2015年1月1日木曜日

初めての年末年始

旨くできた雑煮
次男K家族は毎年恒例で嫁Aの田舎へ。大晦日に出掛けて2か3日に帰るらしい。一人で気ままな年末年始になった。長男やKが居ない年も、いつもお上とは一緒だったので30年ぶりか、とふと思い起こす。所帯を持つ前、大阪環状や六甲、ポートアイランドにクルマで一晩中「初詣」していた頃も、その前に神戸や京都のディスコ(ってもう死語だな)に一晩中「初詣」していた頃も、誰かと一緒だった。さらに前は小学生で親と一緒だったな。ということは、50有余年の人生で初めてだ。もっと寂しいかと想像したが、孤独を感じない。もともと一人は嫌いでないのか。仕事上様々な人々との交流で(そうと見られないのだが)神経を使っていて、むしろ一人になりたいと思うことが多いからだろう。

山門の両脇にはでかい仁王像
大晦日はカニ鍋を楽しむ。Aが金なく迷っていたテレビ通販で買ったものだ。大型のズワイガニがどっさり届いたが、ワケありで割安だ。足が一本欠けたり折れたりしているだけで、身はぎっしり甘味もたっぷりで満足。野菜を求めてスーパーに出向いたが、「鍋野菜」と称して白菜、ネギ、シイタケ、ニンジンが切り揃えられたパックが、個々に買うより安い上に、余りに往生することもない。出汁も様々な味付けの物から好みのパックを選んだ。カセットコンロで出汁を温め、カニを入れて野菜を入れるだけ。便利な世の中になったもんだ。締めに卵雑炊。酒が進んで紅白が終わる前にコテン。カウントダウンしないと気が済まなかったのは、今や昔。

川崎大師ほどではないが
行列には閉口する
元日はおせちと雑煮。出来合いのおせちを始めてとってみたが、なかなかどうして立派なものだ。種類が多いのでバランスもよい。かつて縁起物も含めてひとしきり揃えるのを楽しんでいたお上も、近年は好きな数種しか作らなかったからな。雑煮だけは譲れない。大根・人参・蒲鉾の細切りに焼き餅を入れて、イクラをまぶしたすまし汁だ。イクラはバアバが送ってくれた。出汁を聞いておけばよかったのだが、見様見真似で作ってみた。全く同じではないが美味に仕上がって大満足。

帰った頃にはうっすら雪景色
例年行っていた近所の小さな神社への初詣。昨年は何度誘ってもお上は断り、結局行かなかった。また飲みだしたことがばれるのを恐れたのだろう。罰が当たったわけではあるまいが死んじまった。今年は曹洞宗總持寺まで出掛けてみることにした。戒名を得るのに選んだ禅宗だが一度もその寺に出向いたことがなかったので。大本山というだけあって広い敷地に大きな建物が点在している。本堂が650年祈念に向けて改修中なのが残念だったが、他にも荘厳な建物があり散策しながら、子供や孫が健やかに、俺は静かに過ごせることを祈って回る。慣れぬことはするなと言わんばかりに、やたら冷えると思っていたら雪が降ってきた。冷えた身体を甘酒で温める。帰宅に気付いた愛犬3匹のけたたましさが気分をそぐが、静かな清々しい元日になった。