2009年7月26日日曜日

ワラサ…不発

2009年7月25日(土) 中潮

ムツ六釣船店 第21東丸
剣崎沖30-35m
曇り時々晴れ 風5m前後 波1m

アルファタックル中通し 船30-270
電動丸3000BM PE6号
サニービシ L80号
ハリス8号6m

ワラサ 0、外道も0

週の初めから突然ワラサが釣れ始めた。まだそんな時期でもなかろうに、瀬戸丸が一早く好釣果を挙げると数日のうちに湾内各地の釣船がこぞってワラサ船を出すようになった。5:30出船の剣崎は早すぎてつらい、7:20出船の八景は帰りの渋滞がつらい。7:00出船の久里浜ムツ六に。6時前に到着したが、第28東丸はすでに満席状態で3名が二艘目第21東丸の集客を待たされる。結局一名増えて、28号船から移った3名と併せて7名で出船。風と潮から左舷ミヨシを狙っていたが、移動組も同様に考えていたらしく優先的に着座。左舷ミヨシ3番。トモ2番とも言えるが3人がかなりミヨシ寄り。

ハズレ。一日通して当たりなし。完全ボウズを喰らう。二度目。船中6本。左舷ミヨシ3本、2番1本、右舷3名各1本。内4本はラスト30分の潮止まり前後に集中。この短く唯一の時合いも活かせず。28号船は船中2本。21号船は修行中なのだろう若い船長が操船。本船をしのぐ釣果を出したのだから立派、中乗りをしていた大船長の指導の賜物だろう。帰港着岸時の慎重な切り返し操船が微笑ましく、「船長、ご苦労さんでした。」に嬉しそう。下船時、「残念だったねー、すぐそこ(左舷ミヨシ)まで来てたんだけどねー。」と大船長の気遣いが嬉しい。

写真は大船団のほんの一部だが、数えてみると50艘はいた。釣り場に着いた7:30頃にはどの船も静かなので、もう一山過ぎたのか、との不安が的中。日中は探検丸で見ても時折反応があるのだが、食い渋る。後調べでは、出船時間の早い剣崎船のほうが比較的釣果がよく、朝一の時合いだけだったようだ。この日、間口港は満潮が6:15、干潮が12:49。剣崎船は前者を捉えられるが、その他はできない。潮時の重要性を実感した一日。

前回初めての完全ボウズを喰らった時は悔しい思いばかりだったが、今回は自分でも意外なほどなぜかサバサバしている。棚指示の維持、マメなコマセ入れ替え、エサの工夫など、やれることは全部やった。それでも喰わないときは喰わないということだ。ハリス変更はあえてやらなかった。右隣りが頻繁に工夫していたが当たらない。ワラサ用の太さや長さ、針の大きさの考え方がわからない俺が闇雲にやっても迷路にはまるだけ。喜平治丸が船で統一して細かく指示しているようなので、次はそこで習得するか。シロギス要請が強まってはいるが・・・。

2009年7月20日月曜日

心地良い水鉄砲


2009年7月20日(月、海の日)

はら丸 6時船
城ケ島沖100-130m 中潮
晴れ 微風 波1mのち凪

BJSスルメ直結120+B
電動丸3000BM PE6号
直結14/18cmミックス9本8-5-5号
ブランコ14cm7本幹糸5号枝ス3号
ヨリトリリング 錘120号 中錘なし

スルメイカ 19杯 28cm―38cm

土曜は所用、日曜はシケで釣行できず。ばあばに送るスルメを仕入れに再びはら丸へ。目標20杯。18名と大混雑の左舷胴の間(ミヨシ4番)。6時15分前には河岸払い。予報は曇りで波残るだったが、晴れ波なしで爽快。一流し目から2点掛けでポツポツ釣れて、9時までにツ抜けと好調。最高3点掛けもでたが、後半失速。空振りが多く、乗っても1杯。ラスト1時間をブランコにしたが変わらずポツポツ。打つ手なしで結果19杯。小さいの3杯を沖漬け、11杯を沖干し、生5杯。送るには充分だろう。写真がピンボケ。

