2009年1月3日土曜日

2009年初釣り



1月2日(金) 中潮
喜平治丸 1号船
洲崎沖 快晴
凪 130-200m
ヤリイカ11本、20-30cm
スルメイカ1本、35cm


さっそく探検丸を試してみたいが、はら丸は親機を装備していない。積極的に使用していそうな栃木丸にしようかと迷ったが、イカヅノ監修で名を馳せるわりにはWeb記述が謙虚で、そのギャップに興味があった喜平治丸に初釣行。

サバ多く、かいくぐってもイカの乗り渋く、釣果は12本。2艘の高低で5-44本。トップは別格で多くは10-20本なので、こんなところか。以前写真掲載されたつり情報の同じ記者と同船。しょっぱなの巻上げにすっ飛んできたが上がったのはツノ2本に足のみ。巻き上げ速度が遅過ぎたらしい。ヤリイカは“中速で”とよく見聞きするのだが、その具合がどうもよくつかめない。笑いながら足をくわえるところをパチリ。後は撮影に足るシーンなし。探検丸は反応が楽しい。サバで真っ赤という船長のアナウンスが目視できるし、ヤリイカ反応が見えているときはワクワクする。腕が追いつかないので、釣果にはほとんど影響しないが・・・。

釣船船長には無愛想で口の悪い人が多く、それはそれで面白いのだが、喜平治丸の親子(?)船長はともに腰が低く口調も穏やか。初釣りは1時間ほど早上がりするのが慣例にも関わらず、釣果が冴えなかったからかサービス精神が旺盛なのか、1時間ほど延長して通常通りかむしろ遅い沖上がり。釣果の半分はこのラスト1時間に上げたものなので満足。民家をそのまま休憩所にしたような船宿の畳大部屋も情緒がある。お母さんと呼ばれる大女将のラーメンもうまく、若女将の愛想も良い。イカヅノをプロデュース・宣伝するビジネスライクな船宿を想像していたが、正反対のほのぼのさ。この一家の人柄が人気のもとなのだろう。また一軒、お気に入りの宿が増えた。


例によってヤリ刺身スルメ肝あえを作り、風呂へ。上さんに任せたイカイクラ丼を喰うとイカの身が厚い。「足を外してあるのがあったからちょうどいいやとそれ使ったよ」と。まだスルメとヤリの違いが見分けがつかないらしい・・・。ばあばが送ってくれた田酒(しかも高い特別純米酒)が進む。晦日の一口カツや元旦のマダイ塩焼きもうまかったし、ともに一家四人揃って食べれたし、平穏で嬉しい正月になった。

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