2009年12月31日木曜日

2009年のベスト釣行

この時期になると、「なんとかベストN」って記事・番組がやたら多い。そこで思いついた。今年のベスト・ワースト釣行を振り返ってみようと。N=5は多くて面倒なので3で。
  • 記事書込数=60 毎週1回以上釣行したのかとギョッとする。が、
  • 釣行回数=45 なんとならば時事書込が15あるので。月3回の釣行ペース。実感。
  • 魚種別釣行数: マダイ=10、ヤリイカ=8、スルメイカ=6、マアジ=5、シロギス=5、ワラサ=4、ヒラメ=3、ウィリー=2、イサキ=2。
魚種別獲得数ってのは面倒なのでやめておこう。しかし、よく釣行したものだ。その分飲みに行くことがなくなったし、却ってイライラするゴルフをやるより、よっぽど良い。

 
まずはワースト3
  1. 1.ツキのないときは… 自己記録更新のマダイ4連ボ。もう釣り止めようかとも思った一日。それだけに、この次の釣行で3枚ゲットした釣行は嬉しかった。
  2. 2.ワラサ無惨 今年はワラサが爆釣。4本釣った後、欲出して再釣行したらサメにやられて・・・ 船長の言うことは真摯に聞くべし、と反省の一日。
  3. 3.ウリンボと良型カサゴ 去年初挑戦で42cmを釣り上げたイサキ狙い。小さいの1匹しか釣れず、この釣りって難しいとわかった一日。
そしてベスト3
  1. 1.ヒラメ デビュー やっぱりこれでしょう、今年の目標達成。しかも良型6枚ゲット。2回目も6枚で竿頭。ヒラメって楽しい、おいしい、と思った一日。
  2. 2.スルメイカ好調 45杯の自己記録更新で竿頭。今となっては、こんな時もあったな~、な一日。
  3. 3.風にも波にも負けずタイ6枚 大シケ早上がりの中、嘔吐しながら竿頭。この後マダイの顔を拝むのは半年以上かかるとは思いもよらず・・・な一日。
こうやって選びだそうとすると色々あったな~、と思い出す。ベスト3入りさせるか迷った釣行も多い。時事にもその時々の心理状態がにじんでいる。

 
今年の二目標のうち、ヒラメデビューは達成、キロオーバーのマダイは未達。来年の目標は、持ち越しのマダイキロオーバーとひとつテンヤマダイデビューかな。やるぞ。来年の今頃はどんな書込になっていることやら、今から楽しみだ。

2009年12月30日水曜日

2009年竿納め

2009年12月29日(火) 大潮

はら丸 8時船
洲崎沖 水深 160m-200m
曇り時々晴れ 北風 12mのち3m
波2mのち1m

ヤリイカ 2杯 30cm
スルメイカ 3杯 35cm

29日か30日かと迷い、天気予報とにらみ、29日のほうがベターと判断。これが大失敗。洲崎沖に着いてみるとビュービュー吹いていた。後確認12mの強風。今日30日は晴れで3mの風、凪だったろう。ミヨシ3番の左舷には8名。移動中も実釣中も時折波しぶきを浴びる荒行になってしまった。この一年を象徴するかのような釣行だった。

今日で得心した、手持ちの中古プラヅノは全て捨てよう。中古品には全く乗らなかった。乗ったのは全て新品。二流しを中古で開始、左右の常連さんが3-4杯掛ける中、こちらに乗りなし。出船前女将から購入の新品に交換すると2杯。サバに3針もぎ取られた後、再び中古に。全く乗らず。残り2時間でしびれをきらし、船長から新品購入。3杯追加。まだ使えたが、ラスト1時間はあえて中古で挑戦。ダメ。これほどまでに新旧で明暗がはっきり分かれたのは過去になかった。一度イカになりたい、どういう風に見えているのだろう。

もう一つ。強風にはツノ数減らせ。自作は7本針。投入時に竿に絡む。右舷なら隣の人にマツったろう。購入品は5本針。これだと絡まない。もっと本数の多いものも備えているが、大女将も船長も今日の状況から少ない本数のものを勧めたのだろう。一荷が少なく一杯ずつの拾い釣り状況下では手返しの良さから却って5本針のほうが効率的だ。

船中3-15。2回続けてのイカ貧果で今年は終わり・・・。帰港中沖干しスルメを回収していると、遠くの江の島が次第に大きく見えてくる。すっかり凪て、滑るように船が疾走する。そんな順風満帆とまでいかなくとも、先日鹿島でみた日の出のように、来年はありたいものだ。

BJSヤリイカ乗り調子165+B
電動丸1000SP PE3号
ヨリトリリング 中錘なし のち10号
中古 11cm7本針 14cm7本針
新品 11cm14cmミックス5本針 14cm18cmミックス5本針
錘120号

2009年12月28日月曜日

鹿島のモンスター

2009年12月27日(日) 中潮

幸栄丸 第7号船
鹿島沖 水深25m-30m
晴れ 微風 波1m-1.5m

ヒラメ1枚 44cm(700g)

「ドラグしめるな!」怒声が船中に響く。「引いたときは巻くな!」連続アタリなしの二流し目、巻き上げ指示が出た直後だ。いきなり竿が突き刺さった。「喰ってんのか?」と船長がすかさず横に。水面下にユラリと魚影。「で、でかい!」観衆がざわめく。スパッと頭からタモ入れ。ヤバい!そっくりかえって逃げた。「竿立てろ!!」船長の怒声によろめく。ついに取り込まれたそいつ。1mほどの巨体を席上でドタンバタンと踊らせる。後検量9.6kgの怪物ヒラメだ。
すぐ隣の釣り師の獲物だ。右舷トモから一部始終を見た。生涯かけてもお目にかかれるかどうかの代物だろう。船長も「写真とって全国紙に送る。」というほどだ。そのモンスターはすぐ隣にいた…。俺のイワシの目と鼻の先だ。それに喰っていれば、タイトルは“鮮烈!鹿島デビュー”とでもなっていたろう。が、釣りにもタラレバは禁物。二回目という当の本人は「クーラーに入らない…」「おいしくはないんでしょうね…」とあらぬ心配をする。イサキ初挑戦を思い出し、苦笑。大物の40cm超を2枚釣り上げ、「イサキってデカイんですね。」と言いながら20cmクラスをリリースしていた俺。釣歴20年のベテランから「バカ野郎、40cmは一生やっても釣れるかどうかの代物だ」と怒鳴られ、船長からは「リリースするな、それが普通のイサキだ。」とたしなめられたものだ。彼もその頃の俺と同じような心境だったのだろう。すごいことは頭で理解はするが、そのレベルが実感・体感できないのだ。後になってじんわりと味わうだろう。そういうものだ。ともあれ、良いものをみさせてもらった。二流しで今日は終わったような気分にもなってしまったが…。
俺は結局、4回のアタリで1枚獲得。1回目は前アタリだけで喰い込まず。2回目は孫針にガッシリ、結構待ったがアタマから喰い直す前に掛けたもの。3回目も前アタリのみ。最後の流しにきた4回目のアタリ。ジリジリと待ちながらも、活性が低くてまた喰い込まないのではないかと不安。軽い引込を見て、孫針掛けを狙った聞き上げ。痛恨のすっぽ抜け。「やられちまったろ」と操船室から船長の声。よく見ている。記録は船中0-6。実際は全員持ち帰った。4人ほどボウズが残っていた時点で、船長がそれぞれの釣り座で釣り上げてみせた。さすがだ。

今回の気づきを3つ。
  • 前2回の釣行に比べてアタリが少なかった: が、マダイと同じくボウズ覚悟のヒラメのこと、これが普通なのだろう。それだけに逃した3回のアタリがもったいない。これをどう確実に仕留めるか、が課題か・・・。
  • 外川の60号に対して、鹿島は80号: この錘では、さすがに40号負荷表示のマダイ竿では柔らかすぎる。新調するほどの経済的余裕もないので、所有物の中では、中通し竿か、古い硬めのマダイ竿のほうが良さそう。
  • 発光丸錘は奏功せず: 今回はキラキラ光る錘(大物釣った左隣氏も使用)にアタリが多かったようだ。両方準備してあれこれ試すのが良さそう。
「たった1枚?フン!」と、不満顔の上さん。多けりゃ捌けないのにと、少なけりゃ好物なのにと、どっちにせよ文句を言う。「うるせー、お前に何がわかる」の思いは口にせず、「まっ、ボウズ覚悟の釣りでおいしいサイズ釣れたんだから。でも少なかったし、デカイの釣った人もいるから、近いうちにまた行ってくるかな・・・。」と、次回釣行を正当化(?)しつつ、内心雪辱を誓う。

BJSミヨシ 40-255+B
ABU3000 PE3号
幹糸・枝糸6号80cm~60cm、捨糸4号50cm
発光丸錘80号

2009年12月20日日曜日

キスのアタマを喰ったのは?

進丸 8号船
猿島南沖 晴れ 水深30m 中潮
西風 3mのち5m 波 1m

シロギス16本 17cm-23cm
トラギス1本 20cm 他リリース

潮・風が良さげでヒラメに行きたい。鹿島も大原も好調で、船宿のあたりもつけた。が、昨日は所用で行けず、今日は休みの上さんがマーガリンの散髪を16時に予約したので連れて行けという。ならばと午前シロギスで、あわよくば泳がせで何かを、と目論む。6時に着いたが先客が両トモを占めており、左舷ミヨシに。8名乗せて7:30出船。「ハモノ良い?」に、船長快諾。先日、イナダが喰ったという。

アタリがよくわからなかったが、一投目からピンギス。これ、これ、とばかりに泳がせ開始。シロギスは、船宿仕掛けの胴突きお古を使用、よく当たる。すっぽ抜けが多いので、飲ませ気味で掛けると、ポツポツ。泳がせ竿がズルーっと沈み込む。何か喰ったか、それとも根掛りかと、聞き上げると、何やら重いが、引きがない。巻き上げてみると、キスの後頭部にかまれた跡がある・・・、何だったんだろう?タコか?その後、もう一度噛み跡があったが、針掛りに至らず。

朝焼けがきれいだったので晴れ上がり、富士もきれいに望める。後半はシロギスの喰いも落ちて、ポツリポツリ。飲み込まれて胴突き仕掛けがなくなり、天秤仕掛けに変えるとますますペースダウン。広くサビいて探ろうと投げるが、潮の影響で着底後すぐに船下まで来る・・・。船中17-36でスソ。泳がせに気を取られて、シロギスの数は伸びなかったが、型が良い。頭に浮かぶ、臭みがなく表面カリッと中ホクホク・・・、今夜は天ぷら!

