2018年11月18日日曜日

体力消耗、今夜は昏睡

2018年11月18日(日)釣行 小潮
はら丸6時船 右舷トモ1番(右2、左2)
6:00出港 13:00納竿 14:15帰港
洲崎沖 水深160-240m 波2-1m
曇り時々晴れ 北東の風12-8m

ヤリイカ 6匹 胴長20-30cm

ヤリイカを釣りたいのだが、今期の相模湾は、初島や真鶴は波があり、城ヶ島、洲崎、沖ノ瀬は苦戦している。まあ、数釣っても処分に困るので、釣りそのものを楽しみに出かけた。釣り人も少なく、仲のりさん含めて4人。


朝のうちの強風は9時には収まる予想だったが、結局納竿まで吹き済んだ。波も2mほどもあるので、掛けても取り込むのは簡単ではない。サバ、スミのみ、吸盤のみを繰り返して、ようやく多点掛けの感触を得たかと思うと、オマツリしてオジャン。そんなこんなを繰り返して結局6匹だった。

船中5-6と大苦戦だが、釣りそのものは楽しかった。仕掛け2組、錘2個のロスト。

ダイワ 極鋭ヤリイカAGS167 + シマノフォースマスター2000
11cmブランコ7本11本張り、11cmブランコ7本

2018年11月9日金曜日

AMG三昧

最新AMG勢揃い
時間が前後するが記録しておきたい。AMG Driving Academyに参加してきた。

  • 日時:2018年10月31日
  • 場所:富士スピードウェイ

現役レーサーも勢揃い
丸一日のBasicと二日に渡るAdvancedの2つのコースがあるが前者に参加。前者は20人を2グループに。前日から始めた後者は10人だが、3人リタイヤしたという。それもそのはず、朝から晩まで走りっ放しで、生半可な人はGに耐えられなくなった様子。

まず驚いたのはインストラクター。Super GTでAMGを駆る現役ドライバーの高木、片岡、黒澤各選手が勢揃い。自グループには片岡選手が一日指導してくれた。次に驚いたのが準備されたクルマの豪華さ。AMGの全ラインアップが揃えられていた。しかも全て新車だ。プログラム別に乗り込んだ車種を記録しておこう。
  1. Drift:E63
  2. Break & Lane Change:C63、C43
  3. Drag Race & Stop Box:E53、CLS53
  4. Timed Slalom:A45
  5. Taxi Ride:E63
  6. Lead & Follow:GT C、GT S、E53 (AdvancedではGT Rにも)
1ではパイロンコースに水を巻いてE63の4MATICとDriftモード、EPSの有無の組み合わせ4種の違いを体感する。30km/hでもEPS無しではあっさりスピンする。かつて楽しんだカウンターステアが今では遅れるのも痛感。E63を存分に滑らせたりスピンしたりするのは滅多に体験できないなので、早くもテンションMax。




2はフルブレーキングしながらパイロンレーンを左右に避ける。80km/h〜100km/hで底が抜ける程ブレーキを蹴る。ABSが機能して右左にステアリングしても車体は安定して追随する。ブレーキング中はハンドル切るなと言われたのは今や昔。これは難しくない。




3はチキンレース。ゼロヨンよろしく2台並んでスタートダッシュし、岸壁代わりのパイロン4方内に先に止める。楽しい。スタートはいつも良い。問題はブレーキング。制動距離把握のため1回目はオーバーして負ける(チキンレースなら岸壁から落ちている)。フルブレーキングでピタリと止めるのは難しいが調整して2戦目以降は勝てる。




4はジムカーナだ。スラロームとS字とストップボックスの組合せでタイムトライアル。ラインどりが難しい。出口がタイトなコーナーへの侵入に、突っ込み過ぎでかつクリップも浅い傾向があることがわかった。早目にフルブレーキング、スローインファストアウトが鉄則だ。





これで富士スピードウェイを走る
以上はサブコースや駐車場で乗り回すのだが、圧巻は本コースを使った5と6だ。黒澤選手の駆るE63に同乗して本コースを一周。「前半流して、後半楽しむ」とは本人の弁だが、要はグリップさせてかドリフトかの違いであって、絶対速度は初めから速い。驚いたのはブレーキングの強烈さ。各コーナー侵入でまさに2のフルブレーキングで(ギュって言うより)ガンって感じで減速する。公道での浅いソフトなブレーキングなどサーキットではあり得ない。最新のAMGシートはGのかかるサイドがホールド力を高めるのだが、その有効性も体感。




