2019年4月30日火曜日

平成最後の名城と桜名所

石川島の桜並木
目黒川の桜並木
元号が令和に代わることになり、世間では「平成最後の・・・」が盛りだくさんだ。4月はほぼ毎週あちこちの城や桜名所を巡ってみた。思えばこれらも平成最後の桜ということになる。印象的なカットをまとめておく。

高輪の桜
石川島 3月30日
重工業発祥の地としても名高い石川島。周囲を桜が取り囲み毎年楽しませてくれる。海面に向かって下へ伸びる枝が美しい。

竹林院の桜
目黑川 4月1日
吉野山の桜千本
都内有数の桜名所。目黒川沿い両側に延々と並ぶ桜を眺めながらそぞろ歩く。ライトアップされた夜桜が美しい。

グランドプリンスホテル高輪 4月2日
吉野山の雨上がり
大和郡山城趾の桜
敷地内の日本庭園に桜が並ぶ。ライトアップの色鮮やかさが美しい。

吉野山 4月7日
桜三大名所の一つ。下千本、中千本、上千本、奥千本と何本あるねん状態。山の広範囲に広がる様が美しい。雨上がりに山が煙りたつ様も壮観。宿坊竹林院にある日本庭園の桜はライトアップされた桜が池の水面に映し出されて圧巻。吉水神社は必見。一目千本の眺めも良いが、源義経と静御前の逃亡、後醍醐天皇の南朝樹立、豊臣秀吉の花見など、時代を超えて宿した場所に踏み入れる。
河口湖の桜
佐保川の桜並木

大和郡山城趾と佐保川 4月8日
豊臣秀吉の弟秀長が整備した城。大阪城ほどではないにしろ、石垣の高さや堀の幅が荘厳で、天守台から見おろす桜並木が美しい。近くを流れる佐保川には、総延長5kmにも及ぶ桜並木がある。目黒川を凌ぐその規模と古都奈良ならでは静けさが美しい。

高遠城趾の桜
河口湖 4月13日
河口湖畔から富士を背景にした桜のカットを撮りに行った。標高があるからか、まだ5分咲きだった。忍野八海と新名庄川の桜はまだ開花していなかった。

高遠城趾を埋め尽くす桜
高遠城趾 4月19日
桜三大名所の一つ。武田信玄の軍師山本勘助が整備した城。もともと武田軍は城よりも人や戦術で強かったので、勝頼の代になると信長の大軍に一日と持たない。明治になって植えられた桜の密度が濃くて圧巻。広さの吉野山、濃さの高遠、というところ

上田城趾の桜
上田城 4月27日
真田の城。二度に渡って徳川軍を退けた昌幸渾身の造り。特に二次上田合戦で、秀忠軍3万8千を足止めさせて、関ヶ原に遅参させたのは有名。桜は散り始めていたが、昌幸、伸幸、幸村親子に思いを馳せながら散策。

桜の三大名所の二つはさすがに壮観だった。残る一つ、弘前城趾は令和の楽しみにしておこう。

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