BJSライトゲーム64 155I+B18
ダイワスピニング PE1号
胴突き2本針、天秤2本針

BJSミヨシ 40-255+B
電動丸1000SP PE3号
ヒラメ用泳がせ仕掛け

2009年12月13日日曜日

風の洲崎沖

2009年12月12日(土) 若潮

はら丸 8時船
洲崎沖 水深200m-230m
波2mのち1m
曇りのち晴れ 北東の風12mのち5m

ヤリイカ 3本 胴長25cm-30cm
スルメイカ 3本 胴長35cm

7時出船の喜平治丸に行くべく、4時15分に起床。気象チェック、静まるはずの風が昨日同様15m。さらに出船時刻の遅いはら丸へ。同じように考える人が多いようで、受付店内混みあう。「乗れないかな~」と困惑顔していると、察したか大女将が「久しぶり~。数か月来なかったんじゃない?大丈夫席あるよ。」と右舷トモ2番。片舷8名ずつ乗せて定刻出船。慣れない人も多く、常連さん2名呼び出されたらしい、中乗りさんとして計3名が竿を出さずに面倒をみる。

城ケ島西沖で開始、探索時間が長い。空振りの一流しであきらめ、洲崎沖へ。12mに下がったとはいえ、風はきつい。投入した仕掛けが風にあおられ、トモ氏の竿に絡む。出船前に挨拶兼ねて一言二言話しているので、嫌な雰囲気にはならない。船中ポツリポツリと上がるが、俺には来ない。イカはしばらくぶりで、乗りが良く分からない。波の上下による重みを乗りと勘違いしたか、空揚げする。かと、思うと足だけついていたりする。昼まで釣れず。なぜか焦りもなく、意気消沈することもない。伊豆半島越しに望む富士がきれい。(撮影が下手で写真ではそう見えないが)

午後になって波風治まり乗りだす。周囲の型が良いのを見て、仕掛けを14cmに交換。ずっしりの手ごたえはスルメ。次いで中型ヤリ。午前もポツリポツリ釣っていた左隣氏は4点掛けも。出船時新品仕掛けを下していた。やはり仕掛けは新品が良い。サバにもやられるが、潮回り中のツノ交換を楽しむ。ポツリポツリと追釣して15時沖上がり。船中0-15。スルメ・ヤリ併せて6杯は不本意ながら、久しぶりのイカ釣りを堪能。定番の刺身やイカ丼に飽きたのか、上さんがヤリイカのトマトスパゲッティに。美味い。

BJSヤリイカ乗り調子165+B
電動丸1000SP PE3号
ヨリトリリング、中錘なし、120号
ブランコ仕掛け ビードロ11cm7本針、ピッカピカ14cm7本針

2009年12月7日月曜日

スリルとサスペンス

2009年12月7日(月) 中潮

三喜丸 7号船
久里浜沖 水深55-60m 曇り
波1.5m-1m、風北東9m-5m

マダイ 3枚 400g-600g
イシダイ 3枚 300g-500g

昨日ブログをUp後、仕事状況を確認、問題ないので今日の釣行を思い立ち、休暇を連絡。夜、日曜のマダイ釣果チェック、どこも散々。4連ボ中だし、風もありそうだし、止めようかと迷う。マダイブログをみていて長らくご無沙汰な船宿に気づく。平日で三喜丸なら釣れそうな気がする。

3名の大名釣り。久里浜沖も周囲には3艘しか見えない。「55の50」と船長がスタートのアナウンス。すぐにヒット。慎重にやり取りしていると、ガッガッ、プツン・・・。な、何だ?ドラグゆるいのに?とチモト付近でスパッと切れたハリスを眺めていると、船長「サメがいっから、アタリが出たら竿掛けのまま高速で巻き上げて。」・・・って、そんな釣り、聞いたことないよ。

直後にまたアタリ。すぐに電動オン。おっと、すっぽ抜け・・・。次のアタリは竿で聞き上げて針掛りを確認後電動オン。すぐにプツン・・・。2.5号ハリスでテンション掛け過ぎたのか、それとも巻上げに遅れてサメの餌食か。活性高そうだし、と5号ハリスに。またすっぽ抜け・・・。ようやく上がったのは、20cmほどのイシダイ(後にリリース)。次のヒット、やっぱり巻上げ中にプツン・・・。なんと、5バラシ!細ハリスを切られないようにやり取りするマダイ釣りが、今日のは全く別物、すっぽ抜けかサメかのスリル。アタリが多くて楽しいが、こりゃー参ったなーと思いつつ、回収早巻きするとヒット。慌てて高速巻上げに変更。やった、ついにマダイ取り込み、7か月ぶり、5連ボ回避!

途中1時間ほどの沈黙とソウダの猛攻はあったものの、アタリは頻繁。喰い込ませて電動ONのタイミングをなんとか見つけて、マダイ・イシダイを追加する。が、サメに献上する数のほうが多い。それともテンションのかけ過ぎかの思いが頭をよぎる。と、出たー、頭とハラワタだけのマダイ。サスペンスだ。しかも、とほほほ、このアタマが取り込んだどのマダイのより大きい・・・。なるほど、型が良いほど巻上げ速度が遅く、サメにやられやすいわけか。準備のハリスも底をつく。切れたハリスに針をかける、4回も。帰港中に思う、速度一定モードでやればよかった、テンション一定でなく。後の祭り。

船中3-10。つまりスソ。だが久しぶりにマダイを拝めて気分上々。イシダイも釣れたし。ずいぶんサメに献上したが、面白い釣りだった、スリルとサスペンスが。

BJSミヨシ 40-255+B、電動丸1000SP PE3号
夢の天秤、サニービシL80号、クッション1m
ハリス3号7m、2.5号6m2本針、5号7m、テーパー6号6m+3号3m、4号6m3本針、等々

2009年12月6日日曜日

2009年の誕生日

良く寝た。昨日誕生日に帰国。珍しく眠気が来ないのでのんびり11時半まで飲んだ。それでも時差ボケで夜中に目覚めるだろう、そうなれば釣行しようと思っていたが、起きたのは6時半。自分で思うよりも疲れていたようだ。

久しぶりの海外出張だった。2年ぶりだろうか。日米の方向性を一致させること。その前に国内でのベクトルを合わせること。経営と現場が離れている、現場間も。米国内も同様。上下左右でバラバラ。非難や批判が随所に噴出する。それを提案や挑戦に変える。外圧の高まりに乗じて特に11月に入ってからは目まぐるしく駆け抜けてきた。まだまだ紆余曲折するだろう。が、少なくとも同じ方向を向いて様々な人々が様々な力を発揮し始めた。懐かしい面々が元々持てる地力を発揮しだし、新たな面々が新鮮な力を見せ始めた。目標は高く道のりは途方もなく険しい。もはや悲観するまでもない、ただ楽しむだけだ。

そんなこんなが可能なのも、上さんの順調な回復ぶりがあってのことだ。出張中に4段の表彰。もうメンバーリストの古参側に位置するらしい。それだけ継続が至難だということだし、気は抜けないが、様子からはもうなんら心配するところがない。昨年はどうだったのかとブログを振り返る(2008年の誕生日)。3段の表彰式に出かけたことを思い出す。今年はいけなかったが、一人で行ってきたらしい。残るパニック障害の克服に向けて、これは大きな前進だ。出張不在中の発作を一番恐れていたが、予期不安すらも全く起きなかったという。文句たれながらもバイトを楽しんでもいる。家事でもかつての細かなこだわりを取り戻しつつあるようだ。疲れたろうからと昨夜は、マグロカルパッチョやサザエ壺焼きを始め、あっさり系のつまみを取り揃えて、いつもより少し高いワインで誕生日を祝ってくれた。弁当で済ませていた3年前を思い起こすと、その回復ぶりが本当に嬉しい。音沙汰なしの長男Tにも会ってきたらしい(こちらは相変わらずのようだが)。新たな薬の効果か。このまま順調な克服を祈る。

いい天気だ、無釣行にもったいないぐらいに。今年の目標キロオーバーのマダイが未達。正月用にはこっちのほうがいい、とリクエストの強いヒラメも仕留めねば。不在中にバイト仲間とパーティして、ストックも持っていかれたらしく、イカもないよとの声も久しぶり。今年の残り3週末、狙いは決まった。マダイ、ヒラメ、ヤリイカ。

2009年11月28日土曜日

待ってろ、サカナども

今週は久里浜・剣埼・亀城根のマダイが好調だった様子、トップ10枚オーバー日もあったようだ。鹿島・外川・大原のヒラメも絶好調を維持。不調だったヤリイカも上向き模様。今日土曜は好天、少々風があったようだが、楽しめたろう。にもかかわらず・・・仕事が忙しい。今日も結局フル出勤になっちまった。先週三連休の二日仕事に続き、実質週一しか休めない。が、この不景気に仕事があるのだから不満は言えまい。この仕込みがいつか復活につながることを願うばかり、光明はまだ見えないが・・・。それにしても、明日から海外出張で、来週末も釣行は無理。・・・とほほ。帰国後、平日休んで行くぞ!!待ってろ、マダイ・ヒラメ・ヤリイカ!!・・・って、こんなときは、旬というか機を逃してしまうんだよな、大抵。

2009年11月23日月曜日

困った時はアジ

中潮
関義丸 第8
走水沖60m~観音崎沖80m
曇りのち晴れ 風北東多少 波1m

マアジ19本 25cm~38cm

昨日は早起きするも10m以上の強風と1月並の気温で釣行断念、結局また仕事。どこも釣果は振るわなかったようなので正解。マダイ連続ボウズで忘れた釣味を取り戻すべく走水へビシアジ。困った時はこれに限る。6時過ぎに着いたが新造船第8関義丸の前にはすでにクーラーボックスが10個ほど。左舷ミヨシに着座。「広くてきれいですね。何トンですか?」と水を向けると、「18トン。幅は4.80m。」と船長。第5より1mだけなのだがもっと広く感じる。満員20名乗せて真沖へ。

開始早々30cmクラスの良型が船中あちこちで上がる。ククンッというアジ特有のアタリと引き味が、久しぶりでうれしい。流し替えることなく好調に釣れて、バラシながらも1時間ほどで7本の良型ゲット。こりゃー30本はいけるかななどとほくそ笑えんでいると、巻上げ中に突っ込み、かわす間もなくプツン。ダブルだったのかと2号ハリスを2.5号に変更。今度は棚を取り直したとたんに強烈な突っ込み、またしてもハリス切れ…。もしかして…?と考えていると、裏側右舷ミヨシでマダイだ!やっぱり。ドラグを緩めて備えるが、時すでに遅し。それどころか、潮止まりなためか、マアジの喰いも悪くなってしまった。ツ抜けもままならないか…?

船長も見切ったか、11時頃観音崎沖へポイント移動。すぐに大型を取り込む。上潮がきつくなりオマツリが頻発する。太い仕掛けがなくなり、1.5号をはらはらしながら使う。細ハリスが奏功したのか、頻繁にアタリが出る。重さに慎重に巻きあげるとトリプル!タモをどう入れてよいかわからないので一気に抜きあげ。楽しい!イサキ用3m仕掛けでポツポツ追釣し沖上がり。すっかり晴れ上がり、気持ちよく帰港。船中4-28。外道にマダイの他ブリクラスのワラサも。マダイ(らしき)はここでも逃したが、やっぱり困った時はアジ!

BJSヤリイカ乗り調子165+B
電動丸1000SP PE3号
ビシ130号、天秤30cm、クッション30cm
ハリス1.5号~2.5号、2~3m、2~3本針

2009年11月21日土曜日

三連休なので

ヒラメを狙いに鹿島か大原デビューしようと目論んでいたのだが、今日は丸一日仕事・・・。一仕事片付いたが、まだ他にもやることは山積みで、もう一日ほどはつぶれそうだ。明日は釣行でリフレッシュ、明後日に残りの仕事を片付けよう。となると、外房まではとても行けない。近い東京湾・相模湾でなにかしら好調な釣りものはないかと、釣果チェック。好調だったイナダ・マダイも今日は不調模様、週末になるとこれだ。ワラサも終わりかな。ヤリイカが良かった様子で、イイダコもまだいけそう。が「イカ類はもういらん。イイダコはきらい。」と上さんは相変わらず・・・。「どっちでもいいよ、それなら。」のアジかキスにするかな、明日は。忘れた釣り味を取り戻すにも絶好だし。

2009年11月15日日曜日

荒天後の荒食いかド貧果か

来週の日米会議を控えて今週は忙しかった。金曜午後になってようやく日本側の方針が決まる。昨土曜も出勤、なんとか準備を整えた。少々疲れた。リフレッシュ釣行は何にしようかと考えを巡らせつつ、夕食の豚ステーキを頬張っていると、「もう魚なくなった。明日は行くんやろ。マダイはやめとき、どうせ釣れへんねんから。イカとアジ以外やったらなんでもええから魚持って帰ってきて。」と上さん。ぬぬ、読まれている。
確かにマダイ4連ボにもなるとリベンジの意気込みも薄れ、なんでもいいから釣味を楽しみたいという気分でもある。こういうときはビシアジやイカ類が良いのだが、両方封印されるとハタと困った。キス釣りを楽しむのも良いが、プラスアルファの泳がせハモノが喰わないと物足りない。ヒラメで鹿島か大原にデビューしたいが、遠くて腰が重い。何かないかと釣果情報を見るが、ここ数日の荒天でほとんど出船していない。明日は南西風が強まる予報で、相模湾のウィリーも辛そうだ。ふと、小柴港と金沢漁港のイナダ&マダイが目につく。好調なイナダなら楽しめそうだ、状況みてマダイも狙うようだからうまくすれば・・・。そそくさと釣具と仕掛け類を準備して就寝。
4時45分に起床。歯磨き・洗顔すませるが、どうもシャキッとしない。思いの外、疲れが溜まっているのか。天気予報を最終チェック。晴れるが昼前から西風強まり、湾内でも2mの波。荒天後の荒食い模様と底荒れによる貧果模様とが、交互に頭をよぎる。うねりの中、風に吹かれてぐったりしている姿が浮かび、気分が萎えた。中止を決定。今日は所用を片づけ、ゴロゴロしていよう。