船中2-64杯。トップは右舷ミヨシ。3-4杯掛けを連発。14cm直結だが本数が多く、広範囲を探れる。誘いもシャクリもさしてせず、淡々と電動巻上げしているようだった。他に大した違いは見当たらないが、3倍以上の釣果の差になる・・・。Why?左舷ミヨシの山さんは28杯だったというので、その半分はクリアで納得。直結の扱いにも慣れてきたし、次は本数増やすか・・・、な一日。おっと、シロギス頼まれていたっけ・・・。

2009年7月12日日曜日

沖漬け、うまい

2009年7月11日(土)

はら丸 6時船
城ケ島沖 水深100-130m
曇り 弱風 波1mのち凪

BJSスルメイカ直結120+B
電動丸3000BM 6号
直結14cm、18cm 9本針
ブランコ14cm 7本針
オモリ120号、中オモリ30号

スルメイカ 12杯 25-35cm

修理に出した電動丸1000SP、モータの故障だった。前も同じ症状、同じ修理だった。やはり設計不具合なののだろう、シマノはPLAYSへの移行を誘導しているようだし。そのためか、クレームが利いたか、無料。よしよし。引き取りに行った上州屋でイカの沖漬け用たれが安売り。思わず買ってしまった。リクエストはシロギスなのだが、車は長井港に。11名、右舷胴の間。

時化後一日置いた日曜のほうがよかろうとは思っていたが、やはり渋い。全く乗らない長井沖をふた流しであきらめ、城ケ島沖。反応はあるらしいが、船中ポツリポツリ。前回と同じタックル、仕掛けからはじめる。空振りが多い。乗っても一点だけ、しかも足一本でかろうじてぶら下がってくるのが多い。バラシも多い。上潮が速くフケが多い。対策につけた中オモリだが、重くなりかえってサワリが感知しにくく、外す。ブランコ、18cmといろいろ試すが、どれもあまり変わらず。結局一日通して多点掛けなしの拾い釣り。ラスト30分ほどで上潮がおさまりノリも良くなってツ抜けがやっと。

船中3-38。左舷ミヨシの山さんは28杯。トップは右舷トモか、多点掛けは少なかったが、各流しで確実に取り込んでいた。14cm直結。ハリの間隔が長く広範囲を探る仕掛けで、じっくりアタリを窺う釣り方をしていた。通常ドスドスとした明確なノリがわかるスルメでも、状況によってはわずかなサワリを感知してしっかりあわせる必要があるということか。道糸は5号に代えよう。直結仕掛けも針間を長くして、上から下へとハリスを細くしたほうが良い。これらの意味を実感した一日。

葉書に書かれていたはら丸流の沖漬けタレを記しておこう。
  • しっかり味→醤油1:みりん1
  • さっぱり味→醤油1:日本酒1:みりん0.5
  • いずれも、煮きったみりん・日本酒に醤油を加えて一煮立ち。
購入した市販品は辛子などあれこれ入っていて、いわばこってり辛味仕様か。身が柔らかいので小さいスルメを選んで、船上で漬ける。生きているのでたっぷりタレを吸い込んでくれる。沖上がり後、「どうやって食べるの?ぶつ切りにすればいいの?」と聞くと、若女将が「そのまま切ったんじゃだめよ、スミやら餌やら入っているから。中を抜いて刺身にするの。焼くのもおんなじ。保存するときはビニールに入れて空気抜いてから。」比較すべく生と沖漬けスルメの両方を刺身に。生姜醤油と肝あえで食べ比べ。肝も生スルメと沖漬けスルメの両方を並べた。刺身も肝も、なるほど色が全然違う。沖漬けはそのままでも肴に。肝あえはご飯に乗せてかきこむ。いずれも、うまい。