2019年12月8日日曜日

十目釣り

初めましてのウスバハギ
2019年12月7日(土)釣行 若潮
育丸 右舷トモ2番(右4,左4)
7:00出港 13:40納竿 14:00帰港
剱崎沖 水深30-40m 波1m
雨 北北東の風4-3m


これだけで5目
イシダイ 2匹 23cm
イシガキダイ 1匹 23cm
メジナ 1匹 30cm
料理店Oにて綺麗な2皿に
イサキ 5匹 25cm
メバル 1匹 23cm
カワハギ 1匹 20cm
ウスバハギ 1匹 60cm
イナダ 1匹 45cm
ゴマサバ 1匹 40cm
マアジ 6匹 13cm


メジナは良いサイズ
月例仕立て。この時期はイシダイ五目。今期は水温高く、まだ本格化していないと船長。ワラサもこの時期になって釣れているし、明らかに例年の様子と異なる。温暖化や異常気象の影響なのだろう。海に出るとよくわかる。平日晴れ続きで乾燥していたのに、この日に限って雨。しかもこの冬一番の冷え込み。心配した降雪や凍結はなかったが、海上は風雨で厳しい。


料理店Oにて
一投目からイシダイらしきアタリ。アワセが甘かったか、針外れでバラシ。これがいけなかった。以降イサキやアジは釣れるが、イシダイが釣れない。潮が右舷ミヨシから左舷トモに流れており、時間とともにコマセが左舷トモ側に寄っているようだ。流し代え時に見回してみると、イシダイは右舷の2匹に対して左舷は10匹。トモから順に4,3,2,1だから潮の影響が顕著だ。結局イシダイは中盤の流し代え直後に喰わせた一荷2匹小型のみに。

五目と称するだけあって、あれこれ釣れるのがこの釣りの魅力。サバやイナダの青物が合われたかと思うと、メバルやカワハギが楽しませてくれる。寒いわ濡れるわで休みたいのだが、ついつい手返しする。代わりどころではイシガキダイが顔を見せたかと思うと、大型イシダイだと思ったのは、大型のウスバハギだった。リリースしたアカイサキやシキシマを加えると12目以上の魚たちと対面。この海の豊かさを再認識した一日に。

ダイワ極鋭中深場73H205 + シマノフォースマスター2000 PE3号
天秤50cm プラビシ100号 クッションなし 4号3-4.5m2-3本針

2019年10月6日日曜日

弾丸青物のち墓参りそして焼肉

育丸Webから。砲弾形。
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2019年10月5日(土)釣行 小潮
育丸 左舷トモ2番(左4、右3)
6:30出港 12:40納竿 13:40帰港
相模湾葉山沖 タナ20-40m
晴れ 北東後南西の風 2-3m 波0.5m

カツオ 3匹 3kg

朝焼けが綺麗で
今期相模湾では10月に入ってもまだキハダやカツオが回遊している。月例仕立てでは、乗員投票の結果、アジ泳がせのワラサを抑えてキハダ・カツオを狙うことに。同じ青物でも、ワラサよりもパワフルなカツオはやりとりなしで力尽くで巻き上げる。カツオに主導権を渡すと船中大マツリになってしまう。朝からカツオの喰いよく、ヒットと同時にゴリ巻きする。それでもシングルならともかく、船中ダブル、トリプルでヒットするから、あちこちでマツリながら取り込むことになる。見知らぬ人との乗合ではないので気楽だ。
富士もくっきり

丸々太ったカツオなので1匹で充分。2013年以来キハダを釣っていないので、以降キハダに的を絞る。その仕掛けにもカツオが喰ってくる。結局キハダのヒットなし。カツオは3匹でクーラー一杯に。船中では数回キハダのヒットがあり、目測35kg超をNさんが釣り上げた。ノソノソと走っていたが、水面が近づくと猛ダッシュする。船長がタモ入れするので、たぐり寄せを担う。久し振りにキハダの重量を手に感じながらネットインした。同じ青物でもやはり別格だ。

