2014年3月30日日曜日

春めいて

28日(金)は福岡出張、深夜に帰宅。一泊して土曜帰りにしても良かったのだが、土日は忙しい。日曜釣行を目論み、なんとか土曜のうちに家事・所用を済ませる。買い物と併せ売り物も。遺品をゆっくり整理しているのだが、なかなか終わらない。衣類をオフハウスに持ち込む。ほとんどは値段のつかない古着なのだが、中にはブランド物もあり昼食代の足しにはなる。
最近の釣果を確認しながら釣り物を選び、タックル準備の前に天気予報をチェック。小雨はともかく南西強風でとても楽しめそうもない。釣行断念。回数もペースも減った中、悪天中止は痛い。それでも釣り以外にやることは今日もたくさんある。今更ながらに仕事や釣りも上さんの支えあってのだったことに改めて感謝しながらこなす。予報どおり風は強いが暖かくて良い陽気だ。ストーブを片付け、冬物コートやスーツをクリーニングに。楽しみにしていた春が来たというのに・・・。連休プランも組み直さなきゃ。

2014年3月23日日曜日

遠征は辛く近場は釣れず

デカいのはヤリイカ終焉の知らせか
2014年3月22日(土)釣行 小潮
喜平治丸 8号船 右舷ミヨシ2番(右7、左6)
7:00出港 14:00納竿 15:00帰港
沖の瀬 水深120-180m 波1m
晴れ 北東の風9-3m

ヤリイカ 1匹 胴長40cm
スルメイカ 5匹 胴長25-30cm

ヤリイカ釣りを楽しみたい。今良く釣れているのは南房・外房から犬坊埼にかけて。集合時間が早くて、夜中の出発がおっくうだ。家事が多くなった今では尚更。遠くまで出かけて釣れなければ一番こたえる。相模湾はさほど釣れていないが、近くて楽だ。近場で釣れるのが一番良い。喜平治丸へ今年初釣行。

8時にポチンとスルメが一匹。10時になってようやくヤリイカを一匹追加。釣れない。イカの移動が速いというより、反応が小さいか、または潮が汚れてイカの反応が識別できない状況なのだろう。喜平治丸にしては珍しく長々と反応を捜す展開。周囲も船上干しの量が少ない。それでもスルメ優勢なので、仕掛けを上方14cm下方11cmのスルメ・ヤリ良狙いに。スルメをポツポツ追釣して計6匹で沖上がり。船中2-21匹だが、ツ抜けした人は少なく、トップはスルメだけだったと言う。釣れたヤリイカは大型。もう相模湾のヤリイカは終わりかな。

近くて釣れないよりは遠くで釣れたほうが良かったか。それでも波穏やかで、風がやや残っていたが、暖かい春の日差しを味わい、終始富士と大島を眺めながら過ごせたのがなによりだ。いつもように帰宅後、洗濯、風呂、釣具清掃を済ます。その間に料理してくれた人が今やいないのが辛い。「これだけ?」と言ったであろう釣果報告を彼岸の線香・お経と共に仏壇に供え、夕食に次男Kと外へ。

2014年3月16日日曜日

大阪墓参り

大阪城天守閣
観光客は中国人だらけ
3年前に亡くなった友人Mの墓参りに大阪へ。Fにかねてから呼ばれていたものの毎年行けずにいたのだが、二度も家まで来てくれたこともあり不義理は続けられない。墓前で6人が昔話やら仏事やらを話しながら弔う。あの世で上さんをよろしくと祈る。難波で宴会。同い年の友人たちと飲むのは久しぶりだ。利害関係がまるでないので皆気遣い無用で話が弾む。それぞれの家庭事情などに愚痴も出る。「奥さんをうっとおしいと思うことがあっても、生きていればこそ。今のうちにやさしくしてやれ」の説には、皆黙って聞き入る。深酒。

ルートイン大阪本町というビジネスホテル泊。ツアーパックのほうが新幹線のぞみ往復料金よりも安いのだから使わぬ手はない。ガラガラだろうと思っていたら、さにあらず。老若男女で大した混雑だ。浴場で二日酔いを覚まし、バイキング朝食。温泉で、朝食メニューも豊富だ。なるほど、これなら地方の観光ホテルよりもはるかにコストパーフォーマンスがよく、人気なわけだ。

大阪生まれだが大阪城に行ったことがない。帰りの新幹線までの1時間ほどで見物に向かう。天守閣だけが残されているのだろうとタカをくくっていると、広いのなんの。天守閣まで向かうと新幹線に乗り遅れると判断。遠くから写真だけ撮って戻る。博物館やら豊国神社やら、いずれ時間をとってじっくり見物するとしよう。二日間快晴無風で良かった。釣行日和に行けなかったのが少々残念ではあるが、大事にすべき友人たちとの再会に満足な旅行になった。

2014年3月9日日曜日

サメは普通重いだけなのだが

一投目で釣れたダブル
早速ヤリイカを泳がせるが…
2014年3月8日(土)釣行 小潮
育丸 3号船 左舷トモ1番(左3、右4)
7:00出港 14:00納竿 14:30帰港
洲崎沖 水深130-180m 波1m
晴れ 北北東後南西の風8-2m