2009年11月8日日曜日

ツキのないときは・・・

2009年11月8日(日) 小潮

瀬戸丸 第18号船
剣先沖 水深 45-55m
晴れ 後風少々 凪

マダイ 0
外道 アカイサキ リリース

絶不調!アタらず。棚取りが悪いのかな~、ワラサ・イナダはおろか、アジやソウダもかすらず。左舷9人のトモ4番。左舷は右隣りの1枚のみ。船中?枚。魚の引きを忘れてしまった。おまけに道糸切れで天秤・サニービシ・クッションをまとめてロスト。店でやってもらった編み込みが解けた様子。とほほほ・・・、つかないときはこんなもの。ついにマダイは4連ボ!剣埼→カメギ→久里浜→剣埼。やはり平日釣行でないとダメかな、マダイは。それとも、はやりのひとつテンヤマダイとかスピニングマダイとかいうのを勉強に、大原に行くか・・・。「またボウズ?タイやめたら?ヒラメでいいよ、正月用も。」と上さん。ヒラメに失礼だろ。

BJSミヨシ 40-255+B
電動丸1000SP PE3号
サニービシ80号→貸しビシ80号
5号7m、3号7m、6+3号9m、2.5号6m2本針、2号6m2本針 

2009年11月3日火曜日

不機嫌なタイ

2009年11月3日(火、祝) 大潮

ムツ六釣船店 第10東丸
下浦沖 40m
晴れ、北風やや強い、波1m

マダイ0
ヒラソウダ多数、小ヒラメ リリース

土日は、結局仕事してしまった。気分転換兼ねて、昨年いい思いをさせてもらった正月用マダイを狙いに今年もムツ六へ。ワラサも終わりに近づいたからだろう、6時前に着いても28号船はすでに満員、大船長が10号船に案内する。風潮からは今日は前半右舷トモ、後半左舷ミヨシが良さそうだが、空いていた右舷ミヨシに。

船中1枚。28号船も0-2、船中7枚。潮が澄み過ぎたらしい。3号7mで始めたが、潮が速いので2段テーパー9m、喰い渋るので2.5号6m、広く探るべく2本針、漂わせようと浮きビーズ、ソウダの猛攻を避けるべくガン玉、思いつくものは全てやったが、奏功せず。2号ハリスを作ろうとまでしたが、風のためうまく結べず断念。やはりあらかじめ準備が必要。釣れたのはソウダばかり。上針についたイナダも取り込み時に下針のソウダに振り落とされてしまった。マコカレイかと思いきや左向き。ここでもヒラメとは相性が良いのかと、20cmの可愛らしさに和まされて苦笑しながらリリース。

参った。マダイにボウズはつきものとは言え、気がつくと三連ボ。なんと5月4日以来ちょうど半年もマダイの顔を見ていない・・・。今年の目標の一つヒラメデビューは果たしたが、もう一つのキロオーバーマダイは未達成。あと2カ月しかない・・・。

BJSミヨシ40-255+B
電動丸1000SP PE3号
天秤50cm、サニービシ80号、クッションゴム1m
3号7m、6+3号二段テーパー9m、2.5号6m(1本針、2本針)

2009年10月31日土曜日

4連休の思惑が…

外房へヒラメ釣りに行くべく、11月2日(月)に休みを取って4連休にした。主催する会議等も全て2日を避けて、釣行準備も万全。と、本店からプロジェクト説明に来い、と。・・・とほほ。休暇は取りやめ、休日も返上。雨の先週に続き、2週連続の無釣行か。いやいや、今日中に仕事片付けて、明日または3日には行くぞ。外房は無理でも、湾内のマダイが上向きだし。マダイと言えば、正月用もそろそろ確保せねば。

2009年10月18日日曜日

こんなに難しかったっけ?

2009年10月18日(日)大潮

午後LTアジ 第5忠彦丸
八景沖 30m前後
晴れ 波0.5m 風少々

マアジ 8本 17cm~25cm

昨日も今日も早く目覚めたのだが、どうも釣行に気乗りしない。今週はパスしようとも思ったが、二男Kの授業料振込その他所用に出かけてみると、思いのほか陽気が良い。嫌ななことも済ましたことだし、と午後のLTアジに乗り込む。右舷トモ2番。二流し目にまずまずの型を見た後、ず~と、アタらず。イワシミンチが粘っこく、柔らかい竿ではコマセワークが難しい。硬い竿に変える。ダメ。潮が速いのでウィリー用1.75号2.5mで始めたが、潮止まりになって2m以下にカット。ダメ。見切りをつけてアジ用ハリスを使うが2号(と2.5号)しかない。やっぱりダメ。ヒラメづいて、アジの釣り方を忘れてしまったかのよう。ラスト1時間、中乗りさんがタックルを手にやってみる。やっぱりダメ。これ使ってみて、と渡された1.5号ハリス。ようやくポツポツ釣れ始める。潮が澄んでいたので、なおさら細いハリスのほうが良かったようだ。時すでに遅しの沖上がり。難しい~。船中1-35。左舷のほうが良かった様子。

釣果は散々だったが、快晴で心地良い風が吹く洋上、のんびりした午後。すっきりリフレッシュ。やめられない。帰港後、以前シロギスで世話になった船長と談笑。「今日は厳しかった~。」に、「スミイカもきつかった~。」らしい。ハガキを渡すと、アジ用1.5号仕掛けをくれた、遅いがな。後片付け中のマダイ船長に、「マダイに出れないと面白くないね。」と水を向けたと、「体の一部がなくなった感じ。」と笑いながらも、「釣れて美味くて短いのにはかなわない・・・。」と、なにやら元気がない。船長業も楽ではないらしい。

三咲ライトマスターII-165改、ABU左巻き PE1.5号
BJSライトゲーム64 I-155+B18、ABU5500 PE3号
貸し天秤ビシ40号

2009年10月12日月曜日

第2戦 ミニサイズ

2009年10月11日(日) 小潮

三浦丸 21号船
河口沖 水深30-40m
晴れ 無風 波なし うねり少々

ヒラメ 6枚 28cm-38cm
ハタ 1本 30cm

かつて10月10日だった体育の日は2000年以降第2月曜。片道少なくとも3時間かかる外房へは前後に余裕がある3連休の中日が都合が良い。今月からヒラメ解禁になった片貝や大原ならもう少し近いが、初めての港・船宿へ行くには準備不足。慣れてきた外川港三浦丸に3時到着したが、なんと4隅は2番までクーラーボックス。「(左舷だけで)8人もいるのけ?」と船長も言う盛況の中、「狭いけ、もう少し寄りなぉー。」のミヨシ3番。5時前出船。睡眠不足解消にポイントへの行き帰りの小1時間はうたた寝。

アタリがない。トモ寄りで数枚良型が釣れたが、その後は流し替えても船中沈黙。8時過ぎ初ヒット。底での粘りがないなー、と釣り上げたのは、大きなメバルかと思いきやハタ。はじめまして。狙ってもなかなかつれない高級魚らしいが、今日はヒラメ。本命ヒットは9時過ぎ。巻上げの軽さに予想はしていたが、30cmに満たないソゲを抜きあげ。すかさず「コンマイのも煮付けにすれば喰えっから。」の船長アナウンスに船中爆笑、沈滞ムードが和む。10時半トモよりでポツポツ連続。時合いかと、竿先に集中、たまに底をさわる程度の高め棚に修正。1時間で5枚連釣、周囲の羨望。船中渋く20分ほど延長12時20分納竿。船中0―6。型が小さいが、ボウズが多い中のダントツトップ、不満は言えまい。

釣果以外の収穫が5つ。
  1. イワシの種類やサイズに応じた掛け方: ウルメイワシ(?)か、当日のは目が大きくうるんでいて、10cmほどの小ぶり。外れ防止のためだろう、船長は「鼻掛けか、目の手前を横に」とレクチャー。弱りやすいのだろう、「孫針は掛けなくていい」とも。実践の結果、2枚は丸呑みで、他全てはヒラメの口に、親針ががっちり。前回は、15cmほどのカタクチイワシ(?)に、親針を上あご、孫針を背びれの後ろ。二回を通して、イワシのイキの良さの重要性を実感。
  2. 仕掛けの太さ: 6号ロスト後、大型狙いで8号ハリスを使用。釣れたのは小型ばかり。が、太ハリスでもヒラメは喰いつくことを実感。「喰い渋りには細ハリス」は泳がせ釣りには無関係か。特に混んでいるときには、オマツリ防止に少々強引なやり取りもできる太いハリスが安心。
  3. 発光白錘: 連釣は、根掛りロスト後、温存していた発光白錘に変えてから。目立って集魚効果があるのか、ヒラメの縄張り意識か食欲でも駆り立てるのか、前回と併せて効果はありそう。三角銀色の集魚板使用の右隣氏、細工なしで小田原錘の左隣氏は、ともに0釣果。
  4. 柔らかい竿: うねりは小さかったがそれでも、左右の標準的な硬さのヒラメ竿に比べて、底打ちした時のはね方が違う。その分、泳がせエサの挙動も自然で、ヒラメが咥えたときの違和感も少ない気がする。
  5. 棚取り: 連釣は棚を若干上げてから。その時のアタリ棚だったのだろう。慣れてくると、釣れない時は何をやっても釣れないとばかりに、置き竿放置になりがち。が、ほんのわずかな違いでアタることを実感。マダイと同じくヒラメもいつも同じパターンでは釣れないらしい。その日その時にアタる棚取りの探し出しをあきらめるな、ということだろう。
乗客大勢も不満の残る船中釣果に、帰港後船長親子はいつもの弁当・飲み物・お菓子に加えて、お土産のシラスパック配布に忙しい。「ミニサイズばかり6枚」の速報メールに、「いいよ。全部確保。」とにっこりマーク付きの上さん返信。ヒラメとなるとバアバにも知らせぬガメツサ・・・。世話になったがボウズの左右隣氏に一枚づつ分けようかと思ってもいたのだが、そうしなかったのが良かったのか悪かったのか・・・。

BJSミヨシ 40-255+B
ABU5500 PE3号
枝糸8号~6号 80cm~100cm
捨糸4号~3号 50cm~80cm
錘60号 小田原ノーマル、丸発光 

2009年10月8日木曜日

オマツリディ

2009年10月4日(日) 大潮

はら丸 8時船
洲崎沖~城ケ島沖
水深100m~180m
晴れ 微風 凪

スルメイカ 5杯
ヤリイカ 2杯

続いた雨があがって皆考えることは同じか、片舷に11名が並ぶ大混雑。右舷のトモ3番だが、水深があるうえに二枚潮、サバ、しかも左はビギナー。左・右・後ろとオマツリのオンパレードでほとんど釣りにならず。取り込んだ数よりバラシた数のほうが多いか。5人が絡む大マツリでヤリイカ竿のガイド1つ損壊・・・。処分に困らぬ釣果と、古い仕掛けが5組も処分できて、良かったとも言えるが・・・。船中3-38とノリは悪くなく、左右ミヨシが特等席だった様子。右ミヨシの山さん、「7杯?オマツリディか。」と苦笑い。テーマだったヤリイカの小さなアタリ取りができたことが収穫。