片岡選手ありがとう
クライマックスは6の隊列走行。片岡選手が先導してGT5台が縦列走行で5周。GTの後はE63でも5周して計10周。最終コーナー立ち上がりで、1番手が右に避けて減速して5番手に。5人全員が各車で先導車の真後ろを1周は走る。片岡選手について走ってライン取りの違いがよくわかった。富士の3セクターは出口がタイトになるコーナーの連続。進入速度を落としてクリッピング点を深くとり、出口速度を上げる。初めはなぜこんなにアウトで、しかも早くブレーキングをするのかと思ったが、出口で置いて行かれて実感。周回を重ねるにつれて体得できた。


E53とCLS53を惜しげなく
隊列が揃っていれば先導者は速度を上げる。誰かが遅れるとペースを落とす。最高速度は200㎞/h程度と事前に言われていたが、グループに恵まれた。徐々にペースアップ。1.5kmのストレートを全開で走る。爽快。250㎞/h超。ブレーキングして100㎞/h超で第1コーナーに侵入、全開で第2コーナーへ。それでもフルブレーキングしていたわけではないので、ポテンシャルはまだまだ高い。


初めての富士スピードウェイを初めてのGTやE63で堪能。丸一日走りまくった。安くはないアカデミーだが相応の価値はあった。低速道路な東名で帰宅。体はそれなりに疲れていたのだろう、朝まで一度も目覚めることなく熟睡した。

2018年11月4日日曜日

週末の松輪港は大賑わい

育丸Webから
良型ににんまり
2018年11月3日(土) 若潮
育丸 右舷トモ2番(右4、左4)
6:30出港 13:20納竿 13:45帰港
剣崎沖 水深70-80m 波1m
曇り時々晴れ 北東の風2-3m

イナダ 4匹 45-55cm
アマダイ 3匹 25-40cm
サバ、トラギス等リリース

育丸Webから
イナダのダブルでご満悦
久しぶりに月例仕立てに参加。当初予定のワラサ。駐車場は大きなクーラーボックスを下ろす車で満杯。だがワラサは剣崎沖では下火になったので、朝イナダを土産にした上でアマダイを狙う。正解だろう。イナダは一荷もあって3投で4匹。30分だがもう充分。2匹Mさんに、1匹Wさんに贈呈。1匹次男Kへ。

アマダイは久しぶりだ。浅い相模湾でのライトアマダイとは異なり剣崎沖は80mと深い。アタリが取れるか不安だったが、2号PEにメタルトップの組合せで小さいものも難なく取れた。40cmも混じって満足。

納竿直前に釣れたサバと併せて次男Kへ。16時に引渡しても17時に帰宅できた。ヒラメやイカが釣りたくなってきた・・・

ダイワ 中深場73-205 + シマノ1000SP PE2号
イナダ 天秤50cm 100号プラビシ 50cmクッション 5号3.5m2本針
アマダイ 天秤40cm 80号錘 3号2.2m2本針


2018年10月14日日曜日

30年の変化様々

公式プログラム
左が1987年、右が2018年
鈴鹿サーキットでF1日本グランプリが1987年に初開催された。ホンダとフジテレビの尽力が大きかった。ドライバーではアイルトンセナやゲルハルトベルガー、アランプロストらがしのぎを削っていた87から89年の3年間観戦した。チームでは、マクラーレン、フェラーリ、ロータス、ベネトンが競っていた。2007年と2008年の休止を挟んで30回目の記念大会を迎え、約30年ぶりに鈴鹿を訪れてみた。

