモチを二枚に卸して、釣具洗いを兼ねた風呂。さっぱりしたところで、イシモチ半身の刺身をつまみながら、早速アジのつみれ鍋。「アジ鍋旨いやろ」と自慢げに笑み満面な上さん、「明日残りのアジ全部卸してな、送るから」とのたまう。焼いたイシモチ半身を愛犬どもにやりながら、「めっちゃ旨い」と応じる。…お前はミキサー回しただけやろ、は言わず(^-^)

マイロッド5マイリール4 PE1号
貸し天秤・貸しビシ30号、クッション30cm後外す、1.5号2m3本針  

2011年2月25日金曜日

待てば海路の日和あり

のどが渇いて夜中2時半に目が覚めた。19時ごろ長男Tから電話あり、就職が決まったと声が弾んでいた。「よかったな、おめでとう。これからが大変だからがんばんな」淡々と応じた。が、嬉しいやらホッとしたやらで、少々飲みすぎたようだ。すぐに上さんにメール。サの会合に引っ張り出されていたが、即中座してすっ飛んで帰ってきた。子育てとはよもや言えない年なのだが、それでもそのプレッシャーからようやく解放された心境なのだろう、「やっぱり大吉やな、今年は」と涙。祝。

2011年2月20日日曜日

泳がすにはでかいスルメ

2011年2月20日(日)釣行
三喜丸 5号船
洲崎沖~沖の瀬 水深230-80m 中潮
曇り 北北東の風11-7m 波2m

スルメイカ 7杯 胴長25cm

スポットでヤリイカ泳がせをやると三喜丸Webで見て、タイかブリかヒラマサかと夢見る。予報も凪で楽しめそうだと、片舷7名と混む右舷ミヨシ3番。まずは餌にするヤリイカ釣り。洲崎沖に着いてびっくり、凪どころか10mの強風が吹き頭から波しぶきをかぶる悪コンディション。おまけに上潮が速くオマツリするだろうなーと思いながらの一投目、着底即ヤリイカの乗りを感知。幸先良かったが、巻上げ中に反対弦のサバに巻き込まれ、仕掛けグチャグチャ(._.) 続く二投目も乗せる、多点掛けの手応え(^-^) 今度はお隣さん二人とオマツリ、道糸の高切れでイカもろとも、仕掛け・錘・ヨリトリリングをロスト(-_-メ)

ならば波は高いがと捌きの良い直結に変更。オマツリほどきも楽々。すぐに3点掛け(*^_^*) でもスルメ。さらに重いのもスルメの4点掛けだったが、1匹海面バラシ。11時にイカをあきらめ泳がせに。釣れなかったので、船宿で準備していたヤリイカをもらって投入、…ワクワク。船中あちこちで船酔いダウンしているので、喰いさえすれば…、と期待度マックス。がアタらず。甘く見ていた波しぶきが、首筋・袖口から侵入、風も強く寒くて足がガタガタ。隣氏が喰い込ませたが、散々引き出された揚句、船底こすりでラインブレイク。風波が収まらず13時半に早上がり。船中ハモノなし、ヤリ・スルメはポツポツで終了。残念な状況と釣果だったが、強いうねりの直結でスルメの多点掛けを楽しめたことが成果か。それにしても寒かった。風呂で暖まりようやく生気を取り戻す。

ヤリイカ マイロッド1マイリール1 PE3号
11cmブランコ7本針、14・11cmミックス直結6-7本針、ヨリトリリング、錘120号
泳がせ マイロッド10マイリール2 PE6号
錘120号 胴突 ハリス8号100cm、捨て糸50cm

2011年2月13日日曜日

雪上りの小春日和

走水港の朝焼け
2011年2月13日(日) 釣行
関義丸 8号船 午前アジ
走水沖 水深55-75m 若潮
晴れ 北の風2-6m 波0.5m

マアジ 40匹 20-33cm
ゴマサバ 1匹 35cm

11日予定の育丸仕立ては雪のためキャンセル。翌12日も雪の予報だったが大したことはなかった。満を持した13日早朝は橋がところどころ凍結していたが、無事走水港に到着。今年初めてのビジアジ。目標半日20匹。皆天候回復を待っていたのだろう、満船で2艘出しの右舷トモ3番に滑り込む。

