2014年6月29日日曜日

梅雨空と夏空

2014年6月29日(土)釣行 中潮
主役は一番手前のイサキ
だが、40cmの大アジにかすむ
瀬戸丸18号船 左舷ミヨシ3番(左7、右7)
5:30出港 12:20納竿 12:40帰港
剣埼沖水深30m 波0.5m
小雨後晴れ 北西後南南西の風0-4m

イサキ 1匹 20cm
マアジ 11匹 20-40cm
ウマヅラ 1匹 30cm
カワハギ 1匹 23cm

「イサキはいらん」と言われて3年。今期も南房、外房の他、剣埼でも好調な様子。禁止するお上もいなくなり、3年ぶりに狙ってみる。小雨の中ピンポイントの釣り場に10艘ほどが、まさに肩を寄せ合うように船団を形成。一投目からアタリがあるがアジ。次もまたアジ。むむっ、イサキに喰わせるのは難しい。船中でもそれほど連れていない。アジも喰わなくなりまったりな序盤。

八景の船が船団に加わってしばらくした頃だから9時前後か、ポツポツと船中でイサキが釣れ出した。なんとか食わそうとするのだが、なぜかウマヅラやカワハギが釣れる。むむっ、イサキに喰わせるのは難しい。ひときわ大きな引き込みをみせて期待したが、やっぱりアジ。これは大きい。シャクリのピッチやストロークをあれこれ試して、ようやくポチンとイサキ。それらしきアタリが2度3度あったが、巻き上げ中にバラす…。

終盤は船中で沈黙。10時ごろから晴れあがり、すっかり夏の空。暑い。レインウェアの上を脱ぎ、しばらくして下も脱ぐ。Tシャツ・海パンは夏仕様だが、長靴だけ妙に浮いている。昨年キハダを釣らせてくれた中乗りさんとメジ・カツオ談義。カツオはともかく、今期もメジは定置網に入ってきていると。期待が膨らむ。結局イサキは1匹しか釣れなかったが、梅雨空と夏空を一度に楽しみ、気分爽快。

美咲ライトマスター180 + 幻風 PE1号
プラビシL40号 天秤30cm クッション30cm 1.5-1.75号3-3.5mウィリー3本針

2014年6月22日日曜日

小雨の相模湾

はら丸Webから。取り込みの瞬間
2014年6月22日(日)釣行 長潮
はら丸 5時船 左舷ミヨシ3番(左7、右7)
5:00出港 12:00納竿 13:00帰港
城ケ島西沖 水深90-130m
小雨 北北東の風2-4m 波0.5m

スルメイカ 17匹 胴長20-28cm

船上乾かず、家で干し直し
今週末も仕事。土曜に済ませるが、さすがにイライラしてきた。家事を少々サボり、日曜に3週間ぶりの船へ。スルメの模様が上向きなので、久しぶりにはら丸。まだ冷凍庫にストックがあるが、イカ禁止令を出す上さんもいないので、ついつい好きな釣り物を選択してしまう。

小雨が降っているが風がなく、波もない。群れが固まっていればドカドカ乗るのだろうが、丁寧にシャクっていないと乗ってこない。イカの移動も早く、長い流しもない。終盤雨が上がったので沖干し4枚作ったが、また降ってきて乾かず。終日派手さはなく最高で3点掛け。フォースマスターの2000番では力不足かと危惧したが全く問題なし。ポツポツの乗りで17匹。船中10-32なのでこんなもんか。

同僚Yさんに6匹、Iさんに3匹引き取ってもらう。久しぶりの釣行で、程よい疲労感。酒も美味く、よく眠れるだろう。このリフレッシュがなによりだ。

スルメイカ直結165+B + FM2000 PE3号
錘120号 18cm直結9本針 14cm直結8本針

2014年6月15日日曜日

開き直り

週末の二日が忙しい。掃除・洗濯・炊事・買い物など家事や仏事に一日取られるので、釣行は残る一日に当てるしかない。そこに仕事が入るともう融通が利かない。平日降り続いた雨が週末になって晴れあがり、今週末は絶好の釣行日和になった。にもかかわらず、だ。仕事が忙しい。金曜は出張、おまけに四夜連続の酒席が追い打ちをかけて、さすがに土曜はグロッキー気味。平日やり残した仕事をこなす必要もある。こうなるともう釣行は無理だ。

