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GTは車高も座面も低い |
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メットとグローブはAMG製を貸出 |
11日(土)、
メルセデスベンツがドライビングアカデミーを開催するというので参加した。従来からAMGユーザー向けにサーキットでアカデミーを実施してきたが、一般向けには初めての試みだという。会場は茂原ツインサーキット。40台ほどの車種も年式も様々なメルセデスが集結すると壮観な眺めだ。
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先導車付サーキット走行は…遅い |
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自動駐車や自動ブレーキも実演 |
メルセデスのポテンシャルを体感してもらいたいという主旨で、フルブレーキングとスラローム、コーナリング、先導車つきサーキット走行を体験する。街乗りでブレーキをこれでもかというぐらい踏み込むことはまずない。フルブレーキングを体感しておくと、いざというときにも躊躇なく踏める。昔のABSは、ロックと回転の間隔が長くてガタガタと感じたし、横滑りもしたものだ。今のはその間隔も制動距離も格段に短く、EPSが車体姿勢もまっすぐを保ち全くぶれない。
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プロが駆るAMGに同乗すると
…やっぱり欲しくなる |
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参加者のドラテクはバラバラ |
スラロームでは足回りを確認。わずかなロールを感じさせながら、吸い付くような設定に感心する。コーナリングはドリフトなしだが、ブレーキングからライン取り、加速しながら抜けていく感覚を楽しむ。
慣れない参加者には、各インストラクターが無線でアドバイスをくれるのだが、いずれのセッションも指摘されることがなかった。サーキット走行はペースが遅いので、攻めたいコーナーの前で前車との間隔を広げて楽しんだ。事故されても困る主催者側の思いはわかるが、タイムアタックなどがあればなお楽しめたろう。インストラクターがドライブするAMGに同乗してそのスピード感を味わうのだから尚更だ。
晴れて暑かった。30数年前のポートアイランドや六甲山、環状線を懐かしく思い出す。当時の反射神経や体力、気力(いや無暴力か)は、今はもうなく退化した。だが、クルマの機能・性能の進化がそれを補って余りある。その進化に感心する貴重な一日になった。
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