キハダは来期かな
釣りの後、次男Kと孫娘たちと墓参り。タイかアジを渡してやるつもりでそうアレンジしたのだが、カツオでは捌くのが手に負えないらしい。墓掃除も花入れも3人で手際よくできるようになった。ジャックは線香を焚いて、アプリで般若心経を流すだけだ。読経も皆旨くなった。そういえば故人も生前カツオにも一度釣りに行ったことを思い出す。なにやら示し合わせたように孫娘たちは肉を食いたがる。Kの入れ知恵だろう。焼き肉店に連れていき好きな物を好きなだけ食べさせる。パクパク食べながら屈託のない笑顔をみて、苦しくとも健やかに暮らしている様子がみてとれて安堵する。Kは珍しく母親の思い出話をする。天井からカツオやチキンバジルを頬張り見守っているだろう。長い一日になった。カツオを居酒屋Tに届ける。土曜はいつも満席だ。肉で満腹でカツオが喰えない。空く日曜に舌鼓しよう。

シマノBJSアオモノM200改 + シマノオシアジガー5000 PE8号
天秤マグロスペシャル カツオ16号2.5m キハダ24号4.5m

2019年9月17日火曜日

新たな船出に

まず刺身と
2019年9月15日(日)釣行 大潮
弁天屋 LT午前アジ 左舷ミヨシ3番(左12、右12)
出港7:15 納竿10:50 帰港11:15
八景沖ー中ノ瀬 水深18-28m 波1m
晴れ 北の風3-5m

マアジ 14匹 20-30cm

ナメロウ
同僚が一人転職するので、魚を釣ってきて欲しい。という依頼を受けた。文脈がかなり飛んでいるので、つなげるとこうなる。転職 → 送別会 → 釣魚持ち込み可能な居酒屋で → ふるまう魚を釣ってこい。こういうのは歓迎だ。なんとかしようという気になる。キハダかカツオかマダイかヒラメかタチウオかと問う。返答はアジのナメロウとフライ。たかがアジでいいの?って感じだが、されどアジ、釣れないときは釣れない。6人分となると少なくとも1ダース必要、できれば18匹欲しいところだ。

両舷満席で大盛況
せめて型の良い物を、と走水港のビシアジ船宿をチェック。いつの間にか予約乗合に変っている。しかも関義丸も早川丸もこの日は満席打ち止め・・・。困っているところに幹事から、宴会プランの参照記事。八景の半日LTアジを川崎の居酒屋Tに持ち込み、とある。それで良いならと、久し振りの弁天屋。6時半に着けば良い物を6時前に着いてしまった。だが、船はすでに7割埋まっており、15分もしないうちに満席打ち止め。遅いと乗れないところだった。東京湾のアジが旬になるこの時期、しかも三連休の中日ともなると大盛況だ。

コロコロ金アジ♪
潮は右舷へ流れる状況で左舷は不利だ。舳先まで並べる超満船なので船中あちこちでオマツリ頻発。左右とタイミングを外して、ちょい投げ気味に投入して、オマツリ回避。それでもオマツリバラシはしょうがない。18mダチではパタパタと釣れる。20cmほどの小型アジばかりとタカをくくっていると、30cmオーバーも釣れてびっくり。28mダチではアタリは遠いのだが、ポツンと釣れるのは25cm前後の良型。目標18には届かなかったが型が良かったのでよしとする。

居酒屋Tでは、刺身、ナメロウ、アジフライにしてくれた。若くして転職を決めたNさんを年寄り3人と若手2人で祝う。これまでとこれからの会社や仕事、失敗談に成功談、旅行や趣味、家族や男と女・・・。あれやこれやと話題が尽きず、気づいたら4時間以上も飲んでいた。旨く楽しい歓送会にできたろう。新たな船出に乾杯。

