2016年1月23日土曜日

客も船長も場数

平日にもかかわらず二艘出す盛況
2016年1月22日(金、休暇)釣行 中潮
喜平治丸 3号船 右舷3番胴間(右5、左5)
7:00出港 14:00納竿 15:00帰港
沖の瀬 水深80-120m 波1.5-0.5m
晴れ 北東の風10-3m

ヤリイカ 22匹 胴長25-30cm

16年初釣り。23日は雪になる予報に、荒れる前にと休みを取った。「今年もよろしくお願いします」と喜平治丸の女将さん。年末も現れず年始もこれが初めてだと、よく覚えているものだ。「遅くなっちゃったなー。今年もよろしく」と応える。船長は会合とやらで宿にいない。8号船はマキオ船長、3号船はヒカリ船長の操船。若い兄弟船だ。大船長も大女将も健在で三代で揃って船宿を運営するのだから、苦労もあろうが、はた目には羨ましい。

赤いクーラの上
だと真っ赤になる
かつて大船長操船の三号船で上乗りして鍛えられていたヒカリ船長。操船するようになってまだ一年ほどか。親父譲りの説明は丁寧で、若いのに操船は慎重だ。マキオ船長が親父同様イカを追って急発進急旋回急停止し即投入させるのに対して、探索時間が長い。少しでも大きい群れを探しているのだろう。長井、三崎、剣崎、勝山や遠くは八景や茅ヶ崎から集まったイカ釣り船。多くは探索に時間を割いているから、この日は群れが小さく早いのだろう。足切れ等もあり顔を見るのに五流しほどかかったが四点掛け。慎重だが船長は群れを捉えている。後は釣り客の腕だが、この日の3号船はそう慣れた人々ではなさそうだ。イカ釣りは仕掛けの扱いを見るだけで経験の深浅が分かる。操船で船長の経験の多少もわかる。

朝方の強風で波も結構あったが、胴間だったのが幸いして上下動が少ない。後半は直結でもポツポツ追釣して、結局22匹のヤリイカ達と戯れ満足な初釣りに。多すぎるので帰宅後RさんやNさんに引き取ってもらう。2艘の上下で5-60匹。トップは8号船の熟練。船長の操船と腕の立つ釣り師の組合せでないとこれだけ釣ることはできない。一人抜きんでていたようでこの日は8号船でも20杯代が多いという。Webの釣果情報には乗らないので、ラーメンをすすった帰りがけ女将に「3号船の上下は?」と聞いてみた。メモを見ながら「下が5で1桁も結構いるけど、上は22」の返答。「おお、そりゃ俺だ」と3号船トップに上機嫌で帰路へ。ヒカリ船長はこの日の結果には満足していまい。場数をこなして、親父や兄貴のようにメリハリの効いた操船でいずれ剣崎を代表するようなイカ釣り船長になるだろう。

ダイワ 極鋭ヤリイカAGS167 + シマノ フォースマスター3000 PE3号
ヨリトリリング 錘120号 11cmブランコ7本針 11cm直結8本針

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