予選。ドライバーもチームも様変わりした。当時強かったマクラーレンは昨年までのホンダ批判で、ルノーにエンジンを変えたがやっぱり遅い。チーム内紛もあって見るに見かねる低迷ぶりで2台揃って最下位。メルセデスはやることなすことに隙がなく、フロントグリッド独占。対抗のフェラーリはここ数戦凡ミスが目立つ。予選で素人目にもわかるドライ路面にインタータイヤで走らせ、ベッテルは8位スタートに。楽しみなのはレッドブルだ。ヴェルスタッペンは若く早い、そつなく3位グリッド。リカルドはQ2のエンジントラブルで15位スタートに。マシンを降りてヘルメットの中で叫んでいた。スペック3を投入したホンダエンジン搭載のトロロッソはなんと6、7位でQ3通過、2台揃っての10位以内は今季初、地元で気を吐いた。雨が振ったり止んだりの予選で、波乱が多くて楽しめた。

30年前に比べてスタンドが整備され歩行路も舗装されて歩きやすくなった。かつては雨になろうものなら泥跳ねで往生したものだ(笑)。チケットは1コーナーに取ったが、金曜フリープラクティスの合間に散歩する。西コースのヘアピンやスプーンまで歩くつもりだったが、・・・遠い!サーキットが広くなったように感じるが、自分の体力・脚力が落ちたのだ。結局東コース一周に切り替えた。屋台の数や種類も30年前とは大違いだ。苦痛にならない程度の行列で済む上に、フードコンテストまでやっている。スタンドで最も多いのは、青色のトロロッソホンダファン。活躍に大喜び。次に多いのは、赤色のフェラーリファンだ。なぜこんなに多いのだろう、勝てない阪神ファンに似た雰囲気がある。決勝前に往年のF1マシンがデモ走行。サウンドは古いマシンのほうが大排気量で高音で懐かしい。現在のF1マシンの排気音は静かだ、速度が高いので1コーナーに迫るときには風切音が驚くほど大きい。

決勝。1-2のメルセデス2台はそのまま独走するだろう。楽しみはフェラーリベッテルとレッドブルリカルドの追い上げ。それにトロロッソホンダ2台はポジション維持して入賞しきれるかどうか。かくしてクリーンなスタート。予想通りの展開に、久しぶりのレースを堪能した。撮影した写真をムービー仕立てに。

2018年9月9日日曜日

豆から尺アジまで

余ったので久しぶりに捌いてみた
2018年9月9日(日) 大潮
忠彦丸 第3和彦丸左舷ミヨシ1、2番(左10、右12)
7:30出港 11:00納竿 11:20帰港
晴れ 南南西の風8-10m
八景島沖 水深20-25m 波0.5m

マアジ 25匹 15-30cm

八景島の沖合い水深25mほどでいつものように実釣開始。潮が早い。しかも風向きとは逆にトモからミヨシに流れる。たまたま選んだミヨシ寄りでもコマセが効く。アジ釣り初挑戦のMさんにも程なくアタリがでる。しばらく様子を見ながら取り込みを介助していたが、30cmの良型も。1時間もかからず一通りできるようになったので問題なかろう。ジャックも開始。しばらく針がかりさせるのに戸惑ったが、その内ポツポツ。
まだまだ暑い八景島

予報では5-10mの風だったが、実際には10m以上になっているだろう。八景島沖はそれでも波が穏やかだが、結構揺れる。風が強まると見越したのだろう。船長は好調なポイントを見切って福浦岸壁近くへ移動して風を避ける。ここでは南蛮漬けサイズの豆アジがポツポツ。Mさんは都合5匹を釣り上げたが、サバの引きも味わい、楽しめた様子。釣った数の倍以上持ち帰ってもらう。釣らせる事ができて安堵。

ジャック 三咲ライトマスターIIー180 + シマノ幻風 PE1号
Mさん ソリッドハンター30ー180 + 幻風 PE1号
天秤30cm かなビシ40号 1.5ー2号 2m 2本針

2018年8月4日土曜日

睡眠にも体重にもストレスにも

久しぶりなので
撮影タイミングもずれる
2018年8月3日(金、休暇)釣行 小潮
忠彦丸 第3忠彦丸左舷トモ2番(左8人、右9人)
7:30出港 11:00納竿 11:15帰港
八景~横須賀沖 水深20ー26m 波0.5m
晴れ ほぼ無風

