2025年8月31日日曜日

テンヤで竜狩り初挑戦

タチウオ船団は接近戦
2025年8月30日(土) 釣行 小潮
育丸 左舷トモ1番(右4、左3)
7:00出港 13:00納竿 14:00帰港
横須賀沖 水深60m前後
晴れ 波0.5m 北の風1-2m

タチウオ 10匹 指3-5本

釣りを休止した5年前には、東京湾のタチウオは片天秤にサバ短冊で釣るものだった。当時大阪湾ではテンヤにイワシの釣法がはやっていて、面白そうだとは思っていた。いつのまにやら東京湾でもこれを取り入れ、今やサバ短冊よりも多いかもしれない。月例釣行会でタチウオを狙うというので参加、初めてのテンヤタチウオに挑戦することにした。釣具点Pには、なるほど各メーカのカラフルなテンヤがところ狭しと並べられていた。オーソドックスなものを購入、イワシの付け方やワイヤの固定法や巻き方などリサーチするのも楽しい時間だ。

釣友の抜き上げ
誘いを参考にする
釣り場は久里浜沖かと思いきや横須賀沖。猿島が目の前に見える。剣崎まで車で行って船で1時間かけて横須賀まで戻るのだから効率は悪い。だが仕立ての良さは人数が少ないことと、そのため、サワラ狙いの仕掛けも降ろして置き竿にしておけることだ。結局この竿は一度も反応なく、朝付けたイワシがきれいなまま納竿になった。船中一度のアタリはバラシに終わったが、他船では釣り上げていた。東京湾でのサワラ狙いも5年前にはなかったが、テンヤタチウオに食い付いてきて以来、流行っているらしい。外川沖でヒラメのついでに釣ったサワラ以来なので、実はこちらの方に期待していたのだが、まだ数が少なそうで、本格化した頃の機会に期待だ。

ドラゴン撮影忘れたので長男宅で
さて、テンヤタチウオ。仕掛けとエサは違うが、誘いは天秤サバと同じだ。ワンピッチジャークやストップ&ゴー、ただ巻きやタタキなど、様々な誘いやペースを思い出しながら、テンヤについたイワシを踊らせる。掛け方も同じで前アタリ段階での早合わせは厳禁。誘い続けて耐えて、食い込んだらあわせる。この日はただ巻きやそれに小さなタタキを加えた誘いによく反応するようだ。朝が喰いよく順調に釣れる。指3本の小型が多いのが不満だ。指4本も釣れたが、本来テンヤタチウオの醍醐味はドラゴン級の指5本のはずだ。日陰に逃れながらただ巻き置き竿で、船中まったりした中盤を凌ぐ。

小刻みなタタキで誘いながら巻上げていた終盤。前アタリなし。いきなり竿がひん曲がる!すかさず電動巻上げ開始。ややきつめのドラグ。それまで止められることはあったが・・・。今回は引き出される。これはタチウオなのか?緊張。この瞬間が釣りの醍醐味。ドラグを締める。竿でいなす。海面まで浮いた。デカい!サワラ用置き竿のラインと祭っている。かまわずラインごと抜き挙げる。船内で暴れるドラゴン。こいつは引きが違った。脱力。至福の時間。

8月も終わりだというのに酷暑で無風の船上での格闘を思い出しながらの帰路。脱水気味で、飲料水2本を飲み干す。持ち込む飲料水2本では不足だ。晴れる夏の日は3本にしよう。釣果の半分を長男Tに贈呈。始めて見て食すタチウオ。大型は手に余りそうなので、家庭用小型を渡す。もう半分を居酒屋Sへ。いつもニコニコ顔のマスター。クーラーボックスを開けるなり、「ドラゴンだね」と嬉しい一言。翌営業日に予約して帰宅。食すのが楽しみだ。

<テンヤタチウオ>
ソリッドマスター + シマノフォースマスター600DH PE2号
タチウオテンヤ50号

<サワラ>
シマノBJSアオモノ + シマノフォースマスター9000 PE8号
大型天秤 錘120号 育丸仕掛け3本針

2025年8月20日水曜日

イカ好きは酒飲みと・・・

投入器越しの朝焼け
2025年8月19日(火)釣行 若潮

喜平次丸 1号船 左舷トモ3番(左5、右6)

5:30出港 12:20納竿 12:40帰港
洲崎沖 水深170~220m
波1m 晴れ 南南西の風2~6m

スルメイカ 13杯 胴長25~30cm 

2隻船中 スルメイカ 0~24杯

船上干しは総じて評判が良いのだが、立ち飲み仲間がすこぶる喜んでくれた。やはり酒飲みには炙ったイカが合う。再び裾分けすべく釣果を調べる。芳しくない。小田原早川港は1桁の壊滅状態。長井港も似たような状況だ。洲崎港や布良港の南房総方面は釣れ始めているようだがまだ安定せず、遠くて気合いがいる。イカ船は少ない剣崎間口港もトップで20杯前後。通常その半数を釣れれば上出来だ。ツ抜けを目標に喜平次丸へ。

でかい飛鳥IIと併走
なるほど、群れが小さくて移動が速いのだろう。着底に間に合っても、多点掛けはほとんどなく、1杯ずつを丁寧に広う展開。朝からポツンポツンと拾って8時には9杯に。ダブルが一度あっただけだ。ツ抜けにあと1杯なのだが、ばったりとアタリがなくなる。船中空振り投入も多くなる。

土産は確保
ガイド修理した竿は好調。糸巻き追加したリールも元気だが、釣具店員が言っていたように、下巻きが入っているせいか水深表示が船長アナウンスよりも10~20m短い。さして支障にならないが、気にはなる。それよりもバッテリーの消耗が激しい。バッテリーもリールも残り1メモリを示す。高速巻きの連続の影響だろう。なんとか最後までもって良かった。充電を2回ごとにしていたが、毎回フル充電しておこう。

喜平次丸Webから
中盤は船長が懸命にイカを探すが、投入しても当たらず、船中まったりとした状況に。気づけば11時だ。はじめの2時間で9杯、その後の3時間はゼロ。釣りは海だけに波がある。着底と同時にズシッとした重み。ようやく来た久しぶりの重い巻上げ。あと20mで、ガタガタと竿が暴れて直ぐにバチンと仕掛けが切れた。今日2回目だが、アタリが少ない中なのでショックはより大きい。イカ好きなのは、酒飲みのみならず、サメもそうだ。

仕掛けの予備は潤沢にあるが、2個準備した錘がイカ好きにやられた。船長から一つ購入して、釣り再開。最終版にパタパタと追釣して目標は達成できた。トップ24杯だったので、ほぼ想定通りの結果だ。イカ好きへの対策は、肝臓薬を飲むか、潤沢な錘準備しかない。

シマノ イカ7スルメ直結120+B + シマノフォースマスター2000 PE3号
ヨリトリリング 中錘なし
14cm直結8本 18cm直結9本 14cmブランコ6本 錘150号

2025年7月27日日曜日

大分府内城

大分の中心部、かつて広大な城内は今はコンパクトに