2016年7月31日日曜日

クルマ4種さまざま

バルブ型したボールペン立てゲット
大観山はまだ紫陽花
29日(金)は取引先の方の紫綬褒章のお祝い酒席。7月最後の週末は釣行せず、クルマで遊ぶことに。30日(土)は、まずFドリーム平塚でカート。受付後前回のタイムを聞かれたので39秒と答えたが、これがまずかったか。結構混んでいたので他の4人組と一緒にされた。初めてではないが慣れてもいないようで遅い。俺も2回目だが10周の間に3周回ほど抜き去りながらの走行に。使えてタイムアタックできないラップもあったが、それでも35.4秒をマーク。前回ベストを4秒近く縮めた。慣れてフルスロットル時間が増えてトップスピードが上がったことに加え、やはり無駄にドリフトさせないのがコツだ。この先さらに詰めるのは難しい。ついつい突っ込みたくなるが、ブレーキングを早めてスローインファーストアウトの完全グリップ走行ができるかどうかだろう。

観光に来ているのか
車を見せに来ているのか
ついでメルセデスディーラーへ。新型Eクラスの内見とAMGの試乗。Eクラスの社内は淡いブルーのイルミが写真よりも豪華でうっとりさせる。もう大きな4ドアセダンは不要なので、2ドアクーペは出ないのか聞いてみた。やはり予定しているらしい。ここ数年メルセデスの新車ラッシュは目まぐるしい。

工事してさらに派手にするのか
箱根大天狗神社
AMGの試乗は2リッター380馬力のA45で充分だったのだが、配車の都合で4リッター475馬力のC63に乗ることに。排気量だけならトランザムの5.7リッターが上だが、90年代のしかもOHVと、現代のDOHCツインターボとでは、まるで比較にならない(元々アメ車とドイツ車では比較にならないが)。高速で踏み込んだときのレスポンスの速さとシートに押し付けられる加速は秀逸だ。道が混んでいたのでわずかしか試せなかったが、このクルマ、今風に言えば、ヤバイ。いつまでもどこででも楽しんでしまいそうだ。まぁ簡単に手に入る額ではない。

旧東海道を下りてくると友栄に
朝10時過ぎの昼食
早寝すると早起きしてしまう。31日(日)は5時半に出発、30年ぶりに湯河原から椿ラインを攻めて大観山に登った。愛車A180 Sportsは1.6リッター120馬力でA45やC63とは比べようもない。だが軽くて、足回りはAMG仕込だ。さらにスポーツ設定でエンジンを高回転域に保ち、ステアリング応答を早めると、ワインディングを充分に楽しめる。パドルシフトも使いながらスキール音を立てながら楽しんでいたが、遅いバイクに追いついてしまった。かつて無線を駆使しながらツーリング仲間5台が一斉に追い越してビビらせたのを懐かしく思い出す。今では道を譲られるまでノソノソ追走。結局峠道をを攻め楽しんだのは半分ぐらい。だが途中ガードレールに張り付きそうにもなったのでちょうど良かったのだろう。視界や視力、反射神経や運動神経、集中力や持久力の劣化を痛感する。同時にそれらをカバーして余りあるクルマの性能向上に感心もする。

芦ノ湖、箱根の関所、大涌谷と回ったのだが、いずれも時間が早過ぎて入れない。旧東海道を下って箱根大天狗神社なる広くて派手な神社を散策。可愛らしい巫女さんに、すかさず朱印帳を差し出す。小田原まで戻っても9時過ぎ。ちょうど友栄で開店準備・受付開始していたので、ポケモンを捕まえながら鰻待ち。やっぱりここの鰻は柔らかくて美味い。と舌鼓を打ちながら帰宅したのが正午前。行きも帰りも渋滞する前に抜けてしまう爽快な箱根半日ドライブになった。