BJSヤリイカ乗り調子165+B
BJSスルメイカ直結110+B
電動丸1000SP PE3号
ヨリトリリング、中錘なし、錘120号
18cm 直結12本、ブランコ7本
14cm 直結9本、ブランコ7本、他

2009年9月27日日曜日

ちょこっとシロギス

2009年9月27日(日) 小潮

進丸 第8号船
猿島沖 水深25-35m
晴れ 風多少 波1m

BJSライトゲーム64 155I+B18
ダイワスピニング PE1号
錘15号 進丸胴突き2本針 

シロギス 23本 15-23cm
トラギス多数リリース

鮮烈なヒラメ釣りの感覚がいまだに残っていて、マダイにもワラサにもスルメイカにも行く気にならず、昨日は一日のんびりした。今朝は早く目が覚めた。前回置き忘れたカッパ上下を回収がてら、進丸に半日サクッとシロギス釣り。6時前到着。連休後だからか、釣り人少なく一番乗り。右舷トモを確保。

「混まなければ泳がせてもいいですか?」に船長快諾。右舷は5人しかおらず、左舷も同じくらいだろう。7時半出船。思ったより風があり肌寒い。保管していてくれたカッパを早速着込み、堤防裏住友ドック前で開始。アタリはあったが乗らず、二流しで猿島沖へ移動。ポツポツ釣れる。型も悪くない。

4匹目にようやくピンギスが釣れ、泳がせ開始。波がなく風があるときには、中通しがぴったり。ABU5500に巻いたPE3号に60号の発光丸錘のヒラメ仕掛けで、何か喰わないかと目論む。半日アタリすらなし。海底の古い仕掛けをひっかけて、エサのピンギス一匹に逃がしたのみ。猿島沖ではダメか、やっぱり。

その間シロギスのほうは、喰い渋りでポツポツ。船下だけではアタリが遠いので、後方に投げてサビくと乗ってくる。大中小混じり。船中あまり釣れていないようで、船長は15分延長、11時15分沖上がり。下船時、「渋かったけど23獲れたよ。」に、船長も少しホッとした様子。船中5-25。泳がせながらも、のんびりと飽きることなく楽しめ、気分転換できた。

2009年9月23日水曜日

ヒラメ デビュー

2009年9月22日(火、祝) 中潮

三浦丸 21号船
鹿島沖 水深40~50m
曇りのち晴れ 無風 うねり1.5m

BJSミヨシ255+B PE3号
錘60号 孫針シングル、トリプル
親孫間15cm 
幹糸6号80cm~100cm
捨糸4号50cm~80cm

ヒラメ 6枚 38cm~50cm
ワカシ 1本 30cm

船中6名の左舷ミヨシに陣取り、定刻5時に港を出てみてびっくり。うねりが2mほどもある。台風14号の影響がまだ残っているのだろう。21日釣行予定の電話予約で「22日にできねーか?」とお上さんの言に納得。去年ヤリイカでお世話になった銚子外川の三浦丸で、今年の目標のひとつ、ヒラメに初挑戦。曇り空のわずかな切れ目から昇る朝日にありがたいものを見た気にさせる。

「デカイ!」右舷トモで取り込まれた船中1枚目を見て声が上がる。70cmはあろうかというまさしく座布団。長さそのものはワラサと変わらないが体高があるので大きい。背びれ腹びれ尾びれを開いて威嚇するからド迫力。俺にもゴツゴツしたアタリ。聞きあげるとすっぽ抜け。ヒラメ40と言われるが、あれだけ明確なアタリでもイワシをモグモグ中だったらしい。予習はしていても実戦で体感してみないとわからんものだ。次のゴツゴツはじりじりしながら待つ。長い。ときおり糸がフケる。グーッと引き込まれたときに聞き合わせ。ずっしりと乗った感覚を味わいリーリング。取り込まれたのは40cm弱のソゲと呼ばれる小型。常連さんはなーんだという雰囲気(柔らかい竿にまどわされた様子)だが、俺には嬉しい初ビラメ。アワセのタイミングはわかったとばかり、続いてのヒットも確実に仕留めて45cm級の2枚目。もう満足、いつもは思いつかない船上での写真撮影。

どんな反応が魚探に出るのか分からないが、しばらく沈黙があると船長は小移動する。同じポイントを流しかえるのではなく、3分から10分かけた、まさしくポイントの移動だ。こうしてポイントを次々移動しながらポツポツと釣らせる。俺も3枚目、4枚目と釣りあげる。僚船が周囲に全く見えなくなったり、10艘近くまとまったりする。外房の広さと魚の濃さを実感する。東京湾ではもちろん相模湾でもなかなかこうはいかない。

正にビギナーラックか。5枚目50cm級を取り込んだ後に、右舷ミヨシ氏が「竿を変えて正解だったね。」出船前に、張りのある中通しを使おうとしていたところ、「型も大きくないから柔らかい竿のほうがひき味を楽しめるよ。イケスが近いほうが楽だから釣り座はミヨシ。」とアドバイスしてくれた30年通うベテランだ。素直に従ったのが奏功したか。60cm級を1枚取り込んだ後続かなかった左舷胴間氏は「白い丸錘は発光?最近効果あるって書かれているよね。」と尋ねる。「そうです。ヒラメ初めてなもので錘買いに行ったら、普通の錘の近くに発光って書いてあったから。寄せる気はしますよね。」と調子づく。

竿や発光錘の効果かもしれないが、丹念な棚取りが一番効いたかと、自分では思う。潮が濁り気味だったので、低めに。底立ちをマメに取る。根がかりの少ないポイントらしいが、フラットではなく、時には2-3mも伸ばしたと思うと直後には同じぐらい巻き上げるほど、起伏がある。捨て糸の長さに応じて。50cmの仕掛けでは50cm浮かせ、うねりでたまに底を打つように、80cmではあまり浮かせずにやや頻繁に底を打つように、いずれも底から1m以内をイメージして。手持ちでも置き竿でも同様。そうこうしているとアタリがでて退屈しない。6枚目を無事取り込んで納竿。途中、大型らしき引き込みを強引にひきはがそうとしてハリス切れ!これは悔しかったが、この釣りの難しいところも体感。船中1-6(二番手5枚2名)で、デビュー戦、竿頭!大満足。「ヒラメ6枚」の釣果メールに、「やったあ、全部家に置いておく」と、裾分け禁止宣言の上さん。手のひらサイズと思っているらしい、ブツをみればガメる気もしなくなろう・・・。

行程1時間の帰港中、横になってウトウト。銚子に日帰り釣行はやはりきつい(前泊がよかろう)。前夜8時に寝て深夜12時に出発。トイレ休憩とコンビニ買い物含めても予想外に早く3時に到着。午後1時30分に港を後にし、連休渋滞も覚悟していたが、携帯ナビが最も少ないルートを選んだか(大井JCから東名へ)、5時前には帰宅。ヒラメを新聞紙にくるんでチルドに入れ、犬の散歩、洗濯、釣具掃除がてらの風呂を済ますと朦朧。バイト後鶴間会合の上さん帰宅と入れ違いに8時には爆睡。翌朝ブツを見た上さん、「こんなん捌かれへん、6枚もどうすんの?!」・・・やっぱり。

佐島デビュー

2009年9月21日(月、祝) 大潮

つね丸 17号船
三戸沖~城ケ島沖~亀城 水深30m~70m
曇り時々晴れ 凪 微風

BJSミヨシ40-255+B PE3号
サニービシ80号 2.5号~5号 1、2本針

ゴマサバ 2本 30cm
ヒラソウダ 1本 45cm

9月の5連休、シルバーウィークと言うらしい。ゴールデンウィークにあやかったか、敬老の意味合いか。敬老の日が第3月曜に変わったため、秋分の日23日が水曜になる年は、間の火曜を国民の祝日と称して、土日と併せて5連休になるらしい。21世紀中に8回しかなく、次は2015年とか。それまでには、また法律改正で変わっているだろう。前半は台風14号の影響で釣行見合せ、中日に以前から気になっていた佐島のつね丸へ。

6時出船に対して4時半に着いたが、すでにほぼ席は埋まっており、10名左舷の胴間にかろうじて確保。潮風からは右舷が良さそうだが、しょうがない。港が遠浅で大型17号船は岸から数10mに停泊、行き帰りは8名乗りの渡し船がユニークだ。三戸沖40mで開始後船中ポツポツ取り込む。左右の人もあたる。俺はタモ入ればかりでヒットしない。城ケ島沖50~70mではソウダの猛攻。三戸沖に戻って船中追釣後、最後は亀城根も探る。結局ゴマサバ2本と、リリースを繰り返したソウダの中で太いヒラ1本のみ持ち帰り。朝一を除き、喰いは渋く、0-3枚。船中10枚程度か。一番嬉しいのがステッカーの追加で、佐島デビューは散々な結果に。

2009年9月14日月曜日

全船イマイチな一日

2009年9月13日(日) 長潮

関義丸午前アジ 第5号船
走水沖~海堡沖 60M~40M
晴れ 凪 無風~南西微風

BJSヤリイカ165+B
電動丸1000SP PE3号
テンビン50cm ビシ130号 クッション30cm
2.5号2m2本針、1.75号2.5m3本針

マアジ 4本 28cm~33cm
マサバ 2本 40cm

土曜は上さん連れて藤沢、後仕事、雨模様なのでちょうどよかった。ワラサ各船不調、マダイ各船も不調、スルメ各船も回復には遠い。こんな時はアジ、と久しぶりに走水港へ。横横道路が馬堀海岸まで伸びて、早くて楽。5時半予定が5時過ぎには着いてしまった。船がまだ岸に寄せられていない。車内で朝飯喰い周辺散歩の後再び見に行くと、いつの間にやら常連さんが渡しをかけて左右トモ、右舷トモ二番を獲っていた。右舷9名のトモ3番を確保。

朝一のマズメのみ。型は良いが数伸びず。その後は探検丸でも反応あるが、アジは口を使わない。潮が効かずラインが立つ。移動しても同様。喰ってくるのはサバばかりに。船中1-11。午後への延長を考えたが、所用があるし、帰宅後の処理と明日がきつくなるので断念。へこみの半日を選んでしまったようだが、事後確認では湾内・三浦はどこもぱっとせず、カツオのみ好調。

二人には十分な釣果。上さんはアジ1本を丸のまま塩焼き、俺は久しぶりに〆サバ。でっぷり肥って油がノリノリ。絶品。大きな半身をあっさり平らげた。〆た半身を焼いても旨いという。明日やってみよう。ヤリイカがぼつぼつ出始めた様子だ。

2009年9月7日月曜日

天ぷらネタ調達

2009年9月6日(日) 中潮

進丸 8号船 午後キス
住友ドッグ沖~猿島沖
水深15m~30m
風あり 波1m

BJSライトゲーム64 I165+B18
ダイワスピニング PE1号
三咲ライトマスター II-180
ABU1601左巻き PE1.5号
錘15号 進丸胴突き2本針仕掛け

シロギス 21本 17cm~23cm

左のひじと両肩が痛い、シャクリすぎの影響か。一日のんびりする予定だったが、快晴で暑い。「信州そばをもらったので天ぷらにするキスが欲しい。」の上さんに、これ幸いと進丸の午後船に。左舷6名のミヨシ3番。台風の影響か風が結構あり、「今日は堤防の中」と船長。喰いがわるく、ピンギスばかりなので、しばらくして「凪てきたので沖に出る」と、猿島沖に移動。ここでは型は良くなり20cm級も。で流し替えごとにポツポツ拾い釣り。船中12~44とあるが、左舷ではそんなに伸ばしていなかった。左右ミヨシは9、11だし、良型を結構釣っていた右の人でも25だし、ひだり二人は一ケタだろう。トモに和竿で通しの人がやっていたのでダントツだったのか、右舷の誰かか・・・?