ソリッドハンター30-180 + シマノ幻風 PE1号
カナビシ40号 1.5号2本針

2019年9月1日日曜日

プルプルで釣ったプルプルを食す

夏ビラメの縁側 すっきり
2019年9月1日(日)釣行 中潮
三浦丸 左舷ミヨシ(左2、右3)
5:00出港 11:30納竿 12:00帰港
利根川河口沖 水深10-25m
晴れ 西後北の風2-5m 波0.5m

ヒラメ 7匹 0.3-1.0kg
ワカシ 2匹 35cm

小型だが料理人は上手く捌く
プルプルとイワシが逃げ回る様子が竿先と手に伝わる。グニグニとヒラメがイワシにかぶりつく。まだだ。ググーッとヒラメがイワシを咥え直して引き込むの待って大きくアワセる。ズッシリとした手応えを楽しみながら巻き上げる。船長のタモから船内に取り込まれてジタバタするヒラメを眺めながらニンマリする。ヒラメ釣りの醍醐味だ。

久し振りにマダイ用フニャ竿
それを味わいたくて外川まで出掛けた。晴天で良い凪。狙いどおり都合7匹のヒラメたちと戯れることができた。3匹ほどには駆け引き途中や巻き上げ中に逃げられた。型が小さかったのが残念。船中6-10で2kgクラスも釣れていた。大型は高めのタナなのだが、久し振りで高ダナでこらえきれなかった。竿頭に仕掛けのヒントを教わったので次回試してみよう。

捌くのが面倒なので、ワカシも含めて全て居酒屋Tに贈呈。タックルとボディを洗ってスッキリ。さて、料理人によるプルプルのヒラメで呑もう。

シマノBJSミヨシ40-255+B + シマノ1000SP PE2号
錘80号発光 枝ス80cm-1m 捨糸50-65cm

2019年8月19日月曜日

夏ガツオ ゴリ巻き堪能 酒旨し

育丸Webから
丸々としたカツオ
2019年8月19日(月)釣行 中潮
育丸 右舷胴間(右3、左3)
5:30出港 12:15納竿 13:30帰港
相模湾 タナ 25-35m
晴れ 北東の風2-5m 波0.5m

カツオ 2匹 2-3kg

仕立てメンバーが今月2回目の特別釣行を計画。仕事の都合が付いたので急遽参戦した。前半は相模湾を西へ西へとクルージング。湾の中央に来たところで開始。早速ヒットしたが海面でバラしてしまった。以降探索して船団が集合離散を繰り返す。

手巻きでゴリゴリ
後半になって船団が大きくなり、カツオの動きの前へ前へと各船が回り込む状況に。船長は若いが、慎重に間合いや投入タイミングを図っている。的中して右舷でトリプルヒットも。丸々と太ったカツオを手にできた。終盤にも追釣。キメジを狙って深めのタナにセットしたのだが、さらに肥えたカツオだった。

久し振りにカツオの乱暴な引きとそれをねじ伏せるゴリ巻きを堪能。船中0-3。なぜか左舷は釣れず、右舷にヒットが集中した。Kさんに1匹贈呈して、もう1匹を馴染み店Mへの持ち込みを依頼。一旦帰宅、タックルも身体も洗ってすっきり。さて、カツオを肴に呑もう。

シマノ アオモノM200改 + シマノオシアジガー5000 PE8号
天秤50cm プラビシ100号 16号2m1本針

2019年8月13日火曜日

裏を取ったつもりが大混雑

夏には見るのが
難しい富士
2019年8月12日(月、祝)釣行 中潮
はら丸 6時船 右舷ミヨシ3番(右8、左8)
5:30出港 12:15納竿 13:15帰港
城ヶ島南沖 水深180-210m
晴れ 北東の風2-3m 波1mうねりあり

スルメイカ 7匹 胴長25-30cm

相模湾でオキアミにカツオやキハダマグロが反応し始めた。釣り人が増えて大混雑し、コマセ釣り船が船団を形成して接近戦を展開するようになる。青物は釣った後が面倒なので、この時期裏番組とも言えるスルメイカに。がら空きになるだろうと思いきや、はら丸は満船。大女将はニコニコだが、広々と釣りたかったジャックにはアテが外れた。

