2012年5月20日日曜日

どうすんのん

持ち帰り釣果。…どうしよう、これ。
2012年5月19日(土)釣行 大潮
育丸 3号船 右舷トモ1番/船中7人
出船5:30 沖上がり12:30 帰港13:15
沖の瀬 水深70-80m 波0.5m
晴れ 南西の風0-8m

キントキ 1匹 30cm
メバル 2匹 23-25cm
オニカザゴ 2匹 20-23cm 
アカイサキ 2匹 23-25cm
シキシマハナダイ 1匹 23cm
ウマヅラ 4匹 30-35cm
育丸Webから。
仕立ての先輩メンバーがウマヅラの
トリプル!お、お見事。
ゴマサバ 6匹 40-45cm
ヒメやベラ リリース多数

月例仕立て。ノッコミ中だが、前回に懲りてマダイは候補にも挙がらず。3-4月には潮が速くて行けなかった沖の瀬五目に。快晴・べた凪。メインはメバルだが、大船長も「今時メバルに行く奴もおらんだろうに」と言う時期外れ。内心キントキ狙いで冷凍サバを持ち込んだが、船長も切り身を用意していた。「ウマが多くてオキアミはすぐに取られっけぇ」とのこと。


狙いのキントキにニンマリ。
育丸Webから。

イカ船団は見えるが、魚狙いの船は少ない沖の瀬。60m前後の中層反応を狙う指示ダナを探ると、デカいウマヅラがポツポツ。なるほど、いずれも船長の言うとおりだ。コマセを撒き過ぎるとゴマサバの猛攻、静かに待っているとウマヅラの猛攻、という展開。「どうすんのん、こんなもん」と、いずれもお好みでない上さんの声が脳裏をよぎる。底狙いにスイッチ。マダイでは散らしてしまうので禁じ手だが、五目でしかも仕立てならよかろう。底ではベラやヒメの猛攻。「どうすんのん」と上の声が聞こえてリリース。「喰えねぇかー?」と聞く船長に、「犬の餌にされるだけ」と応じる。ポツンと本命メバル。もちろんキープだ。これもお上には「どうすんのん」の部類だが、お隣さんの好物。ポツポツとアカイサキ、シキシマ。いずれも「熱帯魚なんか釣ってきて」の類いだが、それこそ愛犬達の好物だ。船長のサバ餌がなくなったので、持ち込みサバを大きめの切り身にカット。ひと際強い引きを見せたキントキに、してやったり。小型ながら初見参のオニカサゴのトゲをおっかなカット。いずれもお上には「ゲテモノ」扱いされる、かわいそうな高級魚だが、狙いどおりの獲得に満足な釣行。


あれこれどっさり。この日は
左舷・トモ寄りにアタリが多かった。
育丸Webから。
 帰港後船宿でラーメンを待ちながら、帰宅する別船グループに「マダイどうだった?」と聞いてみた。「船中2枚で…」との答えに、皆「やっぱりなー、土日はなー、釣り船・人のほうが多いしなー」と納得顔。他人の不幸を喜ぶわけではないが、ハズレの読みが当たると妙な嬉しさがある。マダイ回避は正解だったろう。

帰宅後、写真撮影に一匹づつ取り出す毎に、横で腕組みの上さんがつぶやく。「えぇー」「きらいや言うてんのにー」「うわー、その色」「熱帯魚やん」「また出た、サメ肌」「食べれるもんないやん」、そして「どうすんのん、これ」。やっぱり。「いらん分はお裾分けしたらええから」と話すと、「そうや、お隣さんが来客でちょうど宴会してるから」と丸ごと全部袋に詰めようとする。「キ、キントキとオニカサゴだけは…。サバも一本だけ」と慌てて救出。内心、メバルやサバはともかく、でかいウマヅラ4枚にアカイサキやシキシマはもらってくれないだろうとタカをくくっていたが、手ぶらで戻ってきた上さん。「お客さんの大好物らしくて、ウマヅラは煮付けにするんやて」と清々した表情。救出したキントキ・オニ・サバを捌かずチルドにしまう俺を見て、一言ご下問された「どうすんのん、晩御飯は」

マイロッド15 マイリール1 PE3号
天秤50cm、プラビシL80号、増し錘25号、クッション50cm、
1.7-3.5号 2.5-3.5m 2-4本針

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