結局、家事・仏事の合間に仕事をこなしながら土日を過ごす。サッカーワールドカップブラジル大会の1次リーグ日本対コートジボワール戦を、積もったシャツとハンカチのアイロン掛けをしながら眺める。本田の先制ゴールは良かったが、内田・長谷部が決定機を物にできなかった前半中盤から敗戦を予感した。学生時代のサッカー経験から、いまだに1:0リードの危険状態を直感的に感じるのかもしれない。一見アドバンテージがあり心理的に楽になる。それが詰めの甘さを誘発する。追加点を取れれば流れを大きく引き寄せられるが、入らなければ焦りを生む。やがて攻守が空回りして迷いになる。同点に追いつかれると心理的な立場が入れ替わる。肉体的にもきつくなる。往々にして直ぐに逆転を許すことになる。そんなことを思い起こしていると、まさしくそうした展開になり逆転負け。これで1次リーグ突破はかなり難しくなった。それでも何が起こるかわからないのがサッカーだ。若い日本代表選手たちには、開き直って自由奔放なプレーをしてもらいたい。俺も開き直って釣りに出かけよう。

2014年6月9日月曜日

夏バージョン

ポメとミニダックスのミックス
無釣行の週末。金曜酒席で遅い帰宅。見越して土曜の月例仕立てには不参加。大雨だったのでどっちみち楽しめなかったろう。よく降る。この3日ほどで平年6月の雨量を超えて記録的大雨だという。キッチンの蛍光灯が点いたり消えたりするので、グロー管毎交換。扇風機を組み立てたが、雨で気温も下がり当面出番がないか。愛犬マーガリンをトリミングに連れて行く。夏バージョンにしてすっきり。最近厚いのか寝床に入らず床で寝ていたが、これだけ毛がなくなるとまた寝床に丸まった。待ち時間は釣具店で時間を過ごすが、これといって必要な物も欲しい物もない。

日曜は朝から洗濯・掃除を済ませ、あとは仕事を進める。週末にまで仕事したくないのだが、平日済ますことがなかなかできないものもある。この日も雨模様だったのがかえって救いだ。リフレッシュ感のうすい週末になった。来週末も釣行は難しいか。空模様次第だがやはり行ったほうが週明けの爽快感が違う。

2014年6月1日日曜日

良型マルイカはどこへ

マルイカを掛けられないので
途中ムギイカの沖干し作りを
楽しむ
2014年5月31日(土)釣行 中潮
瀬戸丸10号船 右舷トモ2番(左6、右6)
5:30出港 12:30納竿 12:50帰港
城ケ島南沖 水深40-50m
晴れ 西南西の風5-3m 波0.5m

マルイカ 3匹 胴長15cm
ムギイカ 12匹 胴長15cm

釼崎ではこの時期依然乗っ込みマダイをねらう船宿が多いが、土日は混んで大抵釣れない。アジやキスも今一出向く気にならない。ウィリーは釣れすぎた魚の処分に困る。イサキは6月から解禁になるが大抵初めの1週間は釣果が芳しくない。ヒラメも外川で6月解禁だが日曜に遠出すると月曜がつらい。浮き沈みがあるものの今シーズンはマルイカが総じて好調で釼崎沖でも再び釣れ出した様子。2週間前はムギイカと遊んでイカ続きになるが、他につりたい魚が見当たらないこともあって出かけた。

序盤からマルイカには悩まされる。アタリはあるが掛け損なう。アワセが遅いのだろう。足や吸盤だけが上がってくる。ムギイカは取り込めるのだが、今日の狙いはこいつらではない。マルイカに狙いを絞って誘う。船中釣れている型が小さいので、アタリを察知するのが難しい。中盤になんとか3匹掛けたが、終盤はばったり。アタリを見極められない、察知しても掛け損じの感触だけが残る展開で、結局15匹で納竿。船中2-52。

上手い人は竿の特性にあった誘いでアタリを感知して掛けている。固い竿ではタタキでイカに触らせず、止めて触った瞬間に間髪入れずにアワセ掛ける。俺も数年前に買った固い竿だが、この触った瞬間をなかなか察知できない。最近は柔らかい竿を使う人が増えてきたようだ。トップの人もそうで、ゆっくり引いてテンションの変化を察知してアワセ掛ける。竿が柔らかい分、イカが違和感を感じて離れるまでの間が稼げるという。竿やそれに応じた釣り方は年々進化して、小型のマルイカも数釣れるようになったように思える。逆に型の良いマルイカを見なくなった。このブログのマルイカ釣行を読み直してみると、2010年を最後に良型を見ていない。良型に成長する前の小型を釣りきってしまっているようになったのではないかと懸念してしまう。

はまれば楽しそうな小型数釣りだが、大枚はたいて竿を新調してまでそれを追求する気にはなれない。リフレッシュ目的の週末釣行。のんびりゆったり楽しむのが性に合っているようだ。そんな報告をしながら明日の誕生日を迎えられなかった上さんの仏前に小さなマルイカ3匹を供える。

バイオインパクトマルイカ165 + 幻風 PE1号
錘40号 直結ブラ5本ヅノ