泳がせ 不発
ヤリイカ 4匹 胴長20-30cm
スルメイカ 1匹 胴長30cm

月例仕立てに3カ月ぶりの参加。狙いはヤリイカの泳がせで大型のマダイや青物。2月は雪や風で特に週末は釣行できない日が多かったが、この日は快晴・凪。1投目からヤリとスルメのダブル。朝のうちにと考えたのだろう、仲乗り役の孫船長が写真を撮って回る。イカを得意とする船ではないのでエサの確保も簡単ではなかろうと読み、泳がすには少々大きいオスだが早速泳がせ開始。乗合と違い、仕立ては自由度が高いのが嬉しい。くじ引きで決めた釣り座が2本竿を出しやすいトモを引き当てた幸運もある。

2m長のハリスで底から5mにセット。置き竿にして、他メンバーのヤリイカ釣りや他船の状況を眺めたり、食事をとったり、のんびり。イカを追ってピンポイントで投入指示する船ではポツポツ取り込まれているが、反応が入って来るのを待って流す船ではなかなかアタリがない。他メンバーも懸命に探るがアタリは少ない。誰かがアタリを捉えた流しでは、イカ用仕掛けも投入して追加のエサを確保。小さいメスが釣れたので、交換すると早速アタリ。断続的に引き込むので、すっしり思いだけの魚ではなかろうとわくわくしながらやり取りを楽しんだのが、水面を割った1mを超えるサメにがっくり。

タイも青物も食べなかった
ヤリイカを食す…
回収した仕掛けにエサがなく、親針と孫針間のハリスがスッパリ切られていた流しも。切り口から葉の鋭い何物かに瞬殺されたのだろう。よそ見していてアタリの瞬間を見ていなかったのが残念。結局泳がせのアタリはその2回だけで釣果なし。折りよく釣り情報に紹介されていた誘導式の親孫仕掛けの効果は検証できた。船中イカが2-9。皆イカの確保に懸命で泳がせはほとんどしなかったらしい。合間合間に補充したヤリイカ2匹とスルメ1匹だけ持ち帰り。大物を想定した大型クーラーには寂しい釣果だが、釣具も入れるとちょうど良い。どっさり釣れて裾分けに苦労する上さんもおらず、土日も結構忙しい今ではさらに都合が良い。のんびりして満足な釣行に。

イカ釣り: BJSヤリイカ乗り調子 + FM2000 PE3号
ヨリトリリング、11cmブランコ7本針、錘120号
泳がせ釣り: BJSアオモノ改 + オシアジガー4000P PE8号
誘導天秤、16-20号2-4.5mメジ・カツオ・マグロ仕掛けに親針を誘導式で取り付け

2014年3月2日日曜日

前しか向かねえ

相模湾でマルイカが浅場に入り始めたらしい。28日(金)定時でそそくさと仕事を切り上げてタックルを準備、1日の釣行に備えて早寝する。22:30頃次男Kに起こされる。水漏れし始めた洗面洗髪台の緊急修理屋が来たが、水栓から配管まで一式交換が必要で8万円ぐらいかかると言う。それだけ払うなら洗面台ごと換装できるだろう、「ホース交換だけで済むはずが、そんなバカな話があるか」と追い返す。すっかり目が覚めてしまって朝寝坊、マルイカは持ち越しだ。翌1日(土)メーカに電話して修理依頼。8000円弱のホースを交換、工賃込み14000円で30分もかからない完了に納得。冷蔵庫に貼るシールを配る水漏れ修理屋がいかに信用できないかの事例になった。

住宅も13年も経つとあちこちガタがくる。これまでにもレンジ、キッチン水栓、風呂のファンなどを修理してきた。この際残る不具合の一掃に先週から乗りだした。まずはレンジフードの異常音。シロッコファンにこびりついた油埃が原因ではないかと思い立つ。中性洗剤で洗い落すと、こんなに静かだったかと驚くほどに。修理を依頼していたメーカ訪問をキャンセル。次いで以前ファン交換しても直らなかった洗面所の24時間換気。メーカが調べに来たがやはり制御ユニットの部分交換が必要で手配後後日再訪するという。高額になることを恐れたが、見積1万7、8千円なら納得だ。食器洗浄機のフィン不動は簡単に直った。風呂場の鏡の水垢は頑固で、コンパウンドをかけても取れず、鏡ごと交換を検討中。電球や取手など細かな物は軒並み修理した。生前上さん任せにしていた家の不具合が自分で使うとなると次々気付く。故人には気にしなかったことも、気にしていたが動けなかった、動かなかったこともあるだろう。位牌に向かって、知らせれば生前に直したものをと言ってみたり、気付かずにいたことを詫びたりする。

23日(日)、坊主に来てもらって四十九日法要と位牌・仏壇の開眼法要。読経と法話で小一時間ほどだが、弔った感で気が落ち着く。次男Kと家族たちの若さを察した同い年の住職は、容易な表現で法要の意味や般若心経の起こりを説く。長男Tは遅刻、相変らずだ。関西から友人Fが再訪したので同席してもらった。俺を心配して様子を見に来たのだろう。共通の友人Mの墓参りでの再会を約す。27日(木)の四十九日当日には、生前呼ばれたホームパーティで上さんに初めて会った人たちから供花が届く。遺族だけで読経。一つの区切りがついた感。会葬・香典・生花・弔電・供花などのお礼も全て終えた。ファンでもないのだが、AKB大島優子引退前のラストソングとやらをTVで聞くともなしに聞く。歌詞が俺たちの半生に重なるところもあり、気に入った。「前しか向かねえ」