明日からカツオとメジのコマセ釣りが解禁だ。準備しなきゃ。

2016年7月18日月曜日

今更ながら秒も年も悪くない

ジャックの撮影。カートは見知らぬ人
7月18日が、というより7月の第3月曜が、海の日という休日になり、16日(土)から3連休。天気予報が芳しくなかったので、釣行は計画せず。Fドリーム平塚というレンタルカート場に出向いてカート初体験。遊園地にあるブレーキ不要のゴーカートではない。200ccエンジン搭載のカートに手袋やヘルメット装着して本格的だ。若かりし頃、カートに乗ろうとしても、場所もない、店もない、金もないで、あきらめたものだが、いつの間にやらレンタルカート場があちこちにあり、ここではリーズナブルな価格で、1周470mのコースを3、5、10周スポーツ走行できる。50の手習いってなもんで10周楽しんだ。プロ級は1周32秒台、慣れた人は35秒台で走るようだ。前半はカートとコースに慣れるべく40秒台の走行。後半早めたつもりだがもう少しで39秒を切るところどまりだった。初めてで40秒を切れば上出来らしい。失敗してハーフスピンしたのが1回あったが、ブレーキングで簡単にテールスライドするのでカウンターステアでドリフト量をコントロールするのが楽しかった。ただしスライドでタイムロスするので、次はグリップ走行で攻めてみよう。長くなってきた人生で、今更ながら秒を競うのも悪くない。

離婚届が透けて見える
17日(日)は家事や買い物で過ごし、18日(月)はかつて上さんが使っていたラックの遺品を整理した。生前触ることのない、いわば聖域のようなラックだったので、何がでてくるか不安でこれまで手つけずだった。何度も貯めようとして壊した貯金箱やマニキュアの山などを捨てると、古い音楽カセットテープやビデオテープが出てきた。古いものは30数年前の懐かしい物やアメリカ生活時代の物がある。これらはいずれ再生できなくなるので、別途ディジタル化しておこう、一苦労しそうだ。質権も多数出てきたが、ブランド物のバッグや財布はことごとく酒とパチンコの露と消えたまま流れ去った。記憶からほとんど消えていた、旅行や家族の懐かしい写真が山ほど出てきた。断酒中に収めたのだろう、見知らぬアルバムにきれいに整理されていた。アルバムによっては子供の名前が書いてある。いずれ渡すつもりで仕分けていたのだろうか。依存症から抜けられない殺伐とした時期に渡した「酒やめますか、家族やめますか」と記した紙も収められていた。その裏には離婚届が入っている。別れるつもりはなかったのだが、断酒へのきっかけにすべく突きつけたものだ。このアルバムには名前は書いていないが、俺への物らしい、妹の披露宴での写真など子供不在の写真も多く入っているから。収めたくなかったのだろう、断酒会や親父さんの写真はバラのまま出てきた。別アルバムに収めてやろう。

断酒挑戦中のカレンダー
2006年~12年のカレンダーが出てきた。子供たちにも見放され、ついに断酒に取り組んでいた頃のものだ。断酒何日、何か月、何年目の数字を毎日積み重ねた。トイレのカレンダーに記すのは俺の役割だった。それも励みに上さんは一日一日断酒を積み重ねていた。忘れまいと取っていたのであろうに、孫らと暮らし始めて油断したのか、2013年のものはなかった。長男Tや次男Kの通信簿や作文、賞状なども続々出てきた。いつ急に死ぬかわからない、生きている間に渡しておいてやろうと思い立ち、それぞれのアパートにドライブしたが、いずれも不在だった。まぁ、そんなもんだろう。

彼方にあった様々な記憶が蘇り、不安通り期せずして悲しく辛い一日になった。だが、あれから2年半という時間が悲しみも癒やしている。長くなってきた人生で、今更ながら年月を重ねるのも悪くない。

2016年7月10日日曜日

準備万端も風雨には勝てず

メルセデスの記念品
はいつも実用的だ
9日(土)にJさんご要望で半日ライトアジの釣行を予定。昼の天気予報では、曇り時々小雨で風も弱かったので、行くぞと連絡。ところが、夕方の予報では急激に悪化、当日朝3時半に起きるとすでに大雨。やむなく中止を連絡。早起きして準備していたようなので残念そうだったが、自然相手はいかんともしがたい。昨年も中止だったのでよほどついていないらしい。気を取り直して年内にお連れしよう。俺のほうは風邪を引いたらしく、鼻水が止まらず、熱はないが体じゅう痛み、だるい。結局当日は一日中寝ていた。結果的に中止が幸いした。