アジ 11匹 23ー28cm
ヒラソウダ リリース

八景島上空から出なくても良い
太陽が顔を出す。暑い。
このところ夜中に3、4回目が覚めて熟睡できない。熱帯夜が続くからなのか、運動不足なのか、寝ても仕事を考えるストレスか。そう言えば、通勤が往復座れるようになったからか、体重も82kgを越えそうな勢いだ。釣りに行けば、熟睡できるだろうし、体重も減るだろう。久しぶりだし真夏日が続くので疲れる釣りは避けたい。午前で終わって午後はのんびりが良い。かなり不純な動機で金沢八景へ半日ライトアジ。

思い起こせば10数年前
ここでのアジが釣りの始まりだった
風なく厚い。潮流れず渋い。八景沖で開始後1時間強、船中でアタリが出ない状況に船長は横須賀沖へ移動。ポツポツ乗り出した。ここでは潮がミヨシからトモに流れていて、本来トモよりのほうが有利なのだが、なぜかミヨシよりのほうがアタリが多い。ちょくちょくソウダが邪魔をする。マルソウダとは異なり旨いヒラソウダなのだが、持ち帰っても捌くのも喰うのも億劫なので次々リリース。アジはこの浅場にしてはサイズが良くふっくらしていて、まさに旬だ。2時間ほど引き味を楽しみ11匹。船中5-17で、釣り座の前後とも5匹釣果なのでかなり食い渋った午前にしては、なんとかタナを探れて満足な釣りになった。前のお客さんに6匹もらってもらい、5匹だけ持ち帰る。これでも多いぐらいだ。

帰宅した午後にはまず洗車、次に道具洗い、最後に自分を洗う。期待通りふくらはぎや尻が適度に痛む。1回トイレにおきただけでぐっすり眠れた。ストレス解消にはやはり釣が一番だ。

シマノ バイオインパクトマルイカ165 + シマノ幻風 PE1号
天秤30cm かなビシ40号 1.5号 2m 2本針

2018年6月16日土曜日

さらばブラックジャック

旧ナンバーを外す
東京オリンピックパラリンピック開催に向けて寄付をすることで、クルマのナンバープレートを図柄入りに交換することができる。手続きを調べていると、希望ナンバーの申告もできることがわかった。

A180のときの相模では、ジャックの11は希望ナンバーを無抽選で取得した。C43に乗り換えた品川では、11は毎週実施される抽選で当たるのを待たねばならず、無抽選ですぐ取得できるブラックジャック21にした。オリパラプレートへの交換は急ぐわけでもない。ならば本来の希望ナンバー11を当たるまで毎週抽選を待つことにした。

虹色図柄入りの新ナンバー
のんびり待ちモードでいると、不思議なものですぐに当たった。前回記した整備センター抽選が一発当選。この希望ナンバーも一発当選。神社仏閣を巡ってきたご利益か。・・・願い事は宝くじの当選なのだが、そちらは当たらない。あ、買ってない・・・。そういえば小額ながらTOTOも当たってたな。宝くじを買わなきゃ。

ナンバーの交付はいつもディーラーにやらせていたが、交換は自分でやってみることに。ナンバーは国土交通省の管轄で現住所では関東運輸極東京運輸支局が担当。実際の登録や交付業務は関東陸運振興センターという財団法人が請け負っている。親方日の丸の仕事はかつて上から目線で手続きの多くは初心者では一回で終わらないことも少なからずあった。現在ではサービス業意識が進んだらしく、態度も説明も丁寧になった。希望ナンバーの予約済み確認、新ナンバー登録、納税済み確認、車検証更新、新プレート交付、交換とビス封印、旧ナンバーの返却を、多数の書類を抱えて3つのビルを巡りながらも小1時間ほどで終えることができた。

写真では分かりにくいが、図柄は虹色が放射状に広がり派手だ。オリンピックとパラリンピックのマークが右上に1枚ずつ入れられ、前後分計2枚が交付される。やっぱり21より11、ブラックジャックよりジャックのほうがしっくりくる。寄付金?1000円である。ちなみプレート作成や登録手数料などに7000円ほどかかる。オリパラを利用した国の商売の一つだ。

