2009年1月24日土曜日

FFT

スルメイカ・ヤリイカが乗り乗り模様。束越えも出ている。準備万全、意欲満々で就寝。4時15分起床、念のため風力を確認。剣埼・洲崎・大島、いずれも10mを超える強風。波予報も伊豆諸島北部では3mから2.5mうねり伴う、と。4時半の最新状況まで待ったが好転しそうにない。これぐらいなら出船はするだろうが、釣果も良くない上に船酔いするのが関の山。昨年釣りを始めたころはヤリイカを釣りたくて風のことなど気にせず出かけ、出船中止でとんぼ返りや出船してもしがみついているのが精一杯なこともあった。ゴルフで高い金払って大たたきしストレスを高めるのに等しい。湾内は穏やかそうだが、アジは先週行ったし、タイは厳しそう。今日はやめておき、やや好転しそうな明日に賭けよう。

以前ネットを眺めていると、FFTという単語が目にとまった。藤森フィッシングタックルという釣具店で、イカ釣りが高じて釣具店を経営しているらしい。Webもない個人経営だが価格もリーズナブルとある。そう言えば栃木丸だったかのWebでFFTを目にしたことがある。知る人の間では相当名の通った人・店らしい。場所が思いのほか近い。1月12日に行ってみた。イカ用品の他にも深場物が所せましと並べてある。イカヅノを眺めながら、仕掛けづくりに精を出していた店主に聞いてみた。「藤森さん、ヤリイカ用のツノお勧めどれですか?」「どこに行くかにもよるけど・・・、洲崎か沖の瀬?じゃあオーロラをお勧めしています。」見てみるとピッカピカ針。な~んだいつも使っている奴じゃんと思いながら、蛍光灯にかざしてみると虹色に光る。「あぁ、これ、普通のとは違うんだ。」に、「試してみてください、ノリが違いますよ。」と。思い出した、効果抜群と投稿があったのはこれだ。量販店には置いていないが、価格も普通のものと変わらない。試しにと7本購入。

「ハリスでノリが違うものなんですかね?」と水を向けると、嬉しそうに語ってくれた。「何度も検証してハリスは白濁して乗らなくなることがわかったんです。あくまで透明なものの開発をメーカに掛け合ったが、DUELしか応じてくれなかった。試作を繰り返し3度目にようやく納得できるものになったんですよ~。」イカスペシャルが発売されたのは知っていたが、この人が開発したものだったんだ。「マダイ用の赤いのが見えないだろうとイカにも流用してたけど、言語道断なんですね?」に、笑いながら「白、黒、ピンク、茶、色々実験したけど、イカには透明が一番。」と。釣りや仕掛け談議になると楽しくてしょうがない様子。語り口からも、営利主義でなく純粋に好きで店をやっていることがわかる。技術者のはしくれとして、開発者の話は販売員のそれよりはるかに素直に納得できるし、楽しい。「イカ釣りには改良の余地がまだまだたくさんあると思いますよ。」と、話が止まらない。どうやら、シマノのリール、イカスペシャルもこの人の開発らしい。ハリスイカスペの5号、3号も購入し、「また来ます。」とその日は切り上げた。

そのイカヅノとハリスで作った仕掛けも準備万全。明日は試せるか?