2011年6月11日土曜日

至福の時


快調なマイ投入器。
床のマットに改善の余地あり。
 2011年6月10日(金、休暇)釣行 小潮
喜平治丸 8号船
剱埼沖 水深100-105m 波0.5m
曇り 南南西の風3-8m

スルメイカ 61杯 胴長20-25cm

群れを追って旋回する船がバックギアで急減速・停止。「はい、やってください」の船長アナウンスと同時に錘を投入、プラヅノが次々と投入器から発射される。イカ釣りの第一投はいつも期待にワクワクする。「70mから下。水深は105m」と続くアナウンスに従って、落とし込みで探る。竿先がかすかに浮いた。すかさずシャクル。ズシッ。乗った!興奮の瞬間。電動スイッチオン。巻上げ中に追い乗りを感じる。海面から直結仕掛けを手繰ると、水鉄砲で抵抗するスルメが2杯。すぐに第2投。ギシギシきしんだ竿から取り込む。ずらずら5点掛け。至福の時。今日は良さそうだ。

来週からの出張に向けて週末の仕事が確定。先んじて休みを取り久々の平日釣行。ならマダイをと考えたが、もうのっこみは終わったのか、この数日貧果だ。「ばあばが来るのにイカがなくなった」と上さん。「そりゃイカんな。ヤリは終わったからムギだぞ」と応じて、今季初のスルメイカ釣行。4時に船宿に着いたが先客は1名のみ。休日なら空席探しに苦労する時刻だが、楽々右舷ミヨシを確保。イカ釣り客6名と少なく、マダイ客はいない。船長の操船で5時半出船。若船長と仲乗りさん・見習いさんも竿を出す。

どっさり61杯。内20杯を沖干しに。
群れが濃い序盤に2-5点掛けを連発。至福の時を堪能し、9時までに40杯超。群れが散った後半は一流し一投一杯の拾い釣りに。沖干し作りにいそしむ。移動が速くなった終盤は探索時間も長く、空振りの流しが増えた。それでも終わってみれば61杯で自己記録更新。船中9-75の3番手。直結で通して仕掛けロストなし。潮具合をみて濁り潮用にスイッチしたが、乗り具合はどっちでも同じか。サバが消えた後半はブランコに変えたほうが良かったかも。自作投入器は前回に続きトラブルフリー。パイプ隙間へのハリス入り込み防止の改造も機能した。床に敷く滑り止めマットの突起にハリスが絡むことがあったのでカットしよう。イカの型は、小さくて物足らないことも大きくて硬いこともない、中型で柔らかい食べるのにちょうどよいサイズ。数、型、釣味、食味とも大満足な釣行になった。

マイロッド2マイリール1 PE3号、マイ投入器
ヨリトリリング、14cm直結8本(澄潮→濁潮)、スカリー錘120号黒

4 件のコメント:

  1. こんにちは、まーです。さすがですね、自作の投入器もいい具合で気分はサイコーでしょうね^^

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  2. まーさん、ありがとうございます。ノリノリで最高でした。低気圧接近前は良いって聞いたことがありますが、本当ですね。

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  3. 汐留の漁労長2011年6月13日 22:18

    ジャックさんイカ大漁おめでとうございます。
    いいですね~61パイはすごいです。
    スルメは、あのドッスンという感触がいいですよね~
    わたしは、イカはあまりいい思いをしたことがないのですが、はじめてスルメをかけたときに、思わずサバかア~といって恥かいた経験があります。
    まあ、私事ですが、生き恥をさらして生きているようなものですので。。。
    失礼しました。

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  4. 漁労長さん、ありがとうございます。
    中型ぞろいでしたが、それでもスルメのドカっとしたノリと多点掛けのギシギシ感にハマってます。始めたころに直結仕掛けを上下逆にセットしていて「それじゃー、掛らんっぺ」と船長や常連さんに大笑いされたことがあります。船上の恥はかき捨て、でいきましょう。

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