2016年7月3日日曜日

派手と素朴 オニとヒト

納得の良型オニ
2016年7月2日(土)釣行 中潮
育丸 右舷トモ1番(右4、左4)
5:30出港 12:25納竿 13:00帰港
剣崎沖-館山沖 水深80-140m 波0.5-1m
曇り時々晴れ 濃霧 南後南西の風3-10m

オニカサゴ 4匹 23-30cm
マサバ 4匹 40-45cm
ゴマサバ 1匹 40cm
小型カサゴやサバのリリース多数

本日のお持ち帰り
月例仕立て。狙いは季節外れのオニカサゴ。しゃぶしゃぶが恋しい冬のオニカサゴは良く聞く。この暑い中、あの暑苦しい顔をみるのも一興だ。前回13年2月のオニカサゴ初釣行では小型を釣り過ぎ。成長に時間がかかる魚らしく大型には40年以上の確認例もあるらしい。今回は大型狙い、20cm以下は皆リリースと心に決めて出港。

季節外れで船長も釣果が読めないらしい。しかも良い凪になったが、濃霧で館山のポイントまで進めないかもしれない。というわけで、朝の小一時間ほどサバを釣って土産にすることに。一投目コマセを撒くと、後は置き竿にしていても喰ってくる。ゴマとマのサバが大中小と入り混じる。ちぎっては投げで、大きなマサバだけをキープし、該当しないものは皆リリース。そうしないとカサゴに用意した小型クーラーに入らず、持ち帰っても処分に困る。小1時間で十数匹もリリースしたろうか。5匹キープしたマサバの内1匹はゴマサバだった…

リリース前に撮った最初の小型オニ
以降20cm以下ばかりで、一考
霧が晴れるにつれて、南下しながら、転々とオニカサゴのポイントを探る。船中でポツポツ釣れていて、時々大型も混じる。俺にはなぜか小型ばかりでなかなかキープ条件をクリアするサイズを釣れない。数を釣っていればいずれ大型も混じるだろうと、釣ってはリリースを繰り返すが、10匹以上釣ってもかろうじて20cmを超えているのが2匹だけ。大型を釣った人の仕掛けを観察する。ふと、「あぁ、人と同じなんだ!」と直感して、仕掛けを変更。

大型オニカサゴ、丸一匹煮付け
装飾を変えた。派手と素朴の違いだ。中盤まで、海底に潜むオニには派手な仕掛けで目立たせたほうが良いと考え、大型タコベイトや大型ビーズをつけていた。キラキラ光るラメ入りのオレンジやグリーンやケイムラの、言わば都会的な装飾に、フラフラと見入ってかぶりついてしまうのは小型つまり若造だけなのだ。大型つまり年期が入るにつれて、そんな飾り物には騙されず、むしろ飾り気が全くなくて一見野暮ったいが、中身や心根が優しい素朴な田舎娘に心奪われるものだ。なるほど、オニも人も(ジャックも)同じかと、装飾を外して中身つまり付けエサの鮮度を上げたところ、納得の30cmを含む大型2匹を追釣。装飾とは別に、年をとっても中身のピチピチ度に誘われてしまうのも、オニとヒトで共通らしい…

釣果全てを料理店Nに贈呈。煮付けを出してくれた。高級魚オニカサゴの大型丸一匹煮付け。贅沢をつまみながら、ふと思う。年とは別にメスとオスで喰いつき方の違いも、オニとヒトとで同じなんだろうか。…これは、より奥深そうだ。そもそも、ヒトにおける女と男の違いを、未だによく理解できていないのだから…

ダイワ 極鋭中深場M205 + シマノ フォースマスター2000 PE3号
錘120-150号 天秤70cm 8-6号2m2本針