天秤2本針も試したが風で絡むので、胴突き2本針でほぼ通す。柔らかいライトゲームを置き竿に、硬いライトマスターで誘う。前回同様ゲームはかかるが、マスターではアタリがあっても喰いこむのが2-3回に1回程度になる。やはりはじいている気がする。後から気付いたが、ライトマスターではクッションゴムをつけてみるのも手かもしれない。

「ご要望の品21匹」の釣果報告メールに、めずらしく「ありがとう」と素直な返答。生活費使い込みが堪えているらしい。いい薬だ。

2009年9月6日日曜日

でかいクーラーに

2009年9月5日(土) 大潮

ムツ六釣船店 第21東丸
久里浜沖~下浦沖 35-45m
曇り後晴れ 風多少 波0.5m

アルファタックル船中通し30-270
電動丸1000SP PE3号
サニービシL80号
6号6m、8号6m

ワカシ1本 35cm
サバ、ソウダ リリース

小さなワカシ1本になってしまった、ワラサ狙いなのだが。乗船券が10枚たまり、無料乗船。北東の風で下げ潮なので右舷トモを狙っていたが、前回同様2艘目客待ちの2番目になり、28号船からの移動組二人がトモから2席を採る。右舷5名の真ん中。潮が速かろうと細いPEを巻いた1000SPを使う。左のビギナーが一式揃えての初釣行か。太い道糸が目の前を横切り、右の人と苦笑い。潮風の読みとリール選択は正解。開始直後に左舷トモにヒット、続いて右舷トモ2番とトモ、さらに右の人の2本目をタモ入れ。こちらには来ない・・・。

棚取りの迷いからか、勝負どころの朝1時間を逃す、またしても。底から7-10mの棚指示。着底後、潮で時には10m以上流された糸ふけを取るべく底ダチを慎重に数回取り直してから棚を探っていた。右の人を観察すると、着底即糸ふけを取り、底ダチは1回浮いたことを確認して棚取りしている。この早潮では道糸はどうせなびくし、その間にもコマセはバラバラとでてしまっているはず。素早く棚取りするほうが良かった。8mの仕掛けを準備しなかったことも敗因か。早潮時に付けエサをコマセと同調させるには6mでは短い。

長い沈黙が始まったが、せっせと巻き続けるしかない。潮止まり前後に喰いが立つのを期待したが、それもない。それも見極めたのか、船長はラスト1時間で下浦沖に移動。すぐにバタバタ釣れるがサバとソウダばかり。さして太くもないのですべてリリース。またかと思いつつ巻き上げるとワカシ。これはお土産に。船中0-2で7本。人数の多い28号船でも0-4で13本。剣崎沖や城ケ島沖も喰いは渋かった模様。先週といい今週といい、どうも週末となると釣果が渋くなる。各船宿はまだまだロングランと宣伝しているが、今シーズンのワラサはボチボチ終わりか、少なくとも俺は。バカでっかいワラサ用クーラーに、小さなワカシ一本。氷だけよりはまだマシか。

2009年8月29日土曜日

ワラサ無惨

2009年8月29日(日) 長潮

瀬戸丸 21号船
城ケ島沖 30-40m
晴れ 微風 波1m

アルファタックル中通し船30-270
電動丸3000ビーストマスター PE6号
サニービシL80
6号6m、8号6m

ワラサ 0.1本

2時半に起きるつもりが1時に目が覚めた。下痢だ。こんな日はロクなことがない。中止も考えたが、行かずに好釣だと後悔する。出発前も出船前もトイレに駆け込む。いやな予感。右舷9名の胴の間真ん中。狙いは朝一。左右でヒット。こちらには喰わない。1時間ほどで静まり、朝の時合いを逃す。・・・ツキがない。「昨日までは入れ食いだったんだけどなー、今日はすっかり潮が変わってしまった。」と船長。 オキアミの尾を切っているとハサミが根元から折れた。・・・ツキがない。

粘るしかない。1投4分のインターバルを維持、コマセを撒き続ける。アタリがない。ずーっと沈黙。11時過ぎ、竿先に軽いアタリの後大きく沈み込む。待望のヒット。嬉しい。押したり引いたり、魚とのやり取りが楽しい。と、いきなり暴れたかと思うとスッと軽くなった。しまったと思った時には後の祭り。取り込んだのは・・・、アタマだけの無惨なワラサ。サメにやられちまった。ツキがない。楽しんでいる場合ではなかった。一気に巻き上げねば。その後も粘るがアタらず。3艘の高低で0-7。この日唯一のヒットも逃した。・・・腕もないがツキもない。朝の予感的中・・・。

2009年8月23日日曜日

スルメイカ・・・わからん

2009年8月23日(日)

はら丸 6時船
城ケ島沖→洲崎沖 曇りのち晴れ
水深100-200m 微風 波0.5m

BJSスルメ直結120+B
電動丸ビーストマスター3000 PE6号
中錘10号 錘120号
18cm直結12本 ピッカピカ針 ケイムラコート
18cmブランコ9本 デュエット針

スルメ 9杯 35-45cm

22日予定だったが波風強くパス。23日は凪たので正解。が、釣果はだめ。ノリが浅い。イカが抱きつくというよりちょっかいで触る感じ。巻上げ中にバラす。取り込んだイカも観音乗りが少なからず。最高でも2点掛け・・・。

左舷トモ。総勢5名で船中7-9。右舷トモと同数で竿頭っていえばそうだが、とてもそんな気分になれず。珍しく船長も左舷胴の間で竿を出す。リモコン操船しながら、少なくとも17杯干しており、さすが。18cm直結12本針。色、種類とも様々。ほとんどしゃくらず単に巻上げ、アタリをとって掛ける、という釣り方。2-3点掛けポツポツ。それでもやはり巻上げ中のバラシが多いという。

帰港時に「ハマればバカスカ釣れるんだけど、今日はわからない。バラシばっかりでした。」に、船長「あんだよー、この前45で今日は9かー。俺でも17、8杯獲れてんだから、うめえー奴はもっと釣るベー。まだまだ研究の余地ありっつうこったなー。」ごもっとも。ケイムラコートは逆効果だったか。しかし、新品のデュエット針にもノリは悪かったし。落とし込みにも今日は乗りなし。ハリスは新品だし。やはりオーロラがよいか。それより、小さなアタリを感知しないことには駄目だ、こういう日は。ラインがPE6号ではやはり太い。PE3号をSP1000には巻いてあるが、多点掛け時にパワー不足。やはり、BM3000をPE4号か5号に巻き変えるか・・・。

2009年8月16日日曜日

リレーで釣り三昧

2009年8月15日(土) 長潮

忠彦丸 快晴 弱風 波0.5m

午前シロギス 第39忠彦丸
中の瀬 水深25-30m
BJSライトゲーム64 155I+B18
ダイワスピニング PE1号
胴突き1号2本針、天秤1号2本針

午後LTアジ 第1和彦丸
八景沖 水深20m
BJSライトゲーム64 155I+B18
ABU5500 PE2.5号
貸しビシ40号
1.5号~2.5号 1.5~2.5m 2~3本針

シロギス29本 17~23cm
アカタチウオ、トラギス
マアジ19本 20~25cm

上さんはアジ、ばあばはキス。二つの要請をまとめて済ますべく、午前午後のリレー釣行。初。半日船は一日船よりも若干割高だが、とうしにすると割引が効いて割安になるのが良い。

シロギス、左舷ミヨシ。前回好調だった柔らかい竿、今回も好調。余っていた進丸の胴突き2本針仕掛けを試す。投げ入れてサビクが、潮流が逆ですぐに船下に潜る。このところ風と潮の読みが外れている。不利な状況だが、船下コツコツが奏功。ぺーすが上がらない周囲を尻目にポツポツ抜きあげ。ダブルはほとんどないが、一本ずつ小まめに手換えす。船中11-28。申告28を帰宅後数え直すと29。荒川屋や弁天屋などでは腕の良い人が多くて無理だが、ここでは竿頭に。

マアジ、左舷ミヨシ2番。午前は渋かったとの船長言に、潮流れが悪い午後はさらに苦戦を予想。住友ドッグのすぐ裏側、水深20m前後しかない。お隣左舷ミヨシがいきなりダブル、船中ポツポツの一流し目は空振り。左舷ミヨシ3番の中乗りさんがLT用の短い仕掛けを使っているのを見て、使い残しの1.5mに仕掛け交換。潮が流れない状況で、3mのいさきウィリー用ではそもそも棚が取れなかったのだ。船中喰い渋り模様の中、喰い棚を見つけて快調。ツ抜け後、サバにやられてLT用短仕掛けがなくなる。大アジ用2.5号2.5mでどこまでこの中小アジを釣れるものか、あえて長さを詰めずに挑戦。コマセ撒き後0.5m~1.5m巻いて針のコマセ同調を試みる。やはり難しくポツポツ9尾追加計19本で終了。中乗りさんが23本だったので納得の釣果。無理な仕掛けで合わせようとするより、状況に合う仕掛けを使え、が本日の教訓。

日照りの割には、風があって湿度が低いのか、カラッとして快適。丸一日遊んで気分爽快。シロギスは天ぷら、アジは刺身でつまみ、上さん上機嫌。残っていたスルメ沖干しと併せて本日釣果のほとんどをクール宅急便。これで当分要請はなかろう。次は依然好調なワラサか、サイズがよくなってきたスルメか。帰港後ワラサ船長に聞くと「喰ったり喰わなかったりようわからん」な模様だったらしい。やはり間口船が朝一の荒釣りをした後では厳しいのだろう。9月になればマダイも再開する。すでに再開している葉山にはしばらく行っていないし、佐島にも行ってみたい。

2009年8月14日金曜日

直結14本とブランコ落とし込み

2009年8月13日(木、夏休み) 小潮

はら丸8時船
城ケ島西沖→沖の瀬→城ケ島西沖
晴れ後風多少
水深100-170m 凪のち1.5m

BJSスルメ直結120+B
電動丸3000BM PE6号
直結14本 18cm+14cmミックス
ブランコ7本 14cm
錘120号

スルメ 10杯 25cm-40cm

これまで9本だった直結仕掛けを14本に増やして試す。針間1.5mなので一度に20m以上を探れる。釣果は最高で3点掛け計4杯と乏しかったが、潮濁りで一日乗り悪い中なので参考にならない。

テーマにしていた操作性。扱えることがわかったことが、改善の余地も多い。投入は問題なし。時折上の3-4本が筒に引っかかるが、前に5時船船長がやっていた指はじきを真似て難なし。シャクリや巻上げは9本となんら変わらない。課題はやはり回収。投入器へ収納しながらでは10本程度で船が動き出す。残りをマット上に投げながら急ぎ引き上げることになる。つまり遅い。より問題なのは多点掛けの取りこみ。滑りや下がりによるバラシ防止のため、イカがついている針も空針もマット上に投げ捨てていた。これでも9本ではマツることが少なく、なっても解きやすかった。14本となるとで3点掛けでも一回で見事にマツってしまった。しかも次の流しを一回パスするほど手間取るマツリかた。空針を筒横か釣座上のマットに整然と置く工夫がいる。

栃木丸か春盛丸かのWebで見た、錘へのハリス長を3mに長くしたバラシ防止も併せて試した。効果のほどは体感できず。唯一の多点掛けは他者とのオマツリ後だったが、それでも3点取りこめたので効果があったのかも。もうひとつ試したのが沖干しのロープへのかけ方。これまでイカの外側をロープに掛けて反りをなくしていた。が、これではイカ表面にロープ痕がくっきり残る。内側をかけてみた。これでも反りはなく、当然ロープ跡はつかない。味に変わりはないのだが、見た目が違う。お裾分けには大切だ。

