2014年7月27日日曜日

日焼け釣行

2014年7月27日(日)釣行 大潮
瀬戸丸21号船 左舷ミヨシ3番(左5、右6)
5:30出港 11:00納竿 11:40帰港
剣埼沖 水深40m前後
晴れ 南西の風13-7m 波1-2m

マダイ 0

「今年は焼けていないな」と職場でよく言われる。回数が減った上に、釣行がたまたま曇り空に重なったためだろう、確かに例年よりも肌が白い。しばらく続いた週末仕事も今週はない。土曜に家事と墓参りをすませて、日曜も晴れそうなので、釣行の釣り物を考える。キスやアジ、サバならびにイサキは釣れすぎたときの処分に困る。イカ類は続けたせいか気乗りしない。アカムツは模様が芳しくなく、ヒラメ同様に遠い。マゴチやタチウオが良さそうなのだが、初めてのチャレンジするには準備時間が足りない。そういえば半年ほどマダイの顔を見ていない。テンヤマダイも遠いのでコマセマダイをチョイス。この時期マダイの釣果は良くないが、まぁよかろう。のんびり日焼けできればそれで良い。南西風が強まる予報で早上がりも予想されるが、まぁ、よかろう、早く帰宅できれば却って楽だ。

で、結局予想通りの展開。船中3匹だろうか。左舷胴間では左右の二人含めて、マダイはおろか他の魚類も含めて終日魚信無し。いつ以来だろうか、完全ボウズ。納骨に呼ばなかった坊主のたたりかと苦笑い。南西風で左舷だったので、日焼けはばっちり。風が強かったので汗もかかず快適にに日に焼けた。その風が徐々に強まり、波が2mほどになった11時、船長が早上がりを告げる。帰宅、洗濯、入浴、片づけを全部済ませても、まだ時間に余裕があり楽だ。ゲリラ豪雨が襲う中、釣行記にならぬこの記録を残す。

BJSミヨシ40-265+B フォースマスター2000 PE3号
天秤50cm クッション1m→1.5mを追加してみたり プラビシL80号
3号10m1本針 6号6m+2.5号2.5mテーパ2本針 6号6m+4号4mテーパ2本針


2014年7月19日土曜日

うたた寝釣行

お仲間を待つ一匹だったが…
2014年7月19日(土)釣行 大潮
育丸 → 井戸端丸 左舷トモ1番(左3、右4)
5:30出港 12:30納竿 12:40帰港
城ケ島南沖→西沖→南沖 水深100m前後
曇り時々雨 北東の風5-0m 波0.5m

スルメイカ 2匹 胴長25-30cm
マダコ 0

月例定例会。相変わらず週末に持ち越した仕事がある。睡眠も3時間。乗合なら止めて仕事にするところだったが、仕立てだとそうもいかない。事情がどうであれ港に向かわせる月例仕立ては、リフレッシュには救いになる。三連休だが日月は家事と仏事と仕事に追われることに。

釣り物はスルメとタコのリレー。序盤にスルメの顔を見たものの、上潮が速いうえに、なにより潮色が悪い。緑色というか黒色というか。案の定スルメのノリが渋い。城ケ島の南と西の沖を行き来するが、船長も懸命に探索してくれるが、空振りも多い。こういう状況になるとイカを看板にする船宿で拾い釣りしないことには数が伸びない。船中パッとしないままに11時頃にイカ終了。結局2匹だったが、ボウズに終わったメンバーに1匹贈呈。こちらも3か所ほど探るが、濁りがきつい中ではタコもなかなかテンヤのカニを見つけられないのだろう。かろうじて船中1匹を手繰りあげて終了。

まったく釣果がふるわなかったが、曇りで涼しかったので、皮肉なことに探索時間中にウトウトできて睡眠不足の解消になった。まぁ、そんな釣行もありだろう。帰宅後仏壇の写真に「なにこれ?こんだけ~?高っかいイカやな~、何やってんの!」と言われた気がして苦笑い。

BJSスルメ直結120+B + フォースマスター3000 PE5号
錘120→150号 直結18cm9本―11本針
タコテンヤ50号

2014年7月13日日曜日

善戦墓祷

輝く墓に参列者が映える
墓ができた。悪戦墓闘で選んだ石材店が良い仕事をしてくれた。写真ではわかりにくいが、インパラブルーの青い宝石のような輝きが至る所に浮き出ており、石材店もこれほど良く浮いているものはなかなか見ないというほどの大当たりだ。指定した「蓮」は、泥の中でも真っ直ぐに伸びる純真さを意味する戒名から一字をあて、同時に連なる意味も込めた。同様に絵柄には上さんが好きだったイルカを、群れる意味も込めて指定した。蓮の「二度彫り」はもちろんだが、イルカのなかなかお目にすることがない「影彫り」は特に想像以上の出来栄えで、職人あがりの石材店に任せてよかった。これらを他霊園・他石材店見積の半額~1/3でできたことに大満足。

7月13日納骨。簡単なものだ。霊園管理人が骨壺を安置して、「良い石だから重いね」と言いながら蓋をする。墓に供花を飾り、最近は少なくなった煙がもうもうと出る線香を焚く。用意してくれた台に遺影と位牌のほか、供物に好きだったお菓子とタバコを配置。墓の開眼供養も兼ねるので、ワンカップの酒と小皿に乗せた塩と米も供える。坊主は呼ばず。他の墓の開眼・納骨を観察していたが、5-10分もお経をあげれば終わりだった。この程度なら呼ぶまでもない。ポータブルのスピーカをセットし、スマホに接続、アプリの般若心経を流しながら唱える。駆け付けた長男Tはキョトンとしているが、仏壇前で何度か唱えたことのある次男Kも声をあげる。

輝く石材に映える彫りで個性的な墓に、見栄張りだった上さんも面目をほどこしていよう。真っ直ぐで子供っぽい性格から幾度となく喧嘩になった長男、次男、嫁が皆集まり、もっともかわいがっていた孫娘にも手を合わせられて、嬉し涙を流しているに違いない。命日から6か月と3日。俺にとっても一通りの区切りがついて穏やかな心境に。