2018年4月28日土曜日

バーナーで炙ると皮と身の間から脂が・・・

久しぶりに外房の朝日
2018年4月27日(金、休暇)釣行 中潮
浜茄子丸 左舷ミヨシ4番(左8、右7)
4:30出港 11:30納竿 13:00帰港
犬吠埼沖 水深250-150m 波1.5m
晴れ 南西後南東の風 3m

アカムツ 3匹 23-35cm
マサバ 多数リリース

波崎でアカムツが良くつれているらしい。資源保護のために10匹を上限にしているようだが毎日複数人が釣れている。型も40cm超の大型という。調べてみると波崎へは2013年10月以来だ。それまで毎年のように秋に釣行していたが、型の良い遠州灘に出向いてから足が遠のいた。昨年のゴールデンウィークに秋の浅場とは違う深いポイントで良型がつれ盛ったらしい。今年も4月から好釣果が続いている。

刺身、炙り、握り、塩焼き・・・
何にしてもノドグロは旨い
満船でゆっくり1時間半かけてポイントへ。さすがに携帯の電波が届かないほどの沖合いだ。かつて150号だった錘は200号に代わっていた。最初は250mのポイント。オマツリが頻発する。食いも多くはない。200mのポイントに移動。船中ポツポツ釣れて35cmをゲット。すぐにサバばかりになって150mに移動。ここでもサバが多いがかいくぐってアカムツも釣れる。23cmの小型を追加したが、その後はサバと遊ぶばかり。サバを避けるべく、赤い針にしてマシュマルボールなど光物も外す。それでも船中サバばかり10匹ほどにアカムツが1匹混じってくる展開。

お手上げだが、黙々と手返しするしかない。納竿の11時半が近づき片付る人も増え、船長が終了を告げたのと同時だった。サバとは異なるアタリをじっくり食わせてアワセ。小気味良い引き味を見せて取り込んだのは35cmサイズ。船中1-7だから、このところの好釣果の中ではへこんだ日を選んだらしい。それでも優秀の美になって気持ちよく下船できた。久しぶりに塩焼きと炙り刺身と握りを堪能。1匹は3-7日寝かせてみよう。

ダイワ極鋭中深場73-H205 + シマノフォースマスター2000 PE3号
錘200号 胴突き2本針ホタ16号

2018年4月15日日曜日

三つ揃いの美

桜に富士に五重塔
2月撮影 桜の有無で大違い
ベトナムへ出張してきた。4日夕刻に出国して6日早朝に帰国するとんぼ返り強行だった。期限切れが迫るマイレージでアップグレードできた。隣席とも仕切があってフルフラットで休めるシートは快適だ。それでも充分な睡眠はとれず6日帰国後の仕事は眠くて辛かった。

これも桜がないと絵にならない
塔もないと絵力にかける
その週末はのんびりしようとしていた。8日になって朝遅く外を眺めると、晴れて富士が見えている。2月に訪れた朝倉山を調べてみると桜が満開らしい。急遽再訪問。ふもとの駐車場へは近寄れず、徒歩15分ほどの小学校校庭に停める。桜まつりと称すだけあって、観光客が桁違いに多い。撮影スポットも渋滞していたが、なんとか撮れた。2月のものと比べると、桜の放つ芸術美が一目瞭然。他の観光地を巡る時間もなくとんぼ返りしたが、いい絵が撮れて来た甲斐があった。

2018年4月1日日曜日

追悼のぼっちクルマ旅

志摩の島々を背景に
早くに死んだ友がいる。大阪に眠る。救えなかった思いを持つ友人達が時々集って冥福を祈る。毎年春の彼岸前後が多い。例年一泊を新幹線で往復する。

獅子巌を背景に
今年は3月24日(土)になった。21日(祝)からクルマで行くことにした。道中、伊勢志摩、熊野、和歌山を巡っていくことに。いずれも、いつか見てみたいと思っていたところだ。神社を中心に景勝地を巡る。各地の写真はFacebookにUpした。ここでは巡った神社・景勝地と写真へのリンクを記録しておく。

3.21 二見興玉神社:夫婦岩とカエルが特徴的
3.22 伊勢神宮外宮:白石は神の居場所なので立ち入り禁止
3.22 伊勢神宮内宮:広大な神秘的な森そのものが印象的
3.22 金剛証寺:でかいトバや狛犬代わりの牛や虎など、ここ以外と面白い
3.22 朝熊山展望台:島々見下ろす絶景 足湯もあるがのんびりせず走る
3.22 鬼が城:地殻と海が造形した鬼の城
3.23 獅子厳と花の窟神社:巨岩をも神と崇める自然信仰は日本ならではなかろうか
3.23 熊野本宮大社:歴史と神秘さを感じたいならここが一番 本宮は伊達じゃない
3.23 熊野速玉大社:本宮に対して新宮(市)に所在 便利で賑うが重厚さは希薄
3.23 熊野那智大社:ここから三重塔越しに滝を撮る
3.23 那智大滝:那智の大滝は世界遺産熊野の中心
3.23 橋杭岩:マグマが隆起して一直線に並ぶ巨岩 手前の小岩は津波で崩されたもの
3.23 三段壁:壁の中に洞窟 その洞窟は村上水軍の隠れ港
3.23 千畳敷:広い平らな大きな岩 ただそれだけだが成形は地球の不思議
3.23 円月島:穴の開いた岩は多いが穴の開いた島は珍しい
3.24 蓬莱岩:穴の開いた岩は珍しくない 明治期に周囲はレンガ作りの要塞だった
3.24 章魚頭姿山:紀州の海と陸を360度見渡せる
3.24 紀州東照宮:上野と同じ規模だが、日光や久能山と同じく階段数多し
3.24 和歌山城:吉宗の居城 大阪城に負けず劣らず広く見所も多い
3.24 住吉大社:さすがに全国の住吉神社の元締め

円月島を背景に
初日は関東で雪。御殿場を抜けるまでかなり吹雪たが4輪駆動で楽々。伊勢湾フェリーが運休したためルート変更。浜名湖には寄らずに一気に二見入りした。22日~24日はFacebookに乗せきれなかった写真が多数あるのだが、Google Photoの自動作成ムービーが便利だ。

3.22 伊勢志摩のムービー
3.23 熊野のムービー
3.24 和歌山のムービー

橋杭岩を背景に
そして24日に墓参と追悼の宴。今回は8人も集まって往時を偲んだ。25日の復路は大阪からランチ休憩一回のみで一気に東京へ。510kmを走行時間5時間20分、平均時速96km/hで走破した。前車自動追尾クルーズやレーンキープからなる半自動運転機能で疲れ知らず。雪がなくなれば北国も巡ってみよう。

那智大滝を背景に
こうして改めてリスト化するとよくまあこれだけ多く巡れたもんだと我ながら感心する。誰に気遣うことのない気ままなぼっちクルマ旅の醍醐味だ。生前行きたがっていた上さんも楽しんだことだろう。写真や記録には残らないが、志摩や南紀を気持ちよく快走もした。景勝地や神社ではクルマを写真に収めるのは簡単ではない。ここにはクルマを移し込めたショットを選んで載せておいた。