良く寝たからだろう、10日(日)は朝から調子が良い。処方された薬が効いているのだろう、鼻水も止まっている。朝から洗濯・掃除を済ませて一組内見に備える。洗車して墓参り、参議院選挙の投票を済ませて、コンビニ止めにしていた雑貨を受け取る。ディーラーに寄って来場記念のタンブラーグラスをもらい、オートバックスでガラスの撥水剤を購入。ここまでやっても11時半頃に帰宅、昼飯を食っても12時前。不動産業者と内見する夫婦(らしき)を迎え入れ、その間にこのブログを書く。質問も少ないのでこの内見者も購入にまでは至らないだろう。良い天気で家にいるのはもったいない。午後はプチドライブに出るとしよう。

2016年7月3日日曜日

派手と素朴 オニとヒト

納得の良型オニ
2016年7月2日(土)釣行 中潮
育丸 右舷トモ1番(右4、左4)
5:30出港 12:25納竿 13:00帰港
剣崎沖-館山沖 水深80-140m 波0.5-1m
曇り時々晴れ 濃霧 南後南西の風3-10m

オニカサゴ 4匹 23-30cm
マサバ 4匹 40-45cm
ゴマサバ 1匹 40cm
小型カサゴやサバのリリース多数

本日のお持ち帰り
月例仕立て。狙いは季節外れのオニカサゴ。しゃぶしゃぶが恋しい冬のオニカサゴは良く聞く。この暑い中、あの暑苦しい顔をみるのも一興だ。前回13年2月のオニカサゴ初釣行では小型を釣り過ぎ。成長に時間がかかる魚らしく大型には40年以上の確認例もあるらしい。今回は大型狙い、20cm以下は皆リリースと心に決めて出港。

季節外れで船長も釣果が読めないらしい。しかも良い凪になったが、濃霧で館山のポイントまで進めないかもしれない。というわけで、朝の小一時間ほどサバを釣って土産にすることに。一投目コマセを撒くと、後は置き竿にしていても喰ってくる。ゴマとマのサバが大中小と入り混じる。ちぎっては投げで、大きなマサバだけをキープし、該当しないものは皆リリース。そうしないとカサゴに用意した小型クーラーに入らず、持ち帰っても処分に困る。小1時間で十数匹もリリースしたろうか。5匹キープしたマサバの内1匹はゴマサバだった…

リリース前に撮った最初の小型オニ
以降20cm以下ばかりで、一考
霧が晴れるにつれて、南下しながら、転々とオニカサゴのポイントを探る。船中でポツポツ釣れていて、時々大型も混じる。俺にはなぜか小型ばかりでなかなかキープ条件をクリアするサイズを釣れない。数を釣っていればいずれ大型も混じるだろうと、釣ってはリリースを繰り返すが、10匹以上釣ってもかろうじて20cmを超えているのが2匹だけ。大型を釣った人の仕掛けを観察する。ふと、「あぁ、人と同じなんだ!」と直感して、仕掛けを変更。

大型オニカサゴ、丸一匹煮付け
装飾を変えた。派手と素朴の違いだ。中盤まで、海底に潜むオニには派手な仕掛けで目立たせたほうが良いと考え、大型タコベイトや大型ビーズをつけていた。キラキラ光るラメ入りのオレンジやグリーンやケイムラの、言わば都会的な装飾に、フラフラと見入ってかぶりついてしまうのは小型つまり若造だけなのだ。大型つまり年期が入るにつれて、そんな飾り物には騙されず、むしろ飾り気が全くなくて一見野暮ったいが、中身や心根が優しい素朴な田舎娘に心奪われるものだ。なるほど、オニも人も(ジャックも)同じかと、装飾を外して中身つまり付けエサの鮮度を上げたところ、納得の30cmを含む大型2匹を追釣。装飾とは別に、年をとっても中身のピチピチ度に誘われてしまうのも、オニとヒトで共通らしい…

釣果全てを料理店Nに贈呈。煮付けを出してくれた。高級魚オニカサゴの大型丸一匹煮付け。贅沢をつまみながら、ふと思う。年とは別にメスとオスで喰いつき方の違いも、オニとヒトとで同じなんだろうか。…これは、より奥深そうだ。そもそも、ヒトにおける女と男の違いを、未だによく理解できていないのだから…

ダイワ 極鋭中深場M205 + シマノ フォースマスター2000 PE3号
錘120-150号 天秤70cm 8-6号2m2本針