2010年9月5日日曜日

釣りバトル第17戦 魚釣るなら船長を釣れ

マアジ41匹、中型金色で食べ頃。
右はサバ。細くてリリースサイズながら、
バアバに送るからキープと上さん。
2010年9月4日(土)釣行

忠彦丸 3号船 LT午後アジ
南本牧沖~磯子沖 水深15~20m 若潮
晴れ 東の風2m 波0.5m

マアジ 41匹 20-25cm サバ混じり
上さん 同4匹 20-23cm サバ混じり

先週末は先輩宅でBBQ。前回同様、楽しかった。イナワラ、ヒラメ、メジナ、アジを持ち込み、全ストックがなくなった。「久里浜でマダイが釣れ始めた。スルメは相模湾がダメだが南房で釣れてる。今週末はどっちにするかなー」と思案していると、「アジがいい。忠彦丸で。」と上さん。船宿指定は珍しい。金曜に飲み会があったので、土曜の午後船に。9月だというのに真夏日。暑い。

受付で座席ボード上の船長顔写真にニマニマする上さん。なるほど、お目当てはアジではなく、若いイケメンT船長らしい。いい年こいて…、は危うく飲み込む、反撃が厄介だ。乗船し左舷ミヨシ2番にクーラーを置くやいなや、そそくさと操舵室に向かう上さん。「今日はよろしくお願いします!」と元気いっぱいの挨拶。いつもは促さない限り挨拶などしないのだが…、とおかしみがこみ上げる。「笑顔がかわいい~❤」とルンルン気分で準備。「仕掛けも絡まずエサ付けも一発…。今日はいいとこ見せられそうな気がする。」と操舵室を見やる。その様子に俺もとうとう笑ってしまう。「わっはっはー、がんばんなー」とごまかすが、内心、そんな邪念を持ってできるほど釣りは甘くねー、だ。「いつもの竿は柔らかすぎてコマセが上手く撒けない」といっぱしの上さん。「じゃあ俺がそれを使って、竿の違いでなく腕の違いだと証明してやろう」と、硬めの竿を使わせる。

喰ってこない小柴沖を早々にあきらめたイケメン船長、南本牧沖のポイントに移動。コマセ撒き役の左舷ミヨシ1番だが、まずまずの23cmを釣りあげる。「型見たよー」のアナウンス、船中1号はいつも気持ちいい。以降投入毎にポンポン釣れるが、船中ではポツンポツンな様子で、上さんにもアタリがなく「なんで、あんたばっかりー?」。潮が緩くて喰いが悪かろうと、俺は1.7号ハリスを使用。細いハリスが奏功しているのかもと、上さんの2号ハリスと交換させて、確かめてみる。ビンゴ。上さんにアタリ、俺にはアタらない。仕掛けのストックは2号以上ばかりなので、1.5号を船上購入。以降入れ食いモード。様子を見た船長は錨をおろして、このあたりのLTアジでは珍しい掛かり釣りに。終わってみれば、船中3-41の竿頭。

仕掛け交換後、相変わらずの手前マツリで1時間を要したものの、4匹+サバを釣り上げた上さん。灼熱の中でマツリ解きを繰り返したからか、目がうつろに。仲乗りさんに促されて、船室で休憩。「この船はエアコンついているから、すぐに良くなって戻りますよ。」と仲乗りさん。「すんません、ありがとう」とだけ応じる。爆睡して戻らないであろうことは、余人にはわかるまい。帰港して下船のドサクサに紛れて船室から出てくる上さん。珍しく起こさずにすんだかという思いと、バツ悪そうにコソコソする様子とに、ひとり爆笑する。

帰路、シロギス大会でゲットの食事券を使える割烹寿司店で夕食。高級感漂う店ながらリーズナブルな価格で旨い。沖上り後のビールが美味い。寿司が冷酒を誘う。運転は上さんに任せられるので助かる。「エエとこ見せるどころか、めっちゃカッコ悪いとこ見せてもた…」と上さん。「動機不純で釣れるほど甘くねー」は全く聞いていないのだろう、「でもな、操舵室の後ろやから、起きた時に船長の足がすぐ近くに見えてん、締まっててカッコ良かったー。アジはすぐ配るからまた行こな。今度こそエエとこ見せるねん。」 俗に「魚釣るならまず船長を釣れ」と言うが、…これは全く意味が違う。ま、釣りの楽しみ方、ひと様々。

シマノ BJSライトゲーム64 155I+B18、ABU 5500C PE3号
貸し天秤、貸しビシ40号、貸し輪ゴム20cm、2m 1.7~1.5号 3本針

上さん
シマノ BJSマルイカ直ブラM165+B、アルファタックル 船100PH PE1号
貸し天秤、貸しビシ40号、クッション30cm、2m 2~1.5号 2~3本針

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