2010年3月31日水曜日

一段一段、一杯一杯

2010年3月30日(火、休暇) 大潮
 
つね丸 7号船
城ケ島西沖 水深50m~70m
晴れ 北風10m のち 東風5m
波1.5m のち 0.5m

マルイカ 4杯 胴長 17cm~20cm
土日とも仕事。甲斐あって月曜のトップ会議は無事終了。リセットのために火曜に休みを取って釣行。今シーズン好調というマルイカ。前回(春の陽気と裏腹に)久里浜沖・剣崎沖だったので、今回は城ケ島西沖を選択。つね丸へは昨年9月(佐島デビュー)のマダイ以来半年ぶり。渡し船で本船に乗り込む風情が良い。平日にもかかわらず14名の盛況がマルイカ人気を物語る。左舷トモに着いてびっくり。この船はトモが一段高くなっており、まるで突き出しのように柵が膝程度と低い。それで空いていたのか?前半波風強くて不安だがなんとかなるだろう、とフローティングベルトを締め直す。

今回のテーマは竿先が折れた硬い竿でもアタリが取れるか。持ち込んだ二本の竿は、ともに7cmほど先端を折ってしまったので、はねるほど硬い。結論はその腕なし。アタリが全く取れなかったわけではない。がかなり見逃していたのは確実、スッテに残った墨を何度洗ったことか。波風のせいでもない、開始早々の強風荒波下で、しっかり2杯は掛けたから。小型のアタリが取れなかったわけでもない、胴長17cmを2杯掛けたのだから。いずれかの竿だけが極端に悪かったわけでもない、それぞれ2杯ずつ掛けたのだから。仕掛けがゴツくてアタリが取れなかったわけでもない、PE1.5号の道糸に直ブラまたは直結ブラだったから。要するに、明確なアタリか空シャクリで掛けたに過ぎず、サワリはほとんど見極められなかった。加えてアワセが遅いのだろう、引っ掛かりは感じるが乗せられず、乗せても浅いからか巻上げ中のバラシが多い。完敗。船中4~27杯でスソという釣果が全てを物語る。単に軽くて硬い竿なら良いわけではなく、先調子でも竿先のしなやかさが必要。新調してリベンジするか。

強風快晴のため空気が澄み、富士山と城ケ島の景色が良かったが、またもやマルイカにおちょくられた一日だった。二年前のマルイカ初挑戦はわけのわからぬまま3杯。二回目は忘れてしまったがツ抜けせず、今回は4杯。マルイカは苦手だ。思い出しながら刺身と沖漬けをつまんでいると、TVにバンクーバーオリンピック回想で有名女子スピードスケーターの言「なんで一段一段なんだろう…」。思わずつぶやいてしまった「なんで一杯一杯なんだろう…」。無言の上さん、視線がきつい。

BJSマルイカ直ブラM165+B(先折)、三咲ライトマスターII-180(先折)
ABU左巻き PE1.5号
直ブラ5本スッテ5cm、直結ブラ5本スッテ5cm (途中6cmも混ぜたが乗らず)
錘60号 夜光小田原型 (やはりスカリーより沈下は遅い)

2 件のコメント:

  1. 下船後寿々木丸の船長から聞きました。
    知り合いにダイワのテスターをやっている人がいて、その人達が来ると海の中のマルイカを、全て釣っちゃうんじゃないかと言う位釣るらしいです。
    竿は今時のカワハギ見たいな調子の専用竿、道糸はPE1.5号以下、錘は30号以下、仕掛は直ブラか直結。
    大きいマルは触腕で触ってから乗るが、小さいマルはイキナリ乗るらしいです。
    それもツノの方ではなくて、頭の方に乗るらしいです。
    そのノリを感知するには前述のタックルが必要との事です。

    その乗りに合わせを入れて掛けるらしいです。
    マルはヤリより美味いのだが、形が小さいのであまりやらないので、タックルの新調は気が進まないです。

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  2. kazuさん、コメントありがとうございました。
    そうなんですよね、一郎丸でも仲乗り兼ねた常連さん(?)が同様のタックル・仕掛けでポンポン釣っていました。竿先をプニプニさせて、こうでないと乗せられないよ、と。
    自分もずっしりしたスルメやヤリの釣り味のほうが好みなんですが、折れてないまともなLTがないので一本欲しいなーとも。専用竿物色中ですが、しっかし高いですねー。リベンジしたいような、ハマりたくないような…。
    また色々教えてください。釣行記も楽しみにしています。

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