2018年6月10日日曜日

新車整備センター

世界初自動車のレプリカ
エンジン燃料はベンゼン
メルセデスは日本への輸入を日立と豊橋の2箇所に集約している。それぞれに新車整備センターを設けて、全国のディーラーに配送している。2014年に設立された豊橋整備センターでは独自の新たな試みとして輸入から配送に至るまでの整備工程を紹介する見学会を1-2ヶ月に数日の頻度で実施している。参加者は応募したユーザーから毎回抽選で決められる。初めて応募したら当選したから不人気なのだろうと思いきや、倍率10倍と現地で聞いてびっくり。くじ運が強いのか、ここで使うから宝くじが当たらないのか・・・。

クラシックカーがお出迎え
ガラスショールームで新車の
引渡しセレモニーも実施
6月9日(土)の午後の見学抽選に当選した。せっかく豊橋まで行くのだから、見学後一泊して翌日は福田港からアカムツ釣りに出るつもりで準備した。台風5号が梅雨前線を刺激して悪天候になる予報で、釣りは断念、日帰りで豊橋見物に変更。豊橋に観光地は多くないが、午前中に吉田城を見物、周辺にある安久美神戸神明社や吉田神社もついでに参拝。吉田城は今川、武田、織田に翻弄された城だが、姫路移封前の池田輝政が豊川を背後に堅牢と城下町を整備、東海道の宿場町として広重も描いている。川に面した櫓の野面積みの一部は1590年代当時のものとされており、大中小の石を加工せずに傾斜を持たせた積み方がそれらしく観察できるのが良い。

リリーフカーがお見送り
整備センターは豊橋港のすぐ近くで広大な敷地だ。陸揚げされて輸入税関や検査待ちの様々なモデルのメルセデスがズラリと並ぶ様は相関だ。ここでは、主にヨーロッパの工場から数週間の船旅を経た新車の品質・機能検査、塗装などの補修、ETCやVICSやナビなど日本仕様装備の取付、国の代行で完成検査を実施、保護フィルムを付けて主に西日本のディーラーに配送する。週に一回数百台が輸入されているという。整備場内の撮影禁止が残念だが、日本発売発表前の新型CLSがゾロゾロと整備されていた。精悍なヘッドライトが賛否を二分しているらしいが、予約や前評判は上々のようだ。

イベント会社に外注せず、センター従業員が手作りで実施する見学会。メルセデスらしからぬほのぼの感が日本的で良い。若い男女がそれぞれの工程ではつらつと仕事している様が印象深い。ランチに食べた豊橋名物のカレーうどんはとろろご飯が底に、うずら卵がトッピングされていて旨い。地域の産物を取り入れて町の活性化と観光客誘致に賢明だ。わさび漬けで食べる豆ちくわも酒のつまみに最高。釣り抜きは残念だったが、実に良い旅行になった。

2018年5月3日木曜日

花の命は短くて

芝桜は七部咲きでやや早い
ドライブ三昧の5月連休。行った所を記録しておこう。写真や動画へのリンクとともに。

4.29(日)
日光東照宮、日光二荒山神社、明智平展望台竜頭の滝、日光二荒山神社中宮、華厳の滝足尾銅山観光

5.01(火)
富士本栖湖リゾート、富岳風穴、鳴沢氷穴

5.02(水)
竜神大吊橋武生神社袋田の滝あしかがフラワーパーク

藤は満開を過ぎてやや遅い
クルマや風景画だけでなく、たまには綺麗な花の写真を撮ったろうと富士や足利の名所にも寄ってみたが、片や早く片や遅くて満開を微妙に逃している。難しいものだ。

2018年4月28日土曜日

バーナーで炙ると皮と身の間から脂が・・・

久しぶりに外房の朝日
2018年4月27日(金、休暇)釣行 中潮
浜茄子丸 左舷ミヨシ4番(左8、右7)
4:30出港 11:30納竿 13:00帰港
犬吠埼沖 水深250-150m 波1.5m
晴れ 南西後南東の風 3m

アカムツ 3匹 23-35cm
マサバ 多数リリース

波崎でアカムツが良くつれているらしい。資源保護のために10匹を上限にしているようだが毎日複数人が釣れている。型も40cm超の大型という。調べてみると波崎へは2013年10月以来だ。それまで毎年のように秋に釣行していたが、型の良い遠州灘に出向いてから足が遠のいた。昨年のゴールデンウィークに秋の浅場とは違う深いポイントで良型がつれ盛ったらしい。今年も4月から好釣果が続いている。