釣果写真撮る
までもなく
予想通りなのは乗りの渋さ。「1杯を大事にしてね」と泊船長が言うように多点掛けがほとんどない。底べったりのスルメがたまにリアクション乗りする感じで数が伸びない。直結では巻き上げ中にバラすことも多く、乗りが浅い。ブランコに代えて終日ポツリポツリ。

7匹は貧果だが、船中1-16と手練れの常連でもツ抜けがやっとの状況下では上出来。日を浴びて、たまにスルメの潮噴射を避けて、開いて楽しむ一日に。

シマノ イカ7 120+B + シマノフォースマスター2000 PE3号
ヨリトリリング 錘150号 18cm直結9本針 18cmブランコ8本針

2019年8月4日日曜日

泳がせるにはでかすぎ

2019年8月3日(土)釣行 中潮
育丸 左舷トモ2番(左3、右4)
5:30出港 12:15納竿 12:30帰港
剣崎沖 水深35-95m 波0.5m
晴れ 南南西の風2-4m

カツオ用クーラーで
アジの持ち帰りは想定内
マダイ 0匹
ワラサ 0匹
マアジ 11匹 25-35cm
ゴマサバ 2匹 40cm

月例仕立て。カツオ・キハダのコマセ釣りが1日から解禁になった。2日間様子をみたが、ルアーやライブベイトには反応するがオキアミにはまだ喰わない。ということで前日夜に諦めて、マダイとアジの泳がせでワラサを狙うことに。

朝一の投入はタナ指示22m。道糸のカラーマーカーでタナにあわせるがリールの表示は27m。この浅さで5mもずれることはない。調べてみると最初のカラーマーカーが5mしかないのを見落としていた。前回高切れ時に修復ミスしたようだ。などと気を取られているうちに、5mもずれたタナでヒット。海面に浮かんだのは小型マダイ。オマツリで鍵外し状態になりバラす。船中ミヨシで2匹釣れたが、以降アタリなし。アジと泳がせに転戦。

タナ指示80m。水深は90m以上ある。走水等東京湾内のアジは大抵底から2-3mにいるが、ここ剣崎沖では中層に浮いている。小アジを釣り上げてすぐに泳がせたい。ところが釣れるのは皆30cm超の大アジばかりだ。しかもタナ取りするとすぐにグイグイとアタリが出る。アジも喰わないときは難しい。なのでこれはこれで楽しい。大アジを取り込みながら「これじゃあでかすぎて使えねぇ」と文句があちこちで飛び交う。かと思うと小アジをバラシて「あぁ、ちょうど良かったのに」と悔しがる。世にも奇妙なアジ釣り物語だ。

ようやく釣れた小アジで泳がせたが、結局納竿まで船中アタリなし。アジ釣り開始直後に二人がハリスを切られていたので、それが唯一のワラサ回遊だったのかもしれない。一日中晴れて暑く、日焼けした。アジは刺身に、久し振りに持ち帰ったサバは〆サバにして炙る。太くもないゴマサバだが、じっとりと脂が乗って旨い。

ダイワ極鋭中深場73-H200 + シマノフォースマスター2000 PE3号
天秤50cm 
マダイ:プラビシ100号 クッション1m 4-3号9-10m1本針
マアジ:カナビシ130号 クッション30cm 2号2m2本針
泳がせ:カナビシ130号 22号4.5m1本針 キハダ仕掛け 

2019年7月15日月曜日

初ボウズ

波崎港から船出
以降撮るべき写真もなく・・・
2019年7月13日(土)釣行 若潮
浜茄子丸 左舷ミヨシ4番(左8、右7)
4:35出港 11:35納竿 12:45帰港
曇り 西南のち南東の風1-2m 波1m
寒猫根 水深140-150m