船中5-16。5時船は2-14、他船も似たような貧果。7名の右舷トモ。城ケ島沖(水深100m)で始めたがノリが悪い(この時点で1杯)。霞んでいて良く分からなかったがたぶん洲崎沖に移動。反応が見つからないようで投入することなく、そのまま沖の瀬へ(水深170m)。5-6艘しかおらずあまり干してもいない中、多点掛けで3杯追加。移動は成功とは言えなかったが失敗とも言えない。船長としては昨日も芳しくなく水温も高いため、深場を探ってみたのだろう。昼頃、再び城ケ島沖へ北上。移動中、風波強くなり、うねりも2m近くでてくる。直結をあきらめブランコに交換。18cmブランコの不準備を反省しつつもイカのサイズからは14cmでも釣れるはず。落とし込み中、指示棚の上から10mごとの停止を試してみる。つり丸で千葉での釣り方として紹介されていたものだ。停止時にフケる。サバかと急いで巻くとスルメの手応え。落下中縦向きの針が停止中に横向きになり、それにイカが反応するらしい。直結ではこうはならない。あくまでイメージだが、これがブランコの効用かと目から鱗。1時間ほどで6杯全てをこの方法で釣り上げ(1回だけ2点掛け)、半ばあきらめていたツ抜けを達成。

貧果のわりに、直結14本挑戦とブランコ落とし込み実感で、気分上々。それにしても暑い。爆睡。

2009年8月9日日曜日

ワラサ リベンジ

2009年8月8日(土) 中潮

瀬戸丸 第21号船
剣崎沖 水深30-40m
快晴 無風 波1m 水色澄み

BJSミヨシ 40-255+B
電動丸3000SP PE6号
サニービシL80
ハリス6、8号 6m

ワラサ 4本 53cm-60cm

間口港の満潮が5:18、干潮が11:58。昼の潮止まり前後をじっくり狙える八景の船を予定。金曜の釣果チェックすると、どう見ても剣崎の船のほうが良く、朝一番に釣っている様子。で、初めてだが瀬戸丸に決定。2:30起きで4時過ぎ到着でも当然4隅は埋まっている。21号船の右舷9名のミヨシ3番。

正解。5:30の出船直後から船中あちこちで竿がしなる。6:30までに2本釣り、7:30までにさらに2本追加。その後まったりムードに(結局その後は釣れず)。要するに腹をすかせたワラサが朝マズメにがっつき、腹いっぱいになると喰い渋る、ということだ。4本を捌いてみると、後で釣ったワラサほど腹がコマセでパンパン。これでは久里浜や八景の船はつらかろう、狭いポイントに着いて大船団が形成される7:30や8:00頃にはワラサが腹いっぱいで、もう喰わないのだ。

船中0-10本(10号船は1-4本、18号船は0-7本)。トップは左舷ミヨシで、7:30以降もポツリポツリとアタリを取っていた。イカなどの特エサを使っていたわけではない。ハリス8号、丁寧なオキアミ付け、3-4分のこまめな手返し。これらは俺も同じなのだが、何が違うのか、こちらにはヒットせずむこうにはアタル。何かはわからないが、その腕がないと朝マズメ後に到着する船で釣果を伸ばすのは難しい。 ワラサ4本は数で自己記録更新。沖上がり後エアコンの効いた宿で書き込んだソバもうまく、瀬戸丸にはマダイでも世話になりそう。

本日の結論:潮具合よりすきっ腹の魚、早起きは四尾の得。

今後のために書き残しておこう。
  1. コマセ量と調達場所:出船前「4kgで足りるかな?」に、船長「あまりまかない人なら足りるけど・・・。釣る人は頻繁にまいているよね。昨日もまかずに釣れない人の隣でバンバン釣ってた人はマメだったよ。3kg二袋ぐらいがちょうどいいんじゃないかな。」。3kgを買い足し7kgにした。手返しの少ない置き竿の右隣りは結局一本だった。7kgで少し余った程度だったので、さすが船長、3kgのコマセ2袋がぴったり。ちなみに、船宿で買った4kgは800円、港で追加購入した3kgは800円。買うなら絶対船宿で。
  2. 竿の調子:前回中通し竿でボウズだったので、40号負荷のマダイ竿では柔らかすぎるのを承知で使ってみた。コマセのまき方はマダイ同様、やさしくせざるを得ず少々物足りない感じ。が、ヒットは穂先が海中に突っ込むし、巻上げ中も竿が満月というより滝のようになって、エキサイティング。トップは長い中通し竿だった。コマセワークで身をとるなら硬め、やり取りを楽しむなら柔らかめ。
溜めてから送ると言っていた上さん、冷蔵庫にも冷凍庫にも縦横に入らず斜めでようやくおさまるワラサを見てびっくり(どうやらワカシと勘違いしていたらしい)。3本まとめてばあばにさっさとクール宅急便。1本の半身を刺身と素焼・塩焼き。兜と残り半身は調理してもらって味比べするんだと、腕の良い居酒屋を予約、久しぶりなのに半ば強制的に持ち込みを了承させる。挙句の果てに、素焼に醤油をたらして一口食べると、「うまい!しもた!もう一本残しとけばよかった。まぁ、ええか、また釣ってくるんやろ?」 ・・・あんたにゃかなわん。ワラサは今日ので満足だし、シーズンは長くないし、行けばいつも釣れるわけでもないし、夏はやっぱりスルメが面白いし、と思いつつも言ってしまった、「うむ、まかしとけ。」

2009年8月2日日曜日

アザラシと花火、のち二連ボ

2009年8月1日(土)

仕事上の人間関係でクサクサしていた上さんを、乗船前に半ば強引に八景島シーパラダイスに連れ出した。 さすがにどちらも乗り物に乗りたいとは思わず、3つの水族館をめぐる。イワシの大群とサメやアオリイカが同居する様子も、イルカもシロイルカも良かった。時間切れで触ることはできなかったが。上さんはアザラシが愛犬クロベエに見えることにもっとも喜ぶ。憂鬱も消えたろう。毎年恒例の横須賀花火大会、船上見物。釣りはやらない上さんもこれには船に乗る。至近距離から見える上に、混雑・渋滞知らずが良い。竿の代わりにビールとつまみを持ってのんびり。昨年までは忠彦丸に乗っていたが、弁天屋のほうが安いことがわかり初乗船。うるさ型の常連が多いイメージで敬遠していたが、女将さんや船長は愛想良く気さくな人たちばかりだった。今度釣りでお世話になるのも悪くなさそう。昨年はタイの客人や二男Kとその友達含め5人だったが、今年は二人だけ。快晴だが無風で煙が留まり花火が霞んでいたが、クライマックスは圧巻。いち早く脱出した弁天屋は直ちに移動、八景島の花火も最初から特等席で拝めて、二度おいしい。珍しく電車で出かけてみたが、やはり帰宅時には暑さと電車の混雑でへとへと。上さんもやっぱり車だでないと二度と行かんと相変わらず文句は忘れない。それでも今日はありがとう、と珍しく言わしめたのは、アザラシか花火か。


2009年8月2日(日)中潮

棒面丸 第28号
城ケ島沖 水深30-35m 凪
曇りのち雨 微風

BJSライトゲーム64 40-165+B18
ABU5500 PE3号
ライトビシ40号 貸しアンドン40号
ハリス 3-3.5号 6-9m

マダイ0、外道も0

花火見物の帰り道に喜平治丸に電話、ワラサのリベンジをもくろむ。すでに満席で予約できず。帰宅後Webチェックすると他の船に乗る気がしないほど、喜平治丸が爆釣なのだが、しょうがない。一挙に高まったワラサフィーバの陰でマダイ船は少ないがポツポツ釣れている。あわよくばワラサも混じるようなので、久しぶりの棒面丸へ。右舷9名のど真ん中。

城ケ島沖へはイカで時々行くが、そこよりもかなり丘に近くすぐそこに見えている。良いのは景色だけで、釣果はさっぱり。良くあることとはいえ、真鯛はボウズ。外道も釣れない。あたりもない。丸坊主。おまけに雨にもたたられ、まさに踏んだり蹴ったり。船としては0-2枚、船中6枚か。ワラサも船中6本ぐらい。ミヨシと左舷にアタリは集中。周囲にはつね丸とあと1艘ぐらいで、マダイ船が少ない分帰って期待していたのだが・・・。

完全無欠の二連ボ。あたりの感触がなくなってしまった。こういうときはマアジかシロギスでイメージづくりかな・・・。

2009年7月26日日曜日

ワラサ…不発

2009年7月25日(土) 中潮

ムツ六釣船店 第21東丸
剣崎沖30-35m
曇り時々晴れ 風5m前後 波1m

アルファタックル中通し 船30-270
電動丸3000BM PE6号
サニービシ L80号
ハリス8号6m

ワラサ 0、外道も0

週の初めから突然ワラサが釣れ始めた。まだそんな時期でもなかろうに、瀬戸丸が一早く好釣果を挙げると数日のうちに湾内各地の釣船がこぞってワラサ船を出すようになった。5:30出船の剣崎は早すぎてつらい、7:20出船の八景は帰りの渋滞がつらい。7:00出船の久里浜ムツ六に。6時前に到着したが、第28東丸はすでに満席状態で3名が二艘目第21東丸の集客を待たされる。結局一名増えて、28号船から移った3名と併せて7名で出船。風と潮から左舷ミヨシを狙っていたが、移動組も同様に考えていたらしく優先的に着座。左舷ミヨシ3番。トモ2番とも言えるが3人がかなりミヨシ寄り。

ハズレ。一日通して当たりなし。完全ボウズを喰らう。二度目。船中6本。左舷ミヨシ3本、2番1本、右舷3名各1本。内4本はラスト30分の潮止まり前後に集中。この短く唯一の時合いも活かせず。28号船は船中2本。21号船は修行中なのだろう若い船長が操船。本船をしのぐ釣果を出したのだから立派、中乗りをしていた大船長の指導の賜物だろう。帰港着岸時の慎重な切り返し操船が微笑ましく、「船長、ご苦労さんでした。」に嬉しそう。下船時、「残念だったねー、すぐそこ(左舷ミヨシ)まで来てたんだけどねー。」と大船長の気遣いが嬉しい。

写真は大船団のほんの一部だが、数えてみると50艘はいた。釣り場に着いた7:30頃にはどの船も静かなので、もう一山過ぎたのか、との不安が的中。日中は探検丸で見ても時折反応があるのだが、食い渋る。後調べでは、出船時間の早い剣崎船のほうが比較的釣果がよく、朝一の時合いだけだったようだ。この日、間口港は満潮が6:15、干潮が12:49。剣崎船は前者を捉えられるが、その他はできない。潮時の重要性を実感した一日。

前回初めての完全ボウズを喰らった時は悔しい思いばかりだったが、今回は自分でも意外なほどなぜかサバサバしている。棚指示の維持、マメなコマセ入れ替え、エサの工夫など、やれることは全部やった。それでも喰わないときは喰わないということだ。ハリス変更はあえてやらなかった。右隣りが頻繁に工夫していたが当たらない。ワラサ用の太さや長さ、針の大きさの考え方がわからない俺が闇雲にやっても迷路にはまるだけ。喜平治丸が船で統一して細かく指示しているようなので、次はそこで習得するか。シロギス要請が強まってはいるが・・・。

2009年7月20日月曜日

心地良い水鉄砲


2009年7月20日(月、海の日)

はら丸 6時船
城ケ島沖100-130m 中潮
晴れ 微風 波1mのち凪

BJSスルメ直結120+B
電動丸3000BM PE6号
直結14/18cmミックス9本8-5-5号
ブランコ14cm7本幹糸5号枝ス3号
ヨリトリリング 錘120号 中錘なし

スルメイカ 19杯 28cm―38cm

土曜は所用、日曜はシケで釣行できず。ばあばに送るスルメを仕入れに再びはら丸へ。目標20杯。18名と大混雑の左舷胴の間(ミヨシ4番)。6時15分前には河岸払い。予報は曇りで波残るだったが、晴れ波なしで爽快。一流し目から2点掛けでポツポツ釣れて、9時までにツ抜けと好調。最高3点掛けもでたが、後半失速。空振りが多く、乗っても1杯。ラスト1時間をブランコにしたが変わらずポツポツ。打つ手なしで結果19杯。小さいの3杯を沖漬け、11杯を沖干し、生5杯。送るには充分だろう。写真がピンボケ。