刺身、炙り、握り、塩焼き・・・
何にしてもノドグロは旨い
満船でゆっくり1時間半かけてポイントへ。さすがに携帯の電波が届かないほどの沖合いだ。かつて150号だった錘は200号に代わっていた。最初は250mのポイント。オマツリが頻発する。食いも多くはない。200mのポイントに移動。船中ポツポツ釣れて35cmをゲット。すぐにサバばかりになって150mに移動。ここでもサバが多いがかいくぐってアカムツも釣れる。23cmの小型を追加したが、その後はサバと遊ぶばかり。サバを避けるべく、赤い針にしてマシュマルボールなど光物も外す。それでも船中サバばかり10匹ほどにアカムツが1匹混じってくる展開。

お手上げだが、黙々と手返しするしかない。納竿の11時半が近づき片付る人も増え、船長が終了を告げたのと同時だった。サバとは異なるアタリをじっくり食わせてアワセ。小気味良い引き味を見せて取り込んだのは35cmサイズ。船中1-7だから、このところの好釣果の中ではへこんだ日を選んだらしい。それでも優秀の美になって気持ちよく下船できた。久しぶりに塩焼きと炙り刺身と握りを堪能。1匹は3-7日寝かせてみよう。

ダイワ極鋭中深場73-H205 + シマノフォースマスター2000 PE3号
錘200号 胴突き2本針ホタ16号

2018年4月15日日曜日

三つ揃いの美

桜に富士に五重塔
2月撮影 桜の有無で大違い
ベトナムへ出張してきた。4日夕刻に出国して6日早朝に帰国するとんぼ返り強行だった。期限切れが迫るマイレージでアップグレードできた。隣席とも仕切があってフルフラットで休めるシートは快適だ。それでも充分な睡眠はとれず6日帰国後の仕事は眠くて辛かった。

これも桜がないと絵にならない
塔もないと絵力にかける
その週末はのんびりしようとしていた。8日になって朝遅く外を眺めると、晴れて富士が見えている。2月に訪れた朝倉山を調べてみると桜が満開らしい。急遽再訪問。ふもとの駐車場へは近寄れず、徒歩15分ほどの小学校校庭に停める。桜まつりと称すだけあって、観光客が桁違いに多い。撮影スポットも渋滞していたが、なんとか撮れた。2月のものと比べると、桜の放つ芸術美が一目瞭然。他の観光地を巡る時間もなくとんぼ返りしたが、いい絵が撮れて来た甲斐があった。

2018年4月1日日曜日

追悼のぼっちクルマ旅

志摩の島々を背景に
早くに死んだ友がいる。大阪に眠る。救えなかった思いを持つ友人達が時々集って冥福を祈る。毎年春の彼岸前後が多い。例年一泊を新幹線で往復する。

獅子巌を背景に
今年は3月24日(土)になった。21日(祝)からクルマで行くことにした。道中、伊勢志摩、熊野、和歌山を巡っていくことに。いずれも、いつか見てみたいと思っていたところだ。神社を中心に景勝地を巡る。各地の写真はFacebookにUpした。ここでは巡った神社・景勝地と写真へのリンクを記録しておく。

3.21 二見興玉神社:夫婦岩とカエルが特徴的
3.22 伊勢神宮外宮:白石は神の居場所なので立ち入り禁止
3.22 伊勢神宮内宮:広大な神秘的な森そのものが印象的
3.22 金剛証寺:でかいトバや狛犬代わりの牛や虎など、ここ以外と面白い
3.22 朝熊山展望台:島々見下ろす絶景 足湯もあるがのんびりせず走る
3.22 鬼が城:地殻と海が造形した鬼の城
3.23 獅子厳と花の窟神社:巨岩をも神と崇める自然信仰は日本ならではなかろうか
3.23 熊野本宮大社:歴史と神秘さを感じたいならここが一番 本宮は伊達じゃない
3.23 熊野速玉大社:本宮に対して新宮(市)に所在 便利で賑うが重厚さは希薄
3.23 熊野那智大社:ここから三重塔越しに滝を撮る
3.23 那智大滝:那智の大滝は世界遺産熊野の中心
3.23 橋杭岩:マグマが隆起して一直線に並ぶ巨岩 手前の小岩は津波で崩されたもの
3.23 三段壁:壁の中に洞窟 その洞窟は村上水軍の隠れ港
3.23 千畳敷:広い平らな大きな岩 ただそれだけだが成形は地球の不思議
3.23 円月島:穴の開いた岩は多いが穴の開いた島は珍しい
3.24 蓬莱岩:穴の開いた岩は珍しくない 明治期に周囲はレンガ作りの要塞だった
3.24 章魚頭姿山:紀州の海と陸を360度見渡せる
3.24 紀州東照宮:上野と同じ規模だが、日光や久能山と同じく階段数多し
3.24 和歌山城:吉宗の居城 大阪城に負けず劣らず広く見所も多い
3.24 住吉大社:さすがに全国の住吉神社の元締め