アカムツ 0匹
サバ、カサゴ、ドンコ等リリース

次男Kの要望でアカムツを釣りに。昨年4月以来の波崎港。釣果に波がある様子なので不安だが、久し振りに仕掛けを自作。大型船でも1時間超かかる寒猫と呼ばれる根までのクルーズは寝たいのだが、行きはワクワクして寝付けない。

一投目から重みを感じて引き上げるが反対舷とオマツリ。上潮が船底に潜る方向に流れる。サバが猛攻する。なのでオマツリが頻発する。そのうち船底に仕掛けが引っかかり、依り取りリング以下の仕掛けと錘をロスト。

上潮の割に底潮は流れていないようで、アカムツからの魚信は船中で少ない。眠たくなるころにポツンと誰かが釣り上げるが、小型が多い。群れになっているはずと誘うのだが、「潮が流れず、続かないなぁ」と船長もお手上げ。それらしき引きが一度だけあったのだが、巻き上げ中にバラす。ダメな日は何をやってもダメだ。

結局アカムツでは初めての釣果ゼロ。船中でゼロが多いので、一人やってもたー感はあまりない。帰りのクルーズは疲れもあってウトウト。曇り空だが腕と顔が真っ赤に焼けてしまった。持ち込みを予定していた門前仲町の居酒屋をキャンセル。

下船後船長が昨日確保したアカムツを小型ながら2匹お土産にとくれた。やはり釣果の波が大きく安心できないのだろう。釣果が上向いたらまた来よう。あるいは福田港まで遠征するか・・・。

ダイワ極鋭中深場73-H205 + シマノフォースマスター2000 PE3号
ヨリトリリング 胴付2本針ホタ16号 錘120号

2019年7月6日土曜日

新旧マルイカ釣り

育丸Webから。
釣れてる間に撮影。
2019年7月6日(土)釣行 中潮
育丸 左舷トモ(左3、右2)
5:30出港 12:40納竿 13:00帰港
雨のち曇り 北北東の風6-10m 波1m
剣崎沖ー城ヶ島東沖ー城ヶ島西沖 水深40-50m

マルイカ 6匹 胴長10-20cm

ヨットとクルーズ
釣り人眠る
月例仕立て。梅雨前線の影響で雨が続く。風も強いが北風だと、三浦半島南岸では波は立たない。釣り物はマルイカ。このブログの右側マルイカのラベルでわかるが、過去の釣行12回。前回は2015年なので4年ぶりだ。2010年に27匹を記録した以外、ツ抜けが1回しかない。

データは最近のマルイカ釣りが苦手だと物語っている。かつては型の良いイカが大きなスッテのブランコ仕掛けに乗ってきた。直ブラ・直結の登場で、小さなスッテで小さなイカを誘ってかけるゲーム性の高い釣りに進化した。ゆったりと楽しめるかつての釣りのほうが好きだ。今はイカの成長前に釣ってしまって大きくなっていない気がする。

上方にベビーイカ
直結なら拾える
ブランコ仕掛けで開始。1流し目、2流し目とイカが乗ってくる。幸先良し。だが、イカがすぐにスレるのか、次第に乗りが悪くなる。スッテにはスミだけ残る。アワセが遅くて、イカは抱いたスッテをすぐに話しているようだ。直結ブラに交換してなんとか4匹まで確保。以降ばったり。城ヶ島から三戸浜沖へ転身するが、船中でポツポツ。幹事のTさんが好調なので古い大きなスッテのブランコに変更。コマセに入れた11cmプラヅノに乗ってきた。長い探索クルージング。雨が上がって釣り人は寝ているが、船長は疲れたろう。納竿前に剣崎沖に戻ってきて、ポツリと追釣。

この日一番の引きは30cmフグ
トラなら持ち帰ったのだが・・・

引き取り手を探すまでもない釣果なので直帰。楽と言えば楽。こんなもんだろうと想定内なので、店への持ち込み予約はしていなくて正解だった・・・。

シマノ バイオインパクト165 + 幻風PE1号
錘40号 ブランコ5本針 直結ブラ5本針

2019年6月23日日曜日

梅雨はイサキ

嬉しい3匹1荷
2019年6月22日(土)中潮
育丸 左舷トモ(左3、右3)
5:30出港 10:00沖上り 10:30帰港
剣崎沖 水深20m、90m 波0.5m
曇り時々雨 東の風1-2m

