2014年5月3日土曜日

想定通りの展開

2014年5月3日(土)釣行 中潮
育丸 → 丸重丸 右舷胴間(右3、左3)
5:30出港 12:30納竿 12:45帰港
城ケ島西沖水深40-50m → 剣埼沖水深20-30m
曇り後晴れ 南西の風0-5m 波0-0.5m

マルイカ 0
カサゴ 15匹 17-25cm リリース&贈呈
ベラやトラギス リリース

月例仕立て。間口や江奈港のほとんどの船宿がマダイ狙う中、敢えてマルイカを狙うという。毎年GWにはマダイを狙うが、船も釣り客も多くてあまり釣れないし、コマセマダイは退屈だというのがその理由。マルイカは今シーズン深場で釣れた後浅場ではムラが大きく、今はほとんど釣れていない。しかもイカ釣りを看板にする船宿ではないので、チャレンジャーというより無謀だ。皆承知しているので、保険にカサゴとのリレーにするところが、この仕立てメンバーの楽しいところだ。

城ケ島南沖からマルイカの群れを探しながら西進すのだが、案の定見当たらない。北進して亀城根を目指すと、霧か霞か靄か、ともかく視程が20m有るか無しかに。360度白い空気に囲まれて陸地は全く見えず、視界にはべた波の水面だけ。まるで早朝に山奥の池に迷い込んだような幻想的な雰囲気に。こうなるとイカを探すどころか他船とぶつからないようにするのに精いっぱい。遊覧船どころか、幽霊船の様相に。結局4投しただけでイカの顔みず、9時ごろ剣埼沖に引き返す。不思議なことに、城ケ島の西では靄で曇り肌寒いが、東では晴れ渡って心地よい。

カサゴを狙うのは初めてだが、アカムツと同様に底をトレースすれば、ポツポツ釣れる。水深が浅いのでアタリもわかりやすく、頻繁なので飽きることがない。ところがその半分も掛けられない。即合わせしてみたり、一呼吸おいてみたり、じっくり喰いこませてみたり、とあれこれ試して楽しむ。が、これが正解というのが結局わからず。都合15匹釣り上げたのだが、型が小さいのでほとんどリリースし、まぁまぁサイズ3匹は持ち帰ってもしょうがないのでメンバーのMさんに贈呈。船中では30匹クラスも釣れていたので、タナなり誘いなりなにがしかコツがあるのだろう。針掛りと併せ、たかがカサゴでも奥は深いということか。

マルイカは沈黙・カサゴを楽しむ、という想定通りの結果に、ラーメンをすすりながら皆笑う。結局クーラーボックスを汚すことなく帰宅。出港帰港が早くなって気分的に楽だ。洗濯・風呂・釣具清掃を済ませて、まだこのブログも書ける。過去ログを眺めると、カサゴを持ち帰ると「嫌いやのになんで持って帰ってきたん?」と言われ、持ち帰らなければないで「何やってきたん?」と言われた日々が懐かしい。

シマノ バイオインパクトマルイカ165 + 幻風 PE1号
マルイカ: 錘40号 直結+直ブラ5本針
カサゴ: 錘25号 3号95cm 2本針

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