1投目から船中一号ゲット、船長に海水を出すよう促す。底から2-3mといつも通りの指示棚だが、高めの3mでアタる。潮が流れていないからか。待ってダブルを狙うが難しい。巻上げ途中でバレる。50m以上あるので、待ち過ぎると針穴が広がり、両方外れる。確実に取り込む狙いに変更。一投一尾だが、ほとんど空揚げなしに順調に釣り上げる。


アジてんこ盛り。半分以上お裾分け

左隣は初めての人でたまにオマツリするが、置き竿でポツリポツリと釣っている。右隣の人は慣れているようだが釣れない。リールトラブルで出遅れてもいて、「投入の度にアタリ出てますねー、隣なのになんでアタらないのかなー」と困っている様子。「3mと少し高めですよ」と教える。ポツリポツリと釣れ出してお互いニンマリ。

快晴、凪、緩潮で、気分爽快。あれよあれよという間に40匹釣り上げ大満足。これで当分「アジが良い」とは言われまい。1回移動しただけで流し変えもなく、船中11-40。関義丸で竿頭は初めてだ。雑誌で紹介されていたナメロウ鍋というのかアジのツミレ鍋というのかにする。上さんが昨夜から仕込んでいたらしいコブとカツオ出汁に新鮮なアジが合わぬわけがない。絶品。酒がうまい。

横目ビシ130号、クッション50cm、1.7-2号 2-2.3m 2-3本針

2011年2月6日日曜日

危うく坊主に金槌

大きく口を開けたまま昇天したヒラメ
このサイズだと味も食べごたえも良し
2011年2月6日(日)釣行
長福丸3号船
大原沖 水深15-30m 中潮
曇り 北東の風6-4m 波1m

ヒラメ 1枚 53cm 1.22kg

三週間ぶりに出撃。昨日も仕事で疲れ気味なので半日船で軽くと考えていたのだが、「アジはまだある。キスでもいいけど、ヒラメが良い」と上さん。「でも」と「が」では大違いだ。大原でのヒラメ狙いは初めてだ。14名が乗り込む左舷トモ2番。風が少々あり、厳しい釣りを覚悟する。まだ暗い5時半出船。備えに飲んだ酔止めが効いて吐くほどではないが、それでも久しぶりの乗船、うねりで気持ち悪い。協定が6時かららしく、秒読みを待って投入。

日が昇る前の暗いうちにと集中する。一流し目魚信なし。流し代えで潮下になった二流し目にガシガシと小さな前アタリ。ジリジリと待つが喰い込まず。渋い。次のアタリは二かじり目に軽く引き込む。一か八かと聞き合わせ。乗った。まずまずの型をゲットし、ホッとする。孫針に掛っていて、くわえ直しを待たない作戦が奏功したようだ。やはり渋そうだ。

先日食べたタイから初めて見つけた
タイ型の骨。本文とは無関係。
以降アタリなし。まったりとした時間が流れる。船長もしびれを切らしたか、深場に移動。ならば大型狙いとタナをあげる。いきなり竿先が引き込まれ、硬めのドラグが滑り出される。青物か?とタモ持つ船長と覗き込む。ゆらりと姿を見せたのは、1mほどのシュモクザメ、英語名ハンマーヘッドシャークだ。釣りあげてびっくりがっくり、千葉の沖合に居ることにびっくり。頭を金槌で殴られたような気分で沖上がり…。船中0-2、ボウズ多し。朝一の一枚が虎の子に。坊主頭にハンマーでなくて良かった。

マイロッド10マイリール3 PE2.5号
錘80号発光ラメ小田原型、深場は100号スカリー、ハリス6号80-60cm、捨て糸4号50cm