イサキ 19匹 20-25cm
マアジ 19匹 25-35cm

6月上旬の定例会が悪天キャンセル。この日の釣行に。曇天だが風雨なく、梅雨時が旬のイサキ狙い。出港時間と同時に剣崎の釣り船は全力疾走。根が狭いので、良ポジションを競って接近戦。良い位置につけたのだろう、一投目からイサキが釣れ上がる。型は大きくないが、3点掛けも含めて釣りを楽しむ。7時半頃になるとイサキも満腹になり、かつ潮がかっ飛び状態になって、難しい。早めに見切りをつけて8時にアジへ転戦。

ここでも一投目から大アジの小気味良いアタリ。以降、空振りなしで釣れ続ける。サバに攻められてバラしも生じるので、アカタンを外して銀針だけに。それでもアジは食いついてくる。十分な釣果を得て10時に早上り。5月と併せて連続早上りで定例仕立て会絶好調。

遠回りなのだが、時間があるので次男K一家に立ち寄って、裾分け。ナメロウに凝る孫娘の喜ぶ顔が嬉しい。残りは銀座の居酒屋に贈呈。ゆっくり入浴・タックル掃除後、再訪。イサキとアジを、刺身・タタキ、塩焼き、特製タレ南蛮、煮物、揚げ物で堪能。至極の一日になった。

イサキ:ライトマスター + シマノ1000SP PE2号
天秤30cm プラビシ60号 クッション30cm 1.7号3本針

マアジ:ダイワ中深場73-H205 + シマノフォースマスター2000 PE3号
天秤30cm カナビシ130号 クッション30cm 2号2本針

2019年5月19日日曜日

一発を逃がすな

育丸Webから
ガツンと3.8kg
2019年5月18日(土)釣行 大潮
育丸 右舷ミヨシ(右2、左3)
5:30出港 10:30納竿 11:00帰港
剣崎沖 水深35-45m
晴れ 東の風1-3m

マダイ 1匹 3.8kg
マアジ 12匹 25-35cm

3月10日以来2ヶ月ぶりの釣行。月例仕立てへの参加はまだ平成だった昨年11月3日以来半年ぶりだ。船長も女将もいつもと変わらぬ笑顔で迎えてくれる。

育丸三親子は年上から順に古い船を操る
狙いはマダイとマアジの二本立て。今期のマダイは好調だ。連日数も型も揃う写真が船宿Webに掲載されている。もう乗っ込みも終わる時期だが、間口港と江奈港の前海には数十艘が待機。定刻5:30きっかりにポイントに向けて疾走する様はいつ見ても壮観だ。親子三代の一番若い船長が新造船は速い。いち早く位置決めと同時に投入。

早々に3人に1Kg前後のマダイが釣れ上がった。ジャックにはアタリがない、久し振りだと、エサ、仕掛け、誘い、タナなど何がずれているのかわからない。試行錯誤の7時過ぎに初ヒット。小さなアタリだったが、竿を手にした途端、強く引き込んでドラグが鳴る。型が良さそうだ。10mほども引き出されたが、止まった瞬間に大きく2度ほどアワセを入れる。これでガッツリ針がかりしているだろう。備えた4号ハリスだが、竿のしなりとドラグを使って慎重にやりとり。タモ取りしてもらったのは、後検量3.8kg。黒ずんだ乗っ込みの、多分オスだろう。マダイは後にも先にもこのアタリだけだったが、それを逃がさなかったのが嬉しい。