円月島を背景に
初日は関東で雪。御殿場を抜けるまでかなり吹雪たが4輪駆動で楽々。伊勢湾フェリーが運休したためルート変更。浜名湖には寄らずに一気に二見入りした。22日~24日はFacebookに乗せきれなかった写真が多数あるのだが、Google Photoの自動作成ムービーが便利だ。

3.22 伊勢志摩のムービー
3.23 熊野のムービー
3.24 和歌山のムービー

橋杭岩を背景に
そして24日に墓参と追悼の宴。今回は8人も集まって往時を偲んだ。25日の復路は大阪からランチ休憩一回のみで一気に東京へ。510kmを走行時間5時間20分、平均時速96km/hで走破した。前車自動追尾クルーズやレーンキープからなる半自動運転機能で疲れ知らず。雪がなくなれば北国も巡ってみよう。

那智大滝を背景に
こうして改めてリスト化するとよくまあこれだけ多く巡れたもんだと我ながら感心する。誰に気遣うことのない気ままなぼっちクルマ旅の醍醐味だ。生前行きたがっていた上さんも楽しんだことだろう。写真や記録には残らないが、志摩や南紀を気持ちよく快走もした。景勝地や神社ではクルマを写真に収めるのは簡単ではない。ここにはクルマを移し込めたショットを選んで載せておいた。

2018年3月4日日曜日

幸せさまざま

育丸Webから
水を吐かせて密閉して持ち帰る
これで赤く柔らかいままに
2018年3月3日(土)釣行 大潮
育丸 右舷トモ(右3、左3)
7:00出港 14:00納竿 14:45帰港
洲崎沖~沖ノ瀬 水深180-220m
晴れ 北東の風1-2m 波0.5m

ヤリイカ 24匹 胴長25-40cm
スルメイカ 2匹 胴長30cm

これだけ混むと窒息気味
死ぬ前に水からあげないと
白く固くなる
「今月の墓参りは4日。前日イカを釣るが何匹いる?」と次男Kにライン。「3匹かなぁ」の返信に「そりゃ少なすぎるだろ。A(嫁)に聞いてみな」とつなぐ。「配るので全部貰うって。上限30匹」・・・そらみろ。というわけで目標は30匹。月例仕立て。メンバーはイカは不得手だが、今シーズンの好調さに今度こそはと気合充分でヤリイカ。記録は60匹だが、目標30は簡単ではない。イカ専門店で数を追うのも幸せな釣行だが、仕立てではむしろのどかな釣行の時空間を持てるのが幸せだ。

育丸Webから
このサイズなら1匹でも重い
洲崎沖で始めたが、反応がない。他船が探索を続ける中、若船長は早々に沖ノ瀬への移動を決断。これが良い判断だった。以降沖ノ瀬で一日遊ぶ。なぜか俺には3点掛けばかりだったが、船中では6点掛けだ、5点掛けだとにぎやかだ。そうそう味わえることのない多点掛けの連発に皆朝から満足そう。天気も良い。船長は年は若いが親父に負けず劣らず腕は良い。相模湾では群れが小さく移動も早いから、大流しにしてもイカは乗らない。マメに流し変えて探索し、的確にイカに当てる。

身に足にエンペラ
盛り付けは飾らず
5人の仕立てなので、空いた左舷胴の間に、珍しく大船長も乗り込み竿を出す。孫の操船で釣りをし、時に役割交代というのは、なんと幸せなことだろう。目標には至らなかったが、サイズも大きいので26匹は充分だ。退屈することなく釣りを満喫。幸せだ。