船中2-64杯。トップは右舷ミヨシ。3-4杯掛けを連発。14cm直結だが本数が多く、広範囲を探れる。誘いもシャクリもさしてせず、淡々と電動巻上げしているようだった。他に大した違いは見当たらないが、3倍以上の釣果の差になる・・・。Why?左舷ミヨシの山さんは28杯だったというので、その半分はクリアで納得。直結の扱いにも慣れてきたし、次は本数増やすか・・・、な一日。おっと、シロギス頼まれていたっけ・・・。

2009年7月12日日曜日

沖漬け、うまい

2009年7月11日(土)

はら丸 6時船
城ケ島沖 水深100-130m
曇り 弱風 波1mのち凪

BJSスルメイカ直結120+B
電動丸3000BM 6号
直結14cm、18cm 9本針
ブランコ14cm 7本針
オモリ120号、中オモリ30号

スルメイカ 12杯 25-35cm

修理に出した電動丸1000SP、モータの故障だった。前も同じ症状、同じ修理だった。やはり設計不具合なののだろう、シマノはPLAYSへの移行を誘導しているようだし。そのためか、クレームが利いたか、無料。よしよし。引き取りに行った上州屋でイカの沖漬け用たれが安売り。思わず買ってしまった。リクエストはシロギスなのだが、車は長井港に。11名、右舷胴の間。

時化後一日置いた日曜のほうがよかろうとは思っていたが、やはり渋い。全く乗らない長井沖をふた流しであきらめ、城ケ島沖。反応はあるらしいが、船中ポツリポツリ。前回と同じタックル、仕掛けからはじめる。空振りが多い。乗っても一点だけ、しかも足一本でかろうじてぶら下がってくるのが多い。バラシも多い。上潮が速くフケが多い。対策につけた中オモリだが、重くなりかえってサワリが感知しにくく、外す。ブランコ、18cmといろいろ試すが、どれもあまり変わらず。結局一日通して多点掛けなしの拾い釣り。ラスト30分ほどで上潮がおさまりノリも良くなってツ抜けがやっと。

船中3-38。左舷ミヨシの山さんは28杯。トップは右舷トモか、多点掛けは少なかったが、各流しで確実に取り込んでいた。14cm直結。ハリの間隔が長く広範囲を探る仕掛けで、じっくりアタリを窺う釣り方をしていた。通常ドスドスとした明確なノリがわかるスルメでも、状況によってはわずかなサワリを感知してしっかりあわせる必要があるということか。道糸は5号に代えよう。直結仕掛けも針間を長くして、上から下へとハリスを細くしたほうが良い。これらの意味を実感した一日。

葉書に書かれていたはら丸流の沖漬けタレを記しておこう。
  • しっかり味→醤油1:みりん1
  • さっぱり味→醤油1:日本酒1:みりん0.5
  • いずれも、煮きったみりん・日本酒に醤油を加えて一煮立ち。
購入した市販品は辛子などあれこれ入っていて、いわばこってり辛味仕様か。身が柔らかいので小さいスルメを選んで、船上で漬ける。生きているのでたっぷりタレを吸い込んでくれる。沖上がり後、「どうやって食べるの?ぶつ切りにすればいいの?」と聞くと、若女将が「そのまま切ったんじゃだめよ、スミやら餌やら入っているから。中を抜いて刺身にするの。焼くのもおんなじ。保存するときはビニールに入れて空気抜いてから。」比較すべく生と沖漬けスルメの両方を刺身に。生姜醤油と肝あえで食べ比べ。肝も生スルメと沖漬けスルメの両方を並べた。刺身も肝も、なるほど色が全然違う。沖漬けはそのままでも肴に。肝あえはご飯に乗せてかきこむ。いずれも、うまい。

2009年6月28日日曜日

スルメイカ好調

2009年6月27日(土) 中潮

はら丸 6時船
江ノ島沖 水深100-140m
晴れ 無風のち少々 凪のち1m

BJSスルメ直結120+B
電動丸BM3000 6号300m
ブランコ14cm7本
直結14cm9本
オモリ120号

スルメイカ 45杯 25cm-38cm

今シーズンはマルイカが絶不調、出船する船宿も少なく、出てもムギイカ主体。そのムギが徐々に大きくなってきた様子。はら丸に着くと着座ボードがガラガラ。イカ不調を物語っている。右舷トモを確保しながら「常連さんは?」に「プロは二人だけ。」と大女将。常連さんもなりを潜めているらしく、客が少ないのだろう。そういえばはら丸から葉書も来ていた。「5時船は?」に、「10人だけ。でも6時船には今から12人の団体さんが来るって」と。結局16名で出船したので、団体客がいなければ4名。経営も苦しかろう。にもかかわらず、券なしでも顔パス割引がうれしい。

いつものように左舷に三浦半島を見ながら南下。途中で大きく右に方向転換。どこに向かうのかと思っていると、「城ケ島沖が潮早くてだめだっつうから、江ノ島沖でやってみっから。」と船長のアナウンス。結構遠い。1時間かかって7時過ぎ実釣開始。サイズが小さいこともあってPE3号を巻いた電動丸SP1000をチョイス。ヤリイカ用も持って来たが、先日セール期間に安く仕入れた短く硬いスルメ直結竿を試す。指示棚は50-80とか、65-90とかで、一日中イカの群れは中層にある。新品ブランコで探るがノリは良くない。移動が速く、一流しで一杯かけられるかどうかの状況が続く。船中見回しても水鉄砲は少ない。今日は20杯を目標にきたが、この状況ではツ抜けがやっとか・・・。

9時半頃SP1000が前触れなしに電動巻上不能に。同じ故障が前にもあったし、設計不具合なのだろう。PE6号では小さいアタリが取れないかもと不安ながら、BM3000に交換。ついでに仕掛けも直結に。いきなり3点掛け。ポツポツ釣れ出しツ抜け達成。10時半頃、相変わらず移動は速いが、イカの活性が上がったのか当日最高の5点掛け。以降入れノリ状況に。ただし一流し一投で潮回りは変わらず、要はいかに早く投入して指示棚を素早く探れるかの勝負。相変わらず苦戦する左右のブランコを尻目に3点、4点掛けを多発できて、直結の有利を実感。空振りがほとんどなくなり、それまで余裕だった沖干し作りが全く追いつかない。

右舷胴の間で、若いあんちゃんが一人で来て悪戦苦闘している。出船前大女将に「またまん中あたりが良いの?」と聞かれていたし、タックルも真新しい。あえて操舵室の横を選んで通っているのだろう。船長が窓からあれこれ暖かい指導をするのだが、相変わらず口調が方言と相まって厳しい。まるで昨シーズンの自分を見ているようでトモからほほ笑む。1シーズンやれば、それなりに釣れるようになるぞ、がんばれ。

ノリが良くなるとイカ釣りは忙しい。「この流しで終わりにすっから片付けて」との船長アナウンスで気づくと1時の納竿。昼飯を食べる暇もなかった。後半怒涛の多点掛けで、45杯は自己記録更新。下船時、「45獲ったってー?」と船長も嬉しそう。船中5-45で、しばらくぶりの竿頭。次頭が30杯なのでダントツ。なお、城ケ島沖の5時船は0-10、他船も軒並みツ抜けがやっとの状況だったらしい。ツキも味方した。こんなことは滅多にないので嬉しい。今にして思えば、電動シャクリで広いタナを素早く探れたことが奏功したのだろう。今シーズンは電動直結にはまりそうだ…。大漁に上さんはまた嫌な顔をするだろうと思ったら、「良かった、晩御飯は予定通りのイカ丼と焼きスルメで。」と、小言も少ない。バイト先に裾分け先も開拓したらしく、要するに料理が楽なら良し、ということらしい…。

2009年6月21日日曜日

ウリンボと良形カサゴ

2009年6月20日(土) 中潮

忠彦丸 LTイサキ 第3忠彦丸
剣崎沖 20m 
晴れ 微風 凪

BJSライトゲーム64 155I+B18
ABU5500 PE3号
三咲ライトマスター II180
ABU 左巻き PE1.5号
探検丸 サニービシ40号
ウィリー1.5号~1.75号 3~4本針

イサキ 18cm 1匹
カサゴ 28cm 1匹
マアジ 30cm 2本

剣崎か久里浜まで行くつもりだったが、めずらしく寝坊した。小柴の三喜丸はこの日仕立てのみ。八景の忠彦丸へ。快晴・凪とあってイサキは2艘、ともに満席。前回潮上ミヨシに懲りたので左舷胴の間に。

渋くて厳しい。お土産用のマアジを釣っている最中に、良型のカサゴをゲット。これはうれしい。が、結局それだけ。イサキはウリンボを1匹掛けただけ。左舷トモ寄りで数匹取り込んでいたが、ミヨシよりは全く釣れていなかった様子。探検丸の反応は出ている。接近戦の一之瀬丸右舷ミヨシの人がうまい。当たり棚に集中的にコマセ撒きポツポツかけている。真似るがダメ。仕掛けも違うのか、さらに細いものが必要かもしれない。ラインのスナップが壊れてテンビンとサニービシが水没・・・。ダメな日はそんなもの。

アジをタタキに、カサゴとイサキを煮付けに。昨年釣った42cmを見ているだけに、今日のイサキを見て「何これ?どこ食べんの?」と上さん・・・。前回の残りも使う。カサゴの壺抜きがうまくできず、結局包丁でエラとワタをねじりきる。このサイズだと喰い応えも十分、上さんの味付けもばっちり。しっとりしっかりした身が、なんともウマい。「キンキの煮付け見たい。これなら持って帰ってきてもいいよ。」と、見た目のグロい根魚系が苦手な上さんも、珍しく絶賛。「イサキはリリースしたら。」と付け足すのも忘れなかったが…。

2009年6月14日日曜日

久しぶりのシロギス


2009年6月14日(日) 小潮

進丸 午前船
小柴沖 水深15~20m
曇り 微風 波0.5m

BJS ライトゲーム64 155I+B18
ダイワ スピニング PE1号
小型天秤15号オモリ、1号ハリス7号2本ハリ、ビーズ
三咲 ライトマスター II180
ABU 左巻き PE1.5号
小型天秤20号オモリ、1号ハリス7号2本ハリ、パイプ

シロギス 23匹 15cm~23cm

昨日釣果チェック、マダイやイサキは渋め。ヤリイカは終わり、マルイカは相変わらず盛り上がらず、スルメはムギが上向き程度。う~ん、と唸っていると、横から「タイもアジもイカもいらん。キスが良い。」と上さん。大きな魚の手応えが好きで、キスは長らくご無沙汰していたのだが…。他の魚は渋そうだし、日曜に遅くなるのも体がきついし。で、進丸の午前船に。手広くやらずに、キスやアイナメのみでこじんまりとした経営と船長の人柄が良い。盛況20名ほどの右舷ミヨシ。

7時15分出港。20分ほどで実釣開始。久し振りなので目標はツ抜け。1投目から小気味よいアタリ。釣り方を説明していた船長が「と、話している間に、2匹ほど上がりましたよ~。」とアナウンス、気持ち良い。潮が船下に入るので、投げてもさほど広くは探れない。船下をコツコツつついていると、コンスタントにアタる。シロギス特有のプルプル感が心地よい。ライトゲームIでは柔らかすぎるかと思っていたが、かえって良いのかペース良く目標達成。この時点で左右は3、4匹。柔らかい竿が良いのか、細いハリスが奏功しているのか。

目標達成に気を良くして、硬めのライトマスターに切り替えコツいてみる。アタらない。置き竿にして、ライトゲームを投げる。アタる。何度かライトマスターも投げるがアタらない。ライトゲームだとアタる。この違いは驚きだ。結局、ライトマスターには1匹しかアタらず。置き竿主体だったとはいえ、それだけではなさそう。仕掛けが悪かったのか?ライトゲームのほうはポツポツ釣れ続き、11時納竿。23匹。船中3-37。トップは左舷ミヨシ。毎週土日あちこちで楽しんでいるベテランで、誘いがうまい。