直径40cmの桶から
20cmほどはみ出る良型
8時半にマアジに移動。タナ指示50mだが、アジは底から2-3mだろうと60mで待つ。船中で釣れ上がるのので、すぐに50mに修正するとヒット。ここのアジは中層を遊泳しているらしい。船長の言うことは素直に聞くべし。30cm前後の良型が入れ食い状態。海面バラしも多くて狙ってもダブルは1度しか成功しなかった。それでもすぐにツ抜けたので血抜き。皆クーラーいっぱいになり、10時半には納竿、早上がり。この仕立てで早上がりは初めてで船宿もびっくり。最後まで粘るポリシーのMさんが欠席なので成立。

帰りの渋滞もなく、13時過ぎには近所に見つけた居酒屋Tに魚を持ち込む。タックル掃除の風呂を終えても時間に余裕がある。早上がりは良いことづくめだ。一眠りしてからTへ。お任せにした調理は、マダイを刺身、塩焼きと吸い物、マアジを刺身、ナメロウと南蛮漬けにして出してくれた。吸い物は白子入りなので、やはりオスだった。「あのサイズを裁くのは久し振りでした。」と店長も楽しそうだ。GWに熱海まで行ったが船中小型1枚だったとか。天気に恵まれて日焼けし、うまい魚と酒に良い具合に酔って、熟睡。やっぱり釣りは幸せだ。

マダイ
シマノBJSミヨシ40-255+B + シマノフォースマスター2000 PE3号
天秤70cm クッション1m プラビシL100号
6号6m+4号4mテーパー 1本針

マアジ
ダイワ中深場73-H205 + シマノ1000SP PE2号
天秤70cm クッション50cm カナビシ130号
2号2m2本針

2019年4月30日火曜日

平成最後の名城と桜名所

石川島の桜並木
目黒川の桜並木
元号が令和に代わることになり、世間では「平成最後の・・・」が盛りだくさんだ。4月はほぼ毎週あちこちの城や桜名所を巡ってみた。思えばこれらも平成最後の桜ということになる。印象的なカットをまとめておく。

高輪の桜
石川島 3月30日
重工業発祥の地としても名高い石川島。周囲を桜が取り囲み毎年楽しませてくれる。海面に向かって下へ伸びる枝が美しい。

竹林院の桜
目黑川 4月1日
吉野山の桜千本
都内有数の桜名所。目黒川沿い両側に延々と並ぶ桜を眺めながらそぞろ歩く。ライトアップされた夜桜が美しい。

グランドプリンスホテル高輪 4月2日
吉野山の雨上がり
大和郡山城趾の桜
敷地内の日本庭園に桜が並ぶ。ライトアップの色鮮やかさが美しい。

吉野山 4月7日
桜三大名所の一つ。下千本、中千本、上千本、奥千本と何本あるねん状態。山の広範囲に広がる様が美しい。雨上がりに山が煙りたつ様も壮観。宿坊竹林院にある日本庭園の桜はライトアップされた桜が池の水面に映し出されて圧巻。吉水神社は必見。一目千本の眺めも良いが、源義経と静御前の逃亡、後醍醐天皇の南朝樹立、豊臣秀吉の花見など、時代を超えて宿した場所に踏み入れる。
河口湖の桜
佐保川の桜並木

大和郡山城趾と佐保川 4月8日
豊臣秀吉の弟秀長が整備した城。大阪城ほどではないにしろ、石垣の高さや堀の幅が荘厳で、天守台から見おろす桜並木が美しい。近くを流れる佐保川には、総延長5kmにも及ぶ桜並木がある。目黒川を凌ぐその規模と古都奈良ならでは静けさが美しい。

高遠城趾の桜
河口湖 4月13日
河口湖畔から富士を背景にした桜のカットを撮りに行った。標高があるからか、まだ5分咲きだった。忍野八海と新名庄川の桜はまだ開花していなかった。

高遠城趾を埋め尽くす桜
高遠城趾 4月19日
桜三大名所の一つ。武田信玄の軍師山本勘助が整備した城。もともと武田軍は城よりも人や戦術で強かったので、勝頼の代になると信長の大軍に一日と持たない。明治になって植えられた桜の密度が濃くて圧巻。広さの吉野山、濃さの高遠、というところ