久しぶりに自宅で1匹さばく。マイペースで晩酌、ぐっすり眠る。この気ままさはそれなりに幸せだ。翌日、残り25匹を次男K一家に贈呈。6歳と2歳の孫娘たちは墓参にも慣れて、さっさと花入れを掃除、焼香に手を合わせて般若心経を口ずさむから驚きだ。ファミレスでハンバーグやステーキを食べながら小遣いに喜ぶ孫娘を見るも幸せだ。その様を眺めながらもう4年もたった上さんもあの世で幸せな気分でいるだろう。

ダイワ極鋭ヤリイカAGS167 + シマノフォースマスター2000 PE3号
ヨリトリリング 錘120号⇒流されるので150号に
11cm直結8本 11cmブランコ7本

2018年2月25日日曜日

日帰りスポット三選

仕立てが終わるとまた毎週ドライブ。特に晴れると家でじっとしていられなくなる。

二つあるなぎさの一つにかかる橋
展望ビル 食べ物がない
12日(月、代休)は葛西臨海公園に行ってみた。かつてこの辺りは海には魚貝が、陸には野鳥が群生する干潟だった。それが埋め立てで失われていく。

野鳥観察用の小屋
この公園はわずかでも自然を残すべく、野鳥の住み良い環境を残したり、なぎさを作って年月とともにどう変化していくのか観察したりすべく作られたらしい。風強く寒い日だったが、別名恐竜橋の東京ゲートブリッジと羽田発着する飛行機を遠景に眺めながらお勉強。野鳥好きには格別な公園。こういうときにこそ使う双眼鏡は家に置いたまま。広大な敷地をひたすら歩いてダイエットにはなった。

桜の頃はさらにフォトジェニック
詳しくないが彫り物が良い
18日(日)の夜明けに眺めると、晴れて霞なく富士が見える。このときとばかりに、新倉山まで走る。謹慎中なので高速道路は控えめに。神社から階段を登る登る。その甲斐あって忠魂塔越しにくっきりとした富士を撮影。クルマも入れたかったがそのスポットはない。

懇々と湧き出る池
新倉富士、河口、北口本宮富士と河口湖周辺の浅間神社を3つ巡る。どれも歴史があり荘厳だ。空気もひんやりしているので自然に身が引き締まる思いがする。忍野八海なる池8つも巡る。富士の雪解け水が湧き出てできたもの。水量が多い池は透明で綺麗だ。水量が少ないものは濁って人気がない。この水は160年前の雪解け水が富士の地下でろ過されたものらしい。しかし、どうやって160年を測定したのだろう...などと野暮なことを考えるからエンジニアは嫌になる。

綺麗だが壮観というわけでは
見応えある崖観音
24日(土)も晴れ。八重などに比べて早咲きの河津桜が見頃らしい。本場河津は混む。この桜は河津から全国に広められたらしい。調べると千葉の佐久間ダムでも見頃だというので行ってみた。ここでは頼朝桜と呼ぶ。伊豆で挙兵した源頼朝が伊豆の敗戦で真鶴から逃れて安房に上陸した古事から名づけたらしい。まぁ、咲いていると言えば咲いているのだが、一面の桜並木を想像していると、ポツポツ感に残念な思いをする(笑)。

崖彫り観音
館山湾を見下ろして爽快
バス客も到着して混んできたので早々に崖観音に移動。大福寺という寺なのだが、地域の人は崖観音と称す。なるほど崖の中腹に社が据えられている。見上げていい眺め。防空壕らしき洞穴を眺めながら崖沿いに階段を登る。社には崖に彫った観音を祭ってある。見下ろして壮観。崖上にトンビだかワシだかの巣があるのだろう。10羽近くの猛禽類が頭上を飛び回っていて時折威嚇に降りてくる。午後は房総を暴走せずに走る。

いずれもいいドライブになった。愛車C43は快調で全く問題がない。性能をフルに発揮できる場がなく、今は大人しく走る必要があるのが残念だ。ランチには蕎麦が多いが房総で海鮮丼と貝焼きを食す。旨いが釣ったものはには敵わない。ぼちぼち釣りだ。