2020年12月27日日曜日

沖から丘へ


気がつけば5月以降、コロナ禍で釣りにも行かずブログも無更新。新たな仕事について、芝刈りやれとのプレッシャー強し。

本日、15年ぶりに、丘の芝刈り再デビュー。煩悩スコアを覚悟したが、そこまで叩かずに一安心。内容は褒められたものではないが、オリンピックとニヤピンでガッツリいただけて満足😁富士を愛でながらいい1日に。アレンジしてくれたIさんに感謝❗️

2020年4月30日木曜日

工夫の一尾

喜平次丸WEBから
この日は貴重な一尾
2020年4月29日(水、昭和の日) 小潮
喜平次丸 1号船 左舷トモ4番(左8、右7)
6:00出港 13:00納竿 13:20帰港
剱崎沖 水深38-42m 波0.5m
晴れ 北北東のち南南西の風1m

マダイ 1匹 800g

潮回り一周して元のポイントへ
船団も今期は離散気味
スマホで魚探情報を観れる。探検丸スマートには良い反応が出てる。タイはなぜか口を使わない。べたっと止まった潮で食欲もわかないのだろう。朝一番はかっとび潮で釣れるのはトモばかりだった。その後ピタッと潮止まり。胴の間では10時半までアタリなし。船中諦めムードが漂う。

底の鯛を狙い撃ち
水深40m前後のポイント。ハリスは標準10m。タナ指示は20m前後と水深に比べて高めだ。ビシを落としすぎて魚を散らすよりも高めに魚を浮かせて釣る船長の作戦だ。なるほど探検丸スマートには30m前後まで浮いてきている魚の反応がある。しかしコマセを食べ過ぎたか、口を使わない。36-7mにも反応が見える。浮いてきていない魚だろう。開始から5時間近くアタリなかったのだから、一か八かこの底付近の魚を狙う。ビシを指示ダナより下げるわけにはいかない。5m延長するハリスを作って、連結する。全長15mハリス+1.5mクッション=16.5mの仕掛け。ビシ棚20mのまま36.5m付近にエサ針を届ける。

ビンゴ!しきなり竿がしなった。ムーチング竿は大きくしなるが、重くはない。三段引きを楽しみながら、長い仕掛けをたぐると赤い魚鯛。この日は貴重な一尾。工夫が奏功するとひときわ嬉しい。結局この日はその1ヒットのみだった。ワンチャンスを生かせるのと逃すのでは天国と地獄。リフレッシュ釣行になった。

シマノBJSミヨシ40-255+B + シマノフォースマスター2000 PE3号
天秤50cm、プラビシ100号、クッション1.5m
3号10m1本針8号、終盤5号5mハリス延長

2020年2月16日日曜日

想定外の竿

庄幸丸Webから。4点掛けの
空3針にもスミがべったり
2020年2月15日(土)釣行 小潮
庄幸丸3号船 右舷胴間(右5、左4)
6:00出港 12:40納竿 14:00帰港
洲崎沖ー白浜沖 水深180-150m
晴れ後曇り 南東後北西の風1-2m 波1m

ヤリイカ 25匹 胴長 25-45cm

第一投の着底と同時にドッシリした重み。巻き上げ中の竿が大きくしなる。しなりがいつもの先調子と違う。大きく湾曲する胴調子だ。修理したら調子が変わってしまったか。竿を見直す。ヤリイカ竿のはずが、ライトキンメやアカムツで使う中深場竿だ。やっちまった。前夜慌てて準備したので間違えた。パラソル級ヤリイカ3点掛けを取り込みながら苦笑い。実釣するまで気づかない間抜けぶりにあきれる。思い込みは恐ろしい。長さとシャクリに感じた違和感に得心。感覚は鈍っていない。ともあれ、想定外の竿で一日楽しむことに。

庄幸丸Webから。大型バケツも
ヤリイカでうじゃうじゃ
この日の目的は、修理した竿、巻き足したリール、新調したバッテリーを試すことだ。竿は間違えたので次回へ持ち越し。リールは快調。ウルトラダイニーマのPE3号は右舷の誰よりも先に着底していた。驚いたのはバッテリー。迷ったが、5万円近くもする有名メーカをやめて、中国産ノーブランドのリチウムイオンバッテリーを半値以下で購入した。トラブルフリー。丸一日ヘビーな巻き上げを繰り返しても残量75%、余裕のキャパだ。耐久性はこれからの検証だが、消耗品と割り切ったので不満はなかろう。