上田城趾の桜
上田城 4月27日
真田の城。二度に渡って徳川軍を退けた昌幸渾身の造り。特に二次上田合戦で、秀忠軍3万8千を足止めさせて、関ヶ原に遅参させたのは有名。桜は散り始めていたが、昌幸、伸幸、幸村親子に思いを馳せながら散策。

桜の三大名所の二つはさすがに壮観だった。残る一つ、弘前城趾は令和の楽しみにしておこう。

2019年3月10日日曜日

まったりヤリイカ

しばらく並べると赤みが戻る
2019年3月9日(土)釣行 中潮
三浦丸 左舷ミヨシ2番(左5,右4)
4:20出港 11:20納竿 12:45帰港
銚子沖 水深80-90m
晴れ 西の風3-4m 波0.5m

ヤリイカ 57匹 胴長 35-45cm

この日関東は雨風収まり快晴予報。釣り日和だ。好調と聞いて久し振りにヤリイカ釣りをしたくなった。相模湾は好不調の波がありそうなので、安定している外房へ。久し振りに戸川港まで足を伸ばして三浦丸に割り込んだ。朝が早いというより夜中出発なので、前夜は19時就寝。

1時間ほどの沖合で日の出前から釣り開始。薄暗いからか隣ミヨシ氏の使う大きな発光色のスッテによく乗る。全長40-50cmほどの大型ばかりだ。凪なので直結で始めたが、久し振りの取り込みでばらして空揚げ。船長がサバもいないしブランコでいいよとアナウンスするが無視。終日直結で通す。

朝のうち4点掛けもあったが、徐々にダブル、シングルになる。群れも大きくて同じポイントを回遊しているのだろう。相模湾のように探索、投入、すぐ回収、また探索という慌ただしさがない。大流しでも投入のたびに乗ってくる。水深は浅いが足切れやばらしもかなりある。だが、ノリノリなので悔しさがまるでない。ポイントから外れればまた流し直す。相模湾の一瞬たりとも気を抜けない緊張感というか殺気が、ここでは無縁なのが良い。

40cmの桶で
実にのんびりした釣りで、快晴・凪の中で気持ちよい。8時には大型ばかり30匹に。もう持ち帰れない。だが釣りは続けたい。すぐ背後にイケスが開けられており、船長が釣ったイカを入れている。漁協に売って小遣いにするのだろう。以降釣ったイカをすべてイケスに投げ入れる。終盤乗りが悪くなったが、ふっとしたあたりを直結で捉えて一日釣りを楽しむ。まさにイカマシーンのように黙々と釣る。57匹の釣果は、船中25-83匹の平均点か。2014年の数の自己記録を1匹上回ったが、型の大きさからすると断然記録更新。

イケスのイカが釣った数より多いのをいぶかっていたのだろう。帰港後、「楽しめた。57釣ったけど27はイケスに入れといた。また来るよ」と挨拶すると、船長は「ああ、そんでー。あんがとね。また遊びに来て」と笑顔。

ダイワ 極鋭ヤリイカAGS167 + シマノフォースマスター2000 PE3号
錘100号 より取りリング 11cm直結8本

2019年1月27日日曜日

絶景の宝庫


久しぶりに伊豆半島をツーリングしてきた。
スポットを弾丸ツアーで巡る。
目的は観光でなくてドライビング。


まず東名から小田厚経由で熱海・伊東・伊豆高原へ。
・来宮神社
・橋立吊橋
・対馬の滝



そこから県道で伊豆半島北部を東西に横断。
・修禅寺
・日枝神社
・達磨山







西伊豆を国道沿いに南下。
・堂ヶ島
・石廊崎
・龍宮窟
・白浜神社
・峰温泉大噴湯公園

中伊豆を国道沿いに北上。
・三嶋大社

総距離500km。
伊豆半島は絶景の宝庫だ。
まだまだ知らないスポットがたくさんあることを再発見。
天候に恵まれて快適なツーリングに。