2010年11月23日火曜日

釣座よりも腕が物を言う

2010年11月22日(月、休暇)釣行 
4時間の試行錯誤を経て嬉しい1枚
ムツ六WEBから

ムツ六釣舟店 28号船
久里浜沖 水深52m 大潮
曇り一時小雨 北東の風3-4m

マダイ 3枚 282-885g(38cm)
ゴマサバ、フグ、アカエイ、ソウダ混じる

「やっと喰ってくれたよー」と写真に収まったのが11時。右舷ミヨシ3番。飛び石の谷間に休暇をとって平日釣行にしたが、ムツ六は13名が乗り込む本船の他にもう一艘出す盛況。剣崎が休みなことも手伝った様子。朝からヒットするのは、かっとぶ潮の下になるトモよりがほとんど。船長指示は、3号8m1本針で、底から6-8mのタナ。早めに打ち返しながらまめに誘うが、ずーっとアタリがない。底を取りなおすと10mほども出るので相当吹き上がっている様子。低めにしないとダメだなと思っていると「5mにタナ下げて」と船長指示。それでも俺には当たらない。喰ってきたのはゴマサバ、次いでアカエイ。こいつはやたらと重くズルズルとドラグを引き出された揚句、反対弦とオマツリして船底に張り付いた道糸を船長に引き上げてもらう羽目に…。どうにもタイが喰わない、なんでだろう。

朝からポンポンと釣りあげているお隣トモ3番の常連さんに聞いてみると、2号ハリスを使っていると言う。喰い渋り用に用意していた2.5号8mも使ってみたがダメ。仕掛けを作る隣氏を観察していると5ヒロ取っており、8mよりも長めでもあるようだ。このまま手をこまねいていてもしょうがない、2号ハリスで5ヒロ(約9m)の仕掛けを作成。量規制のあるオキアミコマセのセーブに使っていたFLビシもLビシに変更。流される距離が短くなる。同じ80号の重さなら潮流の影響を受けにくい細身のFLのほうが立ちそうなものなのだが?実は重さが違うのかもしれない。(今計量してみると、FL311gに対してL335g。なるほどこの差だ。)さらに隣氏のコマセワークを観察、どうみても底から4mほどしか上げていない。長めの仕掛けで低いタナ、胴の間にもかかわらずトモを上回る釣果を上げる理由はこれだろう、と真似る。とたんにヒット、段引きにタイを確信、取り込んで思わず冒頭の一言。

数も型も伸ばせたはずだが
腕が及ばず
 12時を回ると潮が緩む。久里浜港の干潮が10時半頃なのでわずか5分ほどの沖でもこれだけの時間差を実感。タナ指示も6-8mに戻る。ミヨシ寄りにもアタリが出だす。フグも多くなり針のチモトからのハリス切れが頻発する。クサフグに似るが全身黒地に白い斑点がやたら多いいかにも喰えなさそうなフグでどうしようもない。めげずに針を結び直して続行。サイズダウンながら二枚追釣、裾わけ土産が取れてホッとする。

14時、血抜きにタイを絞めていると、隣氏が「入った!」と叫ぶ。見ると俺の竿が根っこからまっすぐ海に突っ込んでいる!竿を手に取る間もなくバチンと竿がハネ戻る。あーぁ、一発ハリス切れ。「タイなら相当デカかったのにね。」の隣氏に声なくうなずく。サルカンからハリスがすっぽ抜けていた。頻繁な仕掛け作りにパロマーノットが面倒になり深海結びにしたのがまずかったか。緩めではあるがズルズルではないドラグ設定がまずかったか。高性能スピニングよりもこの同軸電動リールはドラグの効きにムラがあることを確かめていたにもかかわらず…。いずれにせよ、あらゆることに万全でないと大ダイの顔は拝めない。
 
船中0-11、二番手10枚、船中54枚。一度も流し変えなしの久里浜スタイル。やはり平日だ(とは言え、別船は船中10枚と苦戦したようだが)。竿頭になった隣氏に下船後「教えてもらってようやく釣れました」と礼を言う。すぐ隣だったのだから腕さえあればもっと釣れる。要は状況に応じた仕掛けや釣り方をいかに見いだせるかだが、これが難しい。それに油断大敵も。数も型ももっと伸ばせなかったのは悔しいが、3枚の釣果以上に今日は良い勉強になった。気づけば、ここ2週間ほど続いていた肩こり・片頭痛も解消している。

シマノ BJSミヨシ40-255+B、シマノ電動丸1000SP PE3号
天秤70cm、クッション1m、プラビシFL80号のちL80号、2-5号8-9m1-2本針