半日船は早く帰れて良い。10匹を天ぷら用に開き、13匹をハラワタだけ処理。洗濯、片付け、フロも終わって、ブログも書ける。のんびりTVを眺める。永井名人が久里浜・剣埼で早潮ミヨシの悪条件で渋い中、あれこれ細工、しっかり2枚釣り上げている(番組として成立しないものもあるのだろうが…)。上さんのご要望も果たしたことだし、次はマダイか、イサキか、スルメイカか、デカイのが良いな、やっぱり。

2009年6月8日月曜日

臨機応変か優柔不断か

2009年6月7日(日) 大潮

忠彦丸 LTウィリー第5忠彦丸
下浦沖~館山沖~洲崎沖~館山沖
60m~100m
快晴 微風 凪

BJSマルイカ直ブラM165+B
電動丸1000SP PE3号 探検丸
BJSライトゲーム155I+B18
ABU左巻き PE1.5号
プラビシ40号、25号や30号増しオモリ、プラビシ80号
ウィリー3本針 1.75号~4号 2.5m~4.5m
オキアミ イカタン

マアジ8本 30cm~38cm
リリース シキシマハナダイ、トラギス等

久しぶりの快晴。大型マダイを釣りたくて八景に6時到着。すでに2席しか空きがない。これからさらに混んで釣りにならないだろう、イサキも人気で混むだろう、とLTウィリーに変更。前回のようにキントキか、運が良ければイシダイがと、欲をかく。トモから左右とも2席が埋まっている。潮が速くトモが有利になるだろうから当然か。不利な状況下でもどれだけできるかと、左舷ミヨシに。

あれよあれよという間に満席、結局左舷には10人が並ぶ。オマツリ必至。こりゃーダメだ、今日は魚影観察だなと思いつつ、探検丸セット。親機からの信号が出てないので船長を促すと、魚影反応が映らず水深だけになるけど良い?と。なんじゃそりゃだがしょうがない。今日はツキもなさそうだ、日光浴だけだな・・・。

7時20分、定刻どおり出船。八景島を横目に出かけるこの時がいつも気持ちいい。8時下浦沖60mダチで実釣開始。近くに松輪サバの職業漁師船3艘。アジサバ狙い。潮が速く、トモ方向に水平に対して30から45度も傾く。案の定船中あちこちでオマツリ。それでもポツポツ中アジが取り込まれている。ミヨシには全くアタリがない。しかも道糸が船下にもぐる最悪の状況。コマセの撒き役のようなものか。とにかくオマツリ回避のためにできるだけミヨシに寄って、増しオモリも20号指示に対して25号、それでも足らないので30号に変更。道糸もできるだけ細いほうがよかろうと慣れない1.5号の左巻きも試す。早潮でもアタリを取ろうと4.5m仕掛けにするとオマツリ。ならばと1m詰めるとアタリが出ない。であればと2.5mの1.5号仕掛けで早いシャクリで掛けるとハリス切れ。そんなこんなで、たまーにでるアタリ。これが結局ことごとくオマツリかハリス切れでバラす・・・。

館山沖、洲崎沖と移動してもこの繰り返し。取り込んだのはトラギスや名もわからぬ小魚のみですべてリリース。残り2時間でボウズ、まさに船上日光浴状態で集中力が薄れる。得てしてこういう時だ、事故るのは。竿先に絡まった道糸に構わず投入、・・・ベキッ。やっちまった、BJSマルイカの竿先をへし折ってしまった。最悪・・・。

潮が1.2ノットと速いらしく着底時にはポイントが外れる洲崎沖をあきらめ館山沖に戻る。残り1時間、竿先を切り落として応急処理し、中乗りさんに断り最終手段として80号プラビシを使う。オマツリを避けてなんとか一尾を狙う。小気味よい引きで取り込んだのはシキシマハナダイ。続いてアジらしきあたり、追いノリを狙う。重い引きは大アジのダブル。このころから道糸が左舷前方に流れる。たまたまなのか、見かねた船長がそうなるように操船してくれたのか・・・?こうなると入れ食い。良型アジのダブル取り込みを楽しみ、納竿。シキシマは上さんが嫌うのでリリース。マアジ8尾を血抜きして持ち帰り。

船中8-20、スソを引いてしまった。後調べではマダイもイサキも苦戦模様だった様子に妙にほっとする。今回の結論:当日釣り物変更は臨機応変か優柔不断か紙一重。不利な状況をなんとかする腕はナシ。

2009年6月2日火曜日

イサキ解禁


2009年6月1日(月) 小潮

忠彦丸 LTイサキ五目 第三忠彦丸
剣埼沖 水深30m、90m
曇り時々晴れのち雨
風少々 波0.5m

BJSマルイカ直ブラ M165+B
電動丸1000SP PE3号
BJSライトゲーム64 155I+18B
ABU5500 PE3号
探検丸CV プラビシ40号
ハリス2号~1.5号、3~4本針ウィリー仕掛け
イサキ 3尾 20cm-25cm
マアジ 7本 30cm-35cm
マルアジ 3本 30cm
マサバ 2本 40cm
ゴマサバ 2本 40cm

多忙で5月は結局GW以来無釣行。この土日も仕事。やり切れぬ思いをリセットすべく休暇取得。この日から解禁になったイサキをLTウィリーで。昨年解禁2日目に42cmを釣り上げた忠彦丸へ。晴れ予報に半袖半ズボンで出かけたが肌寒い。結局長袖着てマリンスーツ上下と長靴でいつもと同じ。右舷トモ(2番だったが出船間もなくになってもトモ氏が来ないので確認したところ、マダイの人が間違えて確保していたもの。そういえば第三はマダイ船、混雑予想で配船を入れ替えたらしい。)、右舷だけで8名。

剣埼沖30mなのでマルイカ+ABUでシャクル。イサキポイントは狭く、船団の中で接近戦。開幕直後はいつもそうだがイサキの喰い渋い。10時頃まで様子見るも船中でクロダイやメジナ(ともに良型!)は釣れるが、イサキの顔は見ない。90mダチで良計アジ好調との僚船LTウィリーからの無線受けて、おみあげ確保へ。移動中、電動丸に交換。巻きつけテンションが弱かったせいだろうPE3号400mの糸送りが遅い。ために着底前にサバやマルアジに喰われる。何とかかいくぐると次第に締め直しが効いて、マアジ良型もゲット。
11時半ごろ30mダチに戻り以降15時の納竿までイサキ狙い。弁天屋が好調に釣りあげている(後確認0-38、30以上4名)ので、船長もその左舷・右舷に位置取りするも釣れず。あきらめムード濃厚で、右舷では置き竿や居眠りも多い中、めげずにシャクる。弁天屋釣り師を見て、ライトゲーム+ABUに変更、柔らかいシャクリに。その他創意工夫が奏功した(と思う)のは、
  1. 3.5mの仕掛けでは長すぎてコマセと同調していないと考え、1m詰める。→直後に1尾
  2. 探検丸の反応にあわせて、棚を修正。→思惑通り1尾
  3. 型が小さく、アタリがあっても喰いこみが悪いので、ハリスを1.5号に。→直後に1尾
の三つで、それぞれ直後に一尾づつゲット。でもそれだけで続かず、結局イサキは3尾だけ。船中0-5で右舷では全く釣れていなかった(と思う)ので、工夫した甲斐があったか・・・。下船時に船長「いやー、解禁初日は厳しかったねー。ポイントもわかったし、1週間もすれば上向くと思うよ。」後確認では好釣果は弁天屋とムツ六ぐらいで、(ここまで少なくはないが)他は軒並み大した釣果ではない。前者は年期の入った釣り師が多いので、腕の差が出たということでもあろう。

2009年5月4日月曜日

開始1時間の差

2009年5月3日(日)

ムツ六釣船店 第18東丸
久里浜沖40-50m 小潮
曇り時々晴れ 南西の風弱くのち強く
ナギのち波1.5m

マダイ 2枚 780g 460g
マアジ 2本 30cm
マサバ 1本 40cm
イワシ多 リリースサイズのヒラメ

BJSミヨシ40-255+B
電動丸1000SP PE4号
サニービシ80号 クッション1m
自作1本針 3.5号8m、3号6m、5号7m等

朝一で時合がありその後は魚信なしの傾向。剣埼も上向きなのだが5時半出船がきつい。八景(8時開始)よりも1時間早い久里浜(7時開始)へ。5時30分に着いたが本船第28東丸はすでに満席、第18東丸の右舷胴の間に。潮と風から今日は右舷のはず。出船前に船長のレクチャー、始め2時間活性が高いので手返し良く、底からタナ取りハリス分。

内心始めの1時間が勝負。手持ちで気合。開始早々に8mハリスに魚信。オキアミの頭だけちぎられ喰い込まず。タナはあっている。しばらくしてヒット、型をみて、してやったり、ホッとする。他船でもチラホラ取り込みが見える。が八景船が続々と寄ってきた1時間後にはすでにまったりムード。船中で虎の子の1枚。今日は渋い。

南北二つのポイントにそれぞれ船団が形成。11時半、南側に移動。5号ハリスで大型狙う。しばらくアジ・サバによるオマツリ続くが、左隣、右トモでマダイを取り込み。ラスト1時間で右舷ミヨシ2番で2kg級。残り30分でようやくヒット。700g級、・・・抜き上げる。船中7枚、0-2。右舷ばかりで左舷は1枚か。本船13枚、第三船9枚。このところの好調さに比べれば他船も含め渋めの一日。その中で貴重な二枚。ツボにはまれば簡単に釣れるが、読みが狂い始めると外れっぱなし。難しい。

連続ボウズ脱出のトップに満足しつつ、長さの割に体高があり太い一尾を、2枚おろしの塩焼き、兜と真子の潮汁に。上さんのバイト話(だったと思う)に耳を貸しながら思う、それにしてもキロオーバーは遠い・・・。

2009年5月2日土曜日

柳のドジョウ、船のタイ

2009年5月1日(金)

忠彦丸 マダイ 第一和彦丸
久里浜沖 40-45m
快晴、無風、凪、小潮(だが速い)

マダイ 0
マアジ 5本 25cm-30cm

BJSミヨシ40-255+B 
電動丸 1000SP PE4号
サニービシ80号、クッションゴム1m
忠彦オリジナル 6号6m+3号3mテーパー
5号8m、3.5号8m・7m、6m、3号6m等々

特別休日取得。日曜のマダイはまだあるが、キロオーバー目指す。同じ船、左舷胴の間。不発・・・。アジ・サバのみでマダイはアタリすらなし。一日中、上からのタナ取り、5mほどの落とし込み指示。ハリスの長さ・太さなどあれこれ工夫。不発・・・。

3艘で63枚、高低0-6枚、6.5kgや4.0kgも。他船も含めて好調。が、左舷6名中、唯一のボウズ。特に右隣は自作のビシマテーパー7mを使い5枚。重い仕掛けがタナを直撃しているのだろうと、ガン玉をつけたりも試す。不発・・・。ガン玉ぐらいでは潮に舞い上げられるのは解消できなかったのか。朝のマズメを逃すと、後はまったり、ウトウト。終盤見かねか船長が「アジの棚38m、勝負するならタイはその上35mに浮いている。」とアドバイス。落とし込みをあきらめ、棚指示下からしゃくりあげ上タナから落とし込み。アタルのはマアジのみ。不発・・・。

前回は強風大シケ3.5時間で6枚、今回は無風ナギ7時間でボウズ。どちらも釣り。わからん・・・。同じ柳の下に二匹のドジョウはいないというが、同じ船の下にマダイは確かにいた・・・。わからん、何がいけなかったのか。マアジのサシミ、ナメロウ、ナメロウバーグをツマミにビール一本。マダイのリベンジか、まったりウトウトも飽きたので電動ウィリーであれこれ釣るか、・・・日焼けのせいかすぐに爆睡。