足を伸ばせば新聞紙大のサイズ
さて、想定外竿。胴調子なので微妙なアタリを取るのは難しい。おそらく小型を相当逃したのだろう、スミ残りが多かった。逆にバラシ防止にはある程度の効果があったのかもしれない。大型ヤリイカは噴射力も強いので、引き込んだ時に身切れするのだ。胴調子竿はこれを吸収する作用を果たしていたようだ。もっとも船長のアドバイスで普段の半分程度にした巻き上げ速度のほうがより効果的だったのかもしれない。アドバイスと言えばもう一つ。錘をつなげるスナップ付スイベルを3連にした。船長は6連にすることもあるという。ハリスよれは錘の回転によるところが大きく、下部の錘の回転を上のハリスに伝えない発想だ。ハリスのさらに上のヨリトリリングと併用したが、丸一日ハリスよれに悩まされることは皆無だった。

そんなこんなを楽しみながら、終わってみれば25匹。船中9-30匹なので、想定外の竿にしては上出来だ。それでも200mの深海の小型ヤリイカの触りを感じ取る専用竿はやっぱり良い。と実感した一日になった。

ダイワ極鋭中深場73H205 + シマノフォースマスターPE3号
中錘10号 ヨリトリリング 錘150号
11cm直結8本針 11cmブランコ7本針

2020年1月26日日曜日

トラブル苦釣

スルメ2匹は干してキモも持ち帰り
2020年1月25日(土)釣行 大潮
庄幸丸3号船 左舷胴間(左5、右5)
6:00出港 13:20納竿 15:00帰港
洲崎沖 水深205-180m 波2m
曇り 北東の風 10-5m

ヤリイカ 6匹 胴長25-35cm
スルメイカ 3匹 胴長30-35cm
ゴマサバ リリース多数

今年の初釣行。風が収まりそうだったので洲崎沖に出てみた。10時頃に少し弱まったが、帰港まで体感10m程度が吹き続けて波高く、苦釣になった。風や並以上に悩まされたのがサバの猛攻。ブランコでは着底前に邪魔される。直結でサバを交してポツポツ拾うが、うねりで身切れやバラシが多い。

やってもたー
の巻き込み
波風やサバ以上に今回は3つのトラブルに悩まされた。まずバッテリー。急にリールが電源切れになる。落下中ならともかく巻き上げ中だ。しかも直結で途中停止するので致命的だ。すっしりしていたイカが全てバレてしまった。シマノ電力丸が出力低下するようで、リールの巻き上げレバーをオフオンすると切れたり入ったりを繰り返す。この現象は釣行2回目なのでおそらくバッテリーの寿命だ。うーん、やはり消耗品と割り切って安い場って-リーに交換した方が良いか。

バッテリーの不調が次のトラブルを呼ぶ。竿折れだ。取り込み後竿先を見ると、曲がっている、しかも360度!2-5番のガイド4つが折れている。どうやら電源のオフオンが生じて停止後さらに巻き込んだらしい。普通の竿ならポッキリ折れているところだが、さすがはスーパーメタルトップ、折れずに360度曲がるとは恐れ入った。ガイドの取り替え修理だけで済むなら不幸中の幸いだ。

わかりにくいが
道糸の1/3が消えた
バッテリーをやめて船電源に接続し、6番ガイドを先端として釣り続行。予備の竿を持ってこなかったときに限ってトラブルは生じるものだ。竿先のしなり感度が全くないので、重みだけでイカの乗りを察知する。こうなると小さな乗りは波のうねり重さとの違いを判別するのがむず難しい。それでも多点掛けしたときの重量感ははっきりわかる。ずっしりした重みを感じながらニンマリと巻き上げていると最後のトラブル。高切れだ120mほどの道糸が、錘、ヨリトリリング、仕掛けとともに海の藻屑と消えた。早潮でオマツリにも数度巻き込まれてガシガシされて痛んでいたのだろう。こればかりはしょうがない。

船中4-22。釣果9匹はこれらのトラブルがなければ2-3倍には伸びたろう。次々訪れるトラブルそのものを楽しんだ釣行になった。釣果は伸びなかったが、配る必要もなく、食すには適量だ。ヤリイカの身をスルメの肝であえる塩辛を久し振り楽しむとしよう。

ダイワ極鋭ヤリイカAGS167 + シマノフォースマスター2000 PE3号
後 シマノ1000SP PE2号
ヨリトリリング 後 中錘10号
11cm直結8本 11